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店名 |
閉店
風和(KAZENAGI)
|
---|---|
ジャンル | あんこう、海鮮、日本料理 |
住所 | |
交通手段 |
【お車】東水戸道路・水戸大洗ICから約10分 大洗駅から2,172m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、Diners) |
席数 |
37席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、海が見える、ホテルのレストラン |
お子様連れ |
子供可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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どぶ汁、もともとは茨城県の平潟漁港の漁師さんが船の上で食べていた鍋料理です。
かなり前に親戚が経営するホテルの紹介で、平潟の漁師さんに同行させてもらって、船の上で食べたことがあります。豪快さと繊細さを兼ね備えたすばらしい鍋でした。
昔は北茨城から福島のいわきあたりまでは鮟鱇がよく捕れたので、どぶ汁はこの地域で浸透していって、一般家庭でもよく作られる料理になりました。
小名浜に親戚がいて、よく食べた覚えがあります。
どぶ汁と「ともず」という鮟鱇の身と皮を酢味噌であえて食べる料理は、この地域では知らない人がいない料理でした。
どぶ汁は鮟鱇と野菜と味噌だけで作ります。水は一切使用しません。
まず、空の鍋に生の鮟肝を入れて、よく混ぜながらペースト状になるまで炒めます。それから鮟鱇の身を入れて、その後に野菜を入れます。鮟鱇と野菜の水分だけで、とてもおいしいスープになるわけです。味噌だけで味を整えてできあがりです。
鮟鱇の七つ道具と言われている身、皮、胃袋、肝、卵巣、えら、ヒレを全部使うのもどぶ汁の特徴です。
店で出す場合は、最初から最後まで調理人が付きっきりにならないといけないので、提供がとても難しくて、だんだん出汁を使うあんこう鍋に変わっていったそうです。
ここは大洗ホテルの2階にあるレストランで、どぶ汁を食べられる数少ないお店の一つです。
この日は料理長に作っていただきました。
最近は鮟鱇が捕れなくなってしまって、仕方無く北の方の鮟鱇を使っているそうです。少し悔しそうに話す料理長の顔は、それでも昔の話をすると、とても優しい顔になって素敵でした。
味見をしながら、味噌で仕上げを微調整して、最高の味で提供してくれます。
かなり量はあるように見えましたが、おいしくて、あっという間に食べ切ってしまいます。
ほんの少し残ったスープに、ここで初めて水分を足します。水分と言っても鮟肝を溶いた土瓶に入ったスープです。きっとこれだけでもおいしいはずです。あとほんの少しの出汁。これで〆のおじやを作ってくれます。
テーブルセットからここまで、調理と取り分けで本当に付きっきりです。やはりこれでは大量に提供できないでしょう。
今ではまぼろしの鍋とまで言われるようになってしまったどぶ汁ですが、ここでは本物のどぶ汁を味わう事ができます。
どぶ汁の名前の由来は諸説ありますが、料理長の話しでは、どぶろくのように濁った汁だからとの事でした。
あと「どぶ」は全部という意味で、鮟鱇の全部を使う鍋だからという事を聞いた事があります。
久し振りにおいしい鍋をいただきました。ごちそうさまでした。