むさこ駅前のお洒落で新しいスタイルの酒場。日本酒と肴のペアリングが素晴らしい… : そうめん酒場はやし パークシティ武蔵小山店

2022年12月16日、ひとりで久しぶりの訪問。

今日は、むさこのニューオープンのお店のリサーチに行くのに、友人との待ち合わせ時間までに、0次会で伺いました。

こちらのお店、開店当初は、“そうめん屋”さんでしたが、むさこで飲食をやるなら、お酒を置かなきゃとアドバイスさせて頂き、いつの間にか、“酒場”までになってしまいました(笑)

席数も増えて、むさこの駅前の「MUSAKO-小路」の新名所としてすっかり根付いて来ています。

日本酒の銘酒や変わり種の珍酒など、入れ替えも多く飽きません。
そのお酒とのペアリングを考えた美味い肴がめちゃめちゃ良いです。
1時間1500円で日本酒飲み放題が出来るので、日本酒好きの方はぜひ。

頂いたお料理は、
『イカの塩辛』…今回、サービスして頂きました。
日本酒とイカの塩辛、これ以上のあてはないと思います。

『玉ねぎの醤油漬け』(350円)…少し酸味がある醤油だれに漬け込んだしゃきしゃきの玉ねぎ。
さっぱりとしています。

【煮込み串】より、
『牛すじ』(250円)…とろっとろに煮込んだ牛すじは美味いです。
出汁は赤味噌を混ぜているのか？
出汁まで、飲み干せます。

『大根』(180円)…これも良く煮込んであります。
お箸で切って、口でほろほろに崩れます…。

『玉子』(180円)…おでんでは必ず頼みます。
濃いだし汁が浸みた玉子は美味いこと、美味いこと。

頂いた飲み物は、
『超常山(ちょうじょうざん) 純米辛口(福井)』(600円)…すっきりとして、どのお料理にも合いそう。
『マルウのウイスキー(長野)』(550円)…ハイボールで頂きました。
鹿児島生まれ、長野育ちの一升瓶ウイスキー。
モルト+グレーンで飲みやすいです。
ちょっとチープな味ですが、懐かしい。

※表示価格は、すべて税込。

【ここが凄い！】
日本酒の初心者から通まで満足させるラインナップが凄い。
【だったら良いな…】
特になし。

開店以来の店長さんの姿が見えずお聞きしたところ、ご多分に漏れず人手不足で、目黒店に行かれたとか。
むさこは、新店長以外に女性スタッフも入り一気に明るくなりました(笑)

酒のあては、350円～とお手頃価格で、名物の生本マグロは量り売りで、10g/180円と好きな量を注文出来るのが楽しい♪
あれ？そうめんは？(笑)

今度は、ゆっくり腰を据えて飲みに来ます。
ごちそうさまでした。

2021年8月1日、ひとりで再訪問。

コロナ禍、緊急事態宣言でなかなか飲めるお店がない中、こちらは通常営業(23時まで)されていると聞いて、ルーティンの武蔵小山温泉清水湯さんの朝風呂の帰りに寄ってみました。

こちらのお店については、以前のレビューを読んで頂くとして、そうめんの専門店ですが、厳選された日本酒や拘りの酒肴を楽しめる酒場でもあります。

頂いたお料理は、
『鰹漁師漬』(300円)…酒肴のほとんどが、嬉しい300円。
おすすめということで、鰹の漬けを頂きました。
日本酒にぴったり合います。
鰹だと、血生臭いかと思いきや、きっちり抑え込まれていて、テクスチャはねっとりと舌に絡んで、本当に美味いです。

『すだち鬼おろしぶっかけ』(800円)…季節限定のすだちを使ったそうめんです。
すだちの輪切りをたっぷり使うのは、珍しくありませんが、極上のだしと抜群の喉越しのそうめん。
さっぱりとした夏らしい逸品です。

頂いた飲み物は、
『百十郎 赤面GOLD純米大辛口(岐阜)』(500円)…日本酒は一般的な地酒から、珍しい銘酒まで、色々と取り扱っています。
おまけにどれも料理に良く合う。

※表示価格は、すべて税込。

【ここが凄い！】
武蔵小山のランドマークに嬉しい酒場。
【だったら良いな…】
特になし。

“そうめん屋”の看板にそうめんだけやっているイメージですが、自分的には完全に酒場です。
そうめんは、言うなれば〆。

酒肴は、
・茄子の焼き浸し
・豆とひじきのサラダ
・白ウリの梅和え
・烏賊の塩辛
・出汁巻き玉子など、オール300円。
・自家製カラスミが500円です。
とにかく酒場使いが楽しいです。

念のためにお酒の提供と営業時間は、確認の上訪問してください。

また、寄ります！
ごちそうさまでした。

2021年3月20日、友人と再訪問。

大井町、乃木坂、目黒に姉妹店があるそうめん専門店。
各店、様々なコンセプトを打ち出していて、個性があるのも面白いです。
今回初めてお聞きしましたが、こちらのお店、本当の名称は『そうめん屋はやし ただおん家(ち)』さん。
“ただお”は、社長さんの名前だとか。

