16回
2023/05 訪問
三社祭の土曜日に行ってきました。
三社祭のため、あちこちが交通規制になっている中、行ってきました。
タクシーの運転手さんも「さっき通れたところが通行止めになってやがる!!」とイライラ気味。
結局、途中でタクシーを降り、徒歩でお店へ。
前々日の予約でしたが、滑り込みセーフだったようで、勿論満席である。
早めに到着し、のどを潤す一杯を注文した我々に「こんなモノでもなめててヨ」と大将。
鶏のレバーペーストと何かの塩辛(失念)を出してくれた。
ならばと一杯目を飲み干し、菊正の熱燗をもらう。
ツレは、「こんな美味しいレバーペーストなら赤ワインだよね」とボトルをオーダー。
そんな感じでこの夜の“浅草じゅうろく”が始まりました。
料理は写真の通り。
胃袋の形が他の人とは変わっているツレは、すぐにお腹いっぱいになっちゃうため、
小さめのポーションでちょこちょこ出してくれるこんな流れが好きです。
※予約時に小さめ、少なめに、と頼んでいます。
6月に鮎が解禁されれば、当分は“鮎コース“になるので、またその頃に足を運びたいと思います。
しかし大将から「今の築地場外はひどいねぇ~」と一言。
話を聞くと、先日10時過ぎに買い忘れたものがあって行ったものの、
波除通りは“歩き食い”の人間とそれらに並ぶ行列で溢れかえり、
さらには路上にイス、テーブルを並べている店がたくさんあるため、
車での通行が困難な状態。※警備員の誘導で何とか通行できたそうです。
日常的にこんな状況であるにもかかわらず、地元の組合も警察もそれを認めているのか、
もう無法地帯と化しているのだ。
買い出し人には全く優しくない街になってしまっているのに、
「観光地であるが買い出し人の街」なんて宣ってる組合の基本姿勢はどうかと思う。
大将のような方々がまだ買い出しに来てくれているうちにどうにかしないと、
築地場外の未来はありませんな。
2023/05/21 更新
2023/01 訪問
猛烈な寒気が近づいているのに満席でした
“10年に一度”らしい寒気が近づいているというこの日、予約が取れたので行ってきました。
コチラは例年冬のコースメニューでは、鴨鍋が定番なのだが、
いつも食べきれないので、今回コースから外してもらいました。
※ワガママいってスミマセン。
また今が旬のカキフライも、「いいモノが入った」らしいのだが、
我々二人ともアレルギーで食べられないため、こちらも外してもらいました。
※ワガママばかりでスミマセン。
結局、鍋なし、揚げ物なしのシンプルなモノになりましたが、十分満足できるものでした。
それにしても誰もが出控えたくなるような陽気なのに満席なのは大したもんですね。
そうそう女将が出してくれたお酒で、農口尚彦研究所のモノがありました。
昨年12月に海老蔵が団十郎襲名披露公演をやった時の歌舞伎座正面に、
このお酒の菰かぶりが並んでいたのを思い出しました。
確か海老蔵と親しいスッポン屋の大将が「あの酒、ウチにも置いたことがあるんだけど高いんだよ~」って言ってたっけ。
飲めて良かったです。
コチラも修善寺も手が足りていないようで、その分大将の負担が大きくなっているようですが、
大将はじめ、女将、女将のお姉さん、バイトクンらも体に気を付けて頑張ってほしいですね。
2023/01/25 更新
2021/02 訪問
蟹祭りの最終日
大将から「津居山のカニ、今日明日で最後だよ」と聞いたのが27日の朝。
ならばと残り四杯のうちの一杯を食べに28日にツレと行ってきました。
蟹をメインで食べるのなんて、十数年前にかに道楽に行って以来。
蟹って必死に身をほじって食べるから、会話なしになっちゃうんですけど、
この日はカクトーさんが食べやすいように用意してくれました。
というのも、本来5時から開店のところ、この日は4時から開けてもらいましたので、
この時点でお客さんは我々のみ。
いやぁ~、ゆっくりと堪能できました。
有難うございます。
大将曰く、まだまだ厳しい豊洲の仲卸を“救済”のために買っちゃったんだけど、
「全部売れて良かった」とのこと。
そんな大将の心配は杞憂でしたね。
コチラの集客力は大したモンです。
普段は最後の蕎麦までたどり着けず、ここ数年女将さんの蕎麦を食べてないツレも
蕎麦完食で、満腹。
しかし私にボソッと「修善寺より全然美味しい…」
そうそうツレは一人で“はなれ”の蕎麦も食べてるんだよな~。
でも当然でしょう、女将さんの腕の方が上なのは。
2021/03/01 更新
2020/10 訪問
2~3年分の松茸を食べました
先週、築地で食べた“松茸”がイマイチだったツレが、
こちらのFBで“大量の国産松茸”を発見。
2日間限定だったので、早速予約して行ってきました。
八寸とお刺身に続いて、小さめの土鍋がセットされ、いよいよ松茸が登場。
鴨肉の団子とネギ、蕎麦がきの上から、これでもかと松茸が投入されます。
待つこと5~6分程。
よく煮えたところで、早速ハグハグ…ハグハグ…
つゆの染み込んだ蕎麦がきも美味しいです!
