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料亭の味を愉しむことが出来る亀甲弁當…いしどりや懐食『新亀家』
『御料理 寺沢』さんで河豚(フグ)と松茸(マッタケ)の懐石料理に舌鼓を打たせていただいた翌日はMichelin⭐️⭐️⭐️の『菊乃井』さんで研鑽を積まれた後にMichelin常連店である『和食いし津』さんの立上げから店長として手腕を揮われた後に凱旋帰郷され現在は実家である『いしどりや懐食 新亀家』さんとして店全般を仕切られている加藤卓也専務兼料理長の御拝顔を兼ね久しぶりに寄せていただきました。昼餉の献立は亀甲弁當、特製カレー、鰻重の三品の中からイチオシの『亀甲弁當』を所望。店内はほぼ満席で結婚披露宴の如し。盛岡の調理師学校の先生方と相席させていただくことに。程無くして供された亀甲弁當の内容は三段の亀甲重の下段には蓮根(レンコン)と金平牛蒡(キンピンゴボウ)、竹のように中が空洞の虎杖(イタドリ)のおかか煮、岩手県産の黒毛和牛(クロゲワギュウ)の端材と牛蒡(ゴボウ)を使った牛肉時雨煮(ギュウニクシグレニ)の三つの小鉢が収められた重、中段にはたっぷりの湯葉(ユバ)入りの銀餡(ギンアン)で覆われた熱々の蓮根饅頭(レンコンマンジュウ)。中には海老(エビ)や銀杏(ギンナン)、外側には京都の五色胡麻(ゴシキゴマ)が振られ高知産の卸し生姜(オロシショウガ)の天盛りの重、そして最上段には鮮度抜群の三陸産の鱸(スズキ)の腹身(ハラミ)に天然本鮪(テンネンホンマグロ)の中トロに鰆(サワラ)の三点盛りを卸したての山葵(ワサビ)と生姜(ショウガ)の薬味(ヤクミ)を使い分け割醤油(ワリジョウユ)でいただきました。油物には海老(エビ)、オクラ、椎茸(シイタケ)、茄子(ナス)、伏見唐辛子(フシミトウガラシ)の変わり揚げ、椀物には鱸(スズキ)や鰆(サワラ)、大根(ダイコン)に白菜(ハクサイ)を使った潮汁(ウシオジル)にごはんに水菓子のブラン・マンジェにてひと通りです。久しぶりに寄せてただいたので御母さんより珈琲(コーヒー)を振舞っていただきました。料亭の味わいと雰囲気を弐千円で味わえるのですからお得感のある『亀甲弁當』だと思います。会計を済ませますと入口にて『おいなりさん』が販売されておりましたので、ひとつオミヤに買求めて寝城へと戻りました。そして夜は連休中ということもあり中心街も駅前も若者やインバウンド客とツーリストでかなりの人出でしたので寝城に籠城することに。帰りに買ってきた『おいなりさん』と鉢鮪(バチマグロ)の端材を自分で造った卵黄醤油(ランオウショウユ)で即興ヅケにしてBSフジのプライムニュースからBS朝日のワールドプロレスリングリングリターンズ、ネコいぬワイドショーを視ながら部屋呑みをしていただきました。『おいなりさん』の中には、かやくごはん風のものが詰められており侮れない美味しさのものでした。
Michelin⭐️⭐️⭐️仕込みの味が愉しめる亀甲弁當…『いしどりや懐食 新亀家』
御盆休みに入る前夜は『やきとりとみふく』さんへ。そして連休初日の昼餉は日本調理師会会長を務められ黄授褒章、旭日双光章と数々の栄典に輝かれた『現代の名工』加藤綱男亭主が率いられる『いしどりや懐食 新亀家』さんです。厨房内で腕を揮われるのはMichelin⭐️⭐️⭐️の京都『菊乃井』さんで研鑽を積まれた後にMichelin常連店である大阪『いし津』さんの立上げから店長として手腕を発揮された後に凱旋帰郷され現在は店全般を仕切られている加藤卓也専務兼料理長です。厨房直結のいつもの亀甲型のカウンター席に席を取らせていただき昼餉の献立イチオシの『亀甲弁當(キッコウベントウ)』をいただきました。供されたその内容は三段の亀甲重の下段には糸削りが掛けられた『シドケの御浸し(オヒタシ)』に岩手県産の黒毛和牛と牛蒡(ゴボウ)を使い作られた『牛肉時雨煮(ギュウニクシグレニ)』、『陸鹿尾菜(オカヒジキ)と烏賊(イカ)の酢味噌和え(スミソアエ)』の三品。中段には鼈(スッポン)の丸出汁(マルダシ)で作られ鼈(スッポン)の卵(タマゴ)の赤酒漬(アカザケヅケ)とエンペラーが添えられた『鼈(スッポン)の玉締め(タマジメ)』、上段には軽く酢洗いされて尾赤の『鯵(アジ)』と若芽(ワカメ)と胡瓜(キュウリ)の酢物(スノモノ)にたっぷりの卸し生姜(オロシショウガ)、その下の御椀(オワン)の中には朧昆布(オボロコンブ)を天盛りにした『胡麻豆富(ゴマトウフ)』の揚げ浸し(アゲビタシ)とトマトの蜜煮(ミツニ)の冷やし汁仕立、反対側には『海老(エビ)』、椎茸(シイタケ)、獅子唐(シシトウ)、丸茄子(マルナス)、パドロンの変わり揚げ、香の物には山芋(ヤマイモ)の浅漬(アサヅケ)と胡瓜(キュウリ)と和芥子(ワガラシ)で留められた茄子(ナス)の糠漬(ヌカヅケ)にごはんという内容でした。更には前夜の『とみふく』さんでいただいた出汁巻き玉子(ダシマキタマゴ)の話から「ウチの出汁巻は厚焼きタイプなんです」と後出しで一貫いただいた玉子焼(タマゴヤキ)と超豪華な亀甲弁當。脂のりの良い肉厚の尾赤の『鯵(アジ)の造り』をオン・ザ・ライスして口福な『鯵(アジ)ごはん』、食後には自家製の香り高き冷たく美味しい珈琲(コーヒー)を振舞っていただき大満足の昼餉はひと通りとなりました。Michelin⭐️⭐️⭐️の京都『菊乃井』さん仕込みの味が手頃な値段でいただくことが出来る『亀甲弁當』はオススメの一品です。そして食後は、いわて花巻空港へと移動し次の目的地へと。
