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おそらく誰もが受け入れてくれそうな食べやすい無化調ラーメン
ワタクシの食べログにおけるレポートをご覧の方なら既に皆さんご存じ、こちらは高山で最もうまいラーメンを出す店と“オレが勝手に評価”しているラーメン店です。
【レポートは4回目。だけど訪店は10回以上。】
ただ訪れたこの日は、店外にも日本人観光客のほかグローバルな人々によって行列が出来ていて忙しそうで。
それでも高山に来てここで食べないワケにいかないので30分くらい外で待ったが、提供はいつもに比べ早かった。
(もしうかしたら、気を使って頂いて先出ししてくれたっぽいんですわ。ご主人ありがとう、先客さん申し訳ない!!)
【無化調、最高ですよ】
朝から立て続けの3杯目だが、旨いとしか言えないクオリティーに脱帽。
この日は高山ラーメンを頂いたのだけど、スープもわずかに強めの魚介系ダシ醤油ベースが麺とこの上なく合って、極細チヂレとともに口の中へ最高のラーメンを届けてくれる。
無化調?
もう美味しかったら、すでにそれは素敵なエピソードに添えるだけのワードでしかないように思います。
(飛車角が落ちているのにこんなにおいしいラーメン、なかなか他にないのではないでしょうか。)
【スープだって間違いない】
スープには膜がうっすら張りそうなくらいの脂もあるが、それが決してしつこくなく麺をすすり上げるための潤滑剤になっているから、むしろこのくらいがちょうどいい。
また、メンマにも手を抜いていない繊細な味付けと柔らかさに感服。
いつも美味しいラーメンを提供してくださり感謝しております、ありがとうございます!
今度は、特製ラーメンも高山ラーメンも両方食べますので、またお願いいたします。
<おまけ>
ちなみに皆様、お土産のラーメンもありますよ、2食入りで500円と超リーズナブルです!
お店でも売っていますが、市内の古い町並みや高速道路SAの一部にもあるそうです。
「探求心こそ研鑽なのだ」
【メニューが変わっていた】
7か月ぶりに訪れた同店、ご主人が自分の顔を見るなり「あーお久しぶりです!」と威勢のいい挨拶を頂いたものの、着席するなりメニュー表が視界に入ると面食らってしまった。
なぜなら、メニュー表には「あれ?こんな名前のラーメンだったっけ?」という品書きが並んでいたからだ。
じっとメニュー表を睨んでいると忙しそうにしていたご主人が「いつものやつが上の特製です」というではないか。
ちょっと久々だった(7か月ぶり)から、メニューなんか記憶から無くなっていたが、そもそもその以前までは「中華そば」一本だったはずだよな・・・
ご主人の動作のタイミングを計って
「前から2種類のラーメンでしたっけ?いつからですか?」
とご主人に聞けば、
「10月からなんですよ、気づいたらだいぶ高山らーめんから自分のラーメンが離れていったことに気付いたんで。」
と返ってきた。
それ以上は一切尋ねなかったがおそらく、今まで作り上げてきたものが、自分の作りたいラーメンではあるものの高山に来た観光客向けのラーメンとのギャップがあることに気付かされたのか気づいたのだろうか。
【美味しいことに変わりはない】
どちらのラーメンも化学物質無添加の原則は変えていないようだが、ここに来たなら「あの味」を喰らいたい。
そう麺は高山風でもスープが独自の力強さがあるあの味だよ!
朝からまともに食べていなかった自分は、昼下がりの14時という時間ながら一瞬でスープまで平らげてしまった。
深みのある肉系&魚介系のダブルスープという案内だけど、入口から後半まで魚介風味がぐっと広がる、いつもの味。
そして後味に軽やかな肉系由来の味が舌にふわっと残り消えていく。
うん、やっぱり最高だよ。
【営業時間は当面11-15時】
ご主人曰く、平日の夜はスープが余ればやることもあるけれど、週末だったら年齢的なこともあって営業していないとのこと。
仕込みは結局毎晩やっているらしいのだけど、営業となると厳しんだって。
まだ60か61くらいのはずだし、見た目も体力ありそうに映るんだけどな。
【こうなったら両ラーメンを食べてみたい】
ご主人のポテンシャルから考えても、「高山中華そば」だってムチャクチャ美味しいはずだ。
今度は、平日の昼と夜のダブルヘッダーで来るしかない!
