12回
2024/04 訪問
早速再訪!新しくなったUNITOの夜桜イタリアン
カシーナカナミッラ改め、unito(ウニート)として再始動。「繋がる」という意味の店名には、南米出身の岡野シェフが日本の食材でイタリアンを表現するというバックボーンや思いが込められている。
リューアル日にも訪れたけど、少し遅い夜桜を見たくてキャンセル待ちしてたら、空席が出たと連絡をいただき早速の訪問。
半月しか経ってないのに、ほぼメニューが被ってないのが素晴らしい!
この日はコース料理にお酒をペアリングで。
前菜はペペロナータ、アランチーニ、桜肉のタルタル。
ペペロナータはトウモロコシの香りが強い一品。
アランチーニは中に桜エビのリゾットが入っていて、口に含むと無数の桜エビが飛び出てくる感じ。周りの衣はサクサクとパチパチの2つの食感で、とても工夫が凝らしてある。上にまぶしたケールのパウダーも、地味に良い仕事をしている。
桜肉のタルタルはヤシの新芽が入っている。こちらはしっかりと肉の旨味が凝縮されていて、味わい深い。
ついで2皿目は、ホワイトアスパラと真鯛のセビーチェ。複雑かつ繊細で、何がどうなってるか分からないがとにかく美味しい。アスパラの旨味が強く、そこに真鯛の食感や出汁感、柑橘系の香りが加わる。
あとで聞いたのだが、鯛をレモン、ライム、オレンジなどのソースに漬け込んで、いったんその出汁を捨てて魚の臭みをとり、再度新しいソースに漬け込むという手間のかかる料理。
3皿目は新玉ねぎのズッペッタ(スープ)。
トロトロの玉ねぎの甘みと旨味、そこにチーズと南米のジャガイモのような食材(名前を忘れた)が入っている。この食材も乾燥したものを2日間かけて水で戻し、さらにオリーブオイルとバターで炒っているという手間のかけよう。
スープに溶けたチーズと上に浮かんだチーズはそれぞれ変えてあり、香りと風味の絶妙なバランス。
続いて4品目はサルシッチャ。
ボロネーゼに山菜が組み合わせてあり、それをバナナて皮で包んでいる。こちらも食べたことない料理。よく思いつくなと感心する。
5品目は蛤を使ったキターラ。キターラは断面の四角いパスタで、蛤の風味を吸って本当に美味しい。程よく加熱したトマトとよく合う。
お次はスペシャリテのアニョロッティ。普段のバターとチーズではなく、特別にブロード仕立にしてもらったが、これまた美味しかった。
スペシャリテのアレンジを食べたのは初めて。
胃もたれがちな奥様たちに人気が出るかも!
7品目はメインの鹿肉。バナナの葉でくゆらせ、様々なスパイスで仕上げた一皿。
肉の断面のキメが整っていて、見た目も芸術的。火入れも素晴らしく、これまで食べたメインの中で最上の料理だった。
ドルチェはチョコレートのテリーヌ。パッションフルーツのソースが添えられてあり、器もパッションフルーツの皮でできている。ねっとりしたチョコとソースの酸味やパチパチした食感が素晴らしい。
シメにエスプレッソと焼き菓子。
お客様が皆さまお帰りになった後、お料理の事、お店の事、岡野シェフとお話させていただき、やっぱり、岡野シェフの世界観、料理に対する情熱。そしてお客様への愛情、諸々感じることが出来て、胸熱な夜になりました!
また行きます♪
2024/04/12 更新
2024/03 訪問
UNITOに生まれ変わったカシーナカナミッラ❤️
そう。私の愛するカシーナカナミッラは2024年3月14日にUNITO(ウニート)として、新しく生まれ変わりました。
生まれ変わったと言っても、昔と今、イタリアンと、日本と南米。
そんな岡野シェフならではの素晴らしい融合。
まさにUNITOが出来ました♪
リニューアルオープンとなれば、1番の客として駆けつけましたよ〜。
階段も駆け上がった(笑)
お料理のメニューも新作になってました♪
・アレパ・鶏レバーペーストアロスコンポヨのアランチーニ
パッパアル ポモドーロ
手で摘むスタイルのこちらは初めて見る前菜。
へバーペーストが、風味よくとろけて美味。
・タコ✕ジャガイモ
2種類のタコの食感がたまらなく、ワインが進みます。
・蕪サワークリームと柑橘
これだけは、少し柑橘が強めで勿体ないかなと思いました。最初からかけずに、後半の味変に出来たら嬉しかったかな。
・カニ・ポレンタ・菜の花
これまた美味しい。
ポレンタにハマりそうです。
・リゾットビアンコとチチャロン
パスタ大好きだけど、リゾットの奥深さに気付かされましたー。
・スペシャリテ『アニョロッティ ダル プリン』
岡野シェフのスペシャリテ。手作りのバターをふんだんに使った絶品の品なんだけど、私はバターを食べると少しもたれるので、特別にクスクスにしていただきました♪
南米エッセンスが入りこれまた美味しい〜!
