俳優。歌手。 1940年静岡県富士宮市生まれ。東宝芸能学校出身。 ロカビリーブームの際には「ツイスト男」として知られる。ヒット曲は「ツイストNo.1」(1962年)。
2003年、第三十八回紀伊國屋演劇賞 2005年、第45回 ACC*1 CM FESTIVAL演技賞(作品名「コンコル道を往く者」*2)
*1:(社)全日本シーエム放送連盟
*2:静岡県のパチンコチェーン「コンコルド」のCM。藤木扮する「先生」が、同じコンコルドの常連であるDQN達に道を説いてゆく連作CM。
藤木孝主演の歌謡映画で、永六輔と中村八大コンビによるヒット曲を歌うシーンが売り。だが主役より、売れない作家・上原謙と沢村貞子夫婦、宿敵同士の飯田蝶子とトニー谷、心配になる露出度の若林映子とシックな草笛光子姉妹の魅力が勝ってしまう。沢村が「キッスで殺せ」を読んでいたり、豚の鳴き声をオナラと間違えたり、クスっと笑えるギャグ満載の快作。 (シネマヴェーラ渋谷ホームページより引用) 監督:川崎徹広 出演:藤木孝/若林映子/上原謙/飯田蝶子/草笛光子/沢村貞子/トニー谷 面白かった! 自称画家で歌手、うさんくさい品を売って生活している、だがどこか憎めない藤木孝の恋模様、そして三軒のボロ家の立ち退きの顛末…
無軌道な若者たちの蛮行をドライに描いた映画『狂熱の果て』(1961)。テレビ『帰ってきたウルトラマン』(1971)や『ウルトラマンエース』(1972)、『恐怖劇場アンバランス/仮面の墓場』(1973)などの名匠・山際永三監督のデビュー作である。長らく行方不明だったが、2018 年に国立映画アーカイブでネガが発見されたという。
斎藤洋介 さん 俳優。 1951年(昭和26年)7月11日、生まれ。2020年(令和2年)9月19日、死去。 訃報 斎藤洋介さんが死去 俳優 (写真=共同) :日本経済新聞 俳優 斎藤洋介さん死去 69歳 | おくやみ | NHKニュース 俳優・斎藤洋介さん死去 個性派の名脇役、69歳:時事ドットコム 俳優の斎藤洋介さん死去 69歳、「人間・失格」など :朝日新聞デジタル 俳優の斎藤洋介さんが死去 69歳、名脇役として活躍 | 共同通信 藤木孝 さん 俳優。 1940年(昭和15年)3月5日、生まれ。2020年(令和2年)9月20日、死亡しているのを発見された。 訃報 俳優の藤木孝さん死去 8…
藤木「役者は、本番の前にリラックスするために天気のこととか話して本番にパッとできるタイプと、そのずっと前から集中するタイプがいます。ぼくは不器用で、後者のタイプ。(共演者と)あまりお話が弾まない(笑)。
『瀬戸内少年野球団』(1984)、『少年時代』(1990)などで知られる篠田正浩監督は、60〜70年代は『美しさと哀しみと』(1965)、『心中天網島』(1969)といった作品での実験的な演出により時代を牽引するつくり手であった。その初期作品『乾いた花』(1964)は、石原慎太郎原作によるクールなノワール。
再演 すま けい・ さようなら、そしてこんにちは 幻劇場 ブログ始めて投稿の内容を試行錯誤しながら 入院中の事が強烈に思いだされる日々 喪失感の中で すま けい 思い出 思いつくまま ああ、もうすぐの様 すまけいの2009年秋 映画「こつなぎ」と「銀座浪漫派物語」の前のインタビュー記事より 。 長い俳優生活で、いろいろご厚意をいただきながら何のお礼もしていない、そんな心苦しさを覚える人が俺にはたくさいるんです。その代表的な人が・・・ 語りの作品 心に残る作品 豊かさを享受して来たわたしたちにとって、地域の自然と共に暮らす人々を記録したこの映画の「山は誰のものか?」「生きるとは?」という問いかけ…
