暁降ちのころ

暁降ち(あかつきくたち)と読みます。40歳から始めた日常の整理、備忘録などを思うままに好き勝手書いています。

鑑了 aftersun/アフターサン

確かInstagramで紹介されていたのが気になって、ウォッチリストに登録していた作品。アカデミー賞にノミネートされていたそうだが、そのあたりの知識は全然無かった。単に舞台がリゾートってことと夏ってことから選択し、休日の夜に一気に鑑賞した。

監督はシャーロット・ウェルズ。出演はポール・メスカル、フランキー・コリオ、セリア・ロウルソン・ホール他。2023年に上映された101分の映画です。

happinet-phantom.com

以下、あらすじ。(参照 Filmarks

11歳の夏休み、思春期のソフィ(フランキー・コリオ)は、離れて暮らす 31歳の父親・カラム(ポール・メスカル)とトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、ふたりは親密な時間をともにする。20年後、カラムと同じ年齢になったソフィは、懐かしい映像のなかに大好きだった父との記憶を手繰り寄せ、当時は知らなかった彼の一面を見出してゆく……。

youtu.be

自分自身のなかで、映画には上級者向け、普通、初心者向けってのがあると勝手に思っているのだが、この作品は間違いなく上級者向け。レビューを色々見てると「途中から号泣した」とか「しばらく余韻がたまらなかった」というコメントがあったのだが、俺はまだその境地には至っていないようだ。

もしこの作品をまだ見たことがなくて、これから見るという人には、ぜひいずれかの解説サイトを見てから鑑賞することをお勧めする。

aftersun/アフターサン 解説 - Google 検索

俺はあまりにも展開が読めず、途中で解説サイトを読んだ。それでようやく色んなことに追いついた雰囲気があったのだが、セリフや描写含め、事前知識として持っているか持っていないかで決定的に違う要素がある。(ネタバレするので、書きませんが)

そのため、1回目は普通に見て、解説を読み、2回目に見て号泣する、というパターンもあるそうだ。明確な答えがある訳ではなく、色んな意味で含みを持たせた映画。ただし強烈なメッセージとしては、次のようなところかなと。

今、まさに経験している楽しい思い出は、
もう二度と味わうことができないのだ。

(だから、精一杯に生きよう)

 

   

読了 砂漠

著者 伊坂 幸太郎

www.shinchosha.co.jp

入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決……。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