お連れ様は初めてのアニョロッティに唸ってました。
これまたワインが進むのよね(笑)
・キアニーナ牛のピッツァイオーロ
バナナの葉の香り
煙モクモクで登場した牛は私の人生の過去のメインの中でも1番と言っても過言じゃない。
火入れも素材もとにかく絶品!
・柳下さんの苺とカモミールのジェラート
これまた、品よくまとまった最高スイーツ。
こんなにお腹いっぱいなのに、むしろスッキリ感を味わえるスイーツ。
センスあるなぁ。。
食後のお飲み物と小菓子
今回もエスプレッソ。
そして、お食事のお供はペアリングワインでした。
とにかく満足。大満足!
イタリアン好きで食べ歩いてる方に、オススメです!
2024/04/08 更新
2023/09 訪問
天才岡野シェフが創り出す魅惑の味と空間
大好きなカシーナカナミッラに行きました。相変わらずの天才ぶりとイケメンぶり。
イタリア料理と岡野シェフの生まれた南米のエッセンスの効いた超美味イタリアンに幸せいっぱい!
昨年から子犬を飼い始めて、お留守番をさせるのが心配な過保護ママはなかなか高級イタリアンに行けずにいましたが、なんと個室はおトイレの粗相や無駄吠えなどしないお利口なワンちゃんはOKとのこと。
大丈夫大丈夫! うちの子どこに行っても超お利口さんなんですよ~♪(笑)
さて、本日のコースはディナーコース FIORITA(フィオリータ)
順番に説明しちゃうよ!
【パンツァネッラ アロスコンポヨのアランチーニ】
パンツァネッラはトマトとパンを使ったイタリア、トスカーナ州で食されるイタリア料理で、爽やかなサラダにカリカリ食感のパンが美味。
さらに2皿目は中南米のアロスコンポヨという炊き込みご飯と、チリアとナポリ名物のライスコロッケが融合したアランチーニ。これまた、ここでしか味わうことのできない一品。
【秋刀魚のセビーチェとベッカフィーコ】
「目黒のさんま」と言えば古典落語の有名な噺にあるが、実際、目黒で秋刀魚を2皿楽しめる♪
一品はセビーチェ。レアな秋刀魚のマリネはグレープフルーツの甘く優しい酸味に包まれ、これまた絶品。
また、提供するお皿にはシェフの遊び心が覗える楽しい仕掛けがあります。
ベネズエラ生まれでこんなオシャレなイタリアンレストランなのに、つい「江戸っ子だね!」と言いたくなっちゃう(笑)
もう一皿は元々は鰯で作る南イタリア、シチリアの郷土料理でパン粉、レーズン、チーズなどをミックスした詰め物をして焼いたものを秋刀魚でアレンジ。
香ばしい焼き目がついて、レアな秋刀魚との味比べが楽しい。
【チャリモヤ・キャビア・ウイキョウのクレマ】
岡野シェフは料理研究にも熱心でここでしか食べたことのない食材もよくお見かけします。
チャリモヤもあまり馴染みのない食材でチャリモヤは、パイナップル、マンゴスチンとともに世界三大美果と言われる南米の果実とのことです。
ウイキョウはフェンネルのほうが馴染みがある、香りのいいハーブ。
ふんわりとしたクレマとキャビア。そして美しいエディブルフラワーたち。
爽やかでいて豪華な味わい。見た目にも絵画のような一皿でした。
【キノコとポレンタ】
これまた南米を意識してバナナの葉で包まれたポレンタ。
ポレンタは トウモロコシの粉から作られたピュレ状のお粥のような料理でそれがバナナの葉に包まれて蒸されたお料理。
口いっぱいに広がるキノコの香りの中にしっかりと主張してくるトリュフの香り。これまた絶品。
【パスタ イン ブロード】
パスタ・イン・ブロードは所謂スープパスタのことでしっかりとスープがしみ込んだパスタにトマトの爽やかな酸味が美味しい。
しかし、ロングパスタが好きな私は、この次のスペシャリテもショートパスタなのでロングをオーダーすればよかったか、でも初めて食べるこちらも食べたかったし・・・と迷うところ。
美味しかったから良し(笑)
【スペシャリテ アニョロッティ ダル プリン】
毎日シェフが手作りするという自慢のバターをふんだんに使ったカシーナカナミッラのスペシャリテ。
アッサリ系が好きな私はツルツルした冷製パスタとかも食べたいところだけど、お連れ様が根強いアニョロッティファンなので毎回こちらを頂いていますが、やはりこれはこれで唸るほどに美味。
でも、次は違うパスタも食べたいと、ここで密かにお願いしておこう。(笑)
でも、お連れ様に反対されるかなぁ。。。
【子羊鞍下肉のロースト バナナの葉の香り】
こちらは絶妙な火入れで過去の岡野シェフのメインで食べたの中でもかなり好きでした。
目の前でダッチオーブンをぱっかぁ~んと開いてくれて、バナナの葉でスモークされた子羊鞍下肉の塊がじゃじゃ~ん!