店舗は以前の島うどん店の居抜きですが、ほとんど新装開店のような綺麗さと明るさで、そうめん専門店としては言うことありません。

前回、むさこではお酒を扱うべきと、好き放題お話しをしたところ、参考にして頂けたようで、お店の看板の下には可愛い杉玉がぶら下がり、日本酒のラインナップも充実して来ているよう。
あと、むさこの地元企業の博水社のハイサワーも飲めるようになりました。

頂いたお料理は、
『山ゴボウ薬味和え』(300円)…歯触りと、薬味の香りがオリジナリティがあって、めっちゃ美味いです。
酒に合う～(笑)

『ヘシコ～鯖の糠づけ』(300円)…どちらかと言うと生に近く、へしこが苦手という友人もペロり。
塩味と生臭さが癖になります。
酒飲みの為の逸品です。

『烏賊の塩辛』(300円)…日本酒と言えば塩辛。
こちらのように熟成されている方が酒のあてには合いますね。

『カブの梅和え』(300円)…酸味が利いていて、さっぱりと箸休めに良いです。

『カブの柚子和え』(サービス)…味見させて頂きました。
上品な柚子の香りがして、美味しかったです。

ハーフサイズの〆のそうめんから、
『鶏白湯そうめん』(500円)…あっさり、さっぱり。
辣油を垂らして頂くと、美味い美味い。

『豆乳つゆのそうめん』(500円)…二日酔いに、と書いてありますが、優しい味。
すり胡麻が合います。
美味しい上に体に凄く良さそうです。

頂いた飲み物は、
『レモンサワー(ハイサワーレモン)』(400円)…むさこと言えばコレ。
昔ながらのレモンハイです。
甘くないのとレモンの香りが良い。
日本酒から、
『七賢(春しぼり純米)』(500円)…山梨県の蔵元、山梨銘醸㈱の酒。
深い旨味がある銘酒。
『作(ざく)～白鶴錦』(500円)…三重県清水醸造の銘酒。
さっぱりとしていて、非常に切れが良い。
伊勢志摩サミットで提供されて一躍有名になりました。
これは、白鶴酒造が作った酒米、山田錦の兄弟米である白鶴錦を使った限定品。
白鶴錦を使った酒は、作の他に十四代などにもあります。

友人は、この他に「百十郎(岐阜)」を始め、「よこやま(長崎)」「加賀鳶(石川)」や「三井(みい)の寿(福岡)」など飲み比べをさせて頂きました。

※表示価格は、すべて税込。

【ここが凄い！】
酒場としての進化が凄い。
【だったら良いな…】
特になし。

はやしさんは、コロナ禍、指を加えて待っていた訳ではありませんでした。
そうめん専門店から、酒場へとブラッシュアップして、緊急事態宣言明けには、色々仕掛けてくると思います。

若い店長さんは、ソムリエの資格をお持ちで、それを生かして日本酒と料理のマリアージュを考えているようです。

店内も今は、カウンターのみ8席ですが、これにも手を加えて行くそうで楽しみです。
酒飲みに人気店になること間違いなしなので、興味のある方は早めに行かれることをお勧めします。

また寄らせて頂きます。
ごちそうさまでした。

2010年12月10日、友人と2名で再訪問。

こちらのお店、武蔵小山駅前のパークシティ武蔵小山THE MALL1階にある大井町の『そうめん屋はやし』さんの姉妹店。

前回、開店二日目にお邪魔して、お酒がないだの、つまみがないだのと好き放題話しましたら、ちょい飲みを始めたとのこと。さっそく訪問してきました。

店内は、カウンターのみの僅か8席のコロナ対策フォーメーションです。
明るく綺麗で女子受けしそうな店内です。

新メニューは、
・ちょい飲みセット(1400円)…ドリンク1杯+もつ煮込み+〆の鶏白湯そうめん。

選べるドリンクは、
・サッポロ黒ラベル(小瓶)500円
・芋焼酎(麹屋三代)400円
・麦焼酎(太治兵衛)400円
・ウーロンハイ400円
・白鹿黒松(1合)500円
・加賀鳶(辛口)グラス500円
・百十郎 赤面(大辛口純米)グラス500円
・紀土ｰKIDｰ(純米吟醸)グラス500円
(表示の価格は、追加ドリンク価格)

頂いたのは、
『ちょい飲みセット』(1400円)
・ドリンク…百十郎 赤面(大辛口純米)を初めて頂きました。
岐阜の日本酒で、確かに辛口ですが、どっしりとした旨味もしっかり残っています。
もつ煮込みにも、良く合う辛口には珍しい“フルボディ”の日本酒です。

