物腰おだやかな大将の技に、いつも感動 : 松野寿司

椎名町から徒歩5分ほど。

街寿司の至宝がここにあります。

何度伺っても、毎回、大将のおだやかな物腰、

江戸前伝統の技、そして、あまりにも良心的な

価格に、感動します。

物価高騰の折、そろそろこちらも、おまかせ

価格が上がっているのではと思いきゃ、

以前とかわらぬ価格です。

早朝から豊洲に行き、仕入れをして、仕込みをし、

店内の準備をする、とこの一連の作業を

大将お一人でこなされています。


この日は、いつもなら7席を8席にしていたので、

ちょっとキツキツでした。

おまかせ10貫に、巻物、玉子で、6000円。

素晴らしいクオリティです。

以下、内容です。

１，突き出し
　　貝紐
２，墨烏賊
３，ヒラメの昆布〆
４，巻海老
５，赤貝
６，鰤
７，雲丹
８，かじき
９，漬け
10、こはだ
11、穴子
12、鉄火巻き
13、玉子

お供は、ウーロン茶　400円x2本

気のせいか、この日は、いつもより、

ぐっとシャリが大きかったです。

それにしても、何度か通っていますが、

いまだ名前を覚えてもらえません。

常連さんは週１くらいで、通っていらっしゃるので

しょうか。

大将が、いつまでもお元気で、

続けていただけるよう、

祈るばかりです。

椎名町にある人気のお寿司屋さんです。

大将の丁寧な仕事。

江戸前伝統の技。

リーズナブルな価格。

と、三拍子そろっています。


この日も満席でした。

握りのおまかせをお願いし、

少し追加も。

この日の内容です。

１，墨烏賊
２，鯛
３，まき海老
４，しまあじ
５，赤貝
　　身厚でとてもいい食感。
　　大将に伺うと、中国産とのこと。
　　他店でも中国産をいただいたことがあり、
　　中国産の赤貝は善戦しているよう。
６，細魚
７，かじきまぐろ
８，いくら
９，雲丹
　　「いくらか雲丹、どちらが好きですか？」
　　　と大将に聞かれ、
　　「どちらも好きです」とお返事。
　　「どちらか選んでください」とにこにこ
　　　しながら聞かれ。
　　「いくらを」と。
　　　その後、「きょう、雲丹もおいしいですよ」と　
　　　大将。
　　　で、追加でいただきました。
10、漬け
　　とても素晴らしい色合いと
　　テクスチュアです。
11、こはだ
12、穴子
13、鰤
　　追加でいただきました。
14、干瓢巻き
15、玉子


これで、7000円ほど。

しかも、今回は、いつにも増して、

美味でした。

大将曰く「11月はタネがよく、一番いいかも

しれません。

12月になると価格が上がってきますしね」


大満足でした。

が、まだ、名前を覚えていただけず・・・。涙

このところ、気に入っているお寿司屋さんです。

町寿司の至宝ともいえるべき、

丁寧な仕事とリーズナブルな価格設定。

物静かな大将の謙虚な姿勢は、見事の一言。

この日も、おまかせの握りを

お願いしました。

・枝豆

・白烏賊
・平目の昆布〆
・まき海老
・鯛
・しまあじ
・蛤
・バフン雲丹
　紫雲丹と選ばせてくれました。
・漬け
・こはだ
・穴子
・鰯
　これは追加で。
・干瓢巻き
・玉子