銘店 菊乃井仕込みのSpecialな亀甲弁當…いしどりや懐食『新亀家』
『肉バルサンダー』さんにて薩摩ビーフの炭火焼ステーキを存分に堪能した翌日の昼餉は三宮卓也専務が腕を揮われる『いしどりや懐食 新亀家』さんへ久しぶりに足を延ばさせていただきMichelin⭐️⭐️⭐️(ミツボシ)店『菊乃井』さん仕込みの明石産の天然ものの『真鯛(マダイ)』を使った『真鯛(マダイ)の胡麻(ゴマ)づけととろろ丼』を白いごはんの代わりに入れていただいたSpecialな『亀甲弁當(キッコウベントウ)』をいただきました。三段重ねの亀甲重(キッコウジュウ)の中身は一段目には藁(ワラ)焼きの薫香香る『初鰹(ハツガツオ)の土佐造り』に新玉葱(シンタマネギ)のスライス、二段目には蛍烏賊(ホタルイカ)、屈み(コゴミ)、シドケ、楤の芽(タラノメ)、みず、ウルイ、独活(ウド)に木の芽(キノメ)の三杯酢(サンバイス)のジュレがけ。三段目には乾燥(カンソウ)舞茸(マイタケ)入りの金平牛蒡(キンピラゴボウ)、ピンクペッパーでアクセントを付けた南瓜(カボチャ)のサラダに滋味溢れる『牡蠣(カキ)』の時雨煮(シグレニ)。揚げものにはサックサクに揚げられた秋田産の天然物の屈み(コゴミ)、楤の芽(タラノメ)、コシアブラに独活(ウド)と海老(エビ)のビール揚げ風の天ぷら。そして『菊乃井』さん仕込みの『真鯛(マダイ)の胡麻漬(ゴマヅケ)』と山芋(ヤマイモ)とろろの小丼に頭芋(カンライモ)の芋煮汁(イモニジル)に水菓子のイチゴのブランマンジェという思わずビールが欲しくなる素晴らしい内容のSpecialな亀甲弁當(キッコウベントウ)をいただき大満足の昼餉となりました。
日本料理の現役料理人がガチで造る中華そば…『いしどりや懐食 新亀家』
一関のホテルを定時にチェックアウトし昼餉は日本料理『新亀家』さん専務の三宮卓也料理長が腕を揮われる『いしどりや懐食 新亀家』さんにて。當初は一丁目一番地の『亀甲弁当』をいただくつもりで寄せていただいたのですが昼の品書きの中に『中華そば』の文字を見つけ予定を変更して『中華そば』をいただくことに。程無くして席に運ばれてきた長方形の塗盆の上には黄授褒章、旭日双光章と数々の栄典に輝く『現代の名工』加藤綱男社長の「春出発 つながる味でおもてなし。味道 佛心 つなお」の敷紙、その上には丼の半分を覆う低温調理された『白金豚(プラチナポーク)』の肩ロースの大判チャーシューに青みの菠薐草(ホウレンソウ)、半熟煮卵(ハンジュクニタマゴ)、麺麻(メンマ)、白髪葱(シラガネギ)の具材に低加水全粒粉の細ストレートの中華麺に『鯛出汁(タイダシ)』や蛤やホンビノス貝から抽出された『貝出汁(カイダシ)』を主体に作られた無化調のスープ。日本料理の現役料理人が日本料理の手法を用いて作られた『中華そば』久しぶりに美味しい一杯をいただきました。勿論、スープは完飲です。帰りにはMichelin掲載店 大阪の『いし津』さん仕込みの『スパイスカレー』と『特製のりべんとう』を買い求め盛岡の寝城へと再び移動。夜は『いしどりや懐食 新亀家』さん謹製の『特製のりべんとう』をいただきました。弁當の中には牡蠣旨煮(カキウマニ)、独活(ウド)の金平(キンピラ)、牛肉時雨煮(ギュウニクシグレニ)、低温調理のローストポーク、飛龍頭(ヒリュウズ)、ポテトサラダ、海老(エビ)天ぷら、出汁巻玉子(ダシマキタマゴ)、紅鮭(ベニシャケ)焼、蕗の薹味噌(フキノトウミソ)、菠薐草(ホウレンソウ)御浸し(オヒタシ)と下に敷き詰められた海苔(ノリ)と鰹節(カツオブシ)主体のふりかけがごはんが見えぬ程に詰め込まれたおかずたっぷりの御弁當を最近お気に入りの黒と白の0.5%の低アルコールビールのビアリー片手にテレビを視ながら美味しくいただきました。
秋の風 美味しさ満ちる おもてなし…いしどりや懐食 新亀家