ちなみに鞍下肉とは肩ロースのことらしいです。
その後綺麗に切り分けられたお皿に乗った子羊のなんと美しい色。
いつもならメイン料理に行く頃にはお腹もいっぱいになってきておりますが、これは食べたら止まらない。
お連れ様に分けることなく、さっさか食べちゃいました(笑)
素材の味が生きていて塩で食べるのが最高に贅沢な一品。
【ブドウ・フィオール ディラッテ・バルサミコ】
フィオルディラッテとは牛の全乳を使ってパスタフィラータ製法で作られるフレッシュチーズのひとつ。
パスタフィラータ製法ってなんだろう?と思って調べたけど、とんでもなく手間がかかっていることだけはわかった(笑)
甘党でない私は目の前で上からお皿にかけてくれるバルサミコにまず見た目で感動。
味わうとチーズの香りとバルサミコと下に敷いたブドウの全てのハーモニーが最高。
今回も全てのお皿に唸る。
【食後のお飲み物と小菓子】
ここまで来て出てきた小菓子にまた感動。
食前の泡から全部で7杯のワインをペアリングで飲んできたのに、更にワインが飲みたくなってエスプレッソを飲んでから、また赤ワインに戻った(笑)
敬老の日ということで一緒に行った父はワインを11杯ほど飲み「歳をとったから昔ほど飲めない」と食前に言っていたセリフは最初から信用してなかったけど、私のアルコール好きは天性のDNAだなって思いました(笑)
ペアリングのワインも最高にセンスが良く、楽しく美味しい夜でした。
目黒川に面したオシャレ空間。
窓辺の席も良いけれど、個室も落ち着ける雰囲気で素敵です♪
また行きます!
2023/09/21 更新
2022/07 訪問
進化し続けるカシーナカナミッラ
コロナ禍にあって、なかなか行けず久しぶりのカシーナカナミッラ。
またしても、新しいメニューの数々と、新しいお皿の数々。
もう別のお店かってくらいの進化ぶり。
相変わらず岡野シェフの天才ぶりと、その努力に唸りました。
メインに行くまでの前菜でやられっぱなし。
食材選びの努力と愛情をとにかく感じて、その優しさと愛しさがお皿に溢れます。
雲丹、アスパラ、蝦夷鹿。
そして、ペアリングのワイン。
ひたすらに唸ります。
そして、ドルチェのティラミスの演出には、ため息が出るばかり。
行かなきゃ損なお店になってます。
え、まだ行ってないの?
一度は行った方が良いから。
素敵なスタッフが出迎えてくれますよー
2022/08/15 更新
2021/06 訪問
イタリアンを食べ歩いている人にこそ行って欲しい
ずっとずーっと行きたかったカシーナカナミッラ。
夢にまで見たカシーナカナミッラ。
コロナ禍でなかなか行けずにおりましたが最寄に仕事があったため、お久しぶりに行きました。食べました♡
岡野シェフはコロナ禍で、ちゃ〜んとパワーUPしてました。素敵。
出てくるメニューはみんな新作、お皿やカトラリーも見た事のないものばかり。
ああ、なんて美味しいの、なんて素敵な空間なの。
おまけに新しく入ったというサービスのメンズがイケメン。
単なるイケメンでなく、すっごく感じの良いイケメンで、給仕もスマート、かつ、お喋りも楽しい(^^)
コロナ対策も万全で安心感もハナマル。これならもっと早く諭吉を握りしめてタクシー飛ばしたらよかったよ。
さて、お料理は先付け2品の段階でもう、アンアン言いたくなる味(笑)
トマトのムースも最高だけど貝柱の入ったブロッコリーのコロッケがそれはそれはアートなビジュアル。
食べても感涙w
次のイワナの塩釜焼きへの期待度MAX
でも、塩釜焼きって和風なの?と思ってたら、これまたオシャレな作品。
こんなに手の込んだお料理見た事ないし、岡野シェフってやっぱり天才だなぁってしみじみしちゃった。
とにかくどのお皿にもアイデアと愛情の全てが込められてるのがよーくよーくわかる。
ほんと、イタリアンてスパゲティくらいしか食べた事ないって人はもちろんだけど、あちこちで食べ歩いてます。美味しいものを知ってますよって人ほど試して欲しい。
このお値段でこのビジュアル、このクオリティ、溢れる才能そして愛。
カシーナカナミッラを語るにはやっぱりコスパにも触れないわけにいかないんだよね。
もっと高得点のお店だって存在はするけどさ、この価格でこのパフォーマンス。
美味しいイタリアンを多くの人に提供したいって岡野シェフの気持ちがグイグイ伝ってくるの。
あ、でね、次の前菜もフォアグラとマンゴーと茗荷の組み合わせが、ホントに絶妙。
こんな組み合わせってアリ?!と思うけど、どれも引き立てあっていて美味。
また選べるパスタ2品も素晴らしい!
