ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

福岡遠征1日目~移動と大宰府と九州国立博物館と竈門神社と宝満山~

福岡に行ってきました。メインの目的は某糸島で行われるドラッカー学会に参加するためです。

2024秋ドラッカー学会糸島大会

3月に(18きっぷで)糸島を訪れたときにハックルさん(岩崎夏海さん)にお会いして、「9月に糸島でドラッカー学会を開催するから来てください。自分が主催なので面白いと思います」と言われたので、行かないという選択肢はなくなった。


開催は2024年9月14日(土)。世間では3連休の初日、前日の金曜日も仕事をお休みにして移動日に当てることにした。
福岡に行くとなれば、皆さんの中でぱっと思いつくのは飛行機だと思われますが、僕の場合は新幹線である。
なぜなら岐阜県に空港がないからだ(泣)。空港行くのに2時間とかかけるのもアホらしい。
これが東京、大阪辺りならバス一択なんですけどね。福岡はその倍の距離があり、直通バスも出ていない。


新幹線の割引も調べたけど、東海道新幹線山陽新幹線と管轄をまたぐので、それも厳しい。
それで片道600km以上の区間に関して、往復で買うと乗車券が1割引になるという往復割りで戦うことにした。
高山~博多、往復で買ったら特急・新幹線込みで40000円・・・清水の舞台から飛び込む大奮発である。

 

2024年9月13日(金)
6:30
朝6時46分発の特急ひだに乗り込んで、しゅっぱーつ。

 

9:00
名古屋に着。
新幹線に乗り換え、ホームで住よしのきしめん! わりと空いててさくっと食えた。
以前に行った熱田神宮では1時間並んでも食えたかどうか・・上級国民になれた気分。

新幹線のホームといえばの住よし

博多行きに乗り込んだは良いけど、この日はノープランで来てしまった。なぜなら移動日だから。13時に博多に着いて、どうする? 車内で作戦を練る。行き当たりばったりの人生です。


最初に思いついたのが太宰府だ。これは実は一度来たことがあって、指原莉乃ちゃんがHKT48に移籍した頃合いに聖地巡礼と称して大分に行ったついでに、太宰府天満宮AKB48選抜総選挙必勝祈願に来たのだった。もう11年も前になるのか。
僕が必勝祈願をしたことによって、この年に選抜総選挙で見事に1位を獲得することになる。
写真で振り返る、聖地巡礼2013 - ちろうのレイブル日記

 

10年以上も前で記憶の彼方だし、学問の神様がいるし、一応(しがない)塾を運営しているのだから、御利益を受けに行くかな~とか。
それで「福岡 登山」と検索してみたら、一番に出てきたのが太宰府市宝満山(ほうまんざん)だった。標高は829m。
太宰府天満宮の敷地には九州国立博物館という施設が併設している。
2キロほど進んだ先に竈門神社(かまどじんじゃ)。「鬼滅の刃」以降、聖地になっているとのこと。
そこが宝満山の登山道である。ええやんええやん。

 

太宰府に移動→太宰府天満宮九州国立博物館→竈門神社→宝満山の最強コンボがここに完成した。
ならば後は行動するのみだ。

 

13:00
博多に到着!
コインロッカーを探すのに少しばかりロスする。
地下鉄七隈線から西鉄に乗り継いで、太宰府駅へ。

 

14:00
太宰府駅着。だいぶ出遅れてしまった。
メインストリートでは梅ヶ枝餅

梅ヶ枝餅とはWikipediaより引用)
菅原道真大宰府へ権帥として左遷され悄然としていた時に、安楽寺の門前で老婆が餅を売っていた。その老婆が元気を出して欲しいと道真に餅を供し、その餅が道真の好物になった。後に道真の死後、老婆が餅に梅の枝を添えて墓前に供えたのが始まりとされている。別の説では、菅原道真が左遷直後軟禁状態で、食事もままならなかったおり、老婆が道真が軟禁されていた部屋の格子ごしに餅を差し入れする際、手では届かないため梅の枝の先に刺して差し入れたというのが由来とされており、絵巻にものこっている。

(後半のエピ、ちょっと作り話っぽいなあ笑)

11年ぶりに訪れた太宰府天満宮


太宰府と梅との関係は、梅の産地というわけではなく、道真が梅を好きだったから。

飛梅伝説(とびうめでんせつ)
昌泰4 年(901)、時の右大臣であった菅原道真は、藤原氏の陰謀により大宰権帥(だざいのごんのそち)に左遷されることとなりました。いよいよ故郷である都を離れる日、幼い頃より親しんできた紅梅殿(こうばいでん)の梅に、

     「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ」

と詠いかけました。主人(道真)を慕った梅は、道真が大宰府に着くと、一夜のうちに道真の元へ飛んで来たといわれています。これが有名な飛梅伝説です。

そんな梅ヶ枝餅ですが、今回は回避して、菅原道真先生に思いを馳せながら梅味のソフトクリームを食ってしまう。
学問のお守り(2000円)を購入。これで今年度の受験は大丈夫だろう(元々心配していないけど)。

 

九州国立博物館へ。入場料700円。
縄文から時代を追って近代まで。ざっくりと九州全域で発掘されていたものが多かったかな。

はにわの展示

福岡県で発掘されたという「金印」は無し。後で調べたら福岡市博物館にあるとのこと。くっそう。改めて行かなければ!

「さわって体験! 本物のひみつ」と言う企画展をやっていて、実物がいくつか触れた。
鏡は裏面だけ。表面はレプリカの方はぴかぴかだったけど、本物は見せてもらえない。くそう。

 

16:00
さてと。竈門神社に向かう。
コミュニティバスもあったが、2キロ先なので歩けなくもない。コンビニで飲料を補給してYAMAP始動!
途中、稲荷神社とかも寄り道して、車道を普通に歩いて行く。炎天下で暑い!

途中でこんなマンホールを見つける。

令和発祥の都 大宰府

大宰府は令和発祥の地なんですね。太宰府市で行われた「梅花の宴」で詠まれた歌の序文に由来しているとのこと。
中国から渡来した梅をテーマに32首の歌が詠まれ、その序文に
「初春の令月にして、気淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」
という文言が記されています。

 

16:30
ようやっと竈門神社に到着。ここからが登山の始まりだ。往復で4時間は見ておいた方が良いとあったが、トレラン気味に行けばいくらかは巻けるだろう。

竈門神社

これ日没までに帰って来れるんだろうか。若干不安だったが、行くしかない。
帰りのバスを調べたら最終が19:05だったから、これを目安とする。約2時間半の戦いだ。

ここから宝満山に入っていく

下山のことを考えたら折り返しの目安は18:00、リミットは18:20くらいかなあとか。だいぶ日が沈んできているとはいえ、やはり暑い。体力を奪われる。

 

18:00
延々と続く石段がめちゃめちゃキツくて、山頂までたどり着けるか不安になる。
「100段ガンギ」と呼ばれる急な階段が100段続くところも、何の案内もなく、後で「あ~、アレだったの?」という感じ。