 

~~~~~以下、感想。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ずっと読みたいと思っていた作品。いつも行く書店には何故か置いてなくて、3か月ほど探し求め、ようやく購入。違う用事で寄った遠方の書店で見つけたのだが、そこにはなんと新潮文庫実業之日本社文庫と双方揃っていた。パッケージだけ見れば圧倒的に後者なのだが、本の厚みや文字の大きさを比べ、俺は前者を選択した。

それで読み始めたのは夏休みが後半に差し掛かった8月のお盆頃。ちょうど翌週に鎖骨プレートの抜釘手術も予定しており、入院期間に読みたかったことに加え、もしその期間に読めなくても8月中には読了できそうだと思ったから。そう、この作品を最大限に満喫したいという気分から、なぜか8月という夏休みが終わるまでに読み終えたかった。

 

読み始める前から期待度100%、いや120%以上だったのだが、やはり読了してみた感想としては最高のひとことに尽きる。まず登場人物。主人公の北村。伊坂作品に良く出てきそうなキャラである鳥井。そして独特の世界観に引き込まれ過ぎた西嶋。大学一の美女である東堂。鳥井の中学の同級生の南。あと忘れてはならないのが、幹事役の莞爾ね。

それぞれの苗字にちなんだ麻雀のくだり。俺が嫌いな部類の雰囲気漂うホストとのボウリング対決。空き巣との対決からの鳥井の復活劇。西嶋と東堂の関係などなどが春夏秋冬ごとに描かれており、そして最後はもちろん旅立ちという形の大学卒業。自分自身の経験をすべて投影できるわけではないが、長いようで短かった大学生活を、思い出しながら読み進めていた。

あと、触れずにはいられないのが西嶋というキャラクター。嚙めば嚙むほど味が出るタイプとはまさに彼のこと。以下、書き残しておきたい彼のセリフを列挙する。

  • その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ
  • そうやって賢いフリをして、何が楽しいんですか。この国の大半の人間たちはね、馬鹿を見ることを恐れて何もしないじゃないですか。馬鹿を見ることを死ぬほど恐れてる、馬鹿ばっかりですよ
  • 偽善は嫌だ、とか言ったところでね、そういう奴に限って、自分のためには平気で嘘をつくんですよ
  • あのね、目の前の人間を救えない人が、もっとでかいことで助けられるわけないじゃないですか。歴史なんて糞食らえですよ。目の前の危機を救えばいいじゃないですか。今、目の前で泣いてる人を救えない人間がね、明日、世界を救えるわけがないんですよ

 

本作品では「社会=砂漠」と表現されている。そしてストーリーはモラトリアム期間ともいえる大学生活の4年間。そのため読む人間が俺のように20年以上前を思い起こしてなのか、今まさになのか、これからなのか、その世代によって感じ方はそれぞれなのかもしれないが、巻末の解説で吉田伸子さんが言っていることが、ある意味で真理をついている気がした。

十九、二十歳といった年頃というのは、実はとても危なっかしい時期である。そんな時期をうまくやり過ごすためにどうすればいいのか。ひたすらに無駄な時間を過ごすこと、である。(途中、略)

卒業式での学長の言葉も素敵。

学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが、あの時は良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな。人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである

ある意味での人生の指南書。おすすめの伊坂作品のひとつとして、世代を問わず周りにもぜひお勧めしたい。

ありがとうございました。

 

 

 

 

鑑了 きみの鳥はうたえる

アマプラのおすすめに促されるがままに鑑賞した作品。おそらくは、染谷将太さん繋がりで表示されていたのではないかと思うが、レビューも良かったので、疑うことなく休日の午前中に家事をしながらの再生。

監督は三宅唱さん。出演は柄本佑さん、染谷将太さん、石橋静河さん他。2018年9月に上映された106分の映画でした。

www.tc-ent.co.jp

以下、あらすじ。(参照 Filmarks

函館郊外の書店で働く「僕」(柄本佑)は、失業中の静雄(染谷将太)と小さなアパートで共同生活を送っていた。ある日、「僕」は同じ書店で働く佐知子(石橋静河)とふとしたきっかけで関係をもつ。彼女は店長の島田(萩原聖人)とも抜き差しならない関係にあるようだが、その日から、毎晩のようにアパートへ遊びに来るようになる。こうして、「僕」、佐知子、静雄の気ままな生活が始まった。夏の間、3人は、毎晩のように酒を飲み、クラブへ出かけ、ビリヤードをする。佐知子と恋人同士のようにふるまいながら、お互いを束縛せず、静雄とふたりで出かけることを勧める「僕」。そんなひと夏が終わろうとしている頃、みんなでキャンプに行くことを提案する静雄。しかし「僕」は、その誘いを断り、キャンプには静雄と佐知子のふたりで行くことになる。次第に気持ちが近づく静雄と佐知子。函館でじっと暑さに耐える「僕」。3人の幸福な日々も終わりの気配を見せていた・・・・・・。

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都会過ぎず、かといって田舎過ぎず、舞台として設定された街がいいところだなと思いながら見ていたが、それが函館だということは鑑賞してから気づいた。北海道、一度は住んでみたい場所だ。

佐知子役を演じる石橋静河さんは、この作品で初めて見たのだが非常に好印象。お酒の飲み方を含めた空気感。ふとしたときの表情。どれも自然で見ていて違和感がまったくない。他の作品も追いかけたくなってしまった。

