1965年、ある保健機関がロンドン南部のある地域に住む10万人を対象に精神分裂病やうつ病などを含む、人間の精神的な状況を調べたところ、精神分裂病だと特定された人は11%でした。しかし、約30年後の1997年には、その数字は倍以上の23%に増加していたと言います。 実際、1950年には世界の約30%ほどの人々が都市に住んでいましたが、現在では約50%の人が都市に住んでおり、国連の調査によれば、2050年には仕事や新しいチャンスを求めて、世界人口の約70%の人が都市に住むだろうと予想されています。 近年、世界中の人達の死や悲しみの原因になっている様々な病気や精神病は、私たちが自然界の設計を無視して生活してきた代償であり、人間は自然から離れれば離れるほど、不幸になっていくと言います。(1) 2050年には世界の70%の人が都市に住むようになる 都会での生活が脳や体に与える悪影響を挙げればきりがあ