ここではぜひ岡野シェフのスベシャリテも試して欲しいけど、私は何度も食べた事あるので新作をチョイス。
アーティチョークのソースで食べるショートパスタのチカティエッリがまたモチモチとしていて絶品。
プラス500円だけど、ほとんどアワビなの?!ってくらいゴロゴロとアワビが入っていて贅沢極まれり。
メインの鴨肉のコンフィは皮目がパリっとして中はしっとり。
もうどれをとってもファンタスティック!
お腹いっぱいだから、もう食べられないよー!と思ってからのドルチェもこれまた唸る。
ゴルゴンゾーラのジェラートって、それは大人の魅惑的な世界。
この深い味わいにフルーツの甘みや酸味とのバランスが最高。やっぱり上級者にこそ味わって欲しいと思わずにはいられない。
いいタイミングでのエスプレッソ。
からのオシャレな焼き菓子。
今日も最高かよ♡とツッコミたくなる素敵なディナーでした。
早くペアリングワインとの更なる最高な夜を堪能したいてす!
ご馳走様でした♡
追記:いま、カゴメの「基本のトマトソース」の缶の上蓋に岡野シェフが登場してるらしい。
スーパーで見かけたら買わなくちゃ。1人でも多くの人にカシーナの良さを知ってもらうためにも、缶を目立つところに並びなおしたいww
2021/06/08 更新
2018/12 訪問
クリスマスに行ったのに年末も食べ納めに行っちゃっいました。
本当に大好きで大切なレストラン、カシーナカナミッラ。
中目黒までは遥か遠い所に住んでるけど、中毒のように食べたくなります。
食べ歩きで、新規店もかなり回りましたが、数多く回るほど、どこに行っても、ああ、やっぱり、カシーナカナミッラには敵わないわ。と思ってばかり。
なので最近、新規店開拓もしなくなってきました(笑)
距離が可能な限り、時間が許す限り、岡野シェフのお料理が食べたい!
そんな気持ちをいつも裏切らず、いつも新鮮な驚きと感動を与えてもらえる。
今回はプレートに年末のご挨拶のメッセージまで。
本当に素敵なお店です。
新年も早速予約。
楽しみにしてます❤️
2019/01/27 更新
2018/12 訪問
クリスマス限定ランチも美味しくて幸せ。
クリスマスですね。
美味しいものを食べたくなります。
限定ランチをしてるなら、もう絶対行きたい。そんなわけでかなり早くからの予約。
お店には一番乗りで着きました。
笑顔で迎えてくれるスタッフ。
相変わらず落ち着く空間。
今日はこちらのお店をずーっと絶賛して聞かせていた友人も誘ってランチ。
2人してテンション高め。
友人はこのところ体調が悪かったみたいだけど、この日に合わせて体調整えてくれたみたい(笑)
ありがとう友よ
本日はペアリングワインも6杯。
前菜の品数も豊富で、私の大好きなタイプのイタリアン。
そうなのよ。イタリアンは前菜のためにあると言っても過言じゃない!と思うの。
スープにパスタに、なに食べても美味しい。
カツレツが前菜と言われた時はびっくりしたけど、これもまた美味しい!