これが100段ガンギか~

中宮跡というところまで到達したところで、道が二手に分かれる。ここでやや下りになったので、100mほど勢いよく走ったら、まさかのルートを間違えていた。
これが精神的にも体力的にも痛恨のミスとなって、無念のリタイア!
後で調べたら、山頂まであと一歩のところだったということで、少し惜しいことをした。
しかし無理は禁物だ。これも学びなのだろう。

中宮跡 山頂まであと少しだった・・

下山途中のベンチで安心したので、多方面への連絡でスマホをいじっていたら10分近くシコシコやってしまい、より一層日没が深くなってしまう。何をやっているんだ俺は(笑)。
急いで下山。かなり真っ暗になってしまった。あぶねえ。

 

19:30
コミュニティバスに乗車し(100円)、太宰府駅に帰還。
西鉄で博多に戻ろうと思ったけど、「天神で降りて歩けばよくねえ?」となる。

 

20:00
天神でメシ!
最初はどっかの屋台にでも入ろうかと思ったけど、気分が乗らない。決めきれない。
んで大通りを歩いていると、うどんのウエストでもつ鍋のノボリを見る。
1人前290円。値段設定間違えてる?
注文は2人前からとあるが、2人前注文しても580円。でも一人で2人前って人としてどうなの? ルール違反じゃね?とか考えていると、カウンターのアラサー女性が一人でもつ鍋を食っているではないか!

と、いうことで、こうなりました。

エストのもつ鍋

雑炊のセットとおにぎりまでつけて、970円。破格かよ!

雑炊を投入!

雑炊を投入!

久しぶりに腹が苦しくなるまでもつ鍋が食えましたわ。最高過ぎた・・・
中洲の屋台を眺めて、生ぬるい風を浴びながら(夜でもこりゃ熱帯夜だ)、コンビニでアイスボックスを買ってプラプラと歩く。

 

今夜は元々目星をつけていた、博多駅の筑紫口から徒歩1分の「アルファ」というネットカフェに行ってみる。
そうしたら狙い通り、ブース席が空いていたのでナイトコースにin。朝9時までのフリータイムで入って2900円(週末価格+会員登録100円)。

 

シャワーがめちゃめちゃキレイで、ソフトクリームも食えた。ブランケットがデカくてしっかり体を覆える。
立地も文句なしで最高やんと思ったが、唯一の欠点はブースが狭かった。僕の身長(174cmくらい)で足と頭がぎりぎり壁に接するくらい。これ180cmの人ならアウトやな。

というわけで、朝から動きまわって疲れ過ぎたので、すぐに就寝。
さあ、明日が本番だ。

 

(次回に続きます)

18きっぷを使うために岐阜に行ってきました【ちろう登山】

夏の18きっぷが余っていた。使用期限が9月10日で、9月8日の時点で3回分。いゃ使い切れねえって。
なぜこんなことが起こったかというと、先週(8月30日~9月1日)の連休で関西往復に使うつもりだったのだ。しかし謎に煽られた台風接近で断念した。結論からいうと強行してもなんとかなったと思うんだけど。まあ終わったことはいい。インプットの時間に充てた。

 

実は金沢でアイドルの対バンライブがあったから行きたかったのだけど、JRだけでは行けないということがわかった(富山~金沢間)。車なら行きたい気持ちがあったが、とにかくなんとか18きっぷを使いたかった。

「そうだ、名古屋に行こう」

ついでと言っては何だが、ずっと会いたいと思っていた大学時代の先輩にアポを取ってみたら、昼間にヒマだから会えるという。
先輩に会うのが主目的で良い、という気持ちで高山駅発・岐阜行きに乗ったは良いものの、名古屋に見たいものがなさ過ぎた。
唯一行ってみようかなと思った「名古屋市博物館」がリニューアル工事で長期休館中。バカかと。アホかと。
今年の2月に名城線一周ウォーク(ただし6割で断念)で栄とか熱田神宮とか金山とか八事(マウンテン)とか歩いたしなあ。

 

であれば岐阜、、、金華山でも攻めてみるか。
金華山と言えば長良川のそばにそびえる山で、その頂上には岐阜城が鎮座している。ふもとには岐阜公園というやはり市民の憩いの場があって、岐阜市のシンボルのような山だ。岐阜に4年住んでいた僕としては何度も来た場所。つい3年前にも関西の友人を案内するべく(わざわざ岐阜まで行って笑)ロープウェイに乗ったりした。


とはいえ自分の足で登るとなると、それこそ大学時代のトレーニング以来だから20年ほどぶりになる。この足で踏みしめたい。
調べてみると、駅からそんなに遠くない。柳ヶ瀬辺りの商店街、金神社(こがねじんじゃ)などを経由したら金華山のふもとにアクセスできそうなのがわかった。YAMAPで見てみると、聞いたことのなかった小さなピークもいくつかあったので、これは縦走できるぞ、となる。

「そうだ、岐阜に行こう」
そう思った。


8:30
この日最初の想定外その1。前回の東京行きのときと同じく、電車で岐阜駅に到着したことに寝ていて気づかず。前回は親切なマダムが起こしてくれたが、今回は誰も教えてくれなかった。明らかに電車が逆方向に進んでいることに気づく(ちなみに岐阜→名古屋に行くときは進行方向が逆になるので、一瞬名古屋に向かっているのかなとも思った)。
いゃ5時半発の電車で3時間以上も乗ってるのキツいからそりゃ寝ますって。
2駅手前「那加(なか)」という駅で降りる。各務原あたり。
くっそう。30分ほど待って、また岐阜行きに乗る。これで1時間のロス。もう本当にこうゆうミスをなくしたい。

 

9:30
岐阜駅着!
すでに暑い・・・
とりあえず北の方向に歩く。どこに商店街があるのかとか、イマイチ分からないのよね。
金神社(こがねじんじゃ)にお参り。僕は今「金運アップ」に目がないから、おあつらえ向きじゃん。
金守りを購入。これは御利益がありそうだ。

金神社は鳥居も黄金!

そこから北東の方向に目をやると、すでに金華山の山容が迫ってきている。
橿森神社というところに行ってみたら、信長神社という小さな神社が併設されていた。わりと新しい雰囲気。

マンションの壁にひっそり建てられた信長神社

そこから遊歩道が延び、山に入っていける。ほほう、こんな道は知らなかった。歩いてみないと分からないもんやね。

こんな石畳を登っていく


水道山展望台というところに出る。そうしたら野鳥の観察スポットなのか、渡り鳥をカメラに収めたい人たちが展望台の上にたくさんいた。この炎天下にご苦労なこった(僕もな)。

水道山展望台

金華山からはやや離れる方向に岩戸山という小山を見つける。回り道で縦走してみよう。
何の案内も看板もなく、やや迷ったけどゴツゴツした岩に張り付いて到着~

岩戸山(182m)

標高は182m。まあこんなもんか。奥に金華山岐阜城が見える。
いったん下の公園に降りて、改めて金華山頂上を目指す。
この下りが狭くて傾斜も激しく、なかなかの難易度だった。看板や印が一切ない。道を見失いかける。