敬老の日で祝日となった9月20日の月曜日のランチは気持ちの良い快晴の中、車を走らせ盛岡を離れ花巻へ。そして向かった先はを県央を代表する料亭『いしどりや懐食 新亀家』さんです。厨房内で腕を揮われるのはMichelin⭐️⭐️⭐️の京都『菊乃井』さんで研鑽を積まれた後に大阪『いし津』さんの立上げから店長として手腕を発揮された後に凱旋帰郷され現在は店全般を仕切られている三宮卓也専務兼料理長です。厨房直結のいつものカウンター席に席を取らせていただき昼の人気メニューの『亀甲弁當(キッコウベントウ)』をいただきました。先ずはギン冷えのノンアルコールビールで渇いた喉を潤し頃合い宜しく配膳されたその内容は一の重には『海老(エビ)』、『舞茸(マイタケ)』、『椎茸(シイタケ)』、『茗荷(ミョウガ)』、『茄子(ナス)』と遠野産『パドロン』のサックサクの食感に拘られた天ぷら。二の重には『目鉢鮪(メバチマグロ)』の中トロに口に入れて歯を当てた瞬間に『九絵(クエ)』か『アラ』かと思ったソレは特大サイズの『黒曹以(クロソイ)』。こんなにも脂がのり美味しい『黒曹以(クロソイ)』を今までいただいた記憶はありません。赤と白の配色も目に鮮やかな造りの源平盛。三の重には香ばしく滑らかな『焼胡麻豆富(ヤキゴマトーフ)』。汁物代わりには北上二子産の『里芋(サトイモ)』に『白舞茸(シイタケ)』に『ボリボリ』に豚バラ肉に笹掻き牛蒡(ササガキゴボウ)に人参(ニンジン)の小鍋立仕立ての『芋煮鍋(イモニナベ)』に自家製の溜まり漬(タマリヅケ)にごはんに水菓子のブラマンジェという充実した内容でした。料理はいづれも美味しくいただいたのですが中でも前述の『黒曹以(クロソイ)』の造りに卸したての本山葵(ホンワサビ)とともに味わう京都仕込みの『焼胡麻豆富(ヤキゴマトーフ)』が白眉の味わいでした。食後に淹れたての珈琲をいただき充実した休日の昼餉はひと通りとなりました。
贅沢過ぎるカニクリームコロッケ…『いしどりや懐食 新亀家』
『いしどりや懐食 新亀家』さんにて揚げたて熱々の『カニクリームコロッケ』をいただきました。『毛蟹(ケガニ)』の兄弟である三陸産の活けの『トゲクリガニ』を使い造られた蟹(カニ)の甲羅揚げ(コウラアゲ)Styleのカニクリームコロッケ。甲羅(コウラ)の中にはトゲクリ蟹の剥き身とベシャメルソースがたっぷり。2個揚げていただき1個はテイクアウト。月曜日の夜は御約束のStayHomeということで寝城の部屋に戻りBS-TBSにチャンネルを固定し『吉田 類の酒場放浪記』⇨『日本歴史鑑定』⇨『町中華で飲ろうぜ‼︎』を視ながら岩手県遠野産のホップ使用の『とれたてホップ』に北九州発祥の『サクラビール』とともに美味しくいただいたきました。春分の日の3月20日の『いしどりやテイクアウトT-1グランプリ2021』にて見事グランプリ輝いた『いしどりや懐食 新亀家』さんの贅沢なカニクリームコロッケでした。
費用対満足度の高い昼の部の亀甲弁當…『いしどりや懐食 新亀家』
日本調理師会会長を務められ黄授褒章、旭日双光章と数々の栄典に輝く『現代の名工』加藤綱男亭主が率いられる『いしどりや懐食 新亀家』さんへ再訪させていただきました。厨房内で腕を揮われるのは遠野市の日本料理『旬菜和田』さんの和田大地店主、北上市の『御料理寺沢』さんの寺沢勇人店主、奥州市の日本料理『新茶家』さんの和賀靖公店主とともに岩手県の日本料理界の『四天王』のひとりでありMichelin⭐️⭐️⭐️の常連店 京都『菊乃井』さんで研鑽を積まれた後に大阪『いし津』さんの立上げから店長として手腕を発揮されていた専務として店全般を仕切られている三宮卓也さんです。厨房直結のいつもの亀甲型のカウンター席の末席に席を取らせていただき『いしどりや懐食 新亀家』さんの昼の人気メニューの『亀甲弁當』をいただきました。今回は天ぷら盛合せを『カキフライ』に変えていただいたUpdating版の『亀甲弁當』です。その内容は三陸山田産の天然物の『本鮪(ホンマグロ)』の中トロに熟成させる為に一定の期間寝かせられ旨味が凝縮された『真鯛(マダイ)』の造りに玉子に擬製豆腐(ギセイトウフ)風の寄せ物に寒締め菠薐草(カンジメホウレンソウ)の炊合せ、牛肉(ギュウニク)と牛蒡(ゴボウ)の時雨煮(シグレニ)、鶏肉のデミグラスソース掛けに白菜(ハクサイ)の浅漬(アサヅケ)、汁物(シルモノ)には身体の内面からホッコリと温まる『粕汁(カスジル)』にごはんという内容です。三陸産の大粒の『牡蠣(カキ)』を使い揚げられた『カキフライ』は自家製タルタルソースとともに美味しくいただきました。いつ寄せていただいても費用対満足度の高い内容で身も心もお腹も満たしてくれる『新亀家』さんです。夜の部に料亭仕込みの一品料理で酒杯を傾けるのは勿論、最高ですが昼の部の『亀甲弁當』も費用対満足度が高く個人的にオススメです。
関西割烹のエッセンスを感じる…『いしどりや懐食 新亀家』
