伯父の家にて

今日は父の兄、つまり伯父の家に滞在している。
1年に数回、県内に住む父の兄弟が集まる機会がある。
世を去った兄弟姉妹も多いが、それでも数人が昼から集まり、近況を話し、酒を飲み食事を楽しむ。

酒が入るので、僕が運転手として駆り出される。父だけでなく、他の親戚の人達を送迎するのも、酒を飲まない僕の役目となっている。

伯父も伯母も料理が上手で、しかも贅沢な素材を惜しまない*1
なのでこの集まり自体はとても嬉しい。しかし今日は、早く家に帰りたかった。

なにしろ家にはゲーム「ゼルダの伝説」が待っている。
午前中に少し遊んで、とても良いゲームだと確信した。早く続きをやりたい。

父と叔父が半ば眠ってしまっているので、彼らが動けるようになったら帰宅できる。それまでは、伯母が勧めるスイカや梨を食べながら、頭の中でゼルダの伝説をエミュレートするしか無いのだった。

このイベントについては、すっかり失念していた。僕のなかでは、今日はもう「100%ゲームの日」だったのだ。それがくやしい。

 

 

それにしても伯母は、どうして僕にひたすら食べ物を出すのだろう。
僕はもう中年であり、中学生や高校生では無いのだ。
「スイカを切ったから食べろ」と言ったあとに「炊き込みご飯もあるけど食べる?」と聞いてくる。

思えば、この集まりでの最年少が僕なのだった。
彼ら彼女らの子ども世代(僕や従兄弟・従姉妹たち)の参加者は僕だけ。孫世代は部活などで忙しい。
僕にとっては人生で最初の「大人の集まり」だった親戚達が、もれなく老人になっている。そのなかでは、僕はいつまで経っても「小さな従弟」なのだった。

とにかくそんな状況で、こうして日記をぽちぽちとスマホで入力している。
あと少ししたら、この集まりも”お開き”となるはずだ。まさか「泊まっていけ」とは、ならないと思う。

 

 

*1:さらに、下手なアレンジをせず、誰かに習った通り、あるいは料理本の通りの料理を作る。実にすばらしい。

モンブランを食べた。「ゼルダ」が来た。

まだ風邪の名残のようなものが喉に残るが、いちおう普段通りの生活はできている。
市販の風邪薬を飲んだほうが楽になるし、時々は咳も出るが、とりあえず他人に会わない自宅仕事ならば問題ない。
風邪薬を飲むと、独特の「薬を飲んだ感じ」が残る。頭の奥がぼうっとする感じ…といえばいいのか、とにかく説明しづらい感覚がある。ごく弱い風邪の症状よりも、その感覚のほうが嫌なので、今は薬を飲まずに過ごしている。
明日、新型コロナ・インフルエンザの検査で陰性ならば、外回りの仕事も復帰できるはずだ。

 

 

 

そんな今日のおやつはモンブラン
いきなり秋めいてきたので、慌てて秋っぽいものを食べたくなった。なので、わざわざ藤枝市の「ボクゥボクゥ」で、コーヒーとモンブランを楽しんできた。

スーパーマーケットの黄色い(昔ながらの)モンブランも大好きだけど、やはり季節の最初に食べるのならば丁寧に作られたシックなモンブランだ。中に仕込まれた焼きメレンゲも、クリームの風味もすばらしかった。

 

 

 

 


www.youtube.com

ところで先ほど、ゲーム「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」が届いた*1

 

昨晩のうちに隣町の集配センター的な場所まで届いていたのに、手元に届くのにさらに1日近くかかったのだった。
購入手続きをしている時には昨日の発売日には届くと書かれていたのに、困ったものである。集配センターからロッカーまでの約5kmに何があったのか?
とはいえSNSでは、まだ届かないと嘆く声も聞こえるので、これが昨今のテレビゲームソフトの普通なのかもしれない。

 

 

ゲームの流通事情はよくわからないけれど、これで今夜からは「ゼルダの伝説」を遊べるわけだ。

ダウンロード版のほうが手軽だけど、実体のあるパッケージ(すてきなデザインだ)から小さなカートリッジを取り出してゲーム機に差し込む行為は、子供の頃を思い出してわくわくする。

というわけで、今から明日のおかずの仕込みをして、シャワーを浴びたらゲームの時間なのである。カフェイン抜きの紅茶も用意した。
夜ふかしにならない範囲で、存分に楽しむつもりだ。

お題「わたしの癒やし」

 