いったん下って、あの山頂を目指すのか・・

下には岩戸公園
ここから東坂ハイキングコースを登っていく。ストレートに山頂に向かうルート。これもおそらく初めて歩く場所。

東坂ハイキングコースで金華山を目指す

想定外2は、予定してなかった山行だということ。綿のTシャツを着ている&着替えを持ってきていない!
後が地獄になりそうだが、四の五の言ってられねえ。前に進むのみ。


想定外3、35度を超す炎天下&水分マネジメントを間違える。この下界の公園で何か調達すれば良かったが、自販機が見つからなかったからスルーした。1本だけ持ってきた凍らせたペットボトルで戦う。
そうしたら途中でバテる。わかりやすくバテる。炎天下の山行はやはりキツい。お茶が凍ってて飲めない(泣)。

 

といったところで、途中、パワハラ夫婦と遭遇。
マダムの方が完全にバテていて動けない。旦那がそれに対して
「そんなイヤそうな顔で来るなら止めや」「せっかく楽しもうと思ってきたのに台無しや」「体力の問題じゃねえ。気持ちの問題や」「先に行くぞ」「無理だから帰れよ。こんなところで救急車なんか呼んだら恥ずかしい」


山中でこういうのは珍しい。う~ん、まあ分からなくはないけどね。こうならないためのマネジメントというものが必要だ。
僕は僕で完全にバテていたので、スルーせざるを得なかった。もう数分も登れば山頂で人がたくさん通るから、そこだけが救いか。

 

金華山頂上に到着。ここは岐阜城の入り口で、ロープウェイもあるから人が多い。自販機を求めたが、ポカリ一種類、売り切れ多い、んで冷えてない懸念。ちょっと下ったところにロープウェイ駅と山上レストランがあって、そこの自販機もオッサンが補充中で買えない、買ったとしても冷えていないことが想定された(キンキンに冷えたヤツをくれって)。

岐阜城に到達!

11:30
売店で缶のレモンスカッシュ(200円)を求める。これをペットボトルに残った氷と合体。キンキンのレモンスカッシュが完成や!
生き返った・・・あと30分、水分補給が出来なかったら危なかった・・

 

先輩が岐阜に到着しているということだったので、ロープウェイに乗って下山することにする(800円)。
わざわざ登山をしに来た僕にとっては敗北だが、体力的にも時間的にも無理はできない。
たったの5分ほどで下山、岐阜公園に到着する。

おつかれ山でした

 

12:00
先輩(ヒトシさん・一宮在住)と合流!
車で迎えに来てもらってありがてえ。会うのは6年ぶりくらい。

 

シャツが汗でとんでもないことになっているので、マーサ21でTシャツを買うことにする。GUで手頃なシャツをお買い上げ。
以前に仮面女子を見にここに来たのが思い出される。もちろん大学時代にも良く来たなア。

 

岐阜大学近くの中華料理屋、21番(通称:バン)へ。
大学時代から20年以上、変わっていないことに衝撃を受ける。値段は上がっているようだ。

バン

バンには数え切れないくらいにお世話になった。バンについて記述しようと思えば、ここには紙幅が足りない。
まあ簡単に言うと、大学の陸上部の新入生がバンのチャーハン大を食うというのが儀式としてあるのだが、これは苦痛以外の何物でもない。一方で、4人くらいで来てチャーハン大とか天津飯大とか中華飯大とかをシェアすると、この上ない至福なのだ。部活の打ち上げ宴会でも、このお持ち帰りチャーハン大にはお世話になった。

この辺りには学生のための寮・アパートが密集しているから、お世話になっていない人はいない。ヒトシさんは住んでいたのが目の前だから週3回通っていたと言っていて吹いた。20年前の話だ。中華飯が500円以下で食えたらしい(笑)。僕は一人では滅多に来なかったなあ。いったい何を食っていたのだろう。

いろいろ味わいたくなって、チャーハン、中華飯、ラーメンを2人でシェアすることにする。
至福。

チャーハン、中華飯、ラーメン

腹も満たされたところで、当時はなかったコメダ珈琲で食後のコーヒーを飲む。
思い出話に花を咲かせる。積もる話が、ありすぎる。
これまで知らなかった新事実とか。過去を総括。
あるいは子どもの受験の話とか。重課金格差社会について。あるいは家族とか。資産運用とか。
東京で会ったこともあるから、そのときの話とか、その後の話とか。

 

16:00
岐阜駅まで送ってもらう。
16:15発の高山線、猪谷駅行きにin。

 

19:40
高山駅着。

 

18きっぷで、交通費がかからなかったのは良いんだけど、往復7時間(しかも+1時間ロスした)はキツいなあ。
なんか成熟した大人がやることじゃないような気がしなくもない。
まあ、移動中に本が一冊読めたからそれは良いんだけど。

 

でも金華山とヒトシさんのおかげで充実した一日を過ごすことができた。
岐阜もなかなか、捨てたもんじゃない。

【ちろう登山】御嶽山に登ってきました【日本百名山シリーズ】

「盆に御嶽山登ろうぞ?」

そんな一言から、今回のプロジェクトは始まりました。
御嶽山日本百名山に数えられ、中央アルプス岐阜県と長野県の境に位置する。
僕は7月末~8月始めにすでに夏休みの大型連休を取得した後だったけど、ま、一日くらいは休めるべ~ということで、決行することにした。
2023年9月の焼岳、11月の恵那山に続く、【百名山シリーズ】の第3弾となります。

【ちろう登山】焼岳を登る【百名山シリーズ】 - ちろうのレイブル日記

【ちろう登山】恵那山に登ってきました【日本百名山シリーズ】 - ちろうのレイブル日記

 

御嶽山頂(剣が峰)を攻略するとなれば一泊か。日帰りでもいけなくはないけど、余裕を持った行程を組むなら泊りが良いのだという。
ということで、全部サトシに手配してもらった。

 

さて、御嶽山と言えばちょうど10年前に噴火を起こして大規模な被害が出た場所だ。
(ちょうどその日は実家に帰省中で、母親とバスツアーで山梨でブドウ狩りとリニアモーターカーの見学に行っていたことを思い出す)
んで、もう登れるようになっているんだ。そんなこともよく分かっていなかった。

 

2024年8月13日(火)
4:00
朝4時にサトシが迎えに来る。はええよ(笑)
目指すは飛騨側からの登山口、飛騨小坂口。

 

濁河(にごりご)温泉のあたりが目標地点になる。
この辺りに「チャオ御嶽リゾート」というのがあって、トレーニングセンターとか高地トレーニングの聖地になっているっぽい。近くに岐阜県出身の高橋尚子ロード(飛騨御嶽尚子ボルダーロード)なんてのもあるらしい。
サトシがカーナビを疑ってgoogleマップを信じた結果、距離は短いけどとても狭く険しい山道を登ることになる(笑)。
ちな帰りにはメインのほうの道を通ったが、まあ結論から言うとどちらも一長一短かなと。
まあ山の中。僻地と言わざるを得ない。「濁河温泉なんか誰が来るんだよ」ってサトシがぼやいていた。

 

6:00
なんやかんやあって、登山道に到着。
御嶽山へのアプローチはやはり長野側からの方が近い。トレッキングコースガイドとかを見ても長野側からがメインだ。飛騨からはなかなかに距離がある。

飛騨小坂口登山道(濁河温泉

飛騨小坂登山口からしゅっぱーつ

のぞき岩、おたすけ水(ただし水は枯れている)を通過して~

おたすけ水(ただし、水は枯れています)

9:00
2時間くらい登ったところで五ノ池小屋に到着!

