カジュアルに　愉しむ味は　本格派 : モア・クッチーナ

＜2021年7月訪問分＞

【内容】
・前菜盛合せ
・真鯛オリーブパン粉焼き
・パンチェッタとトウモロコシのトマトソースパスタ（相方）
・夏野菜のペペロンチーノ（あちき）
・豚肉グリル
・桃のパンナコッタ

・CAPRICE PREMIUM VINACEUS GRAPE DEW
・辛口ジンジャエール
・サントリーフリー

【詳細】
文月の「モア・クッチーナ」ランチ☆

この日はお休みを頂戴して午後から一回目のワクチン接種。
その前に腹ごしらえを。
ってな訳で前日に急遽予約をしましたぁ～
1年2か月振りの緊急パトロール（笑）

アラカルト中心ですが、コース仕立てに。
当然ながらノンアルですが・・・

少しでも雰囲気をと目についたのが、南アフリカのノンアル泡ボトル。
「CAPRICE PREMIUM VINACEUS GRAPE DEW 」。
ノンアルコール、ローカロリー、ノンファット、ノンコレステロール！
身体にやさしい健康飲料を謳うだけあって嬉しいですねぇ～
しかも味わいも甘ったるく無くてスッキリとしてます。
これはいいですね。

さてお料理。
「前菜盛合せ」から。
生ハムとシーザーサラダ、塩味は控えめでいい感じ。
蟹入りポテトサラダ、ポテサラ好きには堪らない味で美味しいですねぇ～
ブロード焚き茄子のトマト出汁ソース、手の込んだひと品でいい味。
尾鷲ガス海老と魚介マリネ、爽やかで丁度いいマリネ感。
そしてパンも付きます。

魚は「真鯛オリーブパン粉焼き」。
ルッコラ、セルバチコ、フルーツトマトとたっぷりサラダ仕立てで。
香ばしさを纏ったしっとりした真鯛はサラダと共にサッパリと。

パスタは4種類の中からチョイス。
相方は「パンチェッタとトウモロコシのトマトソースパスタ」。
パンチェッタの塩味と玉蜀黍の甘み。
そして爽やかなトマトソースの酸味がいいバランスですね。
パスタの茹で加減も丁度いい感じ。

あちきは「夏野菜のペペロンチーノ」。
オクラ、ズッキーニ、ピーマン、パプリカ、インゲン、枝豆等々。
何気に大好きなオイルパスタ。
ピリ辛さも控えめで野菜の旨味が引き立ちますねぇ～
素直に美味しいです。

その他のパスタ2種は、
「スパイス漬けにした豚バラのチーズソース」、
「生ウニのトマトクリーム」。
お好みに応じてチョイス出来まするよ。

メインは「豚肉グリル　パドロン添え」。
柔らかくてジューシーな豚肉です。
檸檬を搾ると味わいが変化して旨味が深まる感じですねぇ～
そして付け合わせのパドロンが豚肉と良く合います。

ドルチェは「桃のパンナコッタ」。
プラムジェラート、ミントを添えて。
桃の甘みとプラムの酸味が心地いいです。

その他飲み物は「辛口ジンジャエール」、「サントリーフリー」。

2人で〆て13700円也ぃ～
2階にある所沢名店「otto」の姉妹店。
カジュアルイタリアンのお店が3階にあるこちら。
若いスタッフさんたちが元気に切り盛りするお店です。
ガンバッテいる皆さんを見ると応援したくなりんす。
活き活きした姿は嬉しいですねぇ～
またパトロールに来ないと（笑）

＜2020年4月訪問分＞

【内容】
・前菜盛り合わせ
・香り豚肩ロース
・桜海老パスタ
・ガトーショコラ
・カフェ

・Velenosi Gran Cuvee
・Chassagne Montrachet 1er Embazees Butterfield 2017

【詳細】
卯月の「モア・クッチーナ」ランチ☆

所沢イタリアン オットは休業中。
3階にある姉妹店でランチ営業と持ち帰りをしていると。
では地元応援で行きますかね。

まずは「前菜盛り合わせ」から。
「グリーンサラダ」、サッパリしたドレッシングと共に。
「筍フリット」、シャキッと感が良く香りが広がりまする。
「ガス海老カルパッチョ」、ネットリした甘みが素晴らしい。
「蒸し春キャベツと自家製ベーコン」、甘みが広がる春キャベツ。
そして自家製ベーコンの味わいが絶品です。