*1:正確には近所のAmazonロッカーに届いた。

豚骨豆腐

風邪はほとんど治ったが、痛めた喉はまだ違和感が残る。
回復が遅いのは加齢によるものだろうか。

生活リズムも乱れたし、風邪のせいで先送りにしたタスクも多い。今日から週末にかけて修正していく。

 

身体が弱っているので「CATS」で盛り上がったテンションを発露できないのが何よりつらい。廊下をつつーっと滑るくらいしか、できることが無いのだった。

 

キャッツ(字幕版)

キャッツ(字幕版)

  • ジェームズ・コーデン
Amazon

 



ところで今日は、豚骨ラーメン用のスープ(粉)が手に入ったのだった。
知人の家に届け物をしたら、試供品的なものをいただいた。知人の家族が業務用食材の問屋に勤めているとのこと。

 

 

麺を買えば豚骨ラーメンが作れるのだが、それではおもしろくない。そもそも、近所では豚骨ラーメン用の細麺だけを買うことができないと思う。

しかしせっかくいただいたものだから、活用したい。
というわけで、豆腐を煮てみた。

 

スープを小鍋に溶いておく。ラーメンよりは薄味にする。
そこに絹ごし豆腐(充填豆腐)を沈め、温める。ネギをたっぷり入れたら火を止めて完成。すりおろした生姜を薬味に添えて、仕上げに胡麻油を垂らす。

 

思いつきで作ってみたが、なかなかおいしかった。
ネギと生姜は多いほうがおいしい。僕は食べながら追加した。胡椒も合いそう。
全体に白っぽくて優しい味になるのがおもしろい。大根を煮ても良さそうだ。

 

 

そういえば白濁したスープの鍋料理もあるのだから、それほど突飛な組み合わせでも無いのだろう。
でも、できるだけ具材をシンプルにして、豆腐を食べるためだけに豚骨スープを使ったのが今回の「豚骨豆腐」の工夫だ。我ながら良い思いつきだった。

調べてみたら、濃いめの出汁と豆乳で豆腐を温めた料理があるらしい。
それもおいしそうだ。今度、試してみたい。

 

 

お題「簡単レシピ」

 

自宅に潜む

咳は止まったが、鼻の調子は悪い。
まだ風邪が(ほんのりと)続いているようだ。

というわけで今日も自宅作業。
パソコン仕事は普通にできるが、入力ミスなど普段あまり無い失敗が多い。これは、少し前に買い替えたキーボードにまだ慣れていないからかもしれない。

ずっと家にいても不健康だから、気分転換に散歩もしてきた。
急に涼しくなったからか、長袖の人もいる。
でも僕は真夏と同じ格好で、特に不都合もない。ただ、平日の昼間に平和な住宅街を軽装の中年男性が歩いているというのは、少しだけ不穏な感じ。なので、小学生の下校時刻の頃は住宅地を避けて幹線道路を歩くなど、多少は配慮をしながら散策を続けた。

 

 

風邪の症状と共に続いているのが「風邪薬を飲んだ時の感じ」だ。
これはもちろん、服薬をやめれば終わる。
今日は昼から薬を飲まずに様子を見ている。明日こそは元気いっぱいに(先日の「CATS」の猫たちのように)街へ飛び出したいものだ。

 


www.youtube.com

ところで明日はゲーム「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」の発売日だ。
ダウンロード版を選べば日付が代わった直後に遊べるはず。でも今夜はすぐに寝てしまいそうで、そもそも深夜にゲームをする習慣が無いし、風邪だって治したいので、あえてパッケージ版を選んだ。遊ぶのは早くて明日の夜、あるいは週末になるはずだ。
カセット…ではなく小さなカードだが、ソフトウェアを実体のある物で手に入れるのは本当に久しぶり。どちらが得かはわからないが、なんだかわくわくしている。

とりあえず新鮮な気持ちで遊びたいので、YouTubeSNSの情報管理を厳しくしなければ。今はとにかく、ゲーム紹介の映像だけを見て気分を盛り上げている。

 

 

そんな水曜日。
祝日だったり寝込んだりとイレギュラーが続いたせいで、曜日の感覚がずれている。
今のところ実害は無いのだが、僕の身体と脳は今日を木曜日だと勘違いしがち。理性だけが今日を水曜日だと認識している。
困ったものである。

 

お題「気分転換」

病み上がり以前の状態

休日を台無しにした風邪だが、まだまだ完治はしていない。
パソコン作業はできるけれど、客先に行ったら迷惑だろうし、失敗もしそうだ。
なので今日と明日は自宅作業に専念する。