五ノ池小屋の付近

ここが飛騨頂上というらしい。

飛騨頂上(2811m)

山頂付近に二ノ池、三ノ池、四ノ池、五ノ池などがある。
今回は山小屋泊なので、時間に余裕がある。
御嶽山の頂上こと「剣ヶ峰」ではなく、別の山頂を目指す。逆方向の北にアプローチ、継子岳(ままこだけ)、継子二峰を周回。この周回が1時間ほどかかってなかなか消耗した(汗)

 

10:30
五ノ池小屋に戻ってきたところで、小屋の前に設置されたベンチを借りて、五ノ池(ただし水は枯れている)を見下ろしながらお食事タイム。

お湯の準備をするサトシ

この世でもっともうまい食べ物(食いかけでスミマセン)

この世で最もうまい食べ物ことカップラーメンとおにぎりのコンボを食す。

 

ここからさらに進んで、宿泊地の二ノ池ヒュッテを目指す。
40分ほど歩くと、目的の山小屋が二つ見えてきた。
手前が今回泊まる「二ノ池ヒュッテ」(新館)、その奥が「二ノ池小屋」(旧館)

 

12:00
二ノ池ヒュッテに到着!
ここで荷物をデポする作戦。

 

1泊2食+お弁当のおにぎり代、13700円をお支払い。
ここで大事件が発生。
事前に個室(2人で+5000円)を申し込んでいたはず。

「2人で27400円になります」
「(支払う・・・はて、安くねえ?)個室ではないですね?」
「大部屋です」
「個室を申し込んでいなかったですか?」
「大部屋です」
(サトシがLINEの画面を見せる)
「あわわわわ」

 

まあ何というか、事前のやり取りがスルーされていた様子。山小屋で地上のチェーン店並みのホスピタリティを期待してはいけない。
しかしこちら(僕)としても、たかだか2人で1泊泊まるだけで+5000円高くねえ? とか思っていたんで、結果オーライ。大部屋で構わない。
んで個室のキャンセルがあったから、そこに入れますと言われたけど、お断りしてしまう。
結果から言うと、大きな2段のスペースの上で、布団が3枚並べるスペースに2人だったから、わりと快適だったし。
んでお詫びにドリンクバー(300円)を飲んでいいと言われる。トクした気分☆
イカップを持参すれば、お茶やコーヒーやココアなど、粉のホットドリンクを自由に飲めるという。これは地味に嬉しかった。
僕はマイカップなど持っていないので、サトシのシェラカップ(?)を借りる。あざす。

 

体力を回復するべく、30分ほど布団で休憩。

 

12:30
再出発!
新館こと二ノ池小屋に到着すると、目の前に砂浜みたいな二ノ池。荒廃した世界やん・・・
水は枯れてしまったのか。一体なんでこうなった?

荒廃した世界

ゴツゴツした岩が出てきた。頂上を目指す。

ゴツゴツ岩を登り、頂上を目指す

山頂付近にはキレイなシェルターがたくさん。
急に噴火した時に、火山弾や火山灰を回避するためのものなのだろう。

火口付近にシェルター

10年前の噴火の被害者への慰霊碑

この場所では35人程度、全体では50人以上が帰らぬ人となったという。。
自然の恐ろしさを知る。安らかに眠ってください。


最後の階段を登った先には・・

御嶽山頂上(3067m)

御嶽山頂上に到着!
これを剣ヶ峰という。
ちなみにこの「剣ヶ峰」という名前、実に厄介で、山頂につけがちな名前でだいぶ被っているのだ。
飛騨高山に暮らしていると、身近な山として御嶽山乗鞍岳が二大巨頭なのですが、乗鞍の山頂も剣ヶ峰なんですね。
んで乗鞍スカイラインがこの8月、崩落による通行止めから復旧するということで調べている中で、そこからアクセスできる一番高いポイントが剣ヶ峰なんですね。
だから「乗鞍の剣ヶ峰に行かねば」と思っていたのですが、御嶽の頂上にも剣ヶ峰があるのね。
最初「御嶽も乗鞍も結局同じポイントに到達するんかい!」って本気で思いました。
もちろん北アルプス(乗鞍)と中央アルプス(御嶽)で違う山。同じ場所にたどり着いてたまるかって話でね。
ややこしい名前を辞めてほしい。ただし、槍ヶ岳は唯一無二。

山頂にある御嶽神社

御嶽神社で、あらゆる災難を排除してくれるありがたいお守り(1000円)を購入。
ここに常駐している人に「ここに寝泊まりしていますか?」と聞いたら、1週間くらいのサイクルで交代で常駐しているらしい。その間に何食っているのかなとか、気になる。

 

その奥、王滝頂上まで足を延ばす。
ぐるっと遠回りした形になり、ベースキャンプに戻る。
小屋までの帰り道、急に視界がガスで覆われる!
10m先が見えないほど。
もう小屋までの位置関係が分かるところまで来ているから良かったけど、道中でこれになったら怖いなと思う。

山頂まであと十分のところで猛烈なガス!

15:00
二ノ池ヒュッテにとうちゃーく。
サトシが飲みたいと言うので、缶ビールでカンパーイ。ビールは1本600円。
何もツマミがなかったから、柿ピーを200円で買ってシェア。意外とうまい。
こういう場所で柿ピーをツマミに買ったら、カイジ地下労働所でのぼったくりメニューで柿ピー1000ぺリカを思い出してしまう。
なお小袋で500ペリカ、三粒で100ペリカ

 

身体が塩分を欲し、めちゃめちゃポテトチップスが食いたくなる。朝にコンビニで買って来れば良かった~
なんか微妙なつまみしか売っていない。チョコブラウニー200円とか。ポテチをラインナップに加えてくれって。
5000ペリカで買うから。
サトシが「ツマミ用にサバ缶とかさんまのかば焼きとか準備してたけど持ってくるの忘れた」とか言っていて吹いた。メシまで我慢することにする。僕が一本飲み切らないうちに彼は結局4本飲んでた・・・いゃ飲みすぎだろ(笑)

 

やはり山小屋ということで冷え込む。さすがにTシャツ一枚じゃおれん。
防寒用に持ってきた上着を着る。
夕食は17:30から。あと2時間ほどある。寒さと疲労で、やはり布団に入って休むことにする。

 

17:30
待望のメシ~

夕飯(照明は暗め)

ワンプレートでチキンのトマトソース、ライス、サラダ。わかめスープ。お茶。
結論から言うと。。。味が薄い、おかず少ない。うーむ。ガッツリ塩分を摂取したいというのに、この精進料理感はなんだろう。もっと食いきれないくらいのおかずを出してくれって。
ライス・スープはおかわり自由だったからそこは及第点だが、「トマトソース、少しだけありますから早い者勝ちですよ~」って、ソースやん。具なしやん・・・いゃもらうけれども。
チキンのないトマトソースを塩分に、ライスをかっ込むしかない。

 

18:30
食後のホットドリンク(無銭)を堪能し、置いてある本とかを読んでダラダラする。
酒を飲んでガヤガヤするという元気もない。とにかく体が冷える。外は雨が降っている。
一番向こうのテーブルが、大学の登山サークルなのか男女8人でUNOとかジェンガとかやっていて羨ましすぎて発狂しそうになる。青い春、やな。。。はて、僕の青春とは?

