米国シリコンバレーに本拠を置く電気自動車(EV)ベンチャー、テスラモーターズ。同社が手掛ける高級スポーツセダン「モデルS」の納車が今月8日から日本でも始まった。来年にはモデルSをベースにした新型SUV「モデルX」を発売し、2017年以降には、より低価格の量販モデル「モデル3」の投入を計画中だ。これに伴い、今年2月には大規模なリチウムイオン電池工場「ギガファクトリー」の建設に約5000億円を投じると発表。パナソニックなどと組み、EVにとっての“エンジン”である電池の大量生産とコスト3割削減に挑む。 持続可能なエネルギーが必要だ ――現在、テスラと宇宙船開発のスペースXのCEO就くほか、太陽光発電システムのソーラーシティには会長として経営に参画している。数々の挑戦と失敗を繰り返し、ハードワークをこなしているが、いったい何があなたを突き動かしているのか。 世界の未来にとって私が重要だと思うことが