週末金曜日の夜は盛岡から花巻へとフィールドを移し向かった先は日本調理師会会長を務められる加藤綱男氏が指揮を執られる料亭『新亀家』さんに併設された『いしどりや懐食 新亀家』さんのいつものカウンター席に席を取らせていただき先ずはギン冷えの生ビールで渇いた喉を潤します。厨房内で腕を揮われるのは京都の日本料理の名店『菊乃井』さんで研鑽を積まれた後に菊乃井さん時代には鬼の軍曹とも称された石津さんとともにMichelin掲載店の大阪『いし津』さんで立ち上げから店長として手腕を発揮されていた専務の三宮卓也くんと弟さんであり店長の勇基くんの三宮兄弟の御二方です。先付には岩手県産の里芋(サトイモ)の最高峰であり全国的な知名度を誇る『二子芋(フタゴイモ)』の唐揚げからスタート。熱々の里芋(サトイモ)の唐揚げに仕上げにふりかけられた吉野川産の『青海苔(アオノリ)』の香味が食欲中枢を刺激します。里芋は単に揚げただけのものではなく、すり流しに出汁を加えたものとそのままの里芋を重ね揚げされたもので異なる二種類の食感が同時に愉しめるものという拘り。一見、シンプルに見えるものの奥の深い滋味溢れる一品でした。懐紙には「同花する冬の宝でおもてなし」の数々の栄典に輝く『現代の名工』加藤綱男氏直筆の文字が。そして向付には宮城塩竈産のブランド目鉢鮪(メバチマグロ)の 塩竈『ひがしもの』の赤身と脂身のバランスが理想的な中トロに金目鯛漁の北限 銚子産の釣りものの『金目鯛(キンメダイ)』の炙りにに速吸の瀬戸とも称される太平洋の黒潮と瀬戸内海の潮がぶつかる大分 佐賀関産の一本釣りの『伊佐木(イサキ)』に三陸産の椎茸ではない『どんこ』と呼称される『蝦夷磯鮎魚女(エゾイソアイナメ)』の肝和えの盛合せを塩と割醤油を使い分け味わいました。いづれも甲乙付け難い美味しさでしたが銚子産の『金目鯛(キンメダイ)』と佐賀関産の『伊佐木(イサキ)』が頭ひとつ抜きん出た美味しさでした。佐賀関産と言えば『関あじ』や『関さば』は富に有名ではありますが『関いさき』も別格の美味しさでした。造りにはやはり日本酒です。カウンターの上にずらりと並べられた四合瓶の酒の中から『金目鯛』の炙りと『関いさき』にはレアな一本『松の司』純米大吟醸 JAL Originalを脂バチとも呼称される『塩竈ひがしもの』の中トロと『どんこ』の肝和えには『綿屋』特別純米酒 美山錦とともに味わいました。そして蓋ものの器の登場です。中には『車海老(クルマエビ)』が射込まれた『蓮根饅頭(レンコンマンジュウ)』に卸したての本山葵(ホンワサビ)が天盛りされ五色あられ、青みに菠薐草(ホウレンソウ)、そして『ずわいがに』のほぐし身入りのたっぷりの鼈甲餡(ベッコウアン)がかけられた揚げたて熱々の蓮根饅頭が続きました。『車海老』に『ずわいがに』。甲殻類好きには堪らない旨味が五臓六腑に染み渡る一品をいただき酢の物代わりには黒七味が落とされた霙卸しに浅葱の小口切りがたっぷり添えられた真鱈(マダラ)の白子(シラコ)を使ったプリっぷりの『くもこポン酢』。そして締めはコラーゲンたっぷりの滋味溢れる『すっぽん』の『◯鍋』をキレイに平らげ三宮くんより『◯ぞうすい』か『鰻重』でも締めにと問われたものの深鍋の『◯鍋』でお腹が充分に満たされましたので食事は辞退して店を後にしたのでありました。岩手には北上には『御料理 寺沢』さん、遠野には『日本料理 旬菜 和田』さん、花巻には當店『いしどりや懐食 新亀家』さん、そして江刺には『日本料理 新茶家』さんがあります。これが自分の中での岩手が誇る日本料理界の四天王店です。
侘び・寂びの懐石と走り・旬・名残の食…『いしどりや懐食 新亀家』
日本調理師会会長を務められ黄授褒章、旭日双光章と数々の栄典に輝く『現代の名工』加藤綱男亭主が率いられる『いしどりや懐食 新亀家』さんへ再訪させていただきました。厨房内で腕を揮われるのは自分の中での岩手の日本料理界の『四天王』のひとりでありMichelin⭐️⭐️⭐️の常連店 京都『菊乃井』さんで研鑽を積まれた後に大阪『いし津』さんの立上げから店長として手腕を発揮されていた専務の三宮卓也くんと弟さんであり店長の勇基くんの三宮兄弟の御二方。厨房直結のいつもの亀甲型のカウンター席の末席に席を取らせていただき先ずはギン冷えの生ビールにて渇いた喉を潤しました。つきだしには久しぶりに口にする『鯨(クジラ)の刺身』です。1.5㌢程の厚みを持たせ切り分けされた鯨肉(ゲイニク)はヅケ仕立てにされており薬味のおろし生姜と浅葱(アサツキ)を鯨(クジラ)に塗して味わいます。向付には宮城県塩竈産の『塩竈ひがしもの』と呼称されるブランド鮪の『目鉢鮪(メバチマグロ)』の赤身と愛媛県宇和島産の『本九絵(ホンクエ)』の造りの二点盛。紅と白の眼にも鮮やかな源平盛(ゲンペイモリ)を特製の割醤油にて味わいます。噛み込んだ歯を押し返すような弾力のある『本九絵(ホンクエ)』とほのかな鉄味と酸味を感じる『鮪(マグロ)』の赤身は最高の酒肴です。更には振り柚子(フリユズ)で仕上げられた真鱈(マダラ)の白子(シラコ)『くもこ』の湯霜造りはこの時期てしては稀少な大きさの上物です。