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1回
夜の点数:4.6
2010/06 訪問
夜の点数:4.6
肩の力が要らぬ、日本もアジアなんだと感じられるもつ焼き店
2010/06/14 更新
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城南地区と言いたいけれど、品川は何気にディープで魅惑的なお店がたくさんある。
目黒の端っこに住んでいると困るのがもつ焼き・焼きトン。高い値段を払えば高級な焼きトンやピンピンの内臓刺しを食べさせる店はあるけれど、大衆酒場に飢えているのが目黒・世田谷区民。
そんな中、ここ祐天寺の「もつ焼き ばん」は素晴らしいの一言につきる。
かなりの高評価だけれど、素直な気持ちなのだ。
プロフにも書いた通り、評価ポイントは誠意。
そして一所懸命さが伝わってくる。かと言って肩が凝るわけではもちろん無い。
肩の力がすっーと抜けていく、そんな料理や接客、店の雰囲気。
メニューの多さで毎回迷う。串焼きも総じて旨い。カシラのアブラは定番。秀逸なのがシロ・テッポウのミソ。
どて焼きの様なくどさでは全く無くて、塩で食べる串焼きに味噌の香りを足してあげたような上品さ。
全品食べたことは無いけれど、何を食べても安心して食べられる。
席について、レバ刺しとお通しのお新香を肴にレモンサワーか大瓶のビールを飲みつつ、本日のメニュー構成・流れを考えている時間は一週間で一番幸せな時間なのだ。
そしてここが一番素敵だと思うのは敷居の低さ。フレンドリーで良く気のつく、仕事熱心な中国人のスタッフが多いので、数多ある様々なもつ焼き屋さんや大衆居酒屋の様に、入りにくさ、居心地の悪さが無いのだ。ドリンクも追加注文も気楽。
初めて行く方や、たまにしか行かないお客さんもここの良さをさらっと楽しめると思う。
さて、また次の火曜日にサービスのゆで卵を汁ドウフにでもかけて一杯やろうかな。