Astechno の hikokiphoto

飛行機写真を主に旅行関連の情報などを掲載しています。

今年も第3四半期が終了

厳しかった2024年の夏も終わり今年も最終コーナーへ

“光陰矢の如し“ とはよくいったもので、自分のように既に仕事の一線から退いた暇な人間にとっても時が過ぎるのは早いと感じる。 もっとも歳をとるとこの傾向が強くなることは承知しているものの、なんとも言えない焦りを覚えてしまう。

 

技術向上を目指す流し撮り

飛行機旅行が好きで始まった航空写真の趣味も年を追うごとに深みにはまってしまっており、当分(死ぬまで)沼から抜け出せない見通し。今年はまだ海外遠征は台湾に2回行ったのみであるが、冬場の沖縄、羽田には3回、成田へも2回ほど行っている状況。さらに車で山陰方面へも春と夏に出掛けている。 福岡へはまだ今年出かけてないのでそろそろ。。。などと好き勝手に考える日々。

 

大阪市内のビルから撮影した飛行機

純粋に飛行機を綺麗に撮影することを求めるのも素晴らしいことだが、これからは記録的な写真とは別に飛行機を絡めた作品としての写真をもっと追求していきたいと考える。 幸い、今の時代はSNSという媒体があるので、写真コンテストへのエントリーや個展を開かずとも不特定多数の人に自分の写真を見てもらう機会があり、なんとなく反応を見れるのでちょっとしたやり甲斐もある。

表情豊かな空に飛行機のアクセント

 

暗闇に閃光を放つ飛行機

これからしばらくの間、気候も良く屋外活動も快適に過ごせると思う。飛行機写真だけではなく、たまには街中をフォトウォークしたり、神社仏閣を訪ねて写真を撮る機会も増えるだろう。 このブログでは飛行機写真、カメラ、旅行関連をテーマにしているが別のブログではそうした写真以外のものをあげてゆきたいと思う。

 

先日訪ねた奈良の室生寺五重塔(国宝)

それにつけても、趣味はお金がかかる。特にカメラ機材はこの数年各社の値上げもあり結構資金的には厳しい。手に入れたら長く使えて、比較的リセールバリューもあるが、現役ではない自分にとっては他のこともあり限度も低い。 とはいえそうした「物欲」もないと生きてる意味もないのでちょっとしたモティベーションになる。

 

 

2024年、残り3ヶ月。あまり無理せず(出費を抑えて!?)できるだけいろんな場所へゆき写真を撮ってブログに残したい。

 

JAL 日本航空 国際線航空券

 

午後の関西空港で飛行機撮影

関西空港で飛行機撮影する時は大体午前中から昼頃が多いが、今回は午後にやってきた。3連休最終日でこの日の関空展望デッキの駐車場は午後3時でも70%くらい埋まっていたのでおそらく午前中はもっと多かったかもしれない。

秋分を過ぎて夕方の陽光が変わってきた

9月に入って猛暑続きだったが秋分の日を境にめっきり空気が入れ替わった感じで、この日の展望デッキでも日差しは強いが爽やかな秋風が吹く快適な撮影環境だった。そのためか、この日は夕方だが北風運用になっており、展望デッキからは離陸していく飛行機を捉えることに。

STARLUXのA330neo 今年の夏はこの飛行機に初めて搭乗した。

太陽が西に傾くこの時間だと逆光になる午前とは違い、ほぼ順光に近い感じで撮影できるので、写真撮影としては良い時間帯だと思う。

 

t-way航空のA330。バックの青空に紅い主翼が映える。

中国南方航空A330

ターミナルから出てきや四川航空のA321-neo

羽田行きANAB767-300ER (WL)

Viet JetのA320-ceo

AIR SEOULのA321-ceo。 ターミナル付近は逆光になってしまう。

PeachのA321LR。 台北行きか?

HK expressのA321-neo 新しい機体はピカピカ

AIR BUSANのA321-neo  アジアのLCCはこの機体の採用が目立つ

少し陽が傾きかけたところ。広い空港だが朝のようなラッシュはない

関空のこの時間帯はそれなりに便数はあるが、大型機は少なく、中国、アジア路線の中小型の機体が多い。もう少し遅い時間になるとエミレーツA380など大型機を見ることもできるが今回はそれを待たずに退出したので次回の楽しみとする。

CATHAYのB777-300ER がスポットイン

TGの A350-900もBKKから到着。

CATHAYのB777−300。 RRエンジン搭載した古参。まもなく引退か。

帰り際にCathayのB777−300が離陸するところを捉えた。この飛行機は初飛行から26年経過した初期のトリプル。ANAにも国内線用のB777−300が同様の年数で現役で活躍するが、恐らくこれもあと少しで次世代機にバトンタッチすると思われる。