「香り豚肩ロース」、埼玉県加須市のSFP豚。
イタリアンパセリ、新玉葱、蒸しケールを添えて。
この豚初めて頂きましたが、めちゃくちゃ美味☆
肉質は非常に柔らかく、噛むと旨みが溢れ出てきまする！
新玉葱が甘くて美味しい。

「桜海老パスタ」、自家製唐墨パウダー、空豆と共に。
桜海老の風味と唐墨の塩味、空豆の味わいが絶妙にマッチ。

「ガトーショコラ、バニラジェラート」。
濃厚なガトーショコラにバニラジェラートの甘みはピッタシ。

「カフェオレ」、「エスプレッソ」。
スペシャルランチはこの内容で＠3000円！
素晴らしく満足度の高い内容ですね。

そして勿論ワインも頂きました。
ワインは飯田さんにお任せで。
最初はマルケのスプマンテ、「Velenosi Gran Cuvee」。
爽やかな泡感でコクもありクイっと進んでしまいまする。

そして飯田さんセレクト3種類の白からチョイスしたのがブルゴーニュ。
「Chassagne Montrachet 1er Embazees Butterfield 2017」。
まろやかでコクのある好きな味わいのシャルドネ。
旨いです。
残るかと思ったらすっかり蒸発してしまいましたぁ～

若きシェフやスタッフさん達に元気を頂きました！
オットー山形シェフはお話し専門で（笑）
お陰で愉しいひと時になりんしたぁ。
これからも出来る形で地元応援していきたいと思いまするよ。

＜2019年10月訪問分＞

【内容】
・イタリア産ポルチーニフリット　生ハム添え
・鯖カルパッチョ
・イサキポワレ、松茸
・埼玉黒毛和牛肩三角
・秋刀魚ペペロンチーノ
・フルーツのプレート
・焼き林檎、キャラメルジェラート
・小菓子

・Heretat Sabartés Cava Brut Nature
・Lincoln Estate Sashimi Sauvignon Blanc
・Pierre Naigeon Bourgogne Aligoté La Riotte Vieilles Vignes 2017
・Chateau de Clotte Les Quatre Lys 2012
・Vigneti Zabù Il Passo 2018
・山本　純米吟醸　サンシャインイエロー
・紀土 -KID- 純米吟醸 夏ノ疾風
・澤屋まつもと　守破離　山田錦
・MISAKI MEAD
・3年熟成番茶

【詳細】
実に7年振りの再訪（汗）
大好きな山形シェフのお店、イタリアン オットの3階。
同じ系列なんで若きスタッフさん達とも顔馴染み。
という訳で久しぶりのパトロール。

これまではアラカルトでしたが、お任せコース仕立てでお願い。
ワインも基本ペアリングは無いのですが・・・
ペアリング仕立てでやってくれるというので甘えて。

ではまずは泡から。
「Heretat Sabartés Cava Brut Nature」。
シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られた泡。
お店で使える価格帯でスタッフの皆さんからも高評価との事。
軽やかな泡感で確りとした旨みも感じまするね。

それでは最初の料理。
料理長さん自ら運んで頂き恐縮。
「イタリア産ポルチーニフリット」、パルマ生ハムとチーズをお供に。
大きなポルチーニは熱々ジューシーでサックリと。
生ハムの適度な塩っ気とチーズの風味がバランスいいですね。
これは山形シェフ直伝でしょうか。

ワインはオーストラリアの白。
「Lincoln Estate Sashimi Sauvignon Blanc」。
名前にある通り魚介に合うように造られた白。
キリっとした味わいで果実味も確り。

料理は「鯖カルパッチョ」。
燻製した鯖と茄子、紅芯大根などと共にサッパリと仕上げたひとさら。
若干岩塩が強めな感じですが、ジューシーな茄子の味わいで中和。
辛味好きな方には唐辛子パウダーがアクセントに。

ワインはブルゴーニュの白。
「Pierre Naigeon Bourgogne Aligoté La Riotte Vieilles Vignes 2017」。
スッキリとした果実味と酸の味わい。

料理は「イサキポワレ、松茸」、スープ仕立てで登場。
鶏と浅利の出汁でとったスープには松茸の香りもあり優しい味わい。
酢橘の風味で爽やかなひとさらに仕上がってまする。
炙られたイサキも香ばしく、全体のバランスも良くとても美味しい☆

