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店名 |
あきたくらす
|
---|---|
ジャンル | 立ち飲み、日本酒バー、ビアバー |
お問い合わせ |
018-827-6362 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
秋田駅から29m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 QRコード決済可 |
席数 |
(立ち飲みオンリーです) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 秋田駅駐車場 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、日本酒にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2017年4月1日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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土曜日の午後5時近く、そろそろ街が週末の夜の喧噪を始めようかという時間帯の駅にお邪魔しました。
「あきたくらす」は秋田駅ビル トピコ2Fにある店舗で「選りすぐりの秋田の銘酒を気軽に味わえる立ち飲みバーと
特産品が並ぶ秋田県産品ショップです」というキャッチコピー通り、特産品を置く洒落たお土産ショップの一角に立ち飲みバーがあるという場所です。2017年にオープンしたこちらのお店、私が初めて訪ねたのは2019年でした。
今回、秋田を旅して飲みたいと思ったお酒があったのですが、目当ての居酒屋には置いておらず、ネット上ではプレミア値段になっていてちょっと高すぎるから買えないなぁと諦めかけていた時、そういえばと2019年の写真をひも解いてみたら、何とこちらのお店にそのお酒が置いてある写真が写っていたのでした。
ということで、あれから4年も経ちますが今でも置いてくれていないかと期待をこめて訪ねたところ、ありました、ありました。
お目当てのお酒は「新政 陽乃鳥」。単品90mlのリストの中にその名前がありました。特約店でしか入手できないお酒な上に、ネットではプレミア値段になっていて90mlに換算すると2000円。それがここではグラスで呑めてしかも700円。これは本当にすごいなぁと思います。
こちらのお店は日本酒で単品90mlで飲めるお酒が数種類(この日は6種類)と45mlずつ3種類選べる1000円の利き酒セットがあり、他にはクラフトビールも置いています。つまみもいぶりがっこを始め、お酒にあうセンスの良さそうなものがいくつか用意されていますが、今回はお酒の味を楽しみたかったので、おつまみなしでお酒だけ頂きました。
この日の単品のラインアップは
新政 陽乃鳥 700円
雪の茅舎 純米吟醸 570円
一白水成 純米吟醸 520円
春霞 純米吟醸 520円
花邑(はなむら) 純米吟醸 570円
阿櫻(あざくら) 純米吟醸 460円
単品は以下を選択しました。
新政 陽乃鳥
一白水成 純米吟醸
1000円の3種類は
高清水 ひやおろし 山廃本醸造
福禄寿 純米大吟醸 十五代彦兵衛
山本 純米酒 ド辛
を選択しました。
狙ってきた「陽乃鳥」が期待以上に美味しくて大満足しました。三種飲み比べもわかりやすい違いのあるお酒を選んでみたので面白かったです。カウンターのみの立ち飲みバーですので、同じカウンターについたお客さんと店員さんを交えておしゃべりしながら飲む日本酒は美味しくて楽しい経験でした。
さて、ここらかは備忘録。
今回飲みたかった「新政 陽乃鳥」は貴醸酒と呼ばれるお酒。日本酒の製造は米と麹と水と酵母で作られた酒母(あるいは酛)と呼ばれるものに対して、3回に分けて麹と蒸し米と水を加えていくのですが、3度目に加える水の一部あるいは全部を酒に置き換えて作るのが貴醸酒だそうです。
水のかわりに酒を加えると全体のアルコール度数が高まり酵母の働きが弱まるため、本来ならばアルコールに発酵するはずの糖分が残ってとろりと濃い甘口になるのだそうです。
貴醸酒は旧国税庁醸造試験所(現独立行政法人 酒類総合研究所)によって1973年に開発されました。当時の日本では、国賓をもてなすための晩餐会においては、乾杯酒としてシャンパーニュなどのフランス産ワインが振る舞われていて、日本酒はワインに比べて「安価なもの」として捉えられていたから使われていなかったそうです。
この状況を変えたいと当時の研究室長であった佐藤信さんが従来のイメージとは異なる「高価な日本酒」をつくるために、水の代わりに酒を利用した酒造りに取り掛かかり、研究を重ねた結果できたのがこのお酒だというわけです。
今では獺祭を始め、日本酒も知名度をあげてきているかと思いますが、今回知った貴醸酒のように海外の貴腐ワインのようにデザートとしても楽しめる部類の日本酒も存在していたかと思うと、今後の日本酒の活躍がますます楽しみになってきました。
<今回のチョイス>
秋田の希少なお酒との出会いを期待して訪ねてみました。
<注文したもの>:2名
新政 陽乃鳥 \700
一白水成 純米吟醸 \520
45ml3種利き酒 \1000
------------------------------
合計 \2,220
<お料理の感想>
〇新政 陽乃鳥
「マンゴーのような濃密な甘みとパイナップルのような酸味」と表現されるこのお酒に興味津々で頂いたのですがまさにその通りの味わいでした。「これが日本酒なのか?」というような味わいで本当に驚きました。
○一白水成 純米吟醸
すっきりとした雑味のない品のいい味わいだとは思うのですが、陽乃鳥のインパクトが強すぎて、普通においしいとしか感じられませんでした。
○3種利き酒
他二つは日本種度が0~1なのでやや甘めなのに対して、山本のド辛が飛びぬけて高い日本酒度+15。あまりに辛口の日本酒は単品で飲むとあまり味がしないのでピンとこなかったのですが、もしかしてお刺身と合わせるといいのかもしれません。
高清水のひやおろしはまずまずの酸味で山廃ぶりを楽しめました。
3種の中では十五代彦兵衛が一番品が合って気に入りましたね。
<お店の感想>
駅ビルというロケーション、希少種も飲めるという品揃え、洒落たカウンターでの日本酒テイスティングの提案は、日本酒という伝統的な商品の紹介に敢えてのモダン環境をぶつけているギャップに萌えてかなり魅力を感じます。