 

来月も天候が良い日に撮影に来ようと思う。

 

 

”イケメン” Boeing 787 の魅力

2011年にANAが世界に先駆けて導入したBoeing 787。 今では世界中でその優雅な姿を見ることができる現代を代表する旅客機となった。

ANAがローンチカスタマーとして導入して以来、現在まで国内線、国際線用合わせて85機所有している(一部はAirJapanへ移籍)。 この機材の一番のウリは何と言っても燃費性能で、これまで中型機では届かなかった距離も飛んでいける能力があることで、運用の機動性が高いことではないかと思う。

ANA傘下のAirJapanに移籍した機材 JA803A

見ている側からしてもその美しい機体デザイン、翼のシナリは写真としても絵になる。また、エンジンの静かさは機外でも、機内でも実感できる。

JALも現在、国内線には4機保有するが、国際線には41機(ZIPAIR移籍を含む)保有しているくらい、国際線主力機となっている。

JALの国際線主力機材のB787−9

JAL傘下のZIP AIR。今後新規で10機追加導入する予定。

機動性が高く、燃費性能に優れていることが中長距離路線を持つLCCにとってメリットが大きく採用する航空会社も保有台数を増やしている。

 

B787には現状、機体の大きさで3種あり、ANAは国内線、国際線でこれら3種を導入している。エンジンも2種(RRとGE)があるが、ANAはどちらも保有している状況。

スタンダードと言える787−8。 時には国際線仕様機も国内線に入る。

ANAの場合、コロナ禍で国際線需要が落ち込んだ時に国際線用のB787−8を国内線にも充当することが増え、現在も時々国際線仕様機材が国内線にも入っていることがある。78Mという記号がその機材で、ビジネスクラスシートがプレミアムクラスとして使われるので、ちょっと得した気分になるだろう。

国内線用のB787−9 座席には個人用モニターはない

導入から10年以上経過し今では初期の機体では機内設備の面で少し古さが感じられる。国内線でもJALが導入するB787−8は全席個人用モニターが設置されているなど、できるだけ早く装備のアップグレードを望む声もあるが、機内Wi-Fiが改善してきたので、スマホタブレットがあればそれほど苦にならないかもしれない。

GE-Nxエンジンを搭載したB787-9。 国内線用機材だが設備も充実

ANAは当初RRエンジンのみの設定だったが、途中でエンジン内部の不具合によるリコールがあり、その経験からリスクヘッジとしてGE製エンジン搭載機も導入することになった。現状は国内線機材のみだが、機内設備は最新で全席個人用モニターを設置している。

 

今年デビューした国内線用のB787−10

今年からシリーズ最長の胴体であるB787-10の国内線用を投入。先行して導入されている国際線機材との大きな違いはエンジンがGE製となっている点。 機内設備もまた少し更新されているようで個人用モニターの大きさや操作感は最新そのもの。   定員429人ということで、国内線用のB777−200やB777−300の置き換えとして今後増える予定。

写真を撮っていてワクワクする機体だけに、今後の更なる活躍に期待!

後ろ姿も”イケメン”  絵になる飛行機

 

 

残暑厳しかった羽田空港撮影

およそ1年前の羽田出張時、これほど暑かったのか。と思うくらい今回の羽田は厳しい暑さだった。特によく撮影で利用する第1ターミナルの展望デッキは日が暮れてから出ないと近寄れないくらいの酷暑だった。

2日目の午前中にソラムナード羽田緑地で撮影後、天空橋にある羽田イノベーションシティに戻り、この場所でB滑走路に着陸してくる飛行機を撮影。

第3ターミナルの向かい側にある駐機場の様子

JALB767-300ER WL付き

JTのジンベエジェット。 那覇からではなく多分小松からと思われる。

この暑さの為に陽炎が立ってしまい、画像としてはかなり厳しいものになってしまうが、次々と降りてくる飛行機にはとりあえずシャッターを切った。

この日はWL付きANAのB6が3機連続して降りてきた

この機体とたまに遭遇できる羽田が羨ましい。

 

第3ターミナルビルの向こうにA滑走路から離陸する機体が見える

この場所ならではというか、A滑走路やC滑走路から上がっていく機体が眺望できる。特にA滑走路の方は比較的近いこともあり、ビルの上から飛び出すところを捉えるとまた違った雰囲気の飛行機写真になる。 手前にモノレールが写り込むと一層都会の光景を演出する。

