本格的インド料理フルに堪能できます。タンドールも揚げ物もワインもデザートも。フィッシュティカは我が家史上最高。カレーしか食べないとか、ランチ利用のみ、なんてもったいないです！ : 和印道 木場

　本格的インド料理を前菜からデザートまでフルに楽しみたいなら、百名店のお向かいではなくて、絶対こちらが正解！メニューも多く、どれも手抜きなしの本格的な美味しさです。辛いもの苦手な方でも美味しそうなメニューがたくさん。辛いものには唐辛子マークが表示されています。本日オーダーのお料理にもひとつもハズレなし。どころか、これは我が家史上最高かも、というものがいくつも。

　母の家で1日用足し。帰りに夫が寄ってくれるということで、昼過ぎに外食先の希望をきくと「インド料理」と返ってきました。真っ先に思い浮かんだのは前述の百名店。昼しか行ったことなかったのでチャンスかも、と。ただ、よくよく見ると、夜楽しむにはメニューが少なすぎ。あまり辛いものばかりでは母がついてこられないのでマライティカは必須と思っているのに、それすらありません(単品では)。

　そこから近隣の(かなり広域に)インド料理店を目を皿のようにして検索。他にも数店気になるところはあったものの、葛西で有名・人気だった、というコメントや、タバインディア、アーンドラキッチンを興したシェフがいた、などの記述でこちらに決定。もちろんメニューの豊富さも決めてでした。インド風中華というのも気になるし。

　とにかく大正解でした。

　まずは白ワインをボトルで。メニューにはインドワインとして1種類しかありませんが、聞けば色々ありそうです。２本めを頼むと、さっきのはないから別のものでいいか、とのこと。どちらもインドワイン。１本め3,000円、２本め3,500円でした。

　さて、頂いたお料理は以下。我が家お得意の余ったら持ち帰りを前提に好き放題頼みます。

○ ミックスサラダ　690円

　チキンティカもエビも卵も載っていて、ボリュームたっぷりで690円(税込)！インド人もびっくり。(わからない若者も多いはず)


○ 野菜マンチョウスープ　400円

　夫がオーダー。こういうのが食べたかった、と。これが中華との融合か、と感心。インド系スパイス入りの中華スープという感じ。


○ マライチキンティカ　4ピース　690円

　1ピースが大きいです。柔らかく美味しく仕上がっています。


○ フィッシュティカ　4ピース　865円(多分)

　これが最高でした。これも大きい。我が家ではよくオーダーしますが、日本で食べた中では最高、と夫と意見一致。これはあまり辛いと食べられない母にもオーケーのお味でした。

　金額が「多分」なのは、レシート記載が何かわかるものもあれば、「菓子」として処理されているものも多いからです(写真あり、笑えます)。


○ シーカバブ　2ピース　690円

　これも日本国内で今まで食べた中ではトップクラス。何しろ安い！


○ チーズナン　590円

　チーズ好きの母のアテに注文。これも相当良い出来です。


○ ベジ・ハラバラティカ　4ピース　800円

　「ほうれん草とミントソースに漬け込んだミックス野菜の揚げ物」。これも良い。具材がよくミックスされていて、スパイスも程よく、食感も味も良し。


○ チキンビリヤニ　1,450円(多分)

　さあ、仕上げにかかります。このビリヤニも、間違いなくトップクラス。香り良し、お味良し、フラッフィーで食感良し。最高です。


○ メティマライグリーンピースカレー　1,100円(多分)

　これは母用。「メティとグリーンピースをバターとカシューナッツグレービーのカレー」というのがメニューの解説。？？？の日本語ですが、中身は一応わかる。とにかくカシューナッツ仕上げでバターもたっぷり、とてもリッチで1ミリも辛くないから、母も大気に入り。


○ ハイデラバーディラムカレー　1,300円(多分)

　これは夫チョイス。夫は必ず辛いラムが食べたい。唐辛子マークは最高だけど、そんなに辛くない。頼めばもっと辛くしてくれるのでしょう。とにかくこれも美味しい。


○ ジーラライス　1,100円(多分)

　これは私が食べたいもの。ビリヤニも好きだけど、素に近い感じでバスマティライスを楽しめるから大好き。他と比べて高い気もしますが、量はたっぷりあります。


○ グラブジャムン　490円

　デザートも少しだけいきます。大きさ、甘さ、ちょうどいいです。1人１個ずつだし。


○ チャイ　300円×3

　きちんとチャイの器で提供されます。でも移して冷ますことができないほど熱くてオタオタしていたら、やってくれました。


　南だとか北だとか中華だとか、関係なく美味しいものとして仕上げている、おおらかな感じもすごくいい。

　18時に行った時は、我々が最初でしたが、ほどなくして常連ぽい男性が1人。食べるには限界があるので、何やらテイクアウトを何品か別オーダーしていました。日本人だったのはこの方だけ。その後、インド人らしき男性2人連れ、中国人らしき男性2人連れ、インド人らしき男性4人連れ、という感じ。その間にも、ウーバーイーツのピックアップが3件くらい。

　投稿されているメニュー写真を見ていると、なんとなく色々変遷しながらきているようです。今度はぜひインド風中華も試してみたい。