お供は、ウーロン茶。


相変わらず、丁寧な仕事です。

仕入れから仕込みまで、大将お一人でなさっているので、

本当に毎回、大将の健康が心配になってしまうほどです。

優しいお人柄で、その人間性が寿司の味わいにも

にじみ出ています。

椎名町の名店です。

やはり、何度伺っても素晴らしいの一言。

つまみもありますが、10貫で6000円という

驚異のCP。

大将の健康を心配してしまいます。

この日は、7時半に予約して伺いました。


先客に若い女性が2名。

いくらの軍艦が供されたとき、

話に夢中で、なかなか手を付けないのを見て

大将が一言。

「海苔が湿気るので、早く召し上がったほうが

いいですよ」と。

これ、ひと昔前なら、どこの大将でも怒鳴って怒った

ところですが、こちらの大将は、温和そのもの。

注意の仕方も注意にも聞こえません。

でも、食べ手も、最低のマナーは守りたいものです。

海苔が湿気るのは、言うに及ばず、

シャリとタネの温度帯の最もいいところで供される

寿司は、大将が置いた、その瞬間に口に運ぶのが、

最上です。

なので、本当は、写真を撮るのもはばかられますが、

折衷案として、私は、お寿司のみ、iphoneでサクっと

撮ります。

ま、こんなハプニングも楽しい一コマ。


この日の10貫は、

・墨烏賊
・平目の昆布〆
・まき海老
・鯛
・雲丹
・シマアジ
・鳥貝
・漬け
・こはだ
・穴子
・漬けの鉄火巻き
・玉子

この日のシマアジは秀逸でした。

今年冬に初訪問して、あまりに感動したので、

再訪です。

7名のカウンター席。

なぜか、以前と同じ布陣で、左隣にカップルが二人、

右奥に家族連れ3名でした。


物静かで、腰の低い初老の大将が、一人で、仕込みから

サービス、お茶出しまでやります。

きちんと丁寧な江戸前伝統の仕事で、しかも

10貫　4500円、と聞くと、もうこれは

あまりに良心的すぎて、感動を通り越します。

おつまみもありますが、この日も握りのみ

お願いしました。

・お通し
　北寄貝
　蛍烏賊

・墨烏賊
・鮃の昆布〆
・巻海老
・北寄貝
・かつお
・鯛
・赤貝
・漬け
・こはだ
・穴子
・巻物
　干瓢、紐きゅう、カジキ
・玉子　鞍掛という伝統の技で

巻物の前に、ブリを追加しました。


大将は、毎日5時には、豊洲に行くのだそう。

それでないと、仕込みが間に合わなくなるとのこと。

前回、大将のお名刺にある「CEO」のことで盛り上がりましたが、

今回も、大将が、

「あ、あれは、チョット　エロい　オヤジ　なんですよ」と

言って、皆を笑わせます。

すると、まだ先があり、

「娘にそう言ったら、チョットじゃなくて、

チョー　エロい　オヤジだって、言い直されちゃった」

と。

爆笑して、幸せな気分に。

椎名町の名店です。

西武池袋線　椎名町から徒歩数分。

典型的な町寿司の外観。

L字のカウンターは7席。

小上がりもありますが、使用していない様子。

なにしろ、大将、野呂敏充さんが、お一人で、

すべての仕事をしているのです。

しかも、江戸前の伝統的な仕事。

仕込みだけを想像しただけでも

さぞや大変だろうと思いますが、

それに加え、あまりにリーズナブルな価格設定に

驚かされます。

「女房に、ちゃんと儲けてくださいね！！

なんて、言われちゃうんですよ」と、

ニコニコしながら、おっしゃる姿が素敵です。


一体いつから値上げしていないのか知りませんが、

握り10貫のコースが、4500円。

その他、単品もあります。

メニューを見たら、コースが4500円と書かれていたので、

それをお願いすると、握りだけでした。

お隣りのご夫婦が、つまみもオーダーしていたので、

あとで、おつまみ付きがあることを知りました。

ま、初めてなので、まずはこれで。

シャリは、赤酢と米酢の両方を使用。

大きめの握りです。

１，スミイカ
２．ひらめの昆布〆
３，ほっき貝
４，さより
５，車海老
６，雲丹丼
７，鯛
８，漬け
９，こはだ
10、穴子
11、鯖　追加
12、干瓢巻き
13、玉子

仕込みが丁寧ですし、

握りの姿も美しいです。

お名刺に、「本店　松野寿し」と書いてあったので、

本店ということは、支店もあるのか質問すると、

「ここだけです。私がCEOです」と、またまた

ニコニコしながらのお返事。　大爆笑でした。

昭和にワープしたような、

古き良き、寿司屋。

椎名町に健在です。