夜でも気軽にフレンチを：予約必須､人気の優良店。 : Sucre

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歓送迎会､主役(年配女性)のリクエストで3年ぶり､今池がすビルB1Fの｢シュクレ｣。主役は以前からずっと2ケ月に1度くらいのペースでここのランチを利用し続けてるんだとか。18:30､アンニュイ(今時言わないか)で静かな洋楽が流れる､スクリーンで仕切られた店内。元々大人な店だけど､前回､予約で満席だったのと違って先客は通路側に2組。黒基調のテーブルで､より一層､落ち着いた雰囲気。

で卓上に宛先(幹事の名前)記載のコースメニューペーパーあり。幹事がセッテイングしたのは､プリティディナー2600円(2012年より100円UP)ってやつだね。

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■オードヴル盛り合わせ：魚介のテリーヌ/ドイツ産生ハムのサラダ仕立て/ガトーヴォライユ。
■スープ：本日の温かいポタージュ
■メインディッシュ：｢魚料理3種/肉料理8種/お魚とお肉のハーフ＆ハーフ5種｣から1人1つずつ選択。
ただ追加料金がかからないのは3種のみ。会費前払いの歓送迎会じゃ実質､選択肢はこれのみ。
本日の鮮魚のポワレ/フランス産豚ロース肉のソテー/イベリコ豚バラ肉のソテー。
■パン：焼き立てモチモチパン。
■デザート盛合せ：クリームブリュレ/ホワイトチョコレートのタルト/桜のアイスクリーム。
■食後のお飲物：炭焼きブレンド珈琲/ウバ茶(世界三大紅茶)から1種選択。
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でドリンクとメイン料理とラストの飲物確認。俺はカンパリスプモーニ(ｸﾞﾚｰﾌﾟﾌﾙｰﾂ+ﾄﾆkｯｸｳｵｰﾀｰ)と､メインはロース肉のソテーと珈琲で注文。ちなみに歓送迎の主役だけ+600円の｢本日の魚料理と国産牛ホホ肉の煮込み｣。

総勢8人だけど全員分の乾杯ドリンクが揃うのに数分､時間がかかる(オードヴル･スープ･メインも同様)。■オードヴル盛り合わせ。うれしいことに､オリーブオイル･バター･塩と一緒に■パンも先出し。･魚介のテリーヌ…イカとかの食感も生きてて､くどく無いテリーヌ。美味しいっす。 ただ前回の｢ずわい蟹ととびっこのテリーヌ｣には負けてるけど。･生ハムのサラダ仕立て…思ったより大きめの1枚ハム。突合せ野菜と食べるとまた思いの外､爽やかで◎。･ガトーヴォライユ…皮付きの若鶏肉。これはまぁ普通。 オードヴルとして不満はないけど総じて前回(2012)より見かけも量もこじんまりとしたって感じ？

･温かいパン､外皮パリパリで中生地はモチモチって言うよりふんわり。この手のパンって美味しいね。 と参加者の1人､｢パン､お替り出来るんだよ｣。全員､速攻でパン追加。

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■スープ：本日の温かいポタージュ。粘度の高いパンプキン。やや甘系はあんま得意じゃないんだよね。

メインが出て来たところで､2回目のパンお替りを頼むと｢50円かかります｣。なぁんだ､食べ放題じゃないんだ。歓送迎会で勝手に追加を頼むのも気が引けるわね。結局､パンなしでメイン料理にとりかかるハメに…む～ん。

■メインディッシュ：豚ロース肉のソテー。前回の｢豚バラ肉の煮込み｣に比べて見かけはちょい寂しい？肉の一口目もまるでビーフジャーキーみたいな硬い食感。端っこ部分にはちょっと付いてたけど､ほぼ脂身無しのカットあされたポーク。｢イベリコ豚バラ肉のソテー｣の方が良かったか。

■デザート盛合せ：シュクレ名物クリームブリュレ､ちょっと小ぶりになった？焦しキャラメルの表面を割って中のクリームをすくいすくい食べる。ん､まぁ美味しい。美味しいけど作り置きだね､やや冷たい。何だか今回のはプリンそのものって感じ。他のミント付の桜のアイスクリームはまずまずだけど､ホワイトチョコタルトは凡庸過ぎかな。

この日は中央スペースが埋まることは1度もなく､帰り際に見渡すと通路側に1組が残ってるだけ。火曜でたまたま客入りの少ない日だったのかな？以前よりちょい質が落ちてる気もしたんだけど､もしかしてそのせいもあったりするのかな？

そうでなくても気軽にフレンチってのがコンセプトだから､原材料の値上げとか色々大変なんだろう。あと400円くらいなら値上げしても大して影響は無いんじゃない？質には充分こだわってこれからも頑張り続けて欲しいもんだ。74点。★は…4のままにしとこ。

あっそうそう､以前はB1でつながってる隣のビルで喫煙出来たけど､今は1軒も営業してなくって真っ暗…。禁煙の店を抜け出してちょっと一服っては無理になっちゃった。

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会社の歓送迎会､今池ガスビル階段を降りて地下1F。あらぁ？人でごった返してる。何だ？と思ったら､｢しら河｣でひつまぶし1680円！今週金曜までか。うなぎ､今高っかいもんねぇ。そりゃ並ぶわ。で人をかきわけて山本屋総本家の角を曲がったとこにあるのが｢Sucre 僕らのフレンチ シュクレ｣。今池近辺じゃ知られたフレンチで､1200円だけどランチも女性に人気で結構混んでるらしい。

