【福井県蕎麦物語421軒目】　　ネギトロ丼と蕎麦が仲良しこよし : ごはん屋 和

　2023年の憩いのマンデーも残り3回しかありません。今一度、蕎麦を愛でているちょうさんがキープしている蕎麦店一覧表を広げてみました。
　そして今回の蕎麦物語は、福井市森田地域にある『ごはん屋　和』さんに再訪することにしました。7年前のオープン直後（2016/06）に初心して、感動の“なごみ膳”を味逢って以来です。
　その際に、大将のお薦めは小浜直送の「鯖醤油焼き定食」だとお聞きしたので、福井の美味しいに逢うため、もう一度行きたいお店にキープしていました。しかもその後、“手打ち蕎麦”も始められたのを知りました。一度にその両方は無理なので、今回は究極の選択で“手打ち蕎麦”に決めたのです。　
　ただし“おろし蕎麦”だけでは芸がないと思い、改めて皆さんの投稿を見ますと、マイレ美「まゆゆゆゆ333」さんの写真に“ネギトロ丼おろしそば”を見つけました。これだ！！！
　更にメニューで確認しますと、麺類の大盛は150円増し・丼類の大盛は200円増しと書いてありました。そのままにするか？蕎麦を大盛にするか？ネギトロ丼を大盛にするか？それともその両方を大盛にするか？その時の体調と相談することにしました。

　そしていよいよ当日、今の中古車で九頭竜川を越えるのはちょっと辛いのですが、前前回は越前海岸まで行けましたし、もう一度頑張ってもらうことにしました（自分自身も含めて）。
　お店がオープンする11時30分よりかなり早く駐車場に到着しました。すると暫くして店主さんが来られまして
　店主さん『今日は団体さんの予約でいっぱいなんです。お一人ですか？』
　ちょうさん『ハイ、カウンター席で良いですよ。』
　店主さん『メニューは何ですか？』
　ちょうさん『ネギトロ丼とおろしそばのセットです。』
　店主さん『そんなら、もう店内にお入りください。』
　と早めに入店させていただき、カウンター席の一番奥に陣取りました。そして改めて
　ちょうさん『ネギトロ丼とおろしそばのセットで、おろしそばだけ大盛でお願いします。』
　店主さん『かしこまりました。暫くお待ちください。』
　その後、手際良く運んでくださって、10分チョイで登場しました。サービスで一品付いておりました。
　“おろしそば”はぶっかけなのですが、おろしの上から惜しげもなく出汁がドパッとかかってて、その上に鰹節と大好きなネギが上に乗っているスタイルでした。この場合、蕎麦から箸を進める事にしております。団体予約ご来場前でバタバタされておられたのに、腰もかたさも充分だったのにはプロを感じました。なお、おろしはおろし立てで私好みの辛さに仕上がってました。以前は大将が打っておられたようですが、追っつかないのでお任せしているとの事でした。
　半分ほど食してから、ネギトロ丼に向かいました。まやかしのチューブ系ではなくて、本物でした。盛り付け前に包丁で叩く音がしっかりと聞こえておりました。しかも大好きなネギが多めだったのも嬉しかったです。大将が選んだ地元産のようでした。
　お陰様で、予約の団体さんが来られる前にお店に別れを告げる事が出来ました。美味しいを有難うございました。そして、ご馳走様でしたm(_ _)m

　今回のマンデーは、福井市森田地区で5月20日にオープンされた「ごはん屋　和（なごみ）」さんへ行きました。
　店内は当たり前のように綺麗で、開店御祝いのお花も置いてあります。小上がり席（4席）も3テーブル有りますが、今回は6席有るカウンター席の1席を利用させていただきました。
　六種類あるお昼のメニューの中から、店名のついた「なごみ膳」1,250円を注文しました。元気なお声の大将に、どこのお店でもやっているように写真撮影の許可を得ましてから、TB持参で店内を探索しました。家族？で声をかけ合いながら手際良くされておられるからか、そんなに待つこともなく登場しました。
　定食には、かんぱち＆イカのづけ・天ぷら（抹茶塩）・小煮物（ゆず味噌）・御飯・御味噌汁・漬物・果物・食後の珈琲という内容です。私のお気に入りが随所にありました。①揚げたての天ぷらを塩に付けていただけた事　②次に小煮物の上に乗っていたゆず味噌が好みだった事　③かんぱち＆イカのづけの味付けが好みだった事　④御飯がふっくらしていた事
　ここの大将は、そんじょそこらのただ者じゃないと、お見受けいたしました。
　追記：大将のお薦めは、小浜直送の「鯖醤油焼き定食」だそうです。鯖の醤油干しをこんがりとジューシーに焼き上げた定食で、850円と安価なので一度お召し上がりください。