 

消灯は19:30。
休憩スペースは20:00消灯。
トイレを済ませて、早めに布団にもぐることにする。
気づいたら真っ暗になっていた。
(とはいえこの日の夜、あるいは昼寝時も、全然寝付けんかった・・・ほぼ一睡もしていないと言って良いのでは。旅先では身体が火照るのだ。
慣れない環境だと寝れない体質、何とかしたいね。
あと翌日の弁当のおにぎり(700円)も枕元に置いてあった。朝飯食わずに出ていく人のための仕様なのだろう。

 

5:00
起床。メシは5:30から。

朝食

こちらも楽しみにしていた朝食
こちらもおかずちょろ~ん、みそ汁うす~ん、つくだ煮系がぺっぺっぺ。
玄米ごはん2杯にみそ汁2杯かっ込むが、みそ汁も野菜がほぼ生で歯ごたえ残りまくりだし、ぬるいし、ダシとミソが入っているのかいないんだか。こちらも精進料理。
「おかわりではふりかけ自由に使ってくださ~い」とのことだったが、ふりかけ山盛りにして塩分摂取するしかないよね。2杯目にふりかけご飯を喰らう。しかし3杯山盛りで喰らっていたサトシにはかなわない。

 

6:20
山小屋に別れを告げて、しゅっぱーつ!

泊まった二ノ池ヒュッテと、朝6時の空

今日は、昨日攻略できなかった摩利支天山を経由して下山に向かう予定。
ゴツゴツした岩に張り付いているときに、雨の洗礼が!
山に登り始めて1年、これまでの山行で初めてのカッパを装着。

カッパを装着!

山の道具に一切カネをかけていないよなあと改めて思う。
・リュックは家にあった親父のもらい物(普段使い)
・ズボンはもらい物
・靴はメルカリで2足3700円で買ったHOKAタイムトゥフライ
・帽子は仮面女子を見に行ったときにもらった埼玉の女子野球チームの野球帽
・カッパには実家のタンスから持ってきたら、自分の名前と「中山中学校」って書いてあった・・

ところで摩利支天って何やねん。Wikipediaで調べると、仏教の守護神の名前とのこと。やはり山は宗教みを帯びてしまうんですね。
ちな、乗鞍にも摩利支天岳があります。ややこしいな。


7:00
この山行でイチバン険しかった摩利支天山頂に到着!
雨でズボンがびしょぬれだが、歩いているうちに乾く。誰も俺を止めることなどできない。

摩利支天山頂(2959m)

ゴツゴツ石を平らに並べた道(ガレ場)をトラバース気味に下って~五ノ池小屋を目指す。

 

摩利支天から五ノ池小屋を眺める

五ノ池小屋(飛騨頂上)に到着。
あとは下山するのみ!

 

ここから約2時間。
山行は下りが鬼門。脚に疲労が溜まったり、ケガのリスクがあるから気を抜いてはいけない。脚の負担的にも下りの方がキツイ。
雨は止んでいるが地面がぬかるんでいるから、スリップにも気を付けないと。
登ってきた道なのだが「こんなに長かったっけ」というのが下山道のあるある。今回は滑って転ぶことはなかったから良かった。

 

10:30
無事に下山!
濁河温泉の公衆浴場で2日分の疲れを癒す。露天風呂、シャワーの洗い場が4つ。実に充実。

濁河温泉の公衆浴場にin

そういえば、この温泉の外の遊歩道の入り口で完全に横になっている人とその家族と思われる人がいた。
木の板で滑って転んで腕を脱臼して、救急車待ちなのだという。こういう場所でのケガが最も恐ろしい。
自分も気を付けないとなと思った。
救急車が来るのに1時間半かかるということで、やべえところに迷い込んでしまったなと改めて思う。

 

13:00
下界に降り立って、メシを食うべく狙っていた店に行くが、臨時休業だったり激混みで入れなかったりで、飛騨小坂駅あたりの「小太郎」というお店にたどり着く。

小太郎の寿司ランチB(1000円)

これで1000円だからなかなかのもの。

 

15:00
家まで送ってもらう。


さて、日本百名山3座目を制覇。次はどこに行こうか。


おつかれ山でした~

山行の記録

数年ぶりにAKB48劇場に入ったら、エンタテイメントの神髄が変わらずそこにあったことを再確認した

2024年8月2日(金)

何年振りかにAKB48劇場にinしてきた。もはや前回がいつなのかが分からない。
東京に来るたびに(というか東京に着いてから)、「そういえばAKB公演・・」と思い出すのだが、当然一日二日前では抽選の申し込みが間に合わない。当日に行ってチケット購入は一切できない。そのハードルの高さがネックなのだ。


ただ今回は長期の遠征だ。
神奈川辺りのネットカフェに潜伏している時に、AKBチケットセンターのID番号すらわからなかったのですが、いろいろ問い合わせて、ログインしてみたら一般枠の応募が間に合ったから応募していたのだ。
橋本陽菜ちゃんの生誕公演だった。
やはり年会費を払い続けていて、数年ぶりの応募となると、サクッと当たるものなんですね(いゃ年会費払っていたんかーい)。

 

AKB48劇場「僕の太陽公演」
【出演】
鈴木くるみ・田口愛佳・徳永羚海・永野芹佳橋本陽菜福岡聖菜向井地美音村山彩希

ライブ前のフロアで、謎の縁日が開かれている。500円の写真を買うと、ピンポン玉を3つ渡されて、長テーブルの端からピンポン玉を投げる。コップに入ると公演後にメンバーと2ショットチェキが撮れるのだという!
(2万円の価値かあ、と脳内変換)


地下アイドル現場と比較すると「なんて世知辛いのだろう」という気もするが(笑)、AKBメンとチェキが撮れるとはこれは最高だなあと思った。しかしこれがなかなか難しくて「これは入らないだろう」と思った。僕がフロアにいる間でも、チリンチリンと鐘を鳴らされていたのは一人だけだったなあ。
(AKB現場のチェキと言えば、当時研究生の指原莉乃ちゃんに日本で最初に200MVP(処女チェキ)を使ったのは僕だったなア、ということが思い出される)
note.com

 

ここで新規読者の方のために自己紹介。
ちろう(tirou):AKB48劇場公演は公称300回鑑賞。ただしnot劇場認定古参(回数足りてなかった)。
2012年~、メルマガPLANETSにて「ちろうのAKB体験記」(全35回)を連載。
こちらのnoteでも公開中→

note.com

 