次は肉料理との事で2種類の赤ワインで比べてみてくださいと。
ボルドーの赤、「Chateau de Clotte Les Quatre Lys 2012」。
確りとしたコクとタンニンも感じられ、果実味の中に仄かな甘みも。
もう1種はシシリアの赤、「Vigneti Zabù Il Passo 2018」。
乾燥葡萄との事で甘みは感じますが、まろやかで独特な風味。

料理は「埼玉黒毛和牛肩三角」、千葉産蕪ロースト添え。
岩塩、黒胡椒、粒マスタードを薬味に。
艶やかな色合いにローストされた肩三角肉はジューシーな味わい。
食べ応えもありシンプルで美味しいひとさら。
そして添えられた野菜ローストがとっても美味。

最後のパスタに合わせるのは何と3種の日本酒。
冷やして呑む秋田の山廃、「山本　純米吟醸　サンシャインイエロー」。
甘味と酸味のバランスが良く呑みやすい。
和歌山の夏酒、「紀土 -KID- 純米吟醸 夏ノ疾風」。
爽やかな風味でキリっとした味わい。
大好きな京都のお酒、「澤屋まつもと　守破離　山田錦」。
軽やかながら旨味もあるバランスいいお酒。

料理は「秋刀魚ペペロンチーノ」。
北海道産秋刀魚と千葉産落花生、そして自家製唐墨を使ったペペロンチーノ。
秋刀魚の味わいに落花生のコクと風味が口の中に広がりまする。
唐墨の塩味と共に全体を引き締めるピリ辛さがアクセント。

デザートワインに出して頂いたのが、「MISAKI MEAD」。
初めて呑むお酒は品のある蜂蜜の甘みとコクがいい。

そして運ばれたのが「フルーツのプレート」。
そこにはチョコレートで「お待ちしてました」との文字が！
葡萄の切り込みも手が込んでて感激☆

そしてデザートは「焼き林檎、キャラメルジェラート」。
甘酸っぱい焼き林檎に甘いキャラメルジェラートの相性は抜群ですね。

「小菓子」と「3年熟成番茶」。
深みのある熟成番茶はさっぱりしててホッとしますねぇ～

〆て2人で21,800円也ぃ～
今回のお任せコース仕立ては＠6,500円。
内容的には非常に大満足でした！
若いスタッフさん達の勢いもありんす。
料理も雰囲気も2階とはまた違った印象が新鮮。
こうして色々とチャレンジする姿は素晴らしいですね☆
いいお店といいチームワークです。
またパトロールに来ますね。
感謝☆

＜24年10月　再訪　最初の写真26枚がおにゅ～＞

【あちき的オススメ】
・ズワイガニのポテトサラダにアボガドタルタルをのせて

【お会計】
・料理　・・・　5540円　（二人分：アラカルト）
・飲物　・・・　4000円　（二人分：スパークリングボトル、赤ワインデキャンタ）

【内容】
・甘海老とアボガドのタルタル　（680円）
・尾鷲産やりいかのアラビアータ　（680円）
・小田原産カンパチのカルパッチョ　フルーツトマトソース　（680円）
・ズワイガニのポテトサラダ　（500円）
・千葉産豚肩ロースのロースト　（1800円）
・鴨もも肉と豚肉のラグー煮込みの自家製パスタ　フィットチーネ　（1200円）

・Quericioli　Reggiano Lambrusco Secco 微発泡赤ワイン　（2500円）
・サンジョベーゼ　デキャンタ　（1500円）

【詳細】
昼はお友達と土家で美味い蕎麦とつまみ、日本酒を愉しむ。
さて、デナーはどうしますかねぇ？？？
そうだ、久しぶりにサクッとイタリアンにしますかねぇ～
ってんで電話したら丁度2席空いてたんで滑り込みセーフ！

まずはお二階によりotto山形シェフにご挨拶☆
来週来ますからね、今日は上で～す！
久しぶりの3階は満席で賑やかぁ～
で、あちき達は窓際のカウンター席に落ち着き、今宵のつまみをチョイス☆

最初に当店オススメのリーズナブルな微発泡赤ワインで乾杯！
中でも本日のあちき的オススメは「ズワイガニのポテサラ＆アボガドタルタル」のコラボでやんすよ～
各々違う料理・・・試しにクラッカーの上で一緒に喰ってみた。
おぉ、こりゃ美味さが倍増しますねぇ☆