傑作 ロカビリー映画。トニー谷でラーメン屋の店長で裏で不動産の立ち退きに関与していたり、藤木孝が大家のおばあちゃんの金魚を食った猫の飼主の養豚場の主人に恐喝しに行ったり、恐喝のかたに貰ってきた豚と一緒に渋谷のライブハウスでロカビリー歌手としてデビューしたりと、暴走族hiphopサザエさん映画みたいなお洒落な映画でした。最初 藤木孝が番匠の明日の夢が溢れてる。の三田明か?と思ったけど、こういう爽やか系の不良っぽい顔の歌手がバイクや車を運転しながら優雅に歌うシーンが多いミュージカル映画に、菅原文太とかトニー谷みたいな怖いおじさん顔系俳優が地元のスナックのママと不倫してたりしながら絡む50sミュージ…
◎病棟日誌 R060521 「さっぱりな日々」 この日の計量は介護士のバーサン。 七十台でしか分からぬような「懐かしいあの人」の名前を言うことにした。 「お名前は?」 「藤木孝です」 「うーん。誰だっけ?」 「ほれ。ロカビリー歌手で、後に悪役俳優になった。水戸黄門にも散々出てたから、名前を思い出せなくとも顔は分かるはず」 と、知った風なことを言うが、さすがに当方でも歌手時代のことは知らない。昭和四十年台から五十年台には、テレビや映画で主に悪役だった。 藤木さんは数年前に亡くなられていると思う。昭和を彩った俳優さんだ。 ベッドに座っていると、オヤジ看護師のタマちゃんが問診に来た。 「あれ。頭がさ…
三人姉妹「ピンクタイツ」が繰り広げる恋とショウビジネスの世界──。井上梅次監督お得意のミュージカルもので水谷良重、倍賞千恵子、鰐淵晴子が各々の魅力を発揮。チャーミングな歌と踊りが存分に堪能できる。 (ラピュタ阿佐ヶ谷より引用) 監督:井上梅次出演:鰐淵晴子/倍賞千恵子/水谷良重/有島一郎/佐田啓二/吉田輝雄/根上淳/藤木孝/穂積隆信 やっぱり井上梅次のミュージカルもの、最高だな。 親父の有島一郎はいまでは冴えないマジシャンなんだが、三人の娘のマネージャーとして一儲け。娘と歳の変わらない愛人に愛人にいれあげている。そしてワンマンぶりに腹を立てた長女水谷は出ていき、鰐淵は死んだ母の夢を追い、バレリ…
2023年に観た演劇(計26本、その内配信が1本)のまとめと感想 年間ベスト3 1位:マチルダ 2位:アナスタシア 3位:SHINE SHOW!今年は、バンズ・ヴィジットやチェーザレも含め、ミュージカル豊作の年だった。 マチルダは原作のシニカルな視点を含めての舞台化で子役の熱演も含め、大変良かった。私が機能不全家族を扱った作品に弱いのもある。 アナスタシアはCOVID-19の流行で一度観る予定が消えてからの念願の舞台。盤石なキャスティングで父権からの解放を描いていたと思う。 SHINE SHOW!は、カラオケ大会を舞台にしているだけあって、歌の場面でのカタルシスがあるのと、とにかくずっと薄っす…
以上、『踊りたい夜』(松竹大船1963:井上梅次)より 『踊りたい夜』(松竹大船1963:井上梅次)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「月丘夢路 井上梅次 100年祭」特集の1本。310円。 踊りたい夜(98分・35mm・カラー) NEW(ニュープリント) ナイトクラブで踊るダンサーの三姉妹(水谷、倍賞、鰐淵)は、不甲斐ない父親(有島)をマネージャーとして、恋愛や哀しみを踏み越えてステージで輝く。『ジャズ娘乾杯』(1955)、『お転婆三人姉妹 踊る太陽』(1957)に連なる三姉妹のミュージカル映画。井上は「俳優自身が演技とムードを持って唄え踊れること」を重視した…