薬を飲んで数時間は楽だが、それでも咳は出るし、薬が切れれば喉も痛くなる。数日前から何度か行っている新型コロナの検査が全て陰性だった以外は、酷い毎日である。

幸いなことに食欲はある。
せっかくなのでと缶詰の桃を食べたり、チャイを丁寧に淹れたりしている。

夕方には、知人が生の落花生を届けてくれた。
知人の義実家では、風邪をひいた後など"体調不良時の滋養強壮"には落花生が良いとされているそうだ。
せっかくなので茹でて食べている。茹でたての落花生は十分においしいけれど、もっと元気になってからもりもり食べたいタイプの味でもある。
幸いなことに冷蔵庫で数日は保つというので、今日の残りは後日に茹でるつもり。

 

 

そんな火曜日だった。
今日はもう疲れたので早く寝る。歳をとると疲れからの回復や傷の治りが遅くなるというが、風邪もだらだらと長く続くのだろうか。体調から考えて「そろそろ大丈夫」と想定していた諸々が、うまく行かないのだった。

 

お題「わたしの癒やし」

たぶん2日目の風邪

昨晩は酷い体調だった。
熱こそ無いものの、咳は出るし鼻の調子は悪いし、全身がだるい。

仕方がないから薬を飲んで、しっかり寝た。
すると、朝にはそれなりに元気になっていた。

薬が効いている間なら家事もできる。
運動不足解消に、ドラッグストアと百円ショップとスーパーマーケットにも歩いて行けた。

 

 

 



でも、まだ本調子ではない。
市販の風邪薬の効果は数時間で切れる。安静にしていれば苦しいだけだが、健康体とはいえない。

百円ショップでは何も買うことができなかった。
スーパーマーケットではリンゴを買い忘れた。頭がぼうっとしているのだ。

リンゴといえば、おやつには自分ですりおろしリンゴを作って食べたのだった。
それを知人に報告したところ、全く信じてもらえなかった。自分自身のためにリンゴをすりおろす中年男性なんてこの世に存在しない!というのが知人の意見だ。
なかなかに証明は難しく、そして僕が今日の午後にリンゴをすりおろしてしまったので、知人は完全に間違っている。しかし、言葉だけでは水掛け論なので、証拠の画像を送付したのだった。
スマホのカメラで撮ったすりおろしリンゴは、お世辞にもおいしそうには見えなかった。カメラアプリのAIが「自然・景観」と判断して色合いを調整したせいで、余計に気持ちの悪い物体に見えてしまう。
ちなみにリンゴはすりおろさなくてもおいしく食べることができた。25%をすりおろし、25%を角切りにして、50%は後で食べるために冷蔵庫に戻した。

 

 

 

そうやって、ああ辛い、ああだるいと思いながらせっかくの祝日を過ごしている。
明日にはきちんと回復したい。そのために、お風呂の後はすぐに寝ることにする。

 

お題「わたしの癒やし」

多機能メディカルドロップ

どうやら風邪をひいたようだ。
昨日からの喉の痛みが収まらない。
時々は鼻の調子もおかしくなるが、基本的に喉が痛くて身体がだるいだけ。夕方には体温が37.3℃まで上がったが、今も朝も平熱だ。

 

 


新型コロナの簡易検査を試したところ、陰性と出ている。とはいえ念の為、同居する父とは距離を置いて過ごしている。実に面倒くさい。父も老いて、こういう"特別な事態"への対応が下手になってきたので、臨機応変というわけにもいかないのだ。

 

 

本来、今日は休暇日だった。
遠方に住む知人達と、劇団四季の「CATS」について語り合う予定だった。喋るだけなら不可能ではないが、頭がどうにも働かない。なのでテレビ会議での感想戦は、たぶん無理だろう。
読書だって、内容によっては手と目が止まってしまうのだ。こんな状態では、顔を合わせて話すのは難しい。

 

とりあえず市販薬を飲んでいるが、「喉の痛みだけの薬」は持ち合わせていない。
ずいぶん昔に買った漢方薬を適当に飲んだが、効いた気がしない。

仕方がないから、メディカルドロップを1粒ずつ舐めている。
これはビタミンを添加した飴なのだが、ほんの少し仕込まれたメントールとレモン味の組み合わせがおいしい。
効能は「乗り物酔い・悪心嘔吐・二日酔い・口臭・暑気あたり・胸つかえ・気分不快」とある。さっぱりして甘くて気がまぎれる医薬部外品ということだろう。
喉飴と違って小粒なこと、製法を工夫してべたつかないこと*1、口の中で長持ちすることが特徴となっている。