箸休め的に供された笹型の長皿にはテイクアウトで人気の黒毛和牛(クロゲワギュウ)のすき焼重のアタマの部分の『黒毛和牛のすき煮』にアンチョビを隠し味に使ったオトナ味の『ポテサラ』に御當地 花巻のブランドポーク『白金豚(プラチナポーク)』に薫香を纏わせ更に網焼きで焼き目をつけた豚の岩塩焼(ガンエンヤキ)の酒を呼ぶ酒肴の三点盛、焼き立て熱々のちょい甘の『厚焼き玉子』といただき即興でリクエストした料亭仕込みの上品な味わいの『鯨(クジラ)の竜田揚げ(タツタアゲ)』とともに酒盃を傾け締めは小腹を満たす為にMichelinビブグルマンに輝いた『いし津』さんの『牛すじカレー』をリスペクトした『牛すじスパイシーカレー』をいただき身も心もお腹も存分に満たされた花巻『いしどりや懐食 新亀家』さんでの口福な時間。
〇鍋付のSpecial版の新亀家御膳…『いしどりや懐食 新亀家』
6月の最初の週末6日の土曜日の昼餉は少しだけ足を延ばして日本調理師会会長を務められ黄授褒章、旭日双光章と数々の栄典に輝く『現代の名工』加藤綱男氏が率いられる『いしどりや懐食 新亀家』さんへ再訪させていただきました。厨房で腕を揮われるのは自分の中での岩手の日本料理界の『四天王』のひとりであり京都『菊乃井』さんで研鑽を積まれた後にMichelin掲載店の大阪『いし津』さんの立上げから店長として手腕を発揮されていた専務の三宮卓也くんと弟さんであり店長の勇基くんの三宮兄弟です。いつもの亀甲型のカウンター席の末席に席を取らせていただき『新亀家』さんのランチの定番の『亀甲弁當』をVersionUpしていただいたSpecial版の『新亀家御膳』をいただきました。その内容は和芥子(ワガラシ)と卸し生姜(オロシショウガ)とともに味わう『鰹(カツオ)の土佐造り(トサヅクリ)』に山菜の女王『しどけの御浸し(オヒタシ)』に『蝗(イナゴ)の佃煮(ツクダニ)』に『蕗(フキ)の炒め煮(イタメニ)』、胡麻(ゴマ)を振り掛けた『新生姜(シンショウガ)の甘酢漬(アマスヅケ)』の亀甲型の三段の重に『海老(エビ)』をはじめとした全六種類の揚げ立てのサックサクの衣を纏った天ぷらの盛合せにごはんに食後の水菓子のブラマンジェという内容です。あれ?何か足りないような?そうです御膳の上に椀物が載っていないではありませんか?三宮くん椀物は?と言葉を発した瞬間に厨房から「遅くなりました」の声とともに目の前の膳の天ぷら盛合せの位置に置かれた蓋付きの陶器の鍋。その香りからもしやして?と思い蓋を外してみますと予想的中、中には『丸鍋(スッポンナベ)』です。『スッポン』のエンペラーに肝に身がたっぷり。滋味深い味わいに口元が自然と緩みます。しかし昼からこんな贅沢をして良いのでしょうか?『丸鍋(スッポンナベ)』をキレイに平らげ鍋が一度、下げられ再び目の前に置かれた鍋。そうです締めの食事は『丸(スッポン)ぞうすい』です。もう昼から笑うしかありません。三宮くんのお母さんの付かず離れずの手厚いおもてなしと会話のキャッチボールを存分に楽しませていただいた約2時間余りの滞店時間。会計を済ませ三宮兄弟の見送りをいただき店を後にしたのでありました。昼餉の時間帯から駐車場は満車。全席満席で賑わっているのも納得ものです。
費用対満足度がすこぶる高い亀甲弁當…『いしどりや懐食 新亀家』
テレビ、ラヂオでは密閉、密集、密接の『3密』を避けるよう換気や消毒を怠らぬようにと注意喚起か頻りに流れ大切な命を守る為に『Stay Home』と日々連呼されるようになりました。幸いにして岩手県は全国で唯一、感染者ゼロを現在も維持しているものの、この頃から営業自粛をされる店も徐々に増えてきたように思います。『3密』と言えば人によって思い浮かべる店は多少違いはあると思いますが自分の場合は飲食店では真っ先にラーメン店が思い浮かび、それも人気店こそ『3密』の要素が高いと判断し、この頃から馴染みのラーメン店へ足を延ばす機会が激減したように思います。更には衛生面で問題がありそうな店や喫煙フリーの店等へも自己防衛の意識からか自然と足が向かなくなりました。となりますと必然的にランチに寄せていただく店も自ずと限定されてくるのでありました。感染者はゼロながらも流石にこの頃にはコロナ禍の影響で時間的な余裕も大分取れるようになったことと盛岡でのランチも最近はマンネリ化してきておりましたので刺激を求めて前夜に続き車を走らせ花巻へ。向かった先は日本調理師会会長を務められ黄授褒章、旭日双光章と数々の栄典に輝く現代の名工 加藤綱男代表が率いられる『いしどりや懐食 新亀家』さんです。厨房で腕を揮われるのは京都『菊乃井』さんで研鑽を積まれた後に大阪『いし津』の立上げから店長として手腕を発揮されていた専務の三宮卓也氏です。久しぶりに再会した三宮専務の手で作られた『新亀家』さんのランチの人気メニューの『亀甲弁當』をオーダーさせていただきました。