エクレア仕立てになってるレバーの前菜も絶品で、食べながら身悶えそう(笑)
周りはカップルしかいないクリスマスイブに、女子2人美味しい美味しいと感激しながらのランチ。
また、今回はお皿やお料理の仕立てが変わり、今までと違った雰囲気も楽しめました。
シーズン1度は行きたいお店。
いや、毎日でも食べたいくらい。やっぱ中目黒に引っ越すかな(笑)
友人に、また絶対誘ってね!と強く念を押され、また来ようまた来ようとにこやかに別れました。
本当に美味しくて楽しいランチをいつもありがとう。
見送ってくれた岡野シェフにハグしてしまって、かなりセクハラモードなお客ですが、次はチュウもしちゃうかもしれません(笑)
だって、そのくらい美味しいんだもん。。
2019/01/03 更新
2018/09 訪問
私を最高に幸せにしてくれるレストラン♡
今日は食べながら満点付けようと思いました。
だって無条件に私を幸せにしてくれるんだもの。
お店の空間がまず好き。
穏やかな光。
テーブル配置もゆったりしていて、お客様の数も少なめ。
そして、支配人でソムリエの久慈さんのサービスが本当に絶妙。
居心地の良さを本当に提供してくださいます。
もちろん、天才岡野シェフの料理も最高。
これだけあちこち食べ歩いていても、私の中で色褪せるどころか、輝きを増すかのようなお料理の数々。
前菜からパスタ、メイン、ドルチェまで、一口ごとに幸せが広がります。
ちなみにこの日のメニュー
ピチカート前菜の盛り合わせ 5種
フォアグラチョコ
有機栽培のスパゲティ カニとホワイトセロリ、からすみ
モンサンミッシェル産ムール貝のリゾット ほうれん草バリエーション
オレガノの香りを纏った蝦夷鹿のロースト
フィオール ディ ラッテのジェラートと鬼灯のドルチェ
エスプレッソ
何度も食べた事のある前菜盛り合わせですが、来るたび進化してる。
ほんとにどれも一口ごとに美味しい。今回は新しい前菜も加わってました。
フォアグラのチョコもいいわ。紙の包みを開けて食べるのも楽しいし。
セロリの香りが効いたパスタも絶品。家でも作ろうと思って早速セロリ買ってきちゃった。
またリゾットがオシャレ。こんなリゾット見たことない。食べるとコクと風味があって美味。
メインの蝦夷鹿はスモークしてあって、目の前で蓋を取るといい香りの煙がもくもく~
思わず夢から覚めて浦島太郎みたいにお爺さんになるのかと思いましたよ。
でも、夢の続きもちゃんと見られて、赤身の柔らかな蝦夷鹿がまた絶品。
コース料理食べると、大抵メインのお肉食べるころには胃もたれで美味しさ半減状態だけど、このコース、前菜から、パスタからメインに至るまで最高。
それから、今回のミルク風味のジェラートがマジで美味しくてびっくり。
甘いものが好きじゃない私はメインに続いて持て余すことが多いジェラートでしたが、甘さとコクとミルクの風味が絶妙で本当に美味しかった。
鬼灯も岡野シェフの得意なジェラートで甘酸っぱくて、さっぱりしてて好き。
嬉しくってシェフにチュウしたくなっちゃったもん。
ご挨拶に来てくれたので、そう伝えたら、イケメンシェフがちょっと照れた笑顔でさらにイケてた(笑)
そして、しつこいようだけどソムリエの久慈さんが最高。
適度な距離で楽しいお喋り。セレクトしてるワインがいつも美味しくてリーズナブル。
こんな最強なお二人見たことない。
ちなみに、予約の段階でメニューの相談に乗ってくれて、こちらのコース、カスタマイズしてくれた特別メニュー。
そんな配慮がまた、行きたい。特別なお店!って思わせてくれるんだと思う。
夜景もエレベーターもないけど(お店は二階ですw)どこのお店より寛げて、どこのお店より幸せになれる私にとっては最高のレストラン。
もう中目黒に引っ越しちゃおうかなww
2018/10/01 更新
2018/03 訪問
料理・サービス・雰囲気・CP・アルコール みんな満足カシーナカナミッラ♡
今回3度目のカシーナカナミッラ。
なんだ3度目か・・・と思うことなかれ、こちらは新幹線でわざわざ行く距離。
しかも、せっかくのお江戸なら行ってみたいお店だってたくさんたくさんある中での3度め。
最寄り駅や駅からのアクセスが便利なわけでもないのによ。
いかに私がカシーナカナミッラを愛しているかわかる?
