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1回
夜の点数:4.6
2010/07 訪問
夜の点数:4.6
旨いものを食べさせてやるぞって静かな闘志が頼もしい!!
2010/07/25 更新
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2010年7月再訪。
本鰹と明石ダコのぶつのお造り、鱧カツ、しらすと大根おろしのあえ物をまずは注文。そのあとに枝豆、のど黒の焼き物、〆にいつもの焼き飯を追加しました。
食べたい物をランダムに頼んだにもかかわらず、お酒にあわせて出す順番とそのタイミングを考えて供されました。…いやぁ、お見事。私の感性とマッチしました。
本鰹のお造りは新鮮さが問われる難しい食材だと思いますが、信頼してオーダーしたところ、「大当たり」でした。タコぶつも「切り方が繊細」でとても美味でした。
枝豆は、注文をしてから枝つきのまま丁寧に茹で上げるので、その香りとともに楽しめる隠れた逸品。
のど黒(2400円)は、頼むことを少し躊躇しましたが、これも大正解。大きさといい、あぶらのりといい、焼き加減といい、過去最高レベルでした。塩をして3時間くらい干した対馬産のものでしたが、この時期はここ(対馬)のが抜群らしい。直江津や新潟市内で食したときも美味しかったし、料亭などでも美味しくいただく(今となっては)高級魚ですが、今回は私の中でそれらを超えてしまいました。特にCPには感激。東京あたりなら、軽く倍近くいくのではないかと思うくらいの大きさとお味でした。
鱧カツは、京都ではあまりお目にかかれないメニューだと思いますが、実はこの食べ方が、かなりイイんですよ。酸味のある純米酒でいただきました。
魚のこと、日本酒のこと、他の「ちょっといいお店」、大将にいろいろと教えていただき、大変勉強になりました。これらの「知」は、私の頭の中で編集して、また紹介できればと思っています。
ということで、今回全般的に点数アップ。
帰り道すがら、「美味しかったなぁ」と満足感たっぷりのこの感覚、ちょっと久しぶりに味わいました。
<2009年12月>
知り合いの料理人に紹介してもらいました。食べログのみなさんが言われているように、かなりいい店だと思います。
京都ではめずらしい、新鮮で質の高い魚をCPよく食べさせてくれる名店といってもよいでしょう。一品のダシの味もしっかりとしています。
日本酒の「趣味」は私とちょっと違うのですが、極めた人が行き着くような玄人好みするラインナップ。あまりメジャーではなくいい酒がおいてあります。燗酒のうまいやつなど、西日本の酒蔵のものが多いかな。ちょっと濃い目のウマクチ系でしょうか。
大将は若く、シャイな感じの人。口数は少ないが、しゃべるとけっこう楽しい(ほとんどしゃべらないけど…)。照れ笑いのような笑顔も素敵です。
もくもくと仕事をし、うまいものを食べさせたいという心意気が感じられる店です。
料理はほぼ一人でやられているようですが、かなりの手早さ。
〆の焼飯が「原価無視」で美味しいです。大将曰く、「原価(の計算)を間違えたまま」だそうです。……ボソッと教えてくれました。