あさや
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鯉料理が苦手という人には…
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店舗基本情報
| 店名 |
あさや（旅館・割烹 あさや）
|
|---|---|
| ジャンル | 日本料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
0267-67-2050 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ小海線「岩村田」駅より徒歩１１分 岩村田駅から603m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （AMEX） |
席・設備
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
分煙
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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●長野県・佐久市北部の岩村田地区。
１９９０年頃までは、ＪＲ小海線の岩村田駅と国道１４１号線が通過するだけの地味な町であった。
ところが１９９３年に上信越自動車道の佐久インターチェンジ、１９９７年に北陸新幹線の佐久平駅が相次いで完成。
２０１１年には中部横断自動車道も開通し、瞬く間に交通の要所に発展した。
●元々、この地区は中山道の江戸から２１番目の宿場町。
小諸方面の善光寺道、内山峠を超え群馬県に抜ける下仁田道、八ヶ岳から甲斐に抜ける佐久甲州街道の結節点として栄えた町だ。
●この宿場町で、４代に亘り旅館の経営を続ける老舗割烹が「あさや」である。
店内は、入口正面にカウンターに５席と四人掛けテーブルが２卓。
また、左側の襖の奧には２０名程度が入れる座敷、右側奧には４名程度が入れる個室の座敷がそれぞれある。
座敷は、どちらも椅子とテーブルが設置され、お年寄りにも優しい対応がなされている。
＜料理・味＞
●佐久は鯉で有名。
江戸時代から、水田養鯉というユニークな飼育で有名となった。
八ヶ岳や関東山地から流れ出る豊富で清冽な千曲川で育てられた鯉は、身が締まり泥臭さも少なく美味である。
店では、鯉の洗い、鯉こく等を３,１５０円、５,２５０円（税込。以下同様）のコース料理として提供している（要予約）。
●「それでも、鯉はちょっと…」という食わず嫌いの客も多い。
このため、店では宿泊客から特に注文がない限り鯉料理は提供しない。
通常は、地産の山菜や野菜、馬肉などをあしらった料理が提供される。
この旅館も近年は宿泊客よりも専ら地元客のための料理店としての位置づけが強い。
だから、一品料理を注文して居酒屋風に店を利用することも可能だ。
●酒の種類は多くない。
日本酒は、岩村田の地酒「寒竹」のみ、という徹底ぶりだ。
寒竹は、１合（５２５円）、１．５合（７３５円）、２合（１,０５０円）とある。
値付けでお判り頂ける通り１．５合が若干お得だ（ご参考まで。せこい？）
＜サービス＞
●宿泊客の料理は原則としてコース料理となるため、一般客と分けて個室（座敷）に案内される。
通常は４名で利用される個室も二人から利用できるのがいい。
●テーブル席については基本的に禁煙となっている。
愛煙家は入口付近の待合スペースでタバコを吸えるから、厳密には禁煙というより分煙である。
＜雰囲気＞
●店の周囲はアーケード式の岩村田商店街。
店の並びには寒竹を製造する造り酒屋の「戸塚酒造店」がある。
また店の向かいには佐久鯉料理の他に鰻などを売る「鯉正」があり、地元色が鯉（もとい。濃い）商店街だ。
店構えは、昭和３９～４１年の道路拡幅に合わせて建て替えられており、残念ながら宿場当時の面影はない。
●店内は一般的な居酒屋風の造りだが、座敷はそれなりに落ち着きがある。
表通りの車の通行が多いため四人用の座敷はややうるさい感が否めない。
●宿泊施設は鉄筋コンクリート３階建ての建物で、各部屋に全室と洗面を設えている。
（宿泊した部屋は３疊の前室と６畳間であった。）
トイレと風呂は共用で広くはない。
旅籠としての面影はなく、地方のビジネス旅館というカテゴリーだ。