相国寺承天閣美術館開館40周年記念
相国寺承天閣美術館開館40周年記念

上:重要文化財 文正《鳴鶴図》(部分)
元~明時代 14~15世紀 相国寺蔵 【愛知展前期展示・東京展展示(期間未定)】
下:重要文化財 円山応挙《牡丹孔雀図》(部分)
江戸時代 明和8年(1771) 相国寺蔵 【愛知展後期展示】

新着情報

  • 2024.8.5

    みどころを公開しました。

  • 2024.7.26

    展覧会公式サイトをリニューアルしました。
    本展ナビゲーターは向井理さんに決定!

国宝、重要文化財
あわせて45件以上

(愛知展)

を含む相国寺派の名品を中心に紹介し、
相国寺の美の世界をみつめ、
未来へ託します。

しょうこくじ相国寺とは? しょうこくじ相国寺とは?

相国寺は、室町幕府三代将軍・足利義満(1358〜1408)が永徳 2年(1382)に発願し、京五山禅林の最大門派であった夢窓派の祖・夢窓疎石(1275〜1351)を勧請開山に迎え、高弟の春屋妙葩(1311〜1388)を実質開山とし創建された禅宗の古刹です。今も京都の地、御所の北側にその大寺の姿を誇り、金閣寺、銀閣寺の通称で名高い鹿苑寺慈照寺を擁する臨済宗相国寺派の大本山です。

時代を通じ、相国寺は芸術家を育て、名作の誕生を導いてきました。
室町幕府の御用絵師とされる相国寺の画僧・如拙と周文。室町水墨画の巨匠と称される雪舟。江戸時代の相国寺文化に深く関わった狩野探幽。そして奇想の画家・伊藤若冲、原在中、円山応挙…。
中世に規範を得た相国寺文化圏の美の営みは、近世、近代、現代へと時を繋ぎ、相国寺、鹿苑寺、慈照寺が所有する美術品は相国寺境内にある承天閣美術館で公開されてきました。
本展覧会は、相国寺承天閣美術館開館40周年を機に開催いたします。