渋谷駅街区基盤整備方針 渋谷駅街区基盤整備検討委員会 平成20年6月 1 概要 課題・意義 渋谷駅は、6駅8線の鉄道路線が結節するとともに、都内最大級のバスターミナルを持つ全国有数の公 共交通ターミナルとなっている。 また、平成24年度には東急東横線が地下化され、平成20年6月に開業した東京メトロ副都心線との 相互直通化が図られることから、交通の利便性は一層充実される。 しかし、駅施設は大正時代から増改築が繰り返されており、耐震性の向上、バリアフリー化、乗換利便 性の向上などが必要となっている。 また、現状の駅周辺をみると、安全で快適な歩行者空間の確保、交通結節機能の強化、自動車交通の混 雑や錯綜の改善、渋谷川のあり方など、多くの課題を抱えている。 本件は、公共と民間との協力のもとに、渋谷駅の機能更新と再編、駅前広場や道路などの公共施設の再 編・拡充、駅ビルの再開発を一体的に行うこと