デビュー10周年・藤原季節の特集がテアトル新宿で、未発表の主演作含む10本厳選

俳優・藤原季節の特集上映が、9月8日から21日まで東京・テアトル新宿で実施される。

2023年にデビュー10周年、そして30歳の誕生日を迎えた藤原。本特集では、2018年に撮影された未発表の主演作「東京ランドマーク」、2020年10月にコロナ禍の中で俳優たちが自主制作で挑んだ配信舞台「たかが世界の終わり」の劇場初公開がラインナップに並ぶ。さらに内山拓也が監督を務めた青春映画「佐々木、イン、マイマイン」、今泉力哉が手がけ、宮沢氷魚が共演したラブストーリー「his」、オムニバス映画「MIRRORLIAR FILMS SEASON3」で主演した1編「Good News,」など、これまで参加した長編・短編から計10作品が厳選された。

特集上映の決定を受け、藤原は「思い入れの強い作品ばかりです。特別、華やかな映画ではないかもしれません。ただ、華やかではない人間にも光が当たる映画があるんだということを、信じて歩んできた十年だったのかなと今は思います。一生懸命に生きるだけの、血の通った映画たちです」とコメントしている。

藤原季節 コメント

テアトル新宿という憧れの映画館で、特集上映が開催されるなんて夢のようです。
劇場や関係者の方々、そしてこれまで作品を応援してくださった皆さまに、心から感謝します。ありがとうございます。

思い入れの強い作品ばかりです。特別、華やかな映画ではないかもしれません。
ただ、華やかではない人間にも光が当たる映画があるんだということを、信じて歩んできた十年だったのかなと今は思います。一生懸命に生きるだけの、血の通った映画たちです。

未発表の新作「東京ランドマーク」は、実際の旧友である義山真司との行き詰まったふたりの関係を、監督の林知亜季が脚本に書き起こし、撮影された自主映画です。ヒロインにはオーディションで鈴木セイナさんが選ばれました。あの頃にしか撮れない、愛おしくて大切な映画になりました。

ぜひテアトル新宿で、この作品たちの血脈と鼓動を感じていただけたら幸いです。
九月に会いましょう。

藤原季節

藤原季節 特集上映

2023年9月8日（金）～21日（木）東京都 テアトル新宿
＜上映作品＞
「東京ランドマーク」
「たかが世界の終わり」
「佐々木、イン、マイマイン」
「his」
「のさりの島」
「ケンとカズ」
「中村屋酒店の兄弟」
「鼓動」
「MIRRORLIAR FILMS Season3『Good News,』」
「DIVOC-12『よろこびのうた Ode to Joy』」