何が一番好きって、やっぱり満足度かな。コスパがいい。高く出せばそりゃそれなりだと思うけど、このお値段でここまでしてくれるの?という感動が一番大きい。
お料理は繊細で、手が込んでいる。おまけにネット予約を1名から受け付けてくれる。これはとてもとても嬉しい。
そしてサービスがいいの。1人でいってもちゃんと適度な距離感でお相手してくれて、ワインのことやチーズの事なんか、親切丁寧に教えてくれる。
近すぎてもこういうのって、鬱陶しいけど、まさに適度な距離感。ソムリエの久慈さんのこういう感覚好きです。
オススメしてくれるワインがどれも安くて美味しい。お料理に合う。
もちろん、こだわりの高級ワイン飲み歩いてる人から見たら、どれも若い感じなのかもしれないけど、私のようなワイン素人にはわかりやすくて、とても飲みやすい。
混雑状況にもよると思うけど、帰りにはシェフも笑顔でお見送りしてくれちゃう。
最近、岡野シェフテレビでもイケメンシェフとして、人気があるけれど、ごく自然な笑顔で感じがいい。
お皿の雰囲気、盛り付け、どれをとっても私の好み。
まぁ、こういうのは好みもあるから、絶対じゃないと思うの。
他の方のレビューに前菜の盛り合わせより、一品豪華なほうがいいとあったけど、個人的にはやっぱり盛り合わせ食べて、一口ごとにテンション上げたい。
次のお料理への期待度を高めながら、ウキウキワクワク味わいたい。
あ。前置き長くなりましたが、この日のお料理。チェーレレ ランチタイム 4860円のコース
ピチカート【前菜】
前菜5種盛り合わせ
プリモピアット【パスタ】
※下記からまず1品
◇有機栽培のスパゲッティ アサリとパセリのスキューマ
◇黒いタリアテッレ 猪のラグーと黒トリュフ
◇リゾット 真鯛と菜花、サフラン
【スペシャリテ】
アニョロッティ ダル プリン
セコンドピアット【メインディッシュ】
※下記から1品
◆鰆 蓮根とほうれん草、松の実
◆ストラコット ディ マンゾ マルサラのソース、根セロリとキヌア
ドルチェ【デザート2品】
パンナコッタと金柑 オレガノ
温かいバナナのエクレア カルーアのジェラート
【食後のお飲み物と小菓子】
まず、パスタが何を選ぶか、すごく迷いました。結構即決な私としては珍しい。
でも、みんな食べてみたかったのよね。
そしたら、さりげなくスパゲッティをお勧めされました。
なら、もうそれ。それに決定。
これにして正解。ほんっと美味しい。ちょっとごめんね。語彙が少なくて。写真みて欲しい。どれもこれも。
スペシャリテは前回もいただいたけど、安定のお味。
そしてシチューのように和牛を煮込んだストラコット ディ マンゾ。
これも柔らかい甘い。美味しい。間違いない。
また、すべてのお料理において、添え物のセンスが好き。こんなお料理毎日食べられるなら岡野シェフと結婚したい(笑)
でね、メインを食べ終わっても赤ワインを飲み終えていない私に、チーズをお勧めしてくれまして。
このチーズが4種類あったんだけど、どれも食べてみたいこだわりのチーズ。
どれにしますか?と聞かれたけど、全部食べたいと遠慮なくww
小さく盛り合わせにしてくださいまして。美味しい♡
特に気に入ったのは、デリスドブルゴーニュというクリームチーズ。
ワインがすっすむ~♡ ちなみにフェルミエさんというチーズ屋さんで購入ができると教えてくださったので、自分の覚書用に書いておきますw
そして、甘いものはあまり好きじゃない私でも楽しみにしたくなるドルチェ。
どれも絶品♡
今回も大満足。
来るたび点数が上がっちゃう。
また行きたい。月1行きたい! 桜の季節はまたお店の窓全面に桜が広がるそうで。行ってみたい。でも、もう予約が取れない。
新緑の季節も素敵なので、またそのころ行きますね♡
2018/03/23 更新
2017/10 訪問
念願の再訪。再びの感動♡
昨年こちらに訪れてから、まだこちらのレストランを超えるイタリアンには出会っておりません。
そのくらい、見た目に凝っていて目で楽しく、味で美味しく、ワインも美味、サービスも良し。
イチオシイタリアン。
今日もすごかった。これをランチタイムとはいえ5000円弱(正確には税サービス料込み4860円)でいただいていいのかしら!?
