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働かないために働き始めました。

はじめまして
働かなくて生きていけるなら働きたくないMJ(えむじぇー)です。
好きな食べ物は?にはカツサンドとかオムライスと答えるようにしています。

カツサンドの写真


好きといえば好きだけど、本当に食べたいのは寿司と焼肉です。

昨年Power Automate Desktopに出会って業務自動化に目覚めました。
今回は、普段やっていることとPower Automate Desktopについて少し触れた上で、今後なにができそうかということを考えようかと思います。


普段の業務

商業施設の管理業務をしています。
日々の運営から法令順守など結構雑多なことしています。
比較的事務作業が多めです。+雑用です。
検索代行サービスというのも仕方なくやっております。
検索代行サービスとは、調べればわかることを調べられない人の代わりに調べてあげる善意のみで成り立つサービスのことで、わたしが勝手に命名しました。みなさんも経験あるかと思います。

商業施設の事務所で働いていますって言うと、「なにしてるの?」と聞かれますが、なにしてるんでしょうね。

Power Automate Desktopとの出会い

『PC業務自動化ツール「Power Automate Desktop」を使って業務効率化しよう!』
突如、社内掲示板に現れた全社お知らせに目を惹かれた。
Power Automate Desktop(以下PAD)とはなんぞや、ということで、検索してみたところ、”データの収集・整理・加工などパソコンで操作している手順を記録して、業務効率につながるアプリを開発できる製品です。”とのこと。
要するに、普段パソコンで操作しているルーチンワーク的なものを自動でやってくれるみたい。
そんな便利なものが無料で使えるらしい。やるしかない。

Power Automate Desktopの画面

早速ダウンロードしてみたものの、右も左もわからない状態。
PADでどんなことができるか、というところから調べ始めて、どんなアクションがあるか、どう使うのか、また調べている間に、今やっている業務にどう活かしていけるかというのを考えはじめた。
前の席の人(後述)も同じことをやっており、送られてくるメールの添付ファイルを指定フォルダに保管する、というフローを作成していた。ここから怒涛のフロー作成が始まった。

前の席の人

前の席の人なんて書き方していますが、わたしの上司です。マネージャーです(以下マネージャー)。この人がいなかったらここまでPADについて勉強することはなかったかもしれません。
PADのフローを1から作成するのって結構時間かかります。特に最初は慣れてもいないし、大したこともできないのに、めちゃくちゃ時間使ってます。それもこれもマネージャーが自動化やデジタル化について理解のある方だからこそできることだと思っています。
なんとなく、わたしの印象とか聞いてみたところ、「コツコツやる」「緻密」「冷静沈着」「浮き沈みがない」「柔軟性がある(新しいものとか人との関わり方)」とかおっしゃってくださいました。前半だけみるとロボットだと思われてます。

斜め前に年下の上司もいるんですが、結構雑な仕事の振り方します(良い意味で)。良い意味でってつけるとなんでも許されますよね。
上司なだけあってだいぶしっかりしています。一応わたしの方が歴が長いので、いろいろ教えつつ、出張とかも一緒に行くので仲良くやって(るつもりで)います。この人は、フローは作りませんが、使ってくれます。

なにを効率化したいか

PADを使い始めたことで、どの業務にPADが利用できるかを考えるようになりました。いままでの業務は細分化して、新しい業務はとりあえずPADでできないかを検討します。やり方決まってからPADのフローを作るのと、PADありきでやり方を決めるのでは後者が絶対に良いからです。インボイス対応で運用がガラッと変わった際にPADありきで進められたのはラッキーでした。
他の部署でも必ず同じ業務をしているので、PADを広められたら良いなぁとかも思ってますが、微妙にやり方が違ったり、共有が難しかったりと、結構課題があります。会社のシステム部もPADを推してるのですが、どのくらい浸透しているのかわかりません。

これからどんな業務を効率化していくか考えるつもりでしたが、実はPADでできそうなことはそれなりに自動化してきたつもりです。
今後、別のデジタルツールを学んでいって、できそうなことを増やしていきたいです。

New!! ↓ LINEBotを作ってみたので、そちらの記事も見ていただけると幸いです。

ボタン一つ押してコーヒーを買いにいく世界

自動販売機ではないです。
Power Automate Desktopのフローを作り始めて気づいたことがあります。
自分の特定の業務はかなり楽になります。ボタン一つ押したらコーヒーを買いに行けます。その間にPADが働いてくれます。
ところが、部内の共通の仕事を自動化すると大変なことが起きます。部内のみんなでやっていた仕事が全部わたしに回ってきます。みんなで使えるようにならないと意味のある自動化とは言えないみたいです。

昔、原価計算かなにかでAさんBさんCさんがそれぞれα、β、γの作業をするときの作業時間があって、どう配置するのがベストか、みたいな仕事割当問題があったのですが、Aさんが最強だから全部Aさんがやる、みたいな感じです。もちろん作業が3つではないので、たまたまこの群の効率が良く、大きく見ると他の業務は他の人の方が得意なものもあります。 

仕事割当問題


なにが言いたいかというと、一人で自動化を進めるのではなく、みんながそれぞれ自動化効率化をしていくことが大事だということです。
自分が自動化する技術を学ぶだけでなく、全体が学べる環境を作る、全体の技術を向上させることが大事ということです。
幸いなことに、マネージャーに理解があり、部内に推進しているという環境なので、これから自分のノウハウをみんなに分け与えていけたらいいなと思っております。
みんなでコーヒーを買いに行きましょう。


つづく(かも)


初稿:2024/07/10
2稿:2024/07/14 冒頭の追記、「なにを効率化したいか」の追記、誤字の修正をしました。

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