そして「尾鷲産やりいかのアラビアータ」はピリ辛なトマトソースと相俟ってワインが進みますねぇ！
「小田原産カンパチのカルパッチョ」自体は普通に美味いが、ソースの超甘～いフツーツトマトが最高☆
こんなにもフルーツっぽいトマトは驚きでやんすよ～
「鴨もも肉と豚肉のラグー煮込み」は自家製フィットチーネで供される。
ん～、これもまたいい塩梅でやんすねぇ～

「千葉産豚肩ロースのロースト」は出来上がりに30分程度かかるってんで早めいオーダー。
1ポンド（450g）ってあるから、喰えるかなぁ？？？って心配してましたが、大丈夫！
先日、都内のとあるイタリアンで喰った豚があまりに口に合わなかったんで、ここでリベンジ・・・
豚肉自体は臭味も無くとってもイイ味わいでやんしたぁ～
ただ、ローストされた表面がちょいと塩っ気が強かったのが難点・・・
まぁ、その部分をそぎ落として喰えば全く問題無しでやんすよ！

ボトルが無くなった後は赤ワインデキャンタに・・・
〆て二人で9540円也ぃ～はリーズナブルでやんすよねぇ☆
満席の店内は賑やかで活気がありんす。
ただしその分サーヴィスが追い付いてない感じは否めませぬわいなぁ～

まぁ、地元で気軽に美味いイタリアンをしかもリーズナブルに喰って呑めるのは超貴重！
これからも普段使いに伺いますよ～
評価は細かく出来るようになったんで、4.2★でぇ。
帰り際にまたお二階にご挨拶してお店を後に致しやしたぁ。

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＜23年6月　再訪＞

【あちき的オススメ③】
・厚切りえちご豚のロースト
存在感抜群で味も絶品。ボリューミーで満足感十分。

【お会計】
・料理　・・・　4230円（二人分）
・飲物　・・・　3500円（二人分：スパークリンググラス、白・赤ワインデキャンタ）

【あちき的シチュエーション】
・同じでやんすよ～

【詳細】
新宿のはまぐりで貝と日本酒を堪能した帰り、次はどうするかと思案。
最初は同じ新宿の鳥屋にしようと行ったが遭えなく満席。
んじゃ、所沢に戻って呑みなおそうってんで所沢へ直行。
最初新宿から電話した際は満席だってんで、取り敢えず行ってみる事に。
所沢に到着後改めて電話したら丁度席が空いたってんで店へまっしぐら。
もうあちき達のことを覚えて頂けたようで、顔を見るなり店員さんも笑顔でお出迎え。
こうしたちょっとした事でも嬉しいでやんすよね～
今回は今まで食べてないものをチョイスしようってんで、以下をチョイス。

・ひらめのカルパッチョ（780円）
・野菜たっぷりグリーンサラダ（850円）
・厚切りえちご豚のロースト（2600円）
・スパークリング（500円）、白・赤ワインデキャンタ（1500円×2）

中でもオススメはお店のこの日のオススメでもあった豚のロースト。
身厚の骨付き豚肉がローズマリー風味でローストされ、まな板に供され存在感抜群に運ばれる。
脇役には柔らかいニンニクとホクホクジャガイモが添えられ、野趣溢れる一品。
レモンを絞り大胆にナイフで切り分けて口に頬張ると、肉汁が充満し豚の旨味がジュワっと広がる。
ニンニクも臭みがなくホンワリした旨さがあり、肉との相性抜群。
ジャガイモも周りの味を吸い込み旨さ倍増でやんした。
粒マスタードを付けて食すとまたパンチが効いて旨さが引き立ちまする。

ひらめのカルパッチョは甘みがありプチトマトとの相性もイイ塩梅。
野菜たっぷりグリーンサラダは本当にタップリ野菜で大満足。
一次会では野菜不足だったんで、この量は嬉しい限り。
ドレッシングもサッパイとしたイイ味付けでホッとするひと品。
お酒は日本酒を呑んできたんで、まずはシュワとスパークリングで爽やかに。
お次は白（シャルドネ）、そして肉に合わせて赤（サンジョベーゼ）をデキャンタで。
ホントはパスタを喰いたかったが、二次会使用でもあり豚もボリューミーだったんでこれで終了。
美味しい料理とお酒、そして楽しい雰囲気のお店は心休まる居心地のイイ空間でやんすね～
また行きまするよ～