 

この時間北米からの便はこちらに着陸

ローマへ向けて出発の為、C滑走路へ向かうITA AIRWAYSのA350-900

 

イノベーションシティでの撮影を楽しんだあと、帰路に着くべく空港ターミナルへ移動。チェックインする前に灼熱の展望デッキで何枚か撮影して帰ることに。

 

自分が搭乗する1便前のB787−9がスポットイン。多分満席だろう。

B777-200ERが伊丹へ向けて出発

最近は普通に見かけるようになったHONDA JET

復路便の機材は往路と同じくB787−10。429人乗の機体だがほぼ満席状態。平日、週末関係なく伊丹便の需要の高さは変わらず。

15分程度遅れてドアクローズしプッシュバック開始

B滑走路RW22からの離陸。直後にD滑走路を望むがこの時間は使用されず

羽田を離陸後、ドリンクサービスを受けるとまもなく降下体勢。トイレも行く間もなくシートベルトサイン点灯。 眼下に大阪市内の風景を見ながらほぼ定刻に伊丹空港に到着。

大阪城

大阪市 梅田付近

今回の羽田往復にはどちらもB787−10(78K)に搭乗したが、改めてその快適性を体感することができた。 機内の静粛性は現在の現役旅客機の中でもトップクラスで、機内のWi-Fiや個人用モニターなど、確実に進化していると思う。 この先、新型機材として考えられるのがボーイングのB737MAXやB777Xになると思うがデビューしたら早く乗ってみたい。

 

 

iPhone 16 pro 予約完了。 争奪戦勝利??

iPhone 16 Pro 今回4色展開

9月13日に新型iPhoneの予約が始まり、事前に予約フォームに入力していたので開始時刻である21時にすぐに注文を入れたら、アッサリそのまま通って発売日の「9月20日にお届け」と表示された。 その時は特に何も感じなかったが、有名な人のYoutubeなどでは、同じように注文を入れた人も結構はじかれたみたいで、10月納品になっているのをみてちょっと意外だった。毎年このような「争奪戦」が繰り広げられているみたいだが、自分はいつもワンテンポ遅れて注文することが多く、今回も発売日入手にもこだわることなく注文を入れたが結果的に争奪戦勝利ということになったかも。

 

そんな競争率の高い製品なので2日後に再度状況を確認したが、そのまま予定通りの模様。このままなら、悪天候で輸送が阻害されない限り発売日当日に配送される可能性が高い。

2日後の注文確定の表示画面 予定通り進行している様子

自分が今回注文したのは恐らく人気が高いと思う、新色のデザートチタニウムの256G。現在所有する14Proとの入れ替えになるが、今回敢えてほしいと思ったのが、カメラの性能アップでこれまで、MAXにのみだった光学5倍ズームが搭載されたのが大きい。 携帯電話なのでいつでも取り出して使える機動力のあるカメラ、それと動画撮影機器としての能力が素晴らしいものがある。 ただ、今回は価格据置きながらPC1台分に相当する価格なのでもう当分は買替えできないだろう。

 

↑↑ この保護フィルムは取付易さ最高でした ↑↑

 

 

 

 

ソラムナード羽田緑地で飛行機撮影

羽田飛行機撮影の2日目はまず、以前も手前の方だけだったが、行ったことのあるソラムナード羽田緑地の端まで行き、A滑走路に離着陸する飛行機の撮影をした。

この場所へ行くには徒歩だと結構遠いので周辺にあるシェアサイクルを利用することに。午前の早い時間は北風運用だったみたいだが、着いた頃には南風運用に変更されていたので、目前のA滑走路を離陸する飛行機を狙うことになるが、Flight Raderか無線を聞いてないと、突然飛行機が現れるので少々不利。 できれば北風運用でRW34Lに降りてくる状態の時に再度来てみたい。

 

ANA 国際線用B787-9  50番目に導入されたB787の機体のよう

上昇角の大きいB767B787とはこんなに違う場所に飛び込んでくる

CXのB777-300 RRエンジン

南風運用の場合はA滑走路から離陸する便は国内線なら西日本、沖縄方面、国際線だと台湾、香港、上海、東南アジア方面が主要な行き先。 機種によって上昇する角度も異なる上、同じ機種でも搭載重量の違いで上がり方も変わるので、ビルの影から機体が見えるまでカメラを構えられないので、見えた瞬間急いでシャッターを切る必要がある。 

長い機体を優雅に浮かび上がらせて上昇していくB787-10

JALの77Wの勇姿もあと数年で見れなくなる。 右下には先に退役した77Wが。

午前中のこの時間はアジアや東南アジア方面の出発機が多く、国内線も次々に離陸していくのでかなり忙しい。。。伊丹の比ではない。

 