やっぱり「美味しい」しか出てこない味
また、これを食べるためにわざわざ近畿圏への出張帰りに来てしまった。
高額な交通費を払ってでも食べたくなるこちらのラーメンは、いまや中毒性さえ憶えるということだろう。
特にスープと麺の相性が最高で、ちぢれ細麺がふわっと鼻を触るダシの香りとともにすすり上げることを止めさせてくれないんだよね。
このラーメンこそ大盛りで食していただきたい麺であるし、スープである。
高山に来たら、罪悪感など忘れてこのラーメンを食べに来たいと考えざるを得ない。
高山で食べられるラーメンの最高峰
この店は、いわゆる高山ラーメンの大定義「鶏ガラベースであってアッサリ醤油、なおかつ極細ちぢれ麺であること」の一線を画しているのかもしれない。
こちらは、極細ちぢれ麺であることは間違いないものの、鶏ガラスープがベースにあるかもしれないけれど、この店名が物語るように魚介ダシがふんだんに使われているところが本流とは異なっている。
【うまいものはウマイ】
自分は高山歴訪回数として片手の指が折れるか折れない程度しか来ていないもののラーメンを食した杯数は両手のほうが近い。
そんな中で、様々行った店の中でもダントツでウマイと思ったラーメンがここ。
グルタミン酸Naを一切使っていないというこだわりもあるようだけど、こだわり以上に「無性にウマイ」と言いたくなる味なんだ。
麺自体が極細なのに噛みしめるほど美味しく、スープの濃度もちぢれ麺に合うように調整されて、麺に引き上げられやすい状態。
スープは店名のとおり前述のとおりだが、全部飲み切ってもショッパイという感覚などなく、見た目と口当たりの濃さからは考えられないほど後味もすっきりしている仕上がり。
正直、こんなラーメンに出会ったことなどなかったほどのインパクトを受けた。
【週末は混雑必至】
お店は国分寺通りから一本入った奥に合って、昼間なら見つけやすいが夜はディープな場所に迷い込んだのかと不安になるような場所にある。
行列ができることもあるようだけど、ご主人と奥様らしき方(もしくはご主人のお母さんらしき方)でお店を回しており、厨房も古民家を改造したためか大きくなくて一度に作れる量も2~3人前ほどだろうから、たとえ店内に入ってからも時間はかかることを肝に銘じられたい。
【ランチとディナーで営業中】
自分は夜に高山で食せるラーメン屋を探してこちらを見つけ、後日のランチタイムに帰郷直前で再訪したほど。
ちなみに週末のランチタイムは、相当混むぞ!
(小民家風のお店で規模も小さいから、混んでいなくても提供までは辛抱して待つように!)
【口コミどおりでうまさ抜群、店主もいい人】
ご主人自体が忙しい中、様々気を使ってくださるところも嬉しい。
一見なのに忙しい合間を縫って、いろいろ質問してくださったり、空調を調整してくださったりと・・・混んでいるのに感謝しかありません。
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店名 |
麺屋とと
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
0577-36-3751 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
高山駅より420m 高山駅から428m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
16席 (座敷あり カウンター6席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 3台 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
このお店はリニューアルしました。※リニューアル前の情報は最新のものとは異なります。 |
初投稿者 |
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【ここを綴るのも最後?】
このお店には、観光客扱いの身として両手じゃ足りない数だけ訪れている。
その理由は単純に、高山で一番おいしい中華そばを提供してくれるお店だと信じて疑っていないから。
自分のページ(食べログを含む他SNS)をご覧いただいている方なら周知の事実かも知れないけれど、このお店に対する思い入れは半端なく、ラーメンだけでもドンブリ15杯は食したであろう、そんなお店なのだ。
【かつては2部制だった】
自分が通っていたころは、昼夜の2部制で、コロナ過の最中から昼の1部制になった。
これはご主人の体力の問題もあるのだけど、やはり無化調製法という以外に、「ラーメンと高山中華そば」に並々ならぬこだわりがあるものだと想像している。
その証拠に、特製ラーメンのほうは常に進化しているそうだし、高山中華そばも納得できるまで、色々試行錯誤したらしいことを実際にご主人の口から耳にしたし。
【おすすめは?】
今なら、いや現時点でのおススメは、「特製」のほう。
高山型へ特化していないのに高山らしさが残りつつ、御主人のこだわりの中華麺とWスープが驚くほど馴染んで最高の一杯を完成させてくれている。
高山型の「高山中華そば」もスープも麺も高山式へカスタマイズされて提供され、絶妙な香りと食感を届けてくれる。
まあ両方おススメかな、胃袋に自信があれば両方食べてほしい1杯だ。
(今回は両方食べてビールも飲みました)
【さいごに】
高山市内において、ありとあらゆる名の知れたラーメン店で食してきたが、自分の中では、ここを最後まで高山No.1のお店として改めて評させてください。
加えて言うなら、自身のラーメン部門全体でも3本の指には入るクオリティだと思っている。
なお、残念ながらもう高山には来ないつもりなので、今回思いっきり店主様には「これまでの思いのたけ」を伝えたけれど、御主人の創作意欲が失われない限り、残り続けて、やり続けてほしいお店なのよ。
今まで本当にありがとうございました。