あと作品としては夜の描写が多めなのだが、それが俺のなかではなかなかのお気に入りポイント。自分自身、大学を卒業して就職してからの記憶はあまりないが、学生時代の記憶ってほとんどが夜の出来事。毎日のように朝まで安酒飲んだくれたり、オールでのカラオケ。なぜか急に始まる深夜のボウリング大会…。まぁ俺の過去はさておき、若いとき独特の退廃的な日常、そこにいて当たり前の友達たち、微妙な男女関係…。そういったところがこの作品でも絶妙に表現されていて、エモーショナルな感情が引き起こされる。

それともう一度見たいのはクラブのシーン。お酒を飲んだほろ酔い気分で、ノリの良い音楽に合わせて身体を動かす。なんてストレス発散する手段として正義なんだろう。観ているだけでそうなんだから、実際に今でも嫌なこと全部忘れてすっきりできそう。

全体的には、ゆるく始まりゆるく終わる。もうひとまわり若い世代の恋愛映画であるような「好き」を直接伝える甘酸っぱい展開はほとんど無い。お互いに好意をわざわざ伝え合うのじゃなく、なんとなく気が合えば一緒にいるし、そうじゃなくなれば徐々に距離を取っていくと言うような感じ。だけどそれが、恋愛は自然な感じでいいよねって思わせてくれる。とにかく全体的に力まず観れる。俺が好きなジャンルの映画。

ありがとうございました。

 

 

   

 

術後の可動域の経過

右鎖骨遠位端に入っていたフックプレートの抜釘手術。そして、術後の固定期間によって拘縮してしまっていた右肩の可動域を広げるための受動術。さらには硬くなってしまっていた関節包を関節鏡で切離するという手術。早いものでそれから1か月が経過した。おかげさまで傷そのものの痛みは、物理的にギュッと押さない限りはほぼ消失したと言っていい。次に違和感。これもおかげさまで腕を下げているときにはほとんど感じない。少し腕の重みを鎖骨が感じているという痛みがあるかなという程度。

ところが、困っているのは可動域。これが思っているほど広がらないのだ。もちろん、術後は関節包を切離していることから『肩のルーズ感』や『脱力感』がどうしても抜けなくて、オペ前ほどの強度をかけた筋力トレーニングやストレッチができていないことはあるかもしれない。それにしても、右肩が上がらなさすぎる。これは果たして筋力低下という問題だけなのだろうか?それともリハビリが足りない?もしくはやり方が違う??

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「マニピュレーション後1か月~2か月で目指す」ということで、確かに1か月の幅があるとはいえ、まだこんなに可動域は出ていない。単純に受動術だけをしたのではなく、複雑骨折したあとだから純粋に比較ができないとはいえ、やや焦りを感じる。

ただし幸いなことに、怪我の前から趣味としている筋トレの知識から、身体の変化は急激に起こらないということは理解している。きっと筋肉の成長と同じで、毎日少しずつの繰り返し。だんだんとこの身体に慣れながら、いつか違和感なく動かせるときがくるのだと、信じていこう。

 

本日、2024年9月24日(月)

右鎖骨遠位端骨折から335日目。そして抜釘手術から35日目の記録。

 

鑑了 ほつれる

アマプラ内の邦画を漁っていたときに発見した作品。門脇麦さんといえば、とにかく『愛の渦』の演技に衝撃を受けた印象が強く、その後の『闇金ウシジマくん』で観た以外の記憶がないのだが、自分のなかで勝手に「地上波ではなく映画を中心に活動してる女優さん」というイメージを持ってしまっていた。しかしながらWikipedia観ると錚々たる出演歴。つくづく世間知らずでした。

監督は加藤拓也さん。出演は門脇麦さんの他に、田村健太郎さん、黒木華さん、染谷将太さん他。2023年9月に上映された84分という長さの映画です。

以下、あらすじ。(参照 Filmarks

綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまう。平穏に見えた日常の歯車が、徐々に狂い始める――過去を振り返るうち、綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。

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あらすじにもあるとおり、ストーリーの展開はW不倫している冷めきった夫婦の会話が中心となる。全体的な印象としては暗い陰鬱な雰囲気。映画館で観れば、またその印象も異なったのかもしれないが、個人的には家でひとりで観た方がいいように感じた。

特に激しい喧嘩があったり、ラブシーンがある訳でもなく、淡々と進んでいく。そして肝心の夫婦の会話はこちらがしんどくなってくる。特に綿子の夫である文則役を演じる田村健太郎さん。その演技が見事というひとことに尽きるんだが、俺はこの手の”口が立つ”人間というのがめちゃくちゃ苦手だ。

「黙っているっていうことも、ひとつの答えになっちゃうんだよ」

俺も実際の夫婦喧嘩で何度言われたことか。『思考をすぐに言語化できない人間なんてこの世の中にいない』と考えている人のナイフのような言葉。

作品そのものは、84分という長さがちょうど良かった。反対に言うと、それ以上長いと、おそらく観るに耐えられない。誤解のないように言っておくが、これは誉め言葉。そう思わせてくれるほど作りこまれた内容。俳優陣の演技力。お見事です。

ありがとうございました。

 

https://bitters.co.jp/hotsureru/

https://bitters.co.jp/hotsureru/

 

 

 

鑑了 アメリカン・スリープオーバー

SNSのフォローアカウントで紹介されていたのを見て鑑賞。事前に見たレビューも良さげだったので、アラフォーの俺に刺さるかどうかは不安ながらも、少しだけ期待していた。

監督は、デヴィット・ロバート・ミッチェル。出演はクレア・スロマ、マーロン・モートン、アマンダ・バウアー、ブレット・ジェイコブソン、ニキタ・ラムジー、ジェイド・ラムジー、エイミーサイメッツ。2016年に上映された97分の作品でした。

