外側から見てみたい

地球に生まれて暮らして早幾年

ウェブブラウザ

昨年末ごろだっただろうか、常用するウェブブラウザをBraveにした。
もう快適すぎて過去には戻れない。

今に始まったことではないが、WEBの世界はエロとネガティヴと意地悪に満ちている。
仕事中の調べ物で検索にかかったページをクリックしたら肌色のえげつないロリ絵が大写しになって泣いた。
えげつない下品な広告のお陰でWEB検索を使うことが恐怖であり心の負担だ。
だがWEB検索を使わない選択肢が現状ないので、あまり期待せずにBraveを使ってみた。
良すぎる…これは課金したいほどだ…
WEBを開くたびにウッてなっていた人の悪意や怒り、復讐心を煽るような漫画の広告や、恐怖を覚えるほどの信じられないようなエロ漫画の広告などがすっかり目に入らなくなった。
たまにSafariChromeSNS(主に旧Twitter)の公式アプリを使うとヒッとなる。キツい。

広告ビジネスって一体。
食料や物品を作って需要のある所へ販売することがなんと健全か。
このブログも方向性が定まっていないせいなのか、Chromeで見たら嫌な感じの広告が出ていた。
つらい。

國分功一郎先生の「暇と退屈の倫理学」に、退屈な人が求めているのは本当は“楽しいこと”ではなく“刺激的なこと”だと書いてあった。
ということは、やたらと“忙しい現代人”などと言って時短だコスパだタイパだ騒いでいるけれどそれはあくまで
ポーズで本当はほとんどの人はものごっつい暇なんじゃないのかしらん。

刺激がほしいのなら人間と会話をするのが一番だよなあと近頃よく感じる。
不快も面倒も好きも嫌いも、感情って他者に関わると発生するのだから、全部生きることだよなー。
なんて思ったりなんだりします。