ただ鴨の肉団子はデカ過ぎ!
まあ鴨肉から出る出汁も美味しいんですけど、一人当たり3個は我々には多すぎでした(笑)
肉団子1個で満足しちゃったツレの分は当然私に。
ホラ、蕎麦を食べる前にもう満腹になっちゃいましたよ!
まあ〆の蕎麦も食べましたけどね。※女将さんの配慮で少な目。
ただやっぱり松茸はガツガツ食べるもんじゃないですよね~
香りを楽しむっていうか、土瓶蒸しぐらいが丁度いいのかなぁ~
でもいい経験できました!
普通に食べたらこの量でいくらになっちゃうの?
それと大将のいない“浅草じゅうろく”もなかなか新鮮でしたよ!
2020/10/14 更新
2020/04 訪問
料理の味はもちろん、義理人情に篤い大将がいいですなぁ~
東京都の一日の新型コロナ感染者が3ケタになったこの日、ツレと向かったのがコチラ。
本当は徒歩圏内に、と思ったのですが、近所のお気に入り飲食店はほとんどお休み。
まあしょうがないですね~
そこでコチラのFBを覗いてみると、空きもありそうだし、何と言ってもこの日は16時からというのがウレシイ。
結果、足を伸ばしたのは大正解でした。
“新型コロナ禍”で悲鳴を上げる豊洲の零細仲買を助けるべく仕入れた鮮魚は間違いないし、
大将はじめスタッフにも当然のことながら手抜きなし。
そういうことを知ってか知らずか、口開けこそ我々二人だけでしたが、
ポツリポツリとお客さんも入りはじめ、我々が帰る7時過ぎには8割がた席が埋まっていました。
大将と話していて感じるのは、今の世の中では珍しい“義理人情”。
売り上げ減に苦しむ仲買を思いやって無理して魚を仕入れるは、それらを採算度外視で客に提供するはで、
ご自身は10kgも体重が減ったとか。(※これは病気との噂も)
だからこそ、この店を支えるいい常連さんが多くいるんでしょうなぁ~
また機会があれば寄らせていただきます。
くれぐれもお体ご自愛くださいね。
提供されたものは、写真の通り。
鮨も最後の蕎麦ももちろん満足。
気になったのは、贅沢な魚介を使った「ぬた」。
それと薄く切った奈良漬けで挟んだ「あん肝」。
いずれも日本酒に合う逸品でした。
2020/04/05 更新
2019/03 訪問
ワガママ言ってスミマセンでした♪
去年の5月以来なので、なんと10か月ぶり。
先々週、目黒の紫仙庵に行ったので、今週はコチラにしようか、と思っていたところ
築地場外で、大将とバッタリ。
「ねえねえ、コースじゃなくてアラカルトでもいい?」と聞くと
「今日の夜はガラガラだからいいですよ~」とのこと。
ということで、ツレとお邪魔しました~
こちらのコース料理を否定するわけではないんですが、
全体的に我々には量が多過ぎて、「八寸」+メインで飲んでると、
すでに腹八分を通り越して、胃に余裕のある状態で蕎麦にたどり着けないんですよね~。
で、無理を承知でワガママ言わせてもらいました。
この日は、瓶ビール(エビス)の後、ツレは日本酒、私は麦焼酎の水割りを。
料理の方は、あさりの味噌汁で始まり、
アラカルトで頼んだ「湯馬刺し」、「鱧板わさ」、「ホタルイカと庄内ネギぬた」、
この「ぬた」は良かったなぁ~
そして「白魚の天ぷら」、「ヤマメの塩焼き」も文句なし。
若筍汁(これはサービスで)、
更に「クラゲとわかめのポン酢」、「ふきのとう味噌焼き」、「穴子の握り」と来たところで、
二人ともお腹の方は、丁度“蕎麦”という具合になりましたので、
ツレは常陸秋十割、私は丸岡在来二八を。
ツレが頼んだ十割も少し食べましたが、
この日の二八は、とにかく美味しかった。
つくづくこの店が浅草の外れじゃなく、
せめて人形町あたりにあればなぁ~、って思っちゃいますね。
2019/03/18 更新
2018/05/09 更新
2018/02/25 更新
2018/02 訪問
18.2.24再訪
久々に行ってきました。
カウンターはすべて予約で満席。
相変わらずの楽しい酒と美味い料理。
こちらの唯一の難点は、料理の量が“我々”には多過ぎること(笑)
あと20歳若ければ全てにおいて大満足なんですけどね。
病み上がりのマスターも元気だったし、
風邪気味だったという女将も元気そうで何よりでした。
八寸をはじめ、写真数点をアップしておきます。
2018/02/25 更新
2016/11 訪問
浅草の人気店に行ってきました
2016.11.12のカキコミ
市場移転問題で最近よくテレビで目にする“建築エコノミスト似”の大将から
「鴨鍋はじめましたよ~」というご案内をいただいたので、
一の酉の翌日に行ってきました。
普段「鴨肉はあんまり・・・」というツレですが、
こだわりの芹、こだわりの鴨肉、を使っているという話を聞くと、芹好きの連れの目はキラリン!