縁日イベントの客裁き中の郡司さんにご挨拶。
「ちろうです」
「あっ。久しぶりだねー、どうしたの」
「東京を離れていまして、すごく久しぶりに公演を見に来ました」
「今何やっているの」
「岐阜で学習塾をやっています」
「偉いねー」
「郡司さんとかりんごちゃんとか、変わらずスタッフを続けていてすごいですね」
「ありがとう」
認知切れていなかった。良いんだか悪いんだか、複雑な心境。なんかあの頃のやましい気持ちはない。(やらかしとか)いろいろあったけど。全てがリセットされているのだ。

 

手荷物持ち込み不可で、コインロッカーに預けなければならないのは知っていた。
しかし謎のカゴを渡されて応援グッズを持ち込む(ライブ中はカゴを足元に置く)とか、金属探知機まであることとか、ペットボトルの水分は良いのかとか、知らないことが多くて焦る。
カゴが配られる場所で「使わなければ要らないですよ~」と言われたのに、手荷物検査時に「次からカゴ使ってくださいね~」と言われたのは解せなかった。

抽選が公演の満足度を左右する

多くは求めない。せめて座りたい。
そんな思いで抽選を待っていたら、(25巡中)10順くらいで呼ばれたのだろうか。センターブロックのイスは空いていなかったが、後ろから2列目の通路から2個目の席に座ることができた。ここより奥に行くと完全に柱の裏に隠れることになり、センターステージを見ることはかなわなくなる。及第点。
(ちな、センターブロックが1席空いていたのに気づかなかった。郡司さん、早く教えてよ)。

 

生誕Tシャツで揃えている一団が見受けられ、下手お立ち台のあたりに溜まってた(笑)
今の時代、推しメンの生誕公演に入ることも簡単ではないだろう。
(僕で言うと2007年の推しの生誕公演は生誕委員が4・5人そろって最前センターに座ったのがいい思い出。もちろん全員100MVP行使)

 

H1(ひまわり1st)「僕の太陽公演」が今、始まる。
「Dreamin’girls」
「RUN RUN RUN」
「未来の果実」
「ビバ!ハリケーン
全体曲からスタート!
鳥肌止まらんかった。


しかも当時(2007年7月~)のA・K混合の初の試み、当時のメンバー(ダブルキャスト制)を見ていたから、思い出補正がかからざるを得ない(しかもPIPの記憶もよみがえってきてエモーション渋滞中)。
17年前に見ていた公演を見れているんだって!
さすがに懐古厨に浸されてくれって!
→例えばこの記事

【連載】ちろうのAKB体験記 第20回 ■ひまわり組はじまる|ちろう

ユニット曲
「アイドルなんて呼ばないで」
アイドルらしい衣装、曲調。
僕とジュリエットとジェットコースターガッコいいダンス。
「ヒグラシノコイ」しっとりと歌い上げる歌唱力が光る
愛しさのdefenseセクシーな曲
「向日葵」麦わら帽子、篠田麻里子ちゃんのイメージ

 

後半の全体曲
「竹内先輩」
「そんなこんなわけで」
デジャビュ

本編ラスト
「夕陽を見ているか?」

アンコール
「Lay down」
「BINGO!」
「僕の太陽」

結論から言うと、圧倒的なエンタテインメントが、そこには存在していた。

 

生誕の主役である橋本陽菜ちゃんはもちろんのこと、同じく十年選手であるところの初代チーム8永野芹佳ちゃん、そしてそれ以上の活動歴を持つ福岡聖菜ちゃん、村山彩希ちゃん、第3代AKB総支配人であるところの向井地美音ちゃんの安定感がヤバすぎた!


思えばチーム8というプロジェクトは僕が最強の地下アイドルこと仮面女子にハマった2014年ころに始動していて、初期のころに冷やかし気分で静岡かどっかのイベントに見に行ったことはあった。
しかしそこから特に興味を持つこともなく、その中から次世代のAKBを担うことになる倉野尾成美ちゃんや小栗由衣ちゃん、横山由依ちゃん、坂口渚沙ちゃん、本田仁美ちゃんといったメンバーが輩出されていたのを遠目に眺めていただけだ。

 

永野芹佳ちゃんは大阪代表の若い子という印象を持っていたが、橋本陽菜チャンに関しては10年前のイベントでも見ているはずなのですが、まったく記憶になかったくらいの子だった。初期のころにメガネをしていた・・・なぜだろう。岐阜県代表と言えば、最初の子がわりとすぐ辞めちゃって、その後に加入した服部有菜ちゃんは可愛かった記憶がある。

 

2014年~2020年の僕はただの仮面女子オタクであり、2020年~2024年の僕は田舎のしがない塾講師である。
この10年、僕はいったい何をしてきただろう。何を積み上げてきただろう。
片や、AKB48(アイドルの第一線)に在籍し、数々の公演・ライブ・メディア出演をこなし、今もなおAKB劇場に立ち続けているのだ・・何ということだ。
つい先日、AKBを卒業した柏木由紀ちゃんを「情熱大陸」で見たが、AKB48はもちろん彼女だけで成り立っていたわけではない。それを支える後進があったのだ。


僕がギリギリ劇場公演に(付き合いで二月に一回くらい)入っていたころに、小学生みたいな感じで入ってきた福岡聖菜ちゃんが24歳・・だと!? いい女になっている、、だと!?

福岡聖菜ちゃんの絵日記

橋本陽菜ちゃんが良い。公演後の今になって分かったことだが、富山県代表だから隣の県だし、去年に大学を卒業して、しかも小学校教員免許を取得していたことを公表し、さらにその大学が富山大学だっていうじゃないですか(ネット集合知情報)。
ちなみに数学が好き。高橋みなみ指原莉乃を目標としているのも良い。
中学2年生でデビューし、今年で活動10周年。やはりこちらも10年選手だ。
いや、僕も地下アイドルを長く見てきて、十年選手ともなると「貫禄というものがあるなあ」と感じることがあるが、AKB48でのそれはちょっと異次元だった。
面構えが違うのだ。


ましてそれ以上の向井地美音ちゃん(3代目総監督!)、村山彩希ちゃん、福岡聖菜ちゃんとか、とんでもないオーラを放っていた。これが劇場で見るホンマもんのアイドルなんやと思った。

 

それだけではない。初めて顔と名前と実物を認識させていただいた(汗)、田口愛佳(たぐちまなか)ちゃん、鈴木くるみちゃんの立ち居振る舞いも安定感があったし、いちばん新しい徳永羚海ちゃんでも加入は2019年ですか。
今エケペディア調べたら、(元祖)チーム8以前のメンバーって5人しかいなくて、そのうちの3人が出ているじゃないか!
メンバー数としては8人で少な目だったけど、もしかしたらすんごいメンバーの公演に当たっちゃったんじゃないかしら?