って感じのお料理でした。ちなみにこちらのランチコースはPranzo CERERE このお値段でもランチで一番お高いコースです。
せっかくですので、Tre Bicchieri(トレ・ビッキエーリ)ソムリエがこちらのランチに合わせた3種類のワイン2700円もお願いします。
メニュー
ピチカート 前菜5種の盛り合わせ
すでにここからノックダウン。繊細で手が込んでいて完璧。
プリモピアット
4種類からテーブル毎に2種類セレクト。
それぞれを取り分けてから出してくれます。
4種類は以下
☆黒いタリアッテッレ ムール貝とフレッシュトマト
☆タヤリン 石田めん羊牧場の子羊のラグーと白菜
☆アニョロッテイ・ダル・プリン 「スペシャリテ 3種の肉を詰めたラビオリ」
☆ニョッキ 鴨肉のコンフィと茸
悩んだ末、選んだの子羊のラグーと白菜、そしてスペシャリテの2品
注文した後、お隣のテーブルに黒いタリアッテッレが運ばれてきてすごくおいしそう。
あー。あっちにすれば良かったか・・・と思っていたけど、子羊のラグーとスペシャリテのラビオリもまた完璧。
もちもちした麺。子羊のラグー♡
セコンドピアットは以下から1品
秋鮭のソテー サワークリームと春菊
オレガノの香りを纏った鹿肉のロースト
こちらは取り合分けてシェアしました。
見た目もお味も鹿肉ローストが断然良いですね。これもう絶品。
火加減。味。見た目。胸がキュンキュンするくらい素敵。鹿が嫌でなければこちらをオススメします(o^^o)
ドルチェ
鬼灯
モンテビアンコ 密柑と柿
鬼灯をドルチェで食べたのは初めて。
季節感も盛り込んで爽やかで繊細で優しい味。
最後はエスプレッソと小さなチョコレート
こちらは焼き菓子も美味しい。
最後の一皿は食べたものを振り返りながら余韻を楽しみます。
また、選んでくれたワインが美味しかったです。
国産のお手頃なワインなのに、美味しい。
赤ワインはココファームで作られたワインということで、複雑な香りが印象的。
このツヴァイゲルト。ワイン素人の私でも感激です。
後日、ココファームワイナリーの収穫祭に出かけた際はこのワインを買い込みました(笑)
帰りにはソムリエとシェフとで外まで見送って下さいました。
次こそは桜の綺麗な季節に伺いたいです(o^^o)
2018/03/01 更新
2016/06 訪問
素晴らしい景観と素敵なお料理♡
とても素晴らしいランチになりました。
思い出してもうっとり♡
まず、素晴らしい景観です。二階にあるその建物からは目の前の桜並木が美しく映ります。
この日は薄曇り。
白い空と白い壁が続き、その中に新緑を少し過ぎた濃いめの緑がとても映えます。
額に入れたような素敵な景色です。
ロウソクに見立てたというグリッシーニがおしゃれにお出迎えです。
見た目も素敵だけど、味も美味しい!
ランチのコースはメインのあるコースとないコースの2種類です。
せっかくなので、メインのあるコースをお願いしました。
<アンティパスト>
前菜の盛り合わせ
<プリモピアット>
冷製カッペリーニ アイコトマトとブッラータ
海老と水菜のキタッラ ボッタルガ添え
タリアテッレ アスパラガスとグアンチャーレのクロッカンテ
ほうれん草のリゾット ラスケーラのフォンデュータ
上記より2品
<セコンドピアット>
鰆 アスパラソヴァージュとウイキョウ
チンタネーゼの炭火焼き 茸と菜の花
上記より1品
<プレデザート>
モヒート
<ドルチェ>
アメリカンチェリーとコーヒーのパンナコッタ
この他に パンとコーヒーが出ます。
以上で税別4500円。サービス料は込みです。
パスタは大好きなカッペリーニとほうれん草のリゾット、メインはこのところお肉で胃もたれ傾向のため、お魚を選択。
コーヒーはエスプレッソでお願いしました。
最初から最後までため息の出る美味しさ。
見た目に美しく、どれも凝ったソースで楽しませてくれます。
また、器が素敵☆
そして、こだわりのソースが続いたかと思ったら、メインのお魚は素材の味が引き立つシンプルさ。
これがまた戦略としては素晴らしく、一人で食べながら唸ってしまいました(笑)
プレデザートのモヒートと名付けられたシャーベットが、また胸がドキドキするような一品。
その後のドルチェまで外すことなく凝っていて、それがイヤミでもしつこくもない。
感動と感激の連続でした。
シェフのセンスの良さを感じますねぇ。
また、給仕してくれた方の雰囲気もとてもよく、居心地もよかったです。
選んでもらったワインも美味しかった☆
何より、お客様にお食事を楽しんでもらいたい、そんなおもてなしの心を感じる接客です。
食べログ「3.92」のお店です。予約が取れないほどの人気店かと思いましたが、実はこの日、意外にもあっさり。