17時30分の開店と同時に入店し、
肴はホドホドにして、メインの鴨鍋を待つ。
そして登場した鴨鍋には、こだわりの芹がたっぷり。
何でもコチラの大将は、「この(宮城の)芹が手に入らなかったら、鴨鍋はやりません」と言うほど拘っています。
まずは煮えてきた汁と芹をいただきましたが、
ツレも私も大満足。
さらに鴨肉が登場したところで、ツレは白ワインから赤ワインに。
グツグツ煮えたところで、ハフハフ言いながら鴨をガツガツ、
ツレは赤ワインをグビグビ、私は麦焼酎の水割りをゴクゴク・・・
「美味しいね~」「美味いなぁ~」と言いながら一心不乱に食べ続けました。
そして最後に出てきた蕎麦。
女将さんが「鍋の汁をつけ汁にしても美味しいですよ~」とのことでしたので、
その通りにしましたが、おっしゃるとおり、これもバッチリ。
蕎麦を食べ終え、もう満腹になったんですが、
二人ともさらに残った汁を見て、
「これにご飯を入れてもいいよね~」とつぶやくと
それを聞いていた大将は、少々呆れ顔。
もちろんここでストップしました(笑)
店を出るとツレは、
「こんな美味しい鴨鍋は初めてだよ~」と大満足の様子。
ただ「これで赤ワインがもう少し美味しければね~」とブツブツ。
しかし、
「年内もう一度ぐらい来たいけど、無理かなぁ~」と再訪を強く願っておりました。
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2016.8 のカキコミ
お盆の入りだったので、ツレと浅草のお寺さんへお参りし、その後、コチラへ寄ってみました。
マイフォロワーのasakusa777さんお奨めのお店です。
まだオープンして1年ぐらいのお店なんですが、かなりの人気店。
お盆なのでやってないかなぁ~、と思い電話を入れるとOK。
ちょっと早めに着いたので、入口をパチリと撮っていると、ちょうど中から若い女性が出てきて暖簾を。
中へ入ると、フジテレビの伊藤アナ似の大将が、
「今日はヒマなんですよ~、一応6人の団体の予約が入っているんですが、こちらから頼んで来てもらうような感じで~」
と正直なお答え。
「でもそのお客さんは7時からなんで、どうぞごゆっくり」
とのこと。
カウンター席の端っこに陣取って、まずはエビスの中瓶を頼み、
メニューを見ると、な~るほど~、ちょこちょこツマミながら飲める肴が揃っています。
私は焼酎の水割り、ツレはグラスワインに移行し、
美味いモノ食って、飲んで、いい心持ちになってくると、
他にお客さんもいないので、大将と女将さん(※暖簾を出していた女性)とも話が弾みます。
いやぁ~、しかし驚いたのが、大将が仕入れる干物や西京漬けが、築地場外の間口一間だけの小さな店だったこと。
あそこで買っているなら間違いないですね。
さらにマグロなどは、かなりいい店で仕入れているようです。
でもメニューの値段はそんなに高くない。
いったい何者なんでしょうね、この大将は。
で、〆に食べた蕎麦も・・・中々いいですね~、
この蕎麦は、若い女将さんの手打ちらしいですが、喉越しの良さは抜群です。
一年足らずで人気店になってしまい、テレビなどで取材されることの良し悪し、ご苦労なども色々お聞きしましたが、
まあお二人とも研究熱心のようなので、問題ないでしょう。
帰り際、ツレが「いい店だね~、今度いつ来ようか~、お彼岸の頃、また来れるといいねぇ~」
なんて話をしながら、千束通りでタクシーに乗り込みました。
2016/11/17 更新
昨年の10月以来です。
鴨鍋もそろそろ終わりかと思いましたが、我々以外は皆さん鴨鍋のコースでした。
※我々の後に来られた最後の一組(常連さん)のみが鴨鍋なし。
それほど頻繁に通っているわけではありませんが、
お腹が膨れてくると極端に酒が進まなくなり、
尚且つ眠くなってしまうという我々の腹具合を気にしながら料理も出してくれます。
この日の逸品は「鯵の開き」。
本来しっかり干したモノの方が好きなんですが、
多分一夜干しだと思いますが、しっとりとした身の感じがいいですね~。
呑んでなければ「ご飯ちょうだい!!」と言いたくなるでしょうね。
ごちそうさまでした。
次は、鮎の時期ですかね~
またお邪魔します。