 

そしてセットリストというシステム。一枚のアルバムを鑑賞するかのようなセットリストstyle。これが実にいい(思い出補正込み)。
これはもう完成された伝統芸能の域といって良いだろう。
AKB48のセットリストはどれをとってもハズレなしです(といいつつ新しいのは知らない)。

 

生誕セレモニーと、決意表明のあいさつ。そして、もうすぐAKB48劇場がリニューアル工事に入るということで、しばらく閉館になるのだという(もっと広くしてあの柱を取っ払ってくれ!)。
それでリバイバルでいろんな公演の楽曲を1曲披露するらしく(過去のメンバーが出演することもあるらしい)、今回披露する曲は~
「みんな輪になって~! せーのっ いつも、感謝! 冷静に、丁寧に、正確に~

 

初日きてぃあああああああああああああ~~~~~~
(これでゆきりんが出てきたら最高だったけど誰も来なかった)

 

まあそんなわけでレアな楽曲披露もあり、最高の満足度の公演だった。
公演後にはメンバーがステージに残り、客が捌け際にお見送りをしてくれるのだという。
認知されていたら楽しいだろうな~とか思いながらお見送りを受ける。

 

劇場を出ると、写真の販売。
記念としてLサイズの写真を1枚(300円)お買い上げ。いい商売してんな~。

公演を見た記念の写真

家に帰ったら懐古厨発動して劇場公演DVDを見たくなったけど、オリジナル公演のものがどっかにいってしまったから、「見逃した君たちへ」の17枚くらいセットになっているDVDを開く。
それでH1stを見たら出ているメンバーが9期メイン(のちのチーム4)で、また泣いた。

【ちろう旅】2024年、夏の東京大型遠征~東京編・後編~

8月2日(金)

9:30
起床atジャージャーハウス。
OPENの10時からあっとに行くというMインくんを見送り、僕も出発。
Jさんとの待ち合わせは12時くらい(また会うんかい)。
ということで・・杉並区の「東京ごみ戦争歴史みらい館」へ!
新宿で都営新宿線の乗り換えて、高井戸へ。
杉並区は高円寺に住んでいたけど、高井戸には来たことがなかったなア。

東京ごみ戦争歴史みらい館

「東京ゴミ戦争」に関する、杉並清掃工場内にある資料館。
私たちはごみの問題に無関心でいるわけにはいきません。
日本の高度経済成長期に出た大量の廃棄物。これを江東区夢の島)に埋め立てていたわけですが(ハエがたかって異臭がするのに、どこが夢の島やねんという)、もうごみ処分場の収容限界に達するということで、各区でもゴミの処分場を作るよう国が要請したのですが、それに反発したのが杉並区だったんですね。それでゴミの処分をめぐって、主に杉並区と江東区が対立。東京ごみ戦争が勃発した。
ゴミ収集車がどこから来たかを検問して、杉並区のものだったら送り返すとか。意地やん。ヤケクソやん(笑)。

 

まあ最終的に和解する(処分場を作ることを認める)わけですが、何が決め手だったのかとかよく分からない。
区のHPによると「都との度重なる協議を経て反対期成同盟の側も「反対のための反対」ではなく、地元住民の安全・安心のための条件を東京都がどこまで出せるか、という部分の交渉に変化していき、最後には、高井戸の子どもたちの未来のために和解に応じようと高井戸住民はまとまりました。」って書いてあるけど、当たり前だろ、としか。


「住民に合意を求めず勝手に決められた」とか「駅前の一等地なのはけしからん」とかそんな文句を言っていたわけですが、まあ終わってみればこの大都会でごみの処分場を作らないというのがあり得ないわけで、「何を反対してくれてるんだよコラ、自分さえ良ければそれで良いんか杉並区よ、エッ」という感想しかない。むしろ杉並区はこのゴミ戦争をどう総括しているのかを聞きたい。


まあとにかくこうやって東京はゴミの問題を乗り越えてきたんだという知識を知る上では、良い施設だなと思った。
というか、この「杉並清掃工場」はガッツリ見学コースがあるらしく、それは事前申し込み必須ということで、知らなかった。。。改めてチャレンジしなければ!
ご興味ある方、ぜひ一緒に行きませんか~
(毎月第4土曜日に「個人見学会」を開催しており、1名から申し込みが可能。また10人以上のグループであれば、平日に原則毎日開催している「団体見学」を利用できる。)

 

これ発展途上国では今でも放置されている問題だったりするから。そこに貧しい人が住み着いて、ごみを漁って生活するしかなかったり、スラムが形成されたりしてね。クレイジージャーニーを見ているとそんな地域が世界に山ほどあるということを思い知らされます。
生ごみを回収して、土と混ぜて発酵させて、良質な肥料にする、ってことを発展途上国で工場作ってやろうとしている日本の社長さんとかいて、本当にこうゆう人こそ世の中を良くしているよなと思う。

 

12:00
新宿でJさんと合流。
東口に行こうとしたのに、都営線から出たら迷宮入り。西口にしか出られなくなる。
コラ新宿駅、西口から東口への通路作っとけ!
(いゃあるんだろうけど、地下に入ると構造が複雑すぎてたどり着けない。本当に巨大な駅はイヤだ)
それでJさんに西口ヨドバシカメラまで来てもらって、ユニクロ、GU、OWNDAYSを物色(昨日と一緒じゃねえ?)。

 

14:00
メガネを決め、作っている間に懐かしのやすべぇでつけ麺。辛味つけ麺。ニンニク1片。美味すぎる。とはいえ麺大盛りはやり過ぎた。
その後もいろいろぷらついて、歩き疲れたからガスト。ソフトクリームを食す。

 


17:00
Jさんと解散して秋葉原に移動。
いざ聖地・秋葉原ドンキ8階へ。近日中にAKB劇場がリニューアル工事に入るみたいだから、すごいいいタイミングで見に来れたことになる。
何年振りかの劇場公演。この公演については、あまりにも思うところがあったので別エントリで。
結論から言うと、至高、でした。

元AKB総監督、横山由依ちゃんのサインと共に

20:30
ホクホクでドンキ裏へ。
そうしたら何故かアンチくん(アンチ人間・アンチッチ)がいたので合流。俺たちのサイゼリアへ。
相変わらず秋葉原サイゼはオタクしかいないカオス空間だなア。
ワインとミラノ風ドリアとマルゲリータピザに舌鼓を打つ。
この日、日経平均は歴史的な下落を見せ、お互いに●0万くらい資産減らしているという話で暗くなる。
40歳(不惑)という年齢について考える。あるいはこれからの展望について。

 

秋葉原スクランブルかけたんだけど、来たのが(精神的に)秋葉原に住んでいるアンチくんだけで、結局2人。
「それやったら最初からジャージャーハウス行けば良かったんじゃねえ?」ということになる。


23:00
東京の家ことジャージャーハウスに帰還。
久しぶりに皆でオタ話。楽しい。
AKB公演(しかも生誕祭)見たこともあって、回顧話にも花が咲く。
皆がそれぞれの場所で、オタ活動をしている。それでいい。それがいい。

 

25:00
シャワー借りて就寝。


8月3日(土)
長い東京遠征も6日目。身体に疲労がたまってきている。

 