これを舐めている間は、喉も少し楽になる。
海外旅行の時に現地ガイドさんに勧められた「日本で用意しておくと便利なもの」の一つ。確かに、こういう弱った時には便利なものだ。

 

メディカルドロップを名乗る商品は、ヴィックスからGUMまでたくさんあるが、僕はタマガワという会社の多機能メディカルドロップがお気に入り。開封してもべたつかないのが何よりうれしい。ただし通販では手に入らないので、扱っているドラッグストアを把握しておく必要がある。

 

他には「イソジン」的な薬液を喉に吹き付ける「のどぬーるスプレー」の親戚みたいなスプレーも使っている。ただし、これは数分で喉の辛さが戻ってくるので、あまり当てにならない。

とりあえず今のところは、安静にして回復を待つしかない。
幸いなことに、寝ようと思えばいくらでも眠ることができる。明日も変わらないようならば、病院に行くなど対応をしなければならないだろう。

 

お題「わたしの癒やし」

 

 

*1:100層のコーティング

浜名湖の埋立地にて

急なトラブル対応で午後から浜松市に滞在していた。
まだ帰宅できていない。

昨日の「CATS」のおかげで、今日は動きがきびきびしている。
リノリウムの滑らかな床の廊下では、ぬるりと滑って移動していたかもしれない。少なくとも今日は、つま先や手指の先まで意識して歩くことができていたはずだ*1。ミュージカルの効能はすばらしい。

 

 

でも、先ほどから喉がなんとなく痛い。
熱はなく、そして誰にも会わない室内仕事なので我慢してパソコン作業を続けているが、本来は新型コロナなどの感染症を疑うところだ。
昨日の文化会館は混雑していたし、僕もいささか疲れていた。体調を崩しても不思議はない。

ただ、楽観的に考えれば、この喉は乾燥した冷たい空気で痛めたのだと推測できる。
やけに空調が効いた、しかし埃っぽい場所に何時間もいる。喉と肺に悪そうな部屋なのだった。

 

とにかく、午後のほとんどの時間を、一人で黙々とキーボードを叩いていた*2
お気楽な一人作業だが、世間は休日で、僕だって休日返上なのだからつまらない。モチベーションは最低である。
「CATS」のことを思い出して元気を振り絞り、先ほどようやく作業が終わった。

 

 

今から帰宅する。
たぶん家では、お風呂に入って、すぐに寝てしまうだろう。なので今、レストランで晩ごはんを待っているこの時間に、日記は書くことにする。
「CATS」の感想は、また明日。
明日は絶対に、完全に、問答無用に、休日なのだ。

 

お題「気分転換」

*1:歌いはしない。ただきびきび歩くだけ。

*2:あるいはLINEなどで連絡を取り合っていた。

猫のミュージカルとバタークリームケーキ

以前から観たかった劇団四季のミュージカル「CATS」を観てきた。
素晴らしかった。
堪能した。感激した。今日はもう、「CATS」だけで脳も感情も溢れてしまう。

 

 

でも残念ながら、今夜は仕事が残っている。
昼前から観劇、その余韻でお茶とケーキを楽しんで、夕食後に残り半日分の仕事を片付ける。なかなかに自由な働き方ではあるが、心がふわふわして全く落ち着かない。120分で完了する見積もりだったが、8割を終えた時点で180分を超えている。

作業用BGMとして「CATS」の劇中歌をサブスクで探して再生してみたら、さらに集中できなくなった。
正直なところ、今夜は仕事なんて止めてしまいたい。でも今日のうちに片付けないと、明日以降に大変なのだった。

そんなわけで「CATS」については、明日に書こうと思う。

 

キャッツ(字幕版)

キャッツ(字幕版)

  • ジェームズ・コーデン
Amazon

上に書いたように、「CATS」の後には(ふわふわとした気持ちのまま)笠井珈琲店へ行き、おやつを食べたのだった。

あたたかいコーヒー(ブラック)と、冷たくて甘いアイスコーヒー(クリーム入り)のハーフサイズ、そしてバタークリームのケーキ。
コーヒー2種は、この店の個人的な定番。甘くてこってりしたアイスコーヒーは、ホットコーヒーと交互に飲む。

バタークリームのケーキは、しっかり甘い。とはいえ、笠井珈琲店のものは、濃い味のジャムが挟まれていて、実に食べやすい。良いバタークリームは、他に代替できないタイプのおいしさがある。もちろんコーヒーにも合う。

 

 

さて、余韻を持て余したまま、また仕事に戻ります。ついでにOSもアップデートします。
その後に寝ます。おやすみなさい。

 

お題「大好きなおやつ」

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。