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店名 |
祥龍刀削麺荘
|
---|---|
ジャンル | 刀削麺、ラーメン |
予約・ お問い合わせ |
03-3845-2337 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR上野駅 入谷口から徒歩1分 上野駅から206m |
営業時間 | |
予算 |
¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 QRコード決済可 |
サービス料・ チャージ |
電子マネーはauPayのみ利用可能 |
席数 |
33席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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何が悲しくて日曜日、毎日往き来している上野広小路で映画の切符をとらなければならなかったのか。
亀梨くん主演の「怪物の木こり」という映画だが、その原作を私は数年前に読んでいて、かなり面白かったという印象だけが残っているものの、内容については漠然と、“悪を以て悪を征す”的なもので、ピカレスクともちょっと違うのだけれど、主人公が悪人という斬新なものだったかなぁ、くらいにしか覚えていなく、安易な方法とも思ったが、映画でおさらいするのも良いのかなぁと ……
<R5.12.3>
上野松坂屋&PARCOというと上野と冠されながらも実際の最寄り駅は御徒町となるが、敢えて、果たして石川さゆりはどんな気持ちで恋人をふり切り、夜行列車で故郷へと帰っていったのだろうか ? と思いを馳せつつ、上野駅を下りてみる。
上野駅から見て昭和通りの入谷寄り。
そこには私にとってかつての故郷である上野バイク街の残骸、にさえもならない、何か無機質で統一感の無い、作りかけのプラモデルのような、どこか荒涼とした風景が広がっていた。
元コーリン逸品館のビルの袂に“刀削麺”の幟が見え、前まで歩いて行ってちょっと躊躇。してみたって、その先を見通して食事処なんかありそうもない雰囲気だったので、看板やらメニュウの貼り紙やらいったいなにからの防御か、さながら結界を張り巡らせたような佇まいはそれだけで十分に怪しかったが、意を決して足を踏み込んでみることにした
「祥龍刀削麺荘」
思った通りに先客の姿無く。
店内照明を昭和通りから注ぎ込まれるディライトの直射だけに依存しているので、まるで人質の囚われている廃墟に踏み入ったような気分に陥らさせられる。店内にも外観と同じく、メニュウのお札がベタベタと所狭しに貼り付けられており、BGMはうっすらと中華歌謡。
そのフロアのハンドリングは黒マスクから冨士眞奈美さんのようなきりりとした目元を覗かせる大陸女性で、接客は、ややラフか。
依ってその人の気分を害さぬよう最新の注意を払いつつ(笑)、直感的にだが、これは得意の麻婆豆腐は避けたほうが無難だろうと判断し、あらためて注文を悩み込む
今週の定食
“ジャガイモ・茄子・ピーマン炒め” @780也。
もっとも心配だったことは(私にとっては)余計なばら肉が入っていなければ良いなということだったが、最初茄子の崩れた身が肉に見えてビビってしまったものの(子供かよ !)、それはとり越し苦労だったようで一安心。
舞い降りた膳は、接客とともに如何にも大陸中華を象徴するようなラフさを持っており、手持ちすることが前提されていないお茶碗もそれらしいと思ったが、洗い箸ではなくちゃんと割り箸が用意されていたことが、寧ろ意外に感じたくらい。
片栗のラフなとろみの中での混然一体。茄子とピーマンは想像できたが、そこへジャガイモが加わると食感も面白く、如何にも大陸中華的お昼ご飯となったものの、とりあえずは無事生きていくのに必要な栄養分を摂取出来たということに感謝したい
“バイク街の残骸でさえもなくなった”と前述してしまったが、毒にも薬にもならなくなった昭和通りをこれ以上進むことは忍びなく、堪らずに路地へとそれた。
ふと、どこからともなくラフ&ロードのウェストバッグを締めた小柄な彼が、1気筒あたり8ヴァルブ、幻のHONDA楕円ピストンを駆って目の前をスロウモーションのように横切ってゆく、そんな儚い白昼夢も、脆くも溶けてゆく ……
【以下映画の話】
2023年 118分 日本
「怪物の木こり」
以下亀梨くんの映画の話を少々。
(ながら思いっきりネタバレしていますのでご注意を)
元々スポーツマンの彼のこと、こういった格闘アクションが良く似合う。
彼は目的の為には手段を選ばぬ、ということは本作の場合は簡単且つ冷酷に人殺しを繰り返すということで、同じく殺人狂の医師(染谷将太)と協調し合い、権力を手中にするべく着々と計画を進めていくわけだが、そんな中で“脳泥棒”と呼ばれる連続殺人鬼のターゲットとなってしまい、投げつけられた斧に依って頭部に傷を負いつつ辛くも命は助かり、そのmonster(=脳泥棒)を、自らもmonsterのくせして殺すことを決意する
キーワードは、過去ロボトミー手術と同様、人権侵害に関わると禁止された“脳チップ”なる手術。
脳泥棒に頭を割られて脳を持ち去られた被害者たちは皆孤児院出身で、一様に社会に出てから問題行動を繰り返していたという事実が判明するのだが、実は彼らは或るマッドサイエンティストが治療とは逆にサイコパスを量産しようと試みた実験の被害者たちで、亀梨くんもその内のひとりであったということが見えて来る。
亀梨くんのサイコパスは、実はそのときの実験に依って脳に埋め込まれたチップの作用に依るもので、そのチップがmonsterからの打撃に依って故障してしまったものだから、自分の野望にとっては必要であった攻撃衝動が弱まり、また不要である他人に対する共感性が戻ってきてしまう、ということに、“逆に葛藤する”ということが、非常に興味深い見どころであろう
亡き父の為に愛の無い政略結婚を受け入れようとする亀梨くんの婚約者、吉岡里帆さんは今回も可愛い。
冷徹だと見抜いていた亀梨くんに何故だか人間味が垣間見えて来て、彼のことを見直しつつあった矢先、実は自分の父を手に掛けたのが彼であったという事実を突きつけられて激しい衝動に貫かれるわけだが、そんな脚本の秀逸さ、というよりは原作の秀逸さには、ああ、原作を読んだときに感じた面白さというものはこういうことだったのか ! と完全に腑に落ちる
「染谷将太、あの人やっぱり上手かったよね !」
映画が終わってエントランスに向かって歩いていると、前を行く女性二人連れが、染谷将太さんの役者としての演技の巧さを挙って評価するわけだが、私もそのとおりだと思うのだがしかし ……
―― ああ、日本の俳優陣にも、ロバート・デ・ニーロとかアル・パチーノとかマーロン・ブランドのように、巧いとか下手とか、そんな“演技なんかを”軽くbreakthroughしていく役者が欲しいんですよね、ボクとしては
(それぜんぶ「ゴッドファーザー」ぢゃないかよ !)
それと最近の監督は、五社英雄監督のように可愛い、あるいは美しい女優さんたちを脱がせる、という仕事を忘れているような気がしてならなく、その辺りが今の邦画の課題に間違いない
Fine