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ロゴ
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鴨汁そば（蓋つき）
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十割そば
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鴨汁
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鴨汁そば（蓋とり）
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黒七味
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店主敬白
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お酒メニュー
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お品書き
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店内風景
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エントランス
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すでに皆様もご指摘のように、「西荻に鞍馬あり」と言われるほどに蕎麦通の間では有名なお店、それが此方です。
巷のグルメサイトでは「量が少ない」「高すぎる」「店が終わるのが早い」「肴が焼き味噌オンリーでゆっくり飲めない」等、マイナス評価も決して少なくはないお店だったりもするのですが、そのような方々はよそのお店へ行けば良いだけのこと。そのような潔のよいこだわりぶりが随所に充ち満ちたお店のようにも思えるのです。
暖簾をくぐると店内中央に石臼をドーンと配した和風モダンの空間が広がります。壁には抽象的なアート作品がディスプレイされ、流れる曲はクラシックのピアノ曲・・・。思わず「うーむ」と唸ってしまいそうになります。
一瞬、「箱盛り」にも心が動いたのですが、やはり此方でも「鴨汁そば（1,410円）」をお願いしてみることにしました。最近、色々と食べ比べているのですが、お店の個性が様々に顕れていて実に面白いです。
ほどなくして「鴨汁そば」が登場します。写真のように鴨汁の器は比較的に小ぶりで蓋が被せられています。一方のお蕎麦は箱盛り。この漆塗りの器にも蓋が被せられていて、サーブされる寸前に蓋が外されます。お蕎麦屋さんでこのスタイルは初めてかもしれません。
石臼のガラスには「「茨城産常陸秋蕎麦の新蕎麦云々」のお知らせが・・。
うーむ、確かに蕎麦自体は素晴らしい出来映え・・・。すべてにこだわりぬいた「名店の蕎麦」とはこのように繊細で力強いものなのか・・・としみじみと恐れ入ってしまったりもするのです（決してブランド志向ではないですが・笑）。但し、もうちょっと香り高さが欲しかったかもしれません（個人的な意見ですが・・・）。
一方の鴨汁は焼いた葱×4、鴨肉が4で、鴨汁自体に鴨の風味がじんわりとしみ通っています。割と脂っこい感じでしょうか。蓋が被せられていた器は熱々でもてない程だったりしました。ツユ自体は全体的に甘口系で鰹節が強い感じでしょうか。研究され尽くしているようですが、一部のお肉が小間切れっぽくなってしまっているのが、いささか残念だったりしました。お蕎麦の完成度の高さに比べると、ちょっと惜しいかも（まぁ、これも好みなのてでしょうが・・・）。
そうそう、鴨汁そばの薬味は「黒七味」と生姜（！）でした。この組み合わせは私的に初めてかもしれません。何よりも黒七味の風味が◎。もしかしたら山椒よりも鴨汁に合うかも（これも好みですが・笑）。後日、某インターナショナルマーケットで見たら、結構お高かったですけれど。
平日1時半近くの店内は結構な賑わいぶりでひっきりなしにお客さんが訪れていましたが、お店の方々はテキパキとスムーズに対応されていたようです。と、隣の席のおねえさんが「薬味もっとくださーーい！！」（爆）。
お店の方は即座に対応されていましたが、「このようなお店ではもっとスマートに食べろよーーっ！！（怒）」と内心思ってしまった私です。