以下、あらすじ。(参照 Filmarks

新学期を目前に控えた夏の終わり、マギーはプールサイドで自分の夏の“物足りなさ”をなげき、「もっと“楽しいなにか”をするべきじゃないか」とぼやいていた。翌日に街で開かれるパレードで、仲間たちとダンスを踊ることになっているマギーは、ダンス仲間からその日夜開かれるスリープオーバー(お泊まり会)に招待される。しかしお泊まり会を子供っぽく思った彼女は、友達の家へ顔を出す前に、知り合いから教わった年上のパーティに乗り込むことに。そこでマギーは、昼間プールで見かけた年上の男と再会する。一方その夜、街では他にもいくつかのスリープオーバーが同時に開かれていた。そのなかで、少年は一目惚れした女性を探し、少女は友達の家で彼氏の浮気を知り、青年は恋した双子の少女に会いに行こうとする。夜が更けるにつれ、それぞれのスリープオーバーが互いに影響しあい、やがて彼らは探していたものに手が届きそうになるのだが……。

youtu.be

まず、この映画を観る前に、お泊り会(スリープオーバー)についての予備知識を持っておいた方が良いように感じた。俺はそういうの無しに観始めたのだが、そもそも10代後半の若者があんなに大人数でお泊り会するということが「???」からスタートしてしまった。

舞台はデトロイト郊外なのかな。音楽とか水辺のシーンとかは魅力的ではあったのだが、俺個人としては登場人物が多すぎて、同時並行で恋愛絡みの話があっちこっちで起こるから、飲み込み切れなかった。誰を中心に見ればいいんだろう?と思いながら観てたらエンディングを迎えてしまったという感じ。

ただし、そもそもが青春群像劇であって、10代特有のモヤモヤを描いていると思うので、この作品の評価云々という訳ではなく単純に俺には刺さらなかったというだけ。

なので自分自身が違う心境のときや、状況に変化があったときに、もう一度観てみてもいいかな。

ありがとうございました。

 

 

   

 

仕事で成長するために、仕事以外のことに時間を割こう

先日、会社でストレスチェックを実施した。労働安全衛生法の改正によって、50人以上の労働者がいる事業場で義務付けられた検査」という例のやつ。俺は人事部門なので、昨年までは実施事務担当者として、その検査に従事していた。ところが今年は管理職に昇任し、人事権を持ってしまったので携わることができない。かといって、それを引き継ぐ後任が……いない。

実施者となる産業医もご高齢であるため「さぁ、今年はどうしようか」と相談した結果、今回から外部委託することにした。今年度での予算措置はしていなかったが、人事権があるということは予算の執行権もあるので、その辺はゴリ押し。いやそれを調整というのか。結果的にはひとりあたりも非常に安価で、かつ大変な作業だった集団分析までしてもらえることになったので、コスパ、タイパともに十分な見返りがあった。おそらく次年度以降も同じくで取扱うだろう。

さて前段はさておき、本日はその結果についてを書く。集団分析すると、職場のどの部分にストレスが出ているかが全国値と比較できるのだが、我が社の結果は以下のとおりとなっていた。

  • 仕事の量的負担 → 全国平均並
  • 仕事のコントロール → 全国平均と比べてストレス高
  • 上司の支援 → 全国平均と比べてストレス高
  • 同僚の支援 → 全国平均と比べてストレス高

どうやら専門性の高い業務を行っている会社は、これと似たような結果になるらしかった。とはいえ、それにしても周囲からの支援の数値は低すぎるとのこと。ある程度心当たりはあったが、改めて指摘されたことは重く受け止めなければならないなというのが、管理職としての率直な感想。

もちろん改善策はこれから考えて対処していくことになるのだが、ひとまずは個人的な見解。(しかも上司目線です。すいません)

仕事のコントロール

会社員でいる限り、100%裁量があるなんてことは無い。もちろん法律だったり、会社の規則だったり、上司の指示だったり、そのなかで仕事をしている。それに対して「自由度がない」というのは少し違う。ポジションや役職により与えられた裁量のなかで、いかに自分の仕事をコントロールするかを意識するのが大事で、それにはプロセススキルを高めるしかないのでは?

上司の支援

業務を丸投げして「知らぬ存ぜぬ」を決め込む無能上司でない限り、部下からヘルプの声があがって手を差し伸べない上司は普通いない。けど上司もジレンマなんだ。ぶつかった壁を超えるために手を差し伸べるべきか、自力で超えるのを見守ってやるべきか。だからこの項目で上司だけを責めるのは少し可哀そう。だから上司がリーダーとしてのスキルを高める必要性だけでなく、部下としても上司からのサポートを的確に引き出すために、対応、対策の必要性があると説得できるような説明スキル(見える化ロジカルシンキング)を高めることが必要なのでは?

同僚の支援

要するの横のつながり。この項目でストレスが高いということは、チームビルディングが不足しているのではないか?と思う。それは何故なのか。いつも答えがでないなかで考えるのだが、ひとつは評価の方法に改善点があるのかもしれない。もしかすると会社として個人を評価するとともに、チームを評価することが不足しているのではないか。

 

以上、簡単だが自分なりに咀嚼してみた結果、カギになるのはなんとなくスキルアップだなという答えに至った。そしてストレスチェックを委託した業者の心理士さんの「仕事以外のことに目を向けられてないのでは?」という見解。確かになんとなく分かる。人間力を高めることって、仕事以外のことでしかできない気がするから。だから矛盾するようなこと言うけど、遊んでいる人間の方が仕事できるとはまさにこれ。仕事で成長するために、仕事以外のことに時間を割こう。

 

実践していきたいね。頑張りましょう!