10:00
池袋でTいがと合流。こちらも東京時代、池袋でめちゃめちゃお茶していた友人。会うのは一年ぶり。
原点回帰で西口ガスト。モーニングが食べられる時間。
ドリンクバーも付いてきてコスパgood。
お互いの近況報告など。
今は埼玉の某所(大宮より北)に住んでいるということを聞き、「ちょまw僕もこのあと大宮行くんだけど」という話になる。大宮で合流という手もあったかもしれないなア。まあ結果論だけど。

 

12:00
解散し、僕はブックオフを覗くべくサンシャイン通りへ。
そうしたら、あの界隈でお笑いライブのチラシ配り(呼び込み)をやっている人たちがいて、ちょうど15分後くらいにライブが始まるということで、「え~なになに、興味あるんですけど」みたいな感じで着いていくことにする。
このチラシムーブは僕が東京に住んでいたころから見ていたが、入ったことはなかった。だから5年以上前になるのか。今こそ初体験にふさわしい。
その人はフリーでやっているということだった。キレイな見た目の男の子。


会場は「ラスタ原宿」という場所で、雑居ビルの(まぐろ市場の)2階。
もともと原宿の竹下通りにあって、池袋に移転したのは2018年みたいですね。
劇場支配人の人がオープニングMCとネタも披露していたんだけど、なかなか芸達者。もともと大阪吉本にも所属していたとのこと(ザ・ビリーバーズ延藤)。
この劇場は小島よしおが1000万円を出資して作った劇場なのらしい。
入場して600円をお支払い。

ラスタ池袋でお笑いライブ!

ガチで聞いたことない芸人しかいなかったけど、なんかワクワクしてきた。
結論から言うと、皆こなれていて、ピンでVR使う人とか、女の子で一人コントする子とか、サンミュージック所属の子とか、フリーの子とか、かなり面白かった。
ライブ後には芸人と2ショットチェキ(700円)が撮れるという特典会もやっていて、地下アイドルやん! お笑い界も変わったなアという気持ちになる。

 


14:00
20分ほど時間があったのでブックオフ
レジ近くにあった「一年で億り人になる」(700円)をお買い上げ。俺は億り人を目指す。簡単に言うと、まずガッツリ借金(良い借金)をして、利息で増やせということだった。種銭をコツコツ溜めるのはダメ。これもよく言われることですね。
一年後の俺に期待。
次の現場に向かうべく、大宮へ向かう。

 


15:00
大宮駅東口で大宮YouTuberことふちりんと合流。
このあと大宮アイドールに連れて行ってもらうのだが、時間調整で立ち飲み日高へ。
奥の方のテーブル席に案内された。「はて、立ち飲み日高とは」と思うなど。
お互いにコンディションを整えるべく、コーラでカンパーイ!

ふちりんと僕

自分で缶コーラを注ぐstyle。
ふちりんに、去年の3月に刊行した同人誌を渡す。
同人誌を友人に渡すけど、読んでもらうことはあまり期待していない。それは負担だから。まえがきとか挨拶とかパラ見してくれればそれでよい。
そんな中、ふちりんはガチで読んでくれる律儀な方の一人。ありがてえ。

有名指原ヲタのちろうさんと大宮で飲んだ日の記録|ふちりん
(↑ふちりんの日記参照。ただし有料部分は見れないかも)


15:30
コーラを一杯堪能し、大宮アイドールの開店15:30を目指す。
調べたら、前回来たのが2020年2月だったんで、4年半ぶり・・??ウソだろ・・

 

休日ということで結構な客入り。フロアの後方テーブル席が先に埋まっている感じで、僕たちはセンター最前テーブルに座る。
やはり常連はステージ目の前の席を避けるのだろうか(笑)

 

ふちりんとお話ししながら、入れ替わりやって来るキャストとお話ししながら、ハイボールを飲む。
アイドル活動をやっている子がキャストをしているというコンセプトのお店だから、ライブのお知らせなど。アイドールBRAVEは、長らく活動休止していて、久しぶりに復活するのだという。これは大切なライブだ!
うーむ、近くに住んでいなくていけないから申し訳ない。
「ふちりんが行きたいと言っているよ」で乗り切る。

 

若菜さきちゃん(さきっちょ)のソロ、Lapisの順でライブ。
Lapisは5人組アイドル。やはりふちりんの推しことセンターの小川さくらちゃんに目が行った。自信とオーラに満ち溢れている感じがいい。
初めて聞く曲たちだったけど、オーイングやフリコピの真似事をする。

 

ライブ後に特典会。チェキ券を購入すると宿題チェキなどが撮れるようなのですが、ふちりんが「2ショット写メ券」をくれたので、小川さくらちゃんで行使。

Lapis小川さくらちゃんと2ショット写メ

1部の中盤に差し掛かったところで、「アイドルメニューを注文しましょう」ということで、「ロシアンたこ焼き」を1つ注文。ただし、中年男性にデスソースのギャンブルは不要なのでロシアンなし。

 

アイドルメニューとは、注文時にメンバーを指名して、メンバーパフォーマンス(お絵かきや盛り付け等をして、ご注文のフードやドリンクを完成させます:3分)+育成コイン付くというもの。
小川さくらちゃんはたくさん指名が入っているから、なかなか自分たちのテーブルに回ってこない。
それでたこ焼きが到着したのが1部終了5分前だったから、急いでおしゃべり&食べる。


さすがに「人生2周目アイドル(byふちりん)」と言われるだけあって、アイドルとしてというか人間としての完成度がすごい。
僕が「地元で小中学生に勉強を教えています」と言ったら、さくらちゃんも高校の教員免許(英語)を持っているという。。。ちょwwwおまwwww高校免許は簡単に取れるもんではないぜ(ちな、僕は高校は単位が足りなくて取れなかった)!
しかも英語。知性を感じた。
当然ですが大学もしっかり卒業されているようで、二刀流でがんばっていたんだなあと。
大卒やら資格やらでその人間を測れるわけではないけど、やはり担保するものはあるよなア。

 

今年の10月20日にアイドル卒業&事務所退所が決まっているということで、このタイミングでおしゃべりできてよかった~
その後は、どんな人生を歩むんだろう。
どの企業の面接でも突破するような人間力があるから、普通に就職とかも、あるのかもしれない。
また何か今後の動きがあったらチェックしたいな~。


18:30
アイドールを離脱。続きまして~、大宮ハニハニをはしご。こちらも2年前の東京遠征ぶり。
僕は秋葉原ハニハニが出来た当初に少しだけ通ったことがあって、ポイントカードは4枚目とかなのですが、ふちりんが出したポイントカードが89枚目とかで、圧倒的な差を見せつけられる・・どんだけ常連だよ(笑)

 

迷った結果、トマトジュースを注文。
カフェをはしごして、酒も一杯飲んででお茶もジュースも飲み飽きたくらいの時に、野菜を摂取する感覚でトマトジュースをよく注文します。

何かレトロゲームとか健康とかYouTubeとか仕事の話とかをしていた気がする。
ハニハニもキャストが話しかけてきてくれて、