奥の女性に焦点が合った写真=ライトロ提供手前の男性に焦点があった写真=ライトロ提供 うっかりピンぼけに撮ってしまった写真でも、ピント合わせが後からできる――。そんなカメラを米シリコンバレーの新興企業ライトロが開発した。「カメラの革命」とアピールし、年内にも発売する。 ライトロによると、通常は撮影時に平面的に取り込む光の情報を多方向で取り入れ、被写体を立体的にデジタル情報で記録。ピントが合う位置を調整できるという。例えば、手前の人物にピントが合ってしまった写真でも、奥の人物をシャープにして仕上げられる。 価格は未定だが、同社は23日、朝日新聞の取材に「消費者が手軽に買える値段にする」と答えた。