スクエニのアワパーティシューター『FOAMSTARS』、10月4日より本体価格が無料化 PS Plus未加入でもプレイ可能に

バブルがはじけた

※購入先へのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、そちらの購入先での販売や会員の成約などからの収益化を行う場合はあります。 詳しくはプライバシーポリシーを確認してください

スクウェア・エニックスが、任天堂のメガヒット作「スプラトゥーン」風のアワパーティシューター『FOAMSTARS』について、発売から約8カ月後の2024年10月4日10:00より本体価格を無料とすることを発表した。

4対4のオンラインパーティシューターである本作は、2024年2月にプレミアムゲームとしてPS5およびPS4向けに発売された(同月のPS Plusフリープレイにも登場)。IGN USのレビューでは6点を獲得し、「本作の戦闘システムは思いのほか魅力的だが、混乱を招く時間制限モードと強気な課金要素により楽しむことが阻まれている」と評されている。

現在、本作をプレイするにはPS Plusへの加入が必要だが、無料化後はすべてのPS4およびPS5のユーザーが無料でプレイできるようになる。スクウェア・エニックスは本作の公式サイトにて、「今後とも『FOAMSTARS』をよろしくお願いいたします」と述べている。

なお、すでに本作を所有しているプレイヤーには、ゲーム内で使用できる以下の限定アイテムが入った「レガシーギフト」が特別価格22円(税込)で販売される。

  • 限定カラーのシャボンモンスタースキン 計12体分
  • 限定デザインのスライドボード 1点
  • 称号「Legacy」 1点

『FOAMSTARS』は、スクウェア・エニックスが最近発売した作品のなかで売り上げが振るわなかったものとして挙げられている。今年5月、同社は『ファイナルファンタジーVII リバース』、『ファイナルファンタジーXVI』、『FOAMSTARS』がいずれも予想していた収益や利益に届かず、事業全体の営業利益に打撃を与えたことを明らかにした。『FOAMSTARS』の販売本数は公表されていない。

とはいえ、利益が減少するなかで同社は大きな再起を目指している。『ファイナルファンタジーVII リバース』と『ファイナルファンタジーXVI』はいずれもPS5の独占で、『FOAMSTARS』はPS4/PS5でのみ発売されたが、今後は「任天堂プラットフォーム、PlayStation、Xbox、PCを含むマルチプラットフォーム戦略を積極的に推進していく」という。

全体として、スクウェア・エニックスは厳しい時期を迎えており、大規模な再編を行うなかで、欧米事業で多くの人員削減を実施している。2024年7月2日には、『ファイナルファンタジーXIV』の拡張パック「黄金のレガシー」が発売。さらに、『キングダムハーツ IV』、『ファイナルファンタジーVII』リメイク三部作の完結編、『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』が開発中となっている。なお、『ファイナルファンタジーXVI』のプロデューサーを務める吉田直樹は1月、「14、16とやらせていただいたので、同じおじさんたちがやってるよりは、若い世代が若い感性で今の世に合ったチャレンジの豊富なFFを作るっていうほうが、未来に向かってはいいのかなと思っているところはちょっとあります」とFF17について語っていた。

『FOAMSTARS』に関しては、近いうちに続編が開発されることはなさそうだ。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

※購入先へのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、そちらの購入先での販売や会員の成約などからの収益化を行う場合はあります。 詳しくはプライバシーポリシーを確認してください
In This Article

FOAMSTARS

Square Enix
  • Platform / Topic
  • PS4
  • PS5
More Like This
コメント