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予想の斜め上らへん
土曜日の昼下がり、天気も良かったので散歩がてらで以前から気になっていたお店を訪問してみました。
京阪交野線の宮之阪駅で降りてから、高架下を歩いて数分間の立地です。
ウッディーな内装とスローな洋楽が、気だるげで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
店名の通り、自家焙煎のウリはコーヒーなのですが、私がこの店に興味を持ったのはフードです。
京阪電車が毎月配布しているコミュニティペーパーに、シュークルトというホロホロになるまで煮込んだ豚肉とソーセージとキャベツの料理が載っていて、いつか食べてみたいと思いつつ、夜営業が無くなってしまったので、せめてランチをと思い立ちました。
ランチメニューもいくつかの種類がありましたが、卵好きな自分としては、ふわふわデミグラスオムライスを選びました。
サラダとスープとコーヒーがセットになって税込1,080円です。
自分の考えるオムライスのイメージ、薄焼き卵に包まれたチキンライスの北極星系か、もしくはデミグラスライスの上にラグビーボール型のふわふわ卵を乗せて、最後にナイフで切り開くキチキチ系のどちらかでしたが、このお店はどちらとも違う、予想の斜め上ら辺を行くニュータイプでした。
そもそも、オムライスという概念を一度リセットしてから食べた方が良いのかもしれません。
トロトロの半熟スクランブルエッグ使われているので、かろうじてオムライスというカテゴリには入ると思いますが、その下にはチキンライスではなく銀シャリが待ち構えています。
それよりもなりよりも、デミグラスソースと言いつつ、卵を遥かに凌駕する位のトロトロな薄切ビーフがふんだんに盛られているので、もはやソースという範疇をはるかに超えています。
この料理を正しい日本語で表現するとすれば、「トロトロ煮込ハッシュドビーフふわふわ半熟スクランブルエッグ添」といった感じになると思いますが、それぞれが持ち味を活かし切っていて、合わせて食べると渾然一体としたまったり感を醸し出します。
明らかに主役であるべきライスは完全に脇役に徹していて、ビーフ君とエッグさんがデートでドライブためのマイカーというイメージです。
恐らく、白ごはんを使っているのは、決してコストダウンのためではなく、折角それぞれの食材が充分な個性を発揮しているので、そこへ主張の激しいケチャップの風味で邪魔をしないようにとの配慮かなど思います。
オムライスという概念の中では、色々と美味しいオムライス屋さんはあると思いますが、このお店のタイプは、新鮮な驚きでした。
コーヒーは、自分自身があまり詳しくないので正しい評価が出来ないのですが、正直な処普通に美味しいかな?少し薄目かな?といった印象でした。
夜営業は無くなったので、お店で夜にシュークルトを食べる事は出来なくなったのですが、昼営業でテイクアウトなら可能との事が判ったので、フード目当てでまたリピしたいと思います。
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「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
コーヒーショップ アバウト ア コーヒー(コーヒーショップabout a coffee)
|
---|---|
ジャンル | カフェ、サンドイッチ |
予約・ お問い合わせ |
072-898-5117 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
宮之阪駅から112m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX) 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 2台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2011年2月11日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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このお店に興味を持つきっかけとなったのは、何年も前に見た京阪電車のコミュニティペーパーでした。
沿線のお店を紹介する記事の中に、シュークルトという聞いた事がない料理の写真が載っていたのですが、繊維が1本づつにほどけたかと思うほど煮込まれた豚肉が、あまりにも美味しそうだったからです。
以前はディナーメニューとして出されていたみたいですが、現在では夜営業をされておらず、ランチメニューにも載っていなかったので、もう口にする機会は無くなったものと思っていました。
ところが先日の初回訪問時に、ランチタイムのテイクアウトなら今でも食べられる事が判ったので、今回は満を持して予約してみることにしました。
テイクアウトのみなので、遠方の方にはややハードルが高目かもしれませんが、わざわざでも訪問してみる価値はあると思います。
スタイルとしては、真空パックされたシュークルトと、サラダ&ライスがランチパックにパッケージングされた形です。
自宅に持ち帰ってから、直径26cmのジノリの大皿に盛り付けてみましたが、1人で食べるにはたっぷりのボリュームでした。
シュークルトとは、フランスのアルザス地方で昔から食べられている発酵キャベツの事で、ドイツのザワークラウトに近い料理です。
ザワークラウトは以前に食べた事がありますが、日本の古漬の様にかなり酸味が強く、癖が強かったので少し苦手でした。
それに比べてシュークルトは酸味が非常にマイルドで、柔らかい食感が料理の邪魔をしませんでした。
料理名にもなっているシュークルトの正体は、ズバリこの発酵キャベツの事だったのですが、もちろん自分の目当ては、主役のシュークルトではなく、脇役の塩豚煮込とソーセージです。
ガンダムやダークナイトの主役が、名脇役のお蔭で引き立つのと同じく、この料理でも付け合せの2品が、主役(?)を完全に喰う名脇役の絶品でした。
塩豚煮込は、ほぼ塩味のみのシンプルな味付けなのですが、じっくり煮込まれているので、ナイフは使わず、フォークの先を掛けて、ちょっと引きよせただけで、ホロホロと何ミクロンの単位でないと測れないほど細い繊維にほぐれました。
また、角煮の様にボテッとした脂身は全く含まれない純粋な赤身なので、トロッとした感じは一切なく、噛み締めると肉の旨味だけがジワッと滲み出して来るイメージでした。
もう少し塩気のある方が好みなので、ミル挽き岩塩をかけてみたら、更に絶妙の味わいになりました。
ソーセージも予想外の絶品で、これまでの概念が大きく覆されました。
いわゆる美味しいソーセージのイメージは、パリッと皮が弾けたら、なめらかでジューシーな詰物からたっぷりの脂が溢れ出すという感じでしたが、これはその真逆です。
なめらかではなくゴツゴツした詰物がギッシリと圧縮されていて、脂分は少なく噛み応えのある詰物そのものの旨味がダイレクトで舌に伝わって来ました。
敢えて表現するなら、炒めて脂抜きしたミンチ肉にパテドカンパーニュを混ぜ合わせてから押し固めた詰物を、非常に頑丈な薄皮で包んだというイメージです。
今回は用意するのを忘れてしまいましたが、粒マスタードがあれば、更に最高だと感じました。
今回は、軽井沢の醸造所が造っている、銀河高原ビールというへフェヴァイツェンをマリアージュしてみました。
このビールは小麦で造られた、酵母無濾過の濁り白ビールなのですが、ホップも炭酸も控え目にしてあるので、グラスを鼻に近付けると、まるでバナナ様にフルーティな香りが立ちのぼってくる逸品です。
キンキンに冷やして喉越しクゥーッというIPA系ビールとは対極的に、喉で愉しむ代りに鼻と舌でフルーティな香りと活きた酵母の風味を愉しむビールなので、ホップの苦味や強い炭酸が苦手な女性の方にもオススメ出来る逸品です。
今回の料理をテイクアウトされる方がいらっしゃれば、是非お近くのスーパーで購入してマリアージュされる事をオススメします。