2024年6月2日、今年もデレステの周年ライブとなる
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT FANTASY」が 9月14、15日に開催決定!!!
とっても嬉しいことに、Day2には浅利七海ちゃん役の井上ほの花さんがご出演(!)されるとのことで、参加以外の選択肢がありませんでした(
そして、この告知の時点で シンデレラマスター第17弾の発売が8月に決定していたことから、これは七海ちゃんソロ曲の披露が確実にあるな……。と覚悟してライブに挑むことになりました。
・やっぱり贈りたかった
せっかくソロ曲の披露がほぼ確定している今回のライブ。
今年は有難いことに井上ほの花さん関係で 新たに知り合った方が多く、色んな皆さんの想いや行動力を様々なイベントで見ているうちに、触発され 自分も何かしてみたいという気持ちが強くありました。
色々と考えた挙句、以前から興味があった楽屋花を個人でお贈りすることにしました。
・考えていることを可視化する
これまで、フラスタや楽屋花に対する企画経験が皆無なのもあり、手探り状態でのスタートとなりました。
まず、どのようなイベントで誰に向けて送るか、大体のどの予算の範囲で作りたいか、使いたいお花の色など のふわっとした概要を検討していた業者さんにメールで説明と相談をします。
めでたく無事にご対応して頂けることとなり、どのようなデザインにして行きたいかを示す具体的なデザイン画をさっそくお送りすることになりました。
今回お引き受けしてくれた業者さま(はなしごと様)
▲正直、もっと抽象化しても伝わると思います。
字が汚くて恐縮ですが、楽屋花のデザイン画はこのような形に。
ここをどうしてほしいとか、こだわりたいところを文字で捕捉しつつ、とりあえずこっちの希望がお花屋さんに伝われば良いな〜 程度に描いてました。
強いこだわりのない部分はお花屋さんにお任せしつつ、
(用意して頂けるか別として)一部お花の種類は指定させて頂きました。ここは譲れませんでした
イラストは描けないよ〜って方は写真などで説明しても全然大丈夫だと思います(とにかく意図が伝わればokなので)
・8月へ。イラストの制作を始める
月が変わって8月。
気がつけば ライブまであと1ヶ月ちょっとの段階ですが、このタイミングでキャラクタパネルに使用するイラストへ着手していきます。
今回は極力自分で頑張ることを選んだので 様々な不安もありましたが、時すでに8月中旬。
このままでは間に合わずに企画倒れの可能性もでてきたので、出遅れながらも重い腰を上げて頑張ります。
(作業を開始したのがナナシスのライブ翌日でした。どう考えても始めるタイミングが遅いです(辛辣))
▲Wacom公式サイトより
使用機材は4年ほど前に購入した我が家唯一のペンタブ。
ワコムのかなり小さめなペンタブですが、特に不便を感じたことは無かったです。
そしてイラストソフトは
CLIP STUDIO(クリスタ)を検討するも時間の都合で諦め、あまりイラスト向きではないものの使い慣れているAdobeのIllustrator(イラレ)で進めていくことに。
Illustratorは特性上、ブラシ(ペン)で描いた線がパスと呼ばれるものに変換されるので、一度描いた線をある程度変形させることが可能だったりします。
簡単に言うと、線をはみ出しちゃったりとか、描いた線が違和感あるな~と思っても 新たに書き直さずに修正することができるってことです。
今回のパネル化するイラストで選んだのは、浅利七海ちゃんのフェス限SSR、[うみのたからもの] を選びました。
ホントにこの衣装 大好きすぎるので…。
(にんぎょひめ練習中!の衣装と迷ってたのは言うまでもないですが…( ; ; ) )
装飾の多い衣装ですが、ゲームの3Dモデルを見れる機能もあって資料には困りませんでした。(衣装デザインの細かさには描いてて泣かされましたが…)
・イラスト完成!そして9月へ…
▲ポーズは七海ちゃんぽく!を採用しました。
作業開始から約2週間。
無事に形になるか描いていて不安でしかありませんでしたが、なんとか完成に辿り着きました…。
納期も余裕がないので、さっそくお花屋さんにイラストのデータと同時並行で制作していた、立札用の画像データを納入。
業者さん側の確認待ちになりました。(とりあえずデータを送って欲しいと頼まれたため)
その間にパネルの制作を開始。
パネル化の作業を業者には頼まず、自分でやってみたいなと最初から思ってたので挑戦。
3mm厚のスチレンボードに印刷したイラストを貼り付けカッターで切り取ります。
▲頑張ってパネル化したもの。もちろんメンダコもいます!