上空にカメラを振るとC滑走路から離陸した飛行機と重なる場面も撮れる。

このソラムナード羽田緑地は東京2020オリンピックに合わせて整備された場所で多摩川沿いの堤防に遊歩道や休憩所、トイレなどが整備され、飛行機撮影にとっても新しいスポットになっている。時期によっては月と飛行機を絡める写真も撮れそうなので一度チャレンジしてみたい。

 

ANA 国際線用のB787-10

この場所から対峙できる滑走路は基本このA滑走路とB滑走路になる。北風運用時と南風運用時では飛来する便も異なるのでその点を注目しながら狙うのも楽しいと思う。 少し難点なのは自分のように地方から来る者にとっては、この場所へのアクセスの悪さがあり、今回のようにシェアアサイクルを利用する必要がある。 もちろん、間近には駐車場もなさそうなので車では直接来れない場所。

この場所でほぼ昼くらいまで撮影。かなり気温も高く厳しくなってきたので、イノベーションシティまで戻り、食事後にはイノベーションシティから撮影を再開することに。

 

〜〜〜つづく

羽田空港で夕方〜夜間の撮影

羽田での飛行機撮影は従来は3か所あるターミナルの展望デッキからの撮影が基本だったが、今回はあまりに暑いこともあり、展望デッキからの撮影は夜間がメインになった。

まず最初に出向いたのが、空港ターミナルではなく天空橋の羽田イノベーションシティ。着陸機はまだ都心上空ルートで、正面に見えるB滑走路のRW22は主に西日本方面、または東南アジア方面へ飛び立つ便を捉えることができる。 既に陽が沈んで涼しくなっているので撮影するには助かる。

 

SQのA350−900が残照を浴びて離陸してきた

撮影している場所は足湯のあるところだが、飛行機を撮影している人も数人いる状態。もちろん足湯を楽しんでいる人もちらほら。

 

退役が迫ってきたJALの長距離国際線機材B777−300ER(77W)

ホテルで少しゆっくりし過ぎたので本来なら東南アジア行きの飛行機がもっと撮れたと思うがちょっとしくじった。 このJALの77Wはタイのバンコク行き。A350−1000導入以降、中国やバンコク、さらには国内線にも入ることがあるが、徐々に姿を消す計画。

 

東京港のガントリークレーンをバックにJALB767-300がRW16Rへ着陸する。陽は暮れたが残照が白い機体を照らす。

こちらはB滑走路(RW22)から離陸するJALB767-300

 

都心上空を経由した降りてきた2機を捉えた

 

来る時の機内から並走する飛行機を見れたが、この場所からはそれらを撮影することも可能。これ以上暗くなると厳しいが、ちょうど気温も下がってきたのでメラメラも抑えられている。

ターミナルの展望デッキからの撮影とは少し違った雰囲気で撮影することができるのと、撮影している場所が人も少ないので何となく気楽に過ごせる感じが個人的には気に入っている。

この後軽く夕食を済ませてから前回と同じく夜間の撮影をするべく第1ターミナルへ。

 

JAL 日本航空 国際線航空券

 

第1ターミナルに着く頃には完全に暗くなってた

流し撮りで何とか機体を浮かび上がらせたいが。。。

金曜日の夕方、第1ターミナルの展望デッキには比較多くの人が見物に来ていた。カメラを構える人も多く、やっぱり人気の場所だと実感。 カメラはα6700、レンズはFE 85mm F1.8の単焦点。 前回と同様の装備だが、裏面照射センサー搭載α6700の暗所性能に期待してのもの。ただ、レンズが85mm、換算で約135mmになるが、やはりこの場所からだと最低200mmは欲しいところ。

第3ターミナルの灯りをバックにソラシドエアーのナッシージェット

 

アンコリを点滅させて滑走するB787 。。。やっぱりもう少し距離が欲しい

 

スポットに入るB787。カメラの高感度耐性はなかなか良い

使用しているレンズはG、GMではない普通のものであるが、F1.8の明るさは確保できるので問題ない。カメラも期待通り暗所での性能もよくAPS~Cでも十分満足できると言える。

ターミナル北側の様子。向こうのほうはSKYMARKが使用する

昼間の灼熱地獄が嘘のように涼しい風がふく中、ついつい遅くまでやってしまいそうになるが、夜間の撮影ならこの時期がベストなのかもしれない。 あと2ヶ月もすると夜の撮影には寒さ対策が必要になるだろう。