＜23年4月　再訪＞

【あちき的オススメ②】
・ニョッキのグラタン仕立て
ニョッキの食感とブルーチーズの味わいがベストマッチする記憶に残る逸品

【お会計②】
・料理　・・・　5040円（二人分：アラカルト）
・お酒　・・・　4500円（二人分：生ビール、グレープフルーツビアー、白・赤ワインデキャンタ、アマレット）
但し、現金のみ

【あちき的シチュエーション②】
・普段使いの気軽なイタリアン

【詳細②】
丁度1週間前に初めて訪問し、また行こうってんで再訪。
今回は基本的に前回チョイスしていないメニュー中心にオーダー。
チョイスは次の通り。

・フォアグラと白レバーのパテ（680円）
・はたのカルパッチョ（780円）
・つぶ貝とトマトのマリネ（680円）
・ニョッキのグラタン仕立て（750円）
・鴨のコンフィ（950円）
・鶏の砂肝とレバーのバジル風味パスタ（1200円）
・生ビール、グレープフルーツビアー、アマレットロック（各500円）
・白ワインシャルドネデキャンタ、赤ワインメルローデキャンタ（各500ｍｌ、1500円）

レバー系好きのあちき的には、前回のオススメの一品である「フォアグラと白レバーのパテ」は外せず、再チョイス。
やはり旨いとしか言えない。
パンとの相性も抜群。
その他は初チョイス品ばかり。

中でも今回のあちき的オススメは間違い無く「ニョッキのグラタン仕立て」。
ニョッキのすいとんにも似た弾力ある適度な歯応えと、ブルーチーズの臭みある芳醇な香りと味が絶妙なバランス。
特に縁にこびり付いたオコゲをフォークでこそいで食すのは、グラタンでは外せない喜び。
白ワインのサッパリ感が口の中をリセットして、また次の一口を誘うようでピッタシ。

次のあちき的オススメはちょいとの差で「鶏の砂肝とレバーのバジル風味パスタ」。
いくつかのパスタメニューの中から悩んでこれにした決め手は、やはり「砂肝・レバー」の響き。
既に前菜としてレバーパテを食しているんで、摂取量オーバー気味ではあるが・・・
見た目は決して美しいとは言えない、全体的に澱んだような色彩は正直「ん？」と思う。
だが、口に近づけた際に鼻から入るレバーの香りと、口に入れた時のまったりとした舌触りと広がる砂肝の風味は最高。
ツルツルっといける感じでは無く、どちらかと言うとボソボソっとした感じが逆に新鮮。
バジル風味がレバー系の生臭さを消しているんだろうが、あまりバジルっぽさは感じない。
人参、ブロッコリー、インゲン等野菜も混じりあい、イイコンビネーション。

「はたのカルパッチョ」は歯応えのあるはたとプチトマトがバジルとオリーブオイルのシンプルな味付けのサラダ感覚で味わえる。
「つぶ貝とトマトのマリネ」はコリコリっとした大振りのつぶ貝の食感と、完熟した甘みあるトマトが相俟って普通に美味い。
「鴨のコンフィ」はパリっとした野趣溢れる風味豊かな皮と味わい深い柔らかな身のバランスが楽しい。

最初に2階のottoに行った際に色々親切にしてくれた女性がいてあちき達を覚えてくれていた。
直ぐに姉妹店の3階に来てくれたのを喜んでくれて、とっても嬉しく思った次第。
こうしたちょっとした繋がりってポイント高いっすよね～
おまけに味のレベルは相応に高いし、ＣＰもグッドだし、なんせ近いし。
普段使いの気軽なイタリアンとして、今後もぜし利用させて頂きやす。
でも、結構混んできたから「ちょいと行こうか？」って週末に予約せずに行くのは難しいかも・・・


＜初回　23年4月　・・・　お気軽な　料理と酒の　イタリアン＞

【あちき的オススメ】
・白レバーとフォアグラのパテ（680円）
見た目にもボリューミーなパテだが、実に繊細な白レバーとフォアグラのコンビネーションが絶品。付け合せのパンと一緒に食すとまた美味。

【お会計】
・料理　・・・　5450円(二人分：アラカルト）
・お酒　・・・　4500円（二人分：生ビール2杯、赤白ワインデキャンタ、アマレット）
但し、現金のみ（お酒は大半が＠500円と分かり易くリーズナブル）。