最低限見れるくらいにはなりましたが、やはり人力だと限界があるようで 所々仕上がりが汚く……。
ここまで、自作したパネルをお花屋さんにお送りする想定で進めていましたが、
改めて打ち合わせをした際にお花屋さんの方でパネル化の作業をして頂けるとのお話を頂き、最終的にお願いすることにしました。(ありがとうございます)
完成に向けたやり取りも進めつつ 業者さまに入金を行い、残すは完成、納入の連絡を待つのみになりました。(ライブまで約2週間を切ったくらいの頃です)
・納入、ライブ当日
仕事中、そろそろか……?と内心ソワソワしていた16時すぎ、業者さんから納品の完了を知らせるメールが…!!!!!
…!!!!!!
自分がデザインした楽屋花、実在したのか………????!!
感動と達成感で、しばらく呆然と画像を眺めていたのは言うまでもありません。
だって自分が一からデザインした楽屋花が実在するんですよ?信じられます?
寄りで撮影された画像には、熱望した青と水色のデルフィニウムをしっかり確認することができて、思わず職場で涙ぐみそうに。 最初のラフ通りに仕上がってて驚きです…。
青と水色のデルフィニウムをメインに入れたのが一番のこだわりで、デルフィニウムを除く 青と水色のお花は、事前の打ち合わせ通り染色です。
そして白いお花は品種を指定していませんでしたが、カスミソウを入れて頂きました!
(花言葉は、「幸福」、「感謝」など。最適解すぎる…。)
はなしごと様の公式サイトや公式SNSにも詳細の画像を載せていただきました。
#浅利七海 様 #井上ほの花 様の #imascgSF 出演祝い花
— はなしごと🌻 (@hanashigoto87) 2024年9月14日
✅2種類のデルフィニウムを入れて、青いお花でhttps://t.co/03tb2Sf0Qp
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
💎STARLIGHT FANTASY💎
🗓️2023.9.14[Sat]-15[Sun] 📍Kアリーナ横浜#デレステ9周年 #はなライ 💃 pic.twitter.com/ifW2tcJ2qV
公式Twitterでもご紹介させて頂きました。
・費用
・楽屋花代金 22000円(総額)
(立札、キャラクタパネルの制作代金、送料を含む)
・Adobe Illustrator 4980円(月更新)
(納入する形式が特に指定されてなかったり、強いこだわりがなければイラレを買わずにクリスタ買ってください(暴))
でした。
・感想
自分で 一から企画して、お花を贈るというのが初めてで 手探りな部分も多かったですが、こうして無事に形になって、非常に安心した気持ちと達成感でいっぱいです。
イラストに関しては、最後まで気持ちを折らずに描くために必死でした。
普段からイラストを描かれてる方、尊敬します。ホントに。
ちょうど作業している期間中にCDの発売日があり、できれば 「にんぎょひめ練習中!」をすぐにでも聴きたかったのですが、描いてる間はあえて"聴かない"という縛りを自分に与えていました。
単純に聴くと絵を描くどころでは なくなるのが明確だったので……。
実は、同時並行で 別のフラスタ企画にデザインなどで携わらせて頂いたこともあり、忙しくはありましたが この短期間で色々と勉強になりました。(この一件も記事にするかもしれません)
応援のスタイルは人それぞれですから、決して贈るのが正解だとか そうするべきという話ではなくて、
七海ちゃんのソロ曲発表という七海Pとして 非常に大事で特別な機会に お花を贈ることができて良かったなと、今では心からそう思っております。
・おまけ
大雑把ですが、イラストが完成するまでの手順をまとめてみました。
没になった下書きを眺めてるとよく無事に描ききったなと自画自賛しちゃいます(オイ)
普段から滅多に絵を描かない人間なので、あくまで軽く参考程度にお願いします…。
[追記]
な、なんと!!!!!
とっってもうれしい事に井上ほの花さんが、楽屋花との写真を撮ってInstagramに投稿してくださいました…。
(3枚目です)
あわよくば、写真が上がったら嬉しいな〜~~ くらいに思ってたので、
これを見た時はもう、ほんとうに嬉しすぎてですね……。
井上ほの花さんの思いやりと心優しさに毎回助けられて救われているような気がします。
本っ当にありがとうございます…。