マックス・フェルスタッペン F1引退の脅威を「真剣に受け止めるべき」とレッドブル首脳
レッドブルF1のアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、FIA(国際自動車連盟)との論争を受けてマックス・フェルスタッペンがグランプリレースから引退すると脅していることを真剣に受け止めるべきだとしてF1に警告した。

シンガポールでは、フェルスタッペンはFIAの木曜記者会見でFワードを使ったことで国際スポーツ規範に違反したとして、スチュワードから社会奉仕活動を命じられた。

その後、彼は予選後のセッションで質問に適切に答えることを拒否し、パドックで即席のメディア懇談会を開き、レース後には、FIAのモハメド・ビン・スレイエム会長がドライバーの放送禁止用語を減らしたいと望んだことで引き起こされたこの騒動が、彼の引退を早める可能性があることを示唆した。

フェルスタッペンは最近、特にスプリントレースの導入をめぐってF1に対する不満を示しており、現在は2028年までの契約を結んでいるが、それより早くF1から撤退する可能性もある

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであり、フェルスタッペンの側近でもあるマルコは、これは真剣に受け止めなければならない脅威だと考えている。

「マックスのことを真剣に受け止められるべきだ。彼は多くのことを成し遂げてきた。しかし、彼が楽しんで、スポーツ全体を楽しむことが重要だ」とマルコはMotorsport Totalに語った。

「彼にとってそれがどんどん台無しになっていけば、彼はF1への愛情を失ってしまうだろう。そして彼が『OK、これで終わり』と言った時、彼は本当にそうするだろう」

「しかし、現在の状況によって、彼がすぐに引退することがないことを願っている」

「ダブルスタンダ-ドがあり、しかも彼は人について言及していたわけではない。マシンという物体について、軽率な言い方で言及していただけだ」

「午後の記者会見だったが、すべてがこのように厳格に扱われるのであれば、今後は違った扱いを受けるだろう。しかし、明らかに行き過ぎだ」

「私はこの判決を注意深く読み、その理由の一部に『マックスは公聴会で、これは若い頃に学んだ言葉遣いに過ぎない、と主張した』とあったので、少し笑わずにはいられなかった」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / FIA(国際自動車連盟)