【あちき的シチュエーション】
・気軽な雰囲気でワイワイガヤガヤと楽しくリーズナブルで美味しい料理とお酒を愉しみたいとき。

【詳細】
先日行ってめっちゃ気に入った所沢のイタリアンotto（ご紹介済み）と同じビルの3階にあり、姉妹店と聞いてたんで、思い立って土曜日の夜に内のと待ち合わせて行ってみた次第。
事前に電話をしたらカウンターのみだってんで、結構な人気振りを痛感。
コースは5000円、6500円、8000円、10000円（税込、3時間飲み放題付き）とあり5000円コースも気になったが、今回は好きなものをチョイスしようってんでアラカルトに。
チョイス品は次の通り。
・白レバーとフォアグラのパテ（680円）
・毛がにのポテトサラダ（580円）
・新玉葱のグラタン（680円）
・甘海老とアボカドのタルタル（680円）
・牛すね肉の赤ワイン煮込み（850円）
・生うにのトマトクリームパスタ1.5人前（1980円）
・生ビール2杯（1000円）、シャルドネデキャンタ（500ｍｌ、1500円）、カベルネソーヴィニオンデキャンタ（同）、アマレットロック（500円）

メニューの種類は決して多いとは言えないかもしれないが、結構あちき的に気になる品も多くチョイスに迷ったが、素直に食べたいものをオーダー。

一番最初に目に付いたのが、「パテ」。
あちきの大好物である「レバー」と「フォアグラ」の文字にとっさに反応してしまい即オーダー、生ビールで喉を潤しながら待っていると存在感十分のパテが登場。
綺麗なレバー色は何とも食欲を誘い、まずはそのまま一口。
臭みも無くまったりとした食感が口中に広がり、レバーとフォアグラの絶妙な深い味わいは塩加減も丁度良く何とも言えない至福のひと時を与えてくれた。
付け合せのパンはほんのり焼かれてあり、外はカリッと、中はフワッと、そこにパテを載せて食すとこれまたイイ塩梅。
もうひとつ付け合せに玉葱をバルサミコ酢で漬けたような味わいの品があり、これがまた甘みと酸味がバランス良く、イイインパクトを与えてくれる。
間違いなくあちき的オススメの一品。

次なるオススメは締めにチョイスした「パスタ」。
パスタメニューは数種類あり、他にも気になったパスタはあったが、これまた「ウニ」「クリーム」という文字に反応し即決め。
1.5人前とボリューミーではあったが、タップリとまた大きい塊のウニは十分な満足感。
味も塩辛過ぎずクリームでのもたれ感も無く、締めにも係わらずぺロッと平らげてしまえる程比較的あっさりと食せる一品。

毛がにのポテトサラダはコロコロしたポテトの中に確りカニの身も混じりあい、ポテサラ好きにはまた違った味わいながらイケル品。
新玉葱のグラタンは甘～い新玉葱の味が引立つ品であり、グラタンって感じはあまりしないが旬を味わうにはイイかも。
若干水っぽく感じたのは新玉葱だから仕方ないところかもしれないが、もう少しグラタンっぽくてもイイのでは・・・
甘海老とアボカドのタルタルは見た目にも綺麗であり、一口サイズに整列した姿は何とも可愛らしい感じ。
甘海老はちょいと小振りだが、アボカドはクリーミーで普通に美味く、一口で食すには勿体無い（一気に食べると酒のつまみが無くなってしまうんで）んでちょっとずつ食してはワインを飲む。
牛すね肉は確りと煮込まれて柔らかく、ソースの中に恐らくじゃが芋が裏ごしされているのか、トロミとコクがあり単なるトマトソースだけでは無い旨味があった。
締めて9950円とリーズナブルで満腹感も得られ、しかもお酒も結構堪能出来たのは嬉しい限り。
面倒になればタクシーで家にも帰れる距離にこのようなお店が発見出来た喜びはひとしお。
但し、カードが利用出来ない（2階のottoは可能）ってのが、カード派のあちき的には大変残念。
安さゆえかもしれないが、コースだと結構な値段でもあり、やはりカードは利用出来るようにして欲しいところ。
でも、気軽に美味しい料理と酒が愉しめるイタリアンが近場にあるってのは何者にも変えられないことなんで、また行きます。