・もつ煮込み…豚もつの味噌煮込みです。
いやぁ、ここまで綺麗に仕事されている豚もつは、初めてくらいです。
なので、臭みはまったくありません。
もつも脂が少なめの部位を使っていて、臭みがまったくありません。
もつが苦手な方にもぜひチャレンジして頂きたい。
味つけは、味噌仕立てです。
味噌は、白味噌に甜麺醤を加えて甘味とコクを出していて、具には、ニンジン、大根、ゴボウなど根菜類をたっぷり使って、全体的に女性も喜びそうに仕上げています。
とにかく美味しい。

・〆の鶏白湯そうめん…ちょい飲みセット用の鶏白湯を使ったそうめんです。
そうめんは、島原そうめん(乾麺)を使っていて、鶏ガラや丸鶏を良くエマルジョンされているスープに良く絡みます。
前回は、生そうめんを頂きましたが、鶏白湯スープには、乾麺の方が合うそうです。

『ウーロンハイ』(400円)…飲み足らずに追加しちゃいました。

※表示価格は、すべて税込。

【ここが凄い！】
飲めるそうめん屋。
新しい。
【だったら良いな…】
早くハイサワー置いて欲しい。

店長さんは、『塚田農場』や『四十八漁場』などを運営されている㈱エー・ピーホールディングスさん出身。
仕事が丁寧な訳です。
まだまだこれから、ドリンクやおつまみを充実させて行くそうなので楽しみです。

また寄らせてもらいます。
ごちそうさまでした。

2020年11月12日、ひとりで初訪問。

再開発が進む武蔵小山駅前の新ランドマーク、パークシティ武蔵小山THE MALLの1階に昨日11日にオープンされた、生そうめんと熟成島原そうめんを味わえる“そうめん専門店”です。

Facebookで、開店を知って、早速訪問してきました。

本店は大井町で、そうめん専門店は珍しいので、メディアで取り上げられる事も多いようです。
他に乃木坂に、そうめん割烹と言える“別邸”があり、6日には“酒場Gogo”を目黒にオープンされたばかりで、こちらで4店舗目。
他所にはないオンリーワンの創作そうめんは、イノベーションを起こしそうです。

こちらの場所は、開店当初だけ話題になった五島うどんのお店が、半年ほどあった場所で、コロナ禍もあったでしょうが、マーケティングのミスは否めなかった気がします。

その点、こちらは二種類のそうめんがあるのが面白い。
何度もトライアルして完成させたオリジナルの生そうめんと、熟成された島原そうめんが選べます。
ちなみに姉妹店は、生そうめんと三輪そうめんだそうです。

店内の造りは、カウンター8席だけのほぼ居抜きですが、ほとんど新装に近いくらい綺麗です。

メニューは、
・豆乳温玉肉そうめん(900円)
・山椒肉ラーそうめん(900円)
・豆乳そうめんセット(800円)…豆乳そうめん(小)と副菜3品と寝かせ玄米。
・和つゆのそうめんセット(800円)…和つゆのそうめん(小)と副菜3品と寝かせ玄米。
※そうめんは、温or冷、生そうめんor島原そうめんを選びます。
・寝かせ玄米(200円)
【トッピング】
・大盛り(100円)
・チーズ(150円)
・温玉(100円)
・肉増し(200円)

頂いたのは、
『豆乳そうめんセット(温)』(800円)+トッピング『チーズ』(100円)…そうめんは、初体験の生そうめんをチョイス。

副菜3品は、大根のなます、きんぴらごぼう、ひじきとおからの和えたもの。
どれも優しいお味で、体に良さそうです。

寝かせ玄米とは、玄米と小豆を圧力釜で炊いた玄米を寝かせて、モチモチ感をアップさせたものとのことで、ちょっと前にブームになっていました。

さて、そうめんですが、豆乳そうめんというのは、思った通り、優しいお味の出汁の利いた豆乳に、茹であげたそうめんをギュッと絞って入れてあり、青ネギを散らしてあります。
トッピングの粉チーズをたっぷり振ってもらい、“和風カルボナーラ”という仕上がりです。

途中、摺り胡麻とラー油で味変してみると、また別物になって楽しい。
生そうめんは、テクスチャがしっかりしていて、豆乳と絡むと、更に喉越しが良くなります。
温かいそうめんというと、“にゅうめん”を想像してしまいますが、ちょっと今までのそうめんと別物で、モチモチしていて美味しいです。

※表示価格は、すべて税込。

【ここが凄い！】
全部優しい味で、体に良さそう。
【だったら良いな…】
特になし。

そうめんというと、汁に浸けて頂くというのが当たり前だと思っていましたが、こちらにはありません。
店長さんに理由を訊ねると、氷水に晒すと、どうしても水っぽくなってしまうのでやっていないのだとか。
こちらは、ぶっかけのみですが、麺は良く絞って、提供しているそうです。

あと個人的なリクエストを伝えましたが、むさこは昼酒が飲めるお店が少ないので、置いて欲しいな～っと(笑)

次回は、気になった山椒肉ラーそうめんを頂きたいと思います。

ごちそうさまでした。