無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
0296-58-6228
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
もう列車は来ないけど。
36年前に廃線になった筑波鉄道。
つくばエクスプレスじゃありません。
土浦から筑波山麓をのんびりと、水戸線の岩瀬までを結んだ筑波鉄道というのがあったんです。
1987年、惜しまれつつ廃線に。
つくば万博があった2年後のことです。
跡地の殆どは自転車道として整備され、霞ケ浦畔から続くりんりんロードになっています。
後年、つくばエクスプレスも開通して、沿線には明るい兆しも見えてきたから、ちょっともったいなかったかなとも思いますね。
終点の岩瀬にもほど近いところに、雨引(あまびき)と言う小さな駅があったのですが、その駅前食堂がいまだに健在なので訪ねてみました。
廃線敷のりんりんロードに寄り添うように、青木食堂さんの古びた昭和の建築が。
店頭ではお菓子も商っていたりと。
切り盛りするのはお母さんと娘さんかな?
娘さんはギリギリ筑波鉄道を知っているか知らないか、そんな世代。
もちろんお母さんは、列車通学をする高校生たちに焼きそばを拵えていらっしゃったのだろうと想像します。
メニューを見ると、中華そばと焼きそばの二刀流。
380円の一番シンプルな焼きそばを頼んでみます。
手際よく、熱々の焼きそばが焼き上がりました。
丁寧に炒めて仕上げていたから、作り置きはしていない様子ですね。
これがなかなかの美味しさです。
コシは強いし、ソースも程よく、馴染みも絡みも良いです。
甘い春キャベツがたっぷりと入って、ボリュームも結構あります。
訊けば、生麺を使っているのだと。
単に焼きそば用の蒸し麺を仕入れて炒めるだけではなくて、真壁の製麺所から取り寄せた生中華麺を、ご自分のところで蒸しあげる。
蒸さない分は、中華そばにするのでしょうね。
大変に手間がかかると思います。
この手間が、はっきり味に表れています。
乾麺でもない、蒸し麺でもない、自家蒸しパターンですね。
ソースは群馬県内からの取り寄せだとか。
はるか遠い記憶となった、駅があった頃の繁盛ぶりが目に浮かぶようです。
昔は高校生の溜まり場だったんだろうけど、今は、休日にりんりんロードを自転車で行き交うローディやサイクリストがお客さん。
末永く続いて欲しいものです。
口コミが参考になったらフォローしよう
高くて旨いは当たり前
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
高くて旨いは当たり前さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
青木商店(アオキショウテン)
|
---|---|
ジャンル | 食堂 |
予約・ お問い合わせ |
0296-58-6228 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
大和駅から3,899m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 QRコード決済不可 |
席数 |
12席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
|
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
かつて筑波山麓をのんびり走った筑波鉄道の線路敷は、今や綺麗に整備されて、全国屈指のサイクリングロードに。
霞ヶ浦の周回路から延々と続く平坦な道のりが、サイクリストに大人気とか。
かつての筑波鉄道終点、岩瀬にも近い雨引(あまびき)駅前にある、青木商店さんで焼きそばをいただきます。
青木食堂じゃなくて、青木商店。
だって、店頭にはお菓子を中心いろいろ置いてあるから。
気の良い親娘が、今日も張り切って焼きそばを焼いてくれます。
今日は、一番高い700円のやつを奮発。
これ、バラ肉のでかいのが鎮座してるし、麺の量も相当なものだとか。
肉入りの大盛り(700円)。
出てきてみて、あらためて凄い!
ちょっとしたチョモランマ風。
肉もしっかり麺を覆うだけあります。
何も言わなかったらちょっと味付けが濃いかな?
隣にいたオヤジさんは常連さんだそうで、何時も薄味で頼むんだって。
しまったね。
でも、麺はコシがあるし、肉は柔らかく焼けているし、これは旨い。
真壁の麺屋さんから仕入れた中華生麺はラーメンと共用で使っていて、焼きそば向けには、お店でさらに蒸しあげます。
このあたりの丁寧さが、旨さの秘訣かな?
それにしても、この小集落にして、休日は来店が絶えません。
他に何もないからね、と常連のオヤジさんは言うけれど、それより何より、この焼きそばの旨さが、地域の皆さんにとってかけがえのない郷愁の味だということなのでしょうね。