それどころか、この日は私ともう一人しかお客さんがいませんでした。
ほとんど貸し切り気分で堪能してしまった贅沢。
こんなことは珍しいそうです。
その証拠にあまり美味しかったので、その日に、翌日の夜の予約をお願いする電話をしたらいっぱいでお断りをされてしまいました。。
コスパもとてもいいし、いつか必ず伺いたいと思います♡
2018/03/01 更新
大好きなUNITO
2か月ごとにお料理が変わるので、最低でも2か月ごとに食べたくなります(笑)
前回は桜の季節だったので今回は6月訪問。
メニューはランチコースの 「cerere」それに合わせたペアリングワインをお願いしました。
先付け
アレパ・ゴルゴンゾーラ・はちみつ・セロリ
帆立の炭レア焼き・人参とタマリンド
桜エビと椰子の新芽のクスクス
6種のスナック(グリッシーニ)
ゴルゴンゾーラと蜂蜜の相性がいいのはわかっていたけど、セロリがこんなにもマッチするなんて、色々研究してるなぁ~
今回はタマリンドがすごく気になった。甘酸っぱく独特な風味がホタテと人参と絶妙な味と香り
クスクスも岡野シェフの得意料理で今回も良き。
岡野シェフ手作りグリッシーニは毎回、密かなお楽しみで、今回はペルーのスパイスをまぶした新しい子も入っていました。
これお料理を待ちながら白ワインと一緒にかじってる時の胸の高鳴りが最高。
前菜
長谷川さんのアスパラとパルミジャーノ キービと生ハム
アスパラは茹でたアスパラと生のアスパラ(こちらは千切りになっていて2種の食感が楽しめる)とパルミジャーノのエスプーマ(お皿をテーブルに提供してからかけてくれます)、添えてあるのはグアサカカというベネズエラのアボカドのペーストで、少し刺激がある。これがまたいいアクセントになってる。
木の上のがキービというブラジルのコロッケみたいなのと生ハム
一口でパクリと美味しい。添えてあるグリーンは食べられるのかと思ったら飾りだったよwww
前菜
岩ガキのムニエルとバルサミコ・コーンハスクの香り
椿っていう帯付きの殻付き牡蠣をポレンタ(コーンミールを粥状に煮たイタリア料理)と合わせてムニエルしてあり、バルサミコで味付け。 上から長ネギとウイキョウ、メキシコのコーンハスクを挟んで蒸したとにかくこだわりの品
複雑なのに、台湾のマーガオという生粒胡椒が全体をうまくまとめている。レモングラスに似たさっぱりとした後味。
語彙が少なくてお伝えしきれないけど、とにかく美味しい(笑)
ちなみに初めてのお客様はここで牡蠣の代わりにスペシャリテのアニョロッティが出るらしい。これも何しろスペシャリテなのでぜひ味わって欲しい。
パスタ
カペッリーニ・焦がしトマトと揚げナス
髪の毛ほどの細いパスタとトマトソースと佐土原なすの揚げなすとズッキーニ
焦トマトの少しピリッとしたソースとリコッタサラータ(チーズ)
個人的にカペッリーニを温製で食べたのは初めて。自宅で作ると冷製にしても湯で加減が厄介でなかなか理想の味にたどり着けない。
でも、このパスタはホントに美味しい。やっぱり個人的にはイタリアンはパスタだよね!と思う。まさに原点回帰。
焦がしたトマトの香りに魅了される。
メイン 肉料理
仔羊の軽いコトレッタ・バナナの葉の香り
仔羊のコトレッタ(ミラノ風カツレツ)を最後に軽くバナナの葉で燻製をかけてシェフが目の前でパッカーンと蓋を開けてくれる。
隣のテーブルで開けたのを見た時からもういい香りが気になって仕方なかった(笑)
今まで岡野シェフの羊料理は何度も食べてきたけど、カツレツになった羊もいい感じ。
キャッサバのピュレと自家製マリーゴールドの香り
ピスコという蒸留酒と肉の出汁とレモンのソース
ちなみにアスパラと一緒に出てきたグアサカカという刺激的なソースも合う気がした。 ハーブとか葉物がもう少し添えてあると個人的には更にいいかな。
デザート
アマレーナチェリーのセミフレッドとハイビスカスのグラニタ
中にアマレーナチェリーのセミフレッドがあり、ハイビスカスのエスプーマとハイビスカスのグラニタ(イタリアの夏の風物詩、ジェラートみたいなもの)
上にはカンチータという南米のとうもろこしのカリカリとミントが乗っている爽やかな一品。
甘党じゃない私はいつも少しグリッシーニを残しておいて、ここでまた食べる(笑)
そしてここに来てまた追加で赤ワインも頼んじゃった(笑)
食後のお飲み物と小菓子
そして今回は黒いパンが初登場
ヤシの活性炭のフォカッチャでした。どこまでもこだわり~~!
ペアリングのワインもどれも美味しかったなぁ。食へのこだわりとセンスを随所に感じます。
あ、新しい「西田くん」というイケメンスタッフも加わり、更に美味しく楽しいUNITOでした!
2か月後と言わず、すぐまた行きたいです♪