お目当ての天然釣りガシラがありました : 瀬戸鮨

男二人でランチタイムに予約して訪問です。
こちらのお寿司屋さんは毎回何か凄いネタがあるので、電話でランチ二人前を予約して、今回も何があるのかなとワクワクしながらお店に入りました。
ランチを先に食べたのですが、その前に本日の珍しいネタのご紹介を。
大将に今日はランチには入らない珍しいネタは何かありますか⁉️
と聞きますと、４キロほどの天然のとらふぐがありますので、これを炙ります、のお返事。
迷うことなく注文します。
凄い大きさに切ってくれてます。
てっさなら七、八切れはとれそうなほどの大きさです。
食感も適度な弾力があり、噛み締めるとふぐの旨みが口の中に溢れてきます。
めちゃくちゃ美味しい、堪りませんわ‼️
赤貝も小さい目ですが、お勧めですとのこと。
これも超新鮮です。
香りも素晴らしく、食感もコリコリで最高に美味い‼️
鯵きずしも肉厚で〆具合もちょうど良くて、ほんまに美味しいですわ‼️
堪らん、ビールが飲みたい…
ランチのお寿司も見た目からこれがランチ？
と、同行者が感嘆してます。
これも先に紹介しておきますが、お吸い物は多分白身魚の骨の潮汁だと思いますが、出汁がよく出ていて、親切に骨も取り除いてあって、身も沢山入って、おまけに玉ねぎと素麺がたっぷり入っていて、めちゃくちゃ美味しいです。
最後にもう一杯おかわりしました。
下段右から焼きアナゴ、鯵きずし、海老とびっこ乗せ、玉子。
上段右から烏賊、マグロ赤身、平目、鯛の皮目炙り、いろんなもの入った巻き寿司。
焼きアナゴはしっかりとした食感で、全く臭みがなくて美味しいです。
先程書きましたが、鯵きずしはもう最高、おかわりしました。
海老もとびっこが乗せてあり、お得なランチセットとは思えないほどの肉厚で美味しい。
玉子焼きも分厚く切ってくれてます。
甘めで美味しい。
烏賊はハリイカかな⁉️
ランチにありがちなネチっとした冷凍の紋甲烏賊でなく、コリコリの食感で生の烏賊だと思います。
これもめちゃくちゃ美味い。
マグロはキハダか、メバチかな？
しっとりとしていて、思った以上に脂が乗ってます。
これもランチ用のマグロとは思えないようなレベルのマグロ。
ヒラメも肉厚で切ってくれていて、食感もよく新鮮なのが分かりますね。
鯛の皮目炙りも大きな切り身で食べ応え十分、めちゃくちゃ美味しい。
いろんなものが入った巻き寿司は何種類かの魚の胃袋と身の切り落としをきゅうりとマヨネーズで和えてます。
なかなか美味しいです。
ランチセットに追加もこれだけ食べて、潮汁もおかわりして二人で3,700円‼️
お得すぎる‼️
この辺りを通るたびに立ち寄ってしまいます。
実に美味しい‼️
なんと良心的なお店‼️
これからビールの美味しい季節。
次は電車で行こう。

私のコロナの症状も落ち着いたので、後輩二人が快気祝いをしてくれるというので三人で食べに行きました。
まずは突き出しの生の鰹の胃袋湯引きとはらもの切り落としの和物。
これだけでビール一本飲みました、
次は刺身盛り合わせ。
宮城県産の生鰹タタキ。
酢橘を絞ってニンニクといただきます。
中トロと鱧の落とし梅肉。
酢の物はイサキ炙りと大羽イワシ。
この酢の物は最高レベルの酢の物でしたね。
そろそろ握り寿司。
前回もあった天然釣りの沖ガシラ。
これは本当に美味い‼️
後でお代わりしました。
ねっとりして、味が濃厚で比類する魚が思いつかない。
海老の握りはボリューム、食感も味も最高。
これもあとでお代わり。
マグロ赤身の握り。
パサつくこともなくねっとり美味しい。
メバチマグロかな⁉️
宮城県産の生鰹タタキを塩で。
冷凍物とは食感からして違います。
四国巻き　海老　玉子　椎茸　沢庵　きゅうり　タラコ
贅沢な巻き寿司です。
焼き穴子の握りは写真の撮り忘れ…
焼いた穴子とは思えない身の厚さと柔らかさ。
こんな美味しい焼き穴子は初めてです。
具が沢山入った味噌汁。
酒はビールと冷酒『立山』
寿司に合いますね。
今日もネタは少ないですと、大将は謝ってました。
でも、十分満足です。
こんな辺鄙な場所の寿司屋がこんなにも高レベルなんて…
いや、失礼な言い方しました。

ランチはお得感満載が分かってましたが、他にもどんなネタがあるかなとワクワクして訪問。
しかし、三連休の最後の月曜日という事を忘れてました…
『市場が休みでして、大したネタがありません…』
お店の大将が申し訳なさそうに話されてました。
しかし、これは大将の責任ではありません。
別注文で海老と金目鯛を握ってもらいました。
この海老は（赤足海老？）食べ応え抜群です。
大きくて身が厚くて海老好きには堪りません。
金目鯛は熟成されてるような感じで、ねっとりと旨味が濃縮されてるような美味しさです。
ランチに付く味噌汁が煮麺と玉葱とワカメがいっぱい入ってます。
これは嬉しいです。
今回はいろんなネタが無くて、残念と言えば残念ですが、普通にランチと考えたら十二分です。

ランチはボリューム満点。
しかし、私はランチ以外の珍しくてすごいネタを目的にここに来てます。
今回はランチセット以外に『鱧の落とし（湯引き）』
この鱧の落としは全く水っぽさが無くて、骨切りも完璧でした。
皮も柔らかくて、身もふわふわで美味しい。
この大きさからして、結構なサイズの鱧でしょう。
『天然鯛の皮目湯引き』
皮目の表面だけに熱湯をさっとをかけてあり、この鯛も味が濃くて、脂の旨さと塩味と甘味のバランスもよく、この分厚さに切ってあっても硬さを感じないので、何日か熟成させてると思います。
さて最後に本日のハイライトです。
ネタケースには見慣れない魚が…
最初はハタ科魚かと思いましたが、大将に聞くと『島根県産の一本釣りのガシラ』との返答がありました。
ここのお店はよろしくないネタは仕入ないようにして、ネタの種類はそれほど多く無くても、その代わりに必ず一品か二品すごいネタがあり、それを目的に来ます。
この日のガシラは最高でした‼️
ねっとりとした濃厚な甘みとなめらかな舌触り。
これは大袈裟で無くて、今まで食べた寿司の中でも最高峰と言っても良いです。
いや、こんな言い方は失礼だとは思いますが、このような辺鄙な下町でこんなすごい寿司が食べられるとは…
参りました。
今度は電車で来てビールと日本酒と一緒に楽しみたいと思います。
ホンマにすごいです。