程無くして供された内容は『海老(エビ)』に『帆立(ホタテ)』に『たらの芽』等、全八種類の揚げ立てでサクサクの衣を纏ったビール揚げのような揚物盛合せに『目鉢鮪(メバチマグロ)』に『鯛(タイ)』にふた手間かけられた『蛍烏賊(ホタルイカ)』の造り三点盛の他に炊合せに金平牛蒡(キンピラゴボウ)に葉山葵(ハワサビ)醤油漬にポテトサラダ等の小鉢の三種、技術が光る寄せ物に出汁の味が染み渡った炊合せにごはんに地酒の西与右ェ門(ヨエモン)さんの酒粕(サケカス)で作られたという具沢山の『粕汁(カスジル)』に食後の水菓子に大粒の苺にブラマンジェという食べ応えのある内容です。この内容で税込み千弍百円ですから鈴なりの客で賑わっているのも納得もの。四~五日前に初めて寄せていただいた『日本料理 桜茶寮』さんの料理長一押しの『さくら御膳』の半額以下で此れだけのものを供していただけるのですから費用対満足度も相当高い『新亀家』さんの『亀甲弁當』。約一時間半の滞在時間ではありましたが代表者である加藤綱男ご夫妻や三宮専務と思い出話に花が咲き久しぶりに楽しい昼餉の時間を過ごさせていただきました。
そして帰り際にMichelinの調査員も思わず呻ったという逸話の残るスパイスカレーの聖地 大阪の『いし津』さんの『スパイスカレー』をリスペクトして作られた『いしどりや懐食 新亀家』さん謹製の『スパイスカレー』800yenをテイクアウトさせていただき夜は『Stay Home』でこのカレーを織部焼の皿に移し替えて味わいました。その『スパイスカレー』には主役である『牛すじ』がゴロゴロと入っておりスパイシーさとコクを兼ね備えられたカレーでありスプーンがどんどん進みあっという間に完食です。箸休めに添えられた自家製の『新生姜(シンショウガ)』の甘酢漬(アマスヅケ)もとても佳い役回りを演じておりました。こういう美味しいものを食べながらの『Stay Home』であれば時には良いかもと感じ入った次第です。
味道佛心 老舗料亭の亀甲弁當は費用対満足度高し … 『新亀家』
『新亀家』さんと言いますと自分の中では『亀甲弁當』という方程式が頭の中で既に確立されており當日もこの弁當を目当てに寄せて戴きました。税別千円也という限られた予算の中で上手にまとめられた弁當の内容には寄せていただく度に頭が下がる思いです。亀甲型の三段重の壱の重の中には『造り』が盛り込まれています。質的には夜の部の落しの流用とはいえ色々な味が少しづつ愉しめるという点では相応の満足感を得ることが出来ると思います。弐の重の中には『炊き合わせ』が参の重には店主の季語が一言添えられた『天ぷら』の盛合せという三種の主役の他に『茶碗蒸し』に香の物、ごはんに味噌汁、食後の水菓子という充実した内容です。連荘の訪問は出来ませんが月一程度の利用であれば飽きることも無く感激と相応の費用対満足度を感じることが出来ると思います。
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2012/02のレビュー
久しぶりに『新亀家』さんでの昼餉、今回も他の品書きには目もくれず迷うことなく『亀甲弁當』をオーダーいつも笑顔で迎えてくれる女将さんに供された茶を戴きながら待つことしばし。弁當が供される前に牛蒡や根菜類から作られたという『薬膳スープ』が小さなカップで振舞われました。如何にも身体に良さ気なスープを啜っていると程無くして『亀甲弁當』のお目見えです。中央部に置かれた三段重の上段にはグリーンアスパラ、大葉、海老に鱚の天ぷらに精進揚げ風のかき揚げ。衣は薄くサクッサクとした揚がり、中段は真鰈に里芋、青菜の炊き合わせ下段には柚子風味の〆鯖の昆布巻、ねぎとろの薄焼き玉子巻、ぼたん海老にサーモンの造りが盛り込まれていました。他にも表面が生クリームで覆われた創作茶碗蒸しに水菓子の『豆乳莞』という充実した内容です。千五十円という値でこれだけ沢山の種類のものを味わうことが出来るのですからこれを頼まぬ手はありません。伺ったのは二月のことですが年が明けてからの初訪問ということもあり「松飾り 心はずませ おもてなし」という実に有難い言葉が添えられていました。また寄せて戴きます。御馳走様でした。
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2011/04のレビュー