店頭ミニ黒板で､｢本日のディナーは予約にて満席…｣。へぇ～。居酒屋歓送迎会じゃなくって､この位､気の効いた店を設定してもらえるとありがたい。で気の利いた幹事が手配したのが､｢プリティディナー｣2500円。内容はランチの2400円と一緒なのかな？ドリンクは一部600円でほぼ500円(ワイン除く)で､2杯づつ飲んで1人3500円って想定だね。

もちろんオヤジは余分に払うけど､フレンチディナーなのに安っすいねぇ～。夜でも廉価で食事が出来るから歓送迎会でも利用出来るわけだ。さすが｢僕らのフレンチ｣ってうたってるだけある。白い紗のロールカーテンでフロアーを区切って半個室演出された店内。前掛けをしたパンツ姿の女性2人がフロアー担当。時々､厨房から男性がフロアーヘルプ。

卓上に予約客名入りで今日のディナーのメニュー表。
オードヴル･スープ：メインディッシュは3種から1品選択､
○本日の鮮魚(スズキ)のポワレ
○ベビー帆立の白ワイン蒸し
○国産豚バラ肉の煮込みマスタードバルサミコソース
パン･デザート3種盛り合わせ･食後のお飲み物

んで皆､生ビール注文のとこ､俺はカンパリスプモーニ(グレープフルーツ+トニック)で乾杯。オードヴル3種盛り合わせ：■ずわい蟹ととびっこの自家製テリーヌ■北海道産蛸のマリネ■若鶏のコンフィ梅肉ピーナッツオイルソース

タコと若鶏も美味しいけど､特に自家製テリーヌが飛び抜けて美味！とびっこのプチプチ食感に蟹の風味のテリーヌがナイス。上品過ぎないとこもいいねぇ。こりゃ､パンでも欲しいなぁと思ったとこへバターとオリーブオイルにソルトの器と一緒に■焼きたてモチモチパン登場。うれしいねぇ。

一見､白パンみたいだけど､表面はハード系。切れ込み入りのパンをちぎってオリーブオイル染み染み。うん､もっちりした温かい食事パン､美味しい。もちろん残ったテリーヌも当然パンにのせて食べるよね。もっとパンがあったらそれだけでも満足しちゃうわ。

■トマトの冷たいポタージュは､あんま好みじゃない。トマトジュース嫌いだから勘弁してもらおう。ここでドリンク追加､パッシモオレンジ。

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で肉で頼んだメインディッシュ。■国産豚バラ肉の煮込みマスタードバルサミコソース。おろ？豚バラって細切れ物なのかと思ったら､厚みのある固まりじゃん。ナイフで切ると､おぉ～トロトロ。よくまぁ形崩れさせずに盛り付けたねぇってくらい軟らかい。マスタードバルサミコソースは､フレンチって言うか和風の甘辛煮寄りかな。肉の下敷きに､いんげん･オクラ･エリンギ･青梗菜。特にオクラがいい感じ。

濃いめの味付けだからパンが欲しい。ペースをゆるめてしばし様子見。案の定､｢パンの追加の方は｣？ハイハイハイ。パンにソースを絡めて煮崩れ寸前ばら肉トッピング。味付け自体はそう好みじゃないけど､全体の配分も気が効いてていい。

しばし歓談後､コーヒーか紅茶か聞かれて小休止。■炭焼きブレンド珈琲又はウバ茶。せっかくだから世界三大紅茶とか言うウバ茶で。

でもここ全面禁煙で喫煙は店外。喫煙者としてもその方がきっちりリフレッシュ出来てありがたいけどね。店を出て右手にトイレがあるんだけど､トイレに入らずそのままドアを出ると別棟B1に灰皿あり。で一服して戻ると､デザートと紅茶が丁度出て来たとこ。

おぅこれもメインディッシュみたいに小さいけど3種盛りになってる。■ぜひ食べてほしいクリームブリュレ■ガトーショコラキャラメルソース■パイナップルのソルベ。ここの名物らしいブリュレ。焦しパリパリキャラメルをスプーンでつっついて､クリームをすくって一口。あぁ～これ､美味しいね。焦しキャラメルの香ばしい苦味が甘いクリームとよ～くあってる。

結構､パンチの効いた甘さのガトーショコラ。これも苦味で美味しく食べられる。パイナップルのソルベシャーベットはいい口直しだね。

でも甘みの強いガトーショコラの後だから､ブリュレの残りは残念なことになるかと思ったら､ブリュレが負けてないのには､ちょっと驚き。ちなみに■ウバ茶。世界三大紅茶の味や風味なんてどうせ俺には分んないしね。まん丸でかわいい白茶の砂糖が出て来ちゃったから､ついそのままじゃなくって砂糖を入れて飲んじゃった。案の定､違いは判らず。

うん､品数はそんなに多くなかったけど､適度に満足。夜利用でもフレンチだぁって肩肘はらないで使えるし､女性となら､相当､利用価値の高い店。こりゃとてもじゃないけど､チェーン居酒屋なんて行ってらんないわ､お奨め！80点。