季節の旬の素材を使った料理指南番組をFMの電波を通して放送されている現代の名工にも選ばれた店主 加藤綱男氏が腕を揮われる『新亀家』さん、現代の名工や黄綬褒章を受章されている岩手県調理師会の重鎮でありますが若かりし頃には宮内庁の料理番を務められていた経験も持たれている四條流の師範で名実ともに岩手を代表する重鎮料理人であります。月に一度の頻度で昼餉を戴きに足を延ばしておりますが此処での、お目当ては費用対満足度がすこぶる高い『亀甲弁當』千五十円です。弁當とはいうものの亀甲型の三段重の炊き合わせ、造り盛合せ、天ぷら盛合せが主たる膳であり他にも小鉢に茶碗蒸し、ごはん、香の物、味噌汁、食後の水菓子までという充実した内容であり、これで千五十円という値は破格値に近いご奉仕価格です。當然のことであるが食材は前日の落としを有効利用され作らたものと思われますが、ひと手間かけることによって落としの素材も確実に昇華させられています。一品一品の料理が美味い不味いというよりも色々な素材を手を変え品を変えで味わえることが嬉しいのです。巷の食堂でも、ちょっとしたものを頼めば八百円程度の支出となる昨今、この内容でこの値段はある意味で脅威的とも言えるやもしれません。昼は『豆腐・湯葉膳』や『うな重』等も供されているようですが此処に来たなら迷わず『亀甲弁當』を頼むべしかと。
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2009/12のレビュー
『とよなか桜会』さんでのエスプーマを多用した懐石料理を堪能した翌朝、京都の寝城を後にして伊丹空港より盛岡の寝城への空路の玄関口である いわて花巻空港に舞い戻りました。昼食は久しぶりに『麺家とん平』さんで『熊本ラーメン』でもと思いましたが店に向かったところ臨時休業日ということで約一ヶ月ぶりに當店にてCP抜群の『亀甲弁当』を戴きました。『亀甲弁当』の内容は日替わりですが料理の基本の揚物、造り、炊合せに箸休め、ご飯、味噌汁、香の物という構成は変わりません。千五十円也という値段を勘案しますと非常に充実した内容であり対費用効果は相変わらず高いものが供されました。界隈では他に目星い店や興味を惹かれる店がありません故、今後とも定期的に利用させて戴く店になると思います。****************************************************************************************
2009/11のレビュー
『四條真流儀式庖丁』の師範を務められ岩手県調理師会の会長を兼務され卓越した技能者に与えられる現代の名工の表彰等、数々の栄誉を受けられている岩手の調理師会いや日本の調理師会の重鎮である加藤綱男代表が腕を揮われている岩手を代表する老舗料亭の『新亀家』さん。代表の加藤綱男氏は全国区のTBSをはじめとして地元、岩手の民放TV局やFM局などでもレギュラー番組を持たれている方でありマスメディアへの露出も多い方であり岩手の方々には認知度の高い方であることは御存知のことと思われますが例によりましてジモティのレビュアーの方々は料亭や日本料理店等は店の存在自体は前から知ってはいたけれどとか何度か行った店ではあるけれど等、出し惜しみなのか単なる挨拶代わりの虚勢なのかは判り兼ねますが何故か率先してレビューをアップされないという摩訶不思議なことを仰る方が多く居られる地のようでございますので甚だ僭越ではございますが口火を切って一筆啓上させて戴くことと相成りました次第です。當店へは既に複数回寄せていただいており直近では先月にも一度伺っておりますが時系列順にレビューを書かせていただいている関係上、添付画像とレビューは十一月の第一週に、いわて花巻空港より札幌/千歳空港へ向けフライトする日の昼に伺った時のものでありますで御了承ください。移転新設された、いわて花巻空港のターミナル内にも『レストラン安比高原』さんという食事が出来る店舗が一軒ありますが食事の様子が外部から丸見えであり、ゆっくりと食事を愉しむ雰囲気という店ではありませんし場所柄、味よりも料理を供す時間の速さに重点を置いた文明の利器を多用されて供されるメニューが主の店であるようですので最近は同空港からフライトする際の昼食は當店『新亀家』さんを利用する回数が専ら増えてきております。料亭と言いますと敷居が高く値段も高いだろうと思われる方も居られることと思いますが當店の昼に供されている懐石風の『亀甲弁當』は良心的な値段でありながら色々な味を愉しむことができるのでお奨め出来ます。画像をご覧戴ければ或る程度のことは御理解戴けると思いますが弁當と名付けられてはおりますが一般的にはミニ懐石に近い充実した内容のものが供されます。『亀甲弁當』の先付には『湯葉豆腐』が供され六角形の亀甲型の三段重の最上段には直筆の季節の一句が添えられ海老や南瓜、茄子、エリンギのビール揚げのような変わり揚げが、二段目には擬製豆腐と椎茸の餡かけ等の炊き合せ、三段目には烏賊、鮪、蛸、伊佐木の造り盛合せ、更に蓴菜と餡で覆われた玉蒸し、これにごはん、香の物、椀物と食後の水菓子まで付いて御代は何と千五十円也というお値打ち価格で提供されています。使われている食材は明らかに前夜の落とし等の食材の流用と思われるものですが、ひと手間加えられることで食材は見事に生き返り費用対満足度の高い料理内容になっておりますし店主は地産地消を更に一歩踏み込み『地産地創』という創意工夫をして勿体ない無駄を根絶させるということを掲げられておられる御方なので、その言葉をそのまま有言実行 具現化した内容の料理であるとも思われます。流石に千円足らずの値段で本格的な料亭の料理を味わえるとまでは言えませんが相応以上の満足感は得られると思います。店の内外装は長い歴史を物語るように経時変化で多少、草臥れ感も無きにしも非ずではありますが昼の時間帯に供されている『亀甲弁當』は、かなりお奨めです。お手頃な昼餉で腹を満たした後は、いわて花巻空港へ移動。そして一路、札幌/千歳空港を目指してフライト。久しぶりの北海道食べ歩きがいよいよはじまります。 To be continued
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店名 |
いしどりや懐食 新亀家
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ジャンル | 日本料理、うなぎ、カレー |
予約・ お問い合わせ |
0198-45-2615 |
予約可否 |
予約可 ウナギ料理は事前に予約したほうがよい。 |
住所 | |
交通手段 |
JR石鳥谷駅 徒歩15分 石鳥谷駅から848m |
営業時間 |
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予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
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支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
25席 |
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個室 |
有 (10~20人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 店舗横に無料駐車場がございます。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
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料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
ホームページ | |
お店のPR |
旬の食材に技巧を尽くした、地元で90年愛される日本料理を提供
この度はご覧いただきありがとうございます。石鳥谷駅より程近く、大正橋のそばの日本料理「いしどりや新亀家」でございます。皆様にご愛顧いただき、創業から90年が経とうとしています。いしどりや新亀家では、大阪・京都で修行を積んだ料理長が、地元の旬の食材を活かした料理をお出しします。皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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前夜は『御料理 寺沢』さんで贅を極めた師走のお任せ懐石料理を堪能させていただいた翌日のランチはエフエム岩手の『いわての料理 小噺』等でもお馴染みの加藤卓也料理長が腕を揮われる花巻を代表する料亭『新亀家』さんへ寄せていただきました。昼餉の品書きは亀甲弁當 2,000yen、特製カレー 1,000yen、鰻重 3,500yenの全三種類の中からイチオシの『亀甲弁當』をオーダー。三段重ねの六角形の亀甲重の一段目には天然物の『平政(ヒラマサ)』に『鮃(ヒラメ)縁側(エンガワ)』の炙りの造り、二段目には『胡麻豆富(ゴマトウフ)』の揚げだしに滑子(ナメコ)、占地茸(シメジ)に榎茸(エノキ)のきのこの銀餡(ギンアン)掛け、三段目には佃煮の『蝦(エビ)あられ』に『小鰭(コハダ)の鱠漬(ナマスヅケ)』に自家製の『大根漬(ダイコンヅケ)』の他に真鱈(マダラ)の白子(シラコ)の『くもこ』と『真鱈(マダラ)』の揚げだしを使った真鱈(マダラ)の親子の椀物。油物には『海老(エビ)』、『秋葵(オクラ)』、『椎茸(シイタケ)』、『茄子(ナス)』、『獅子唐(シシトウ)』の変わり揚げに『ちりめん山椒(サンショウ)』がたっぷり乗せられたごはんと料亭仕立ての料理をいずれも美味しくいただきました。 食後には水菓子の『ブランマンジェ』と『珈琲(コーヒー)』にヤラセ問題等で世間を騒がせ国会でも論議された『クローズアップ現代』のクッキーまで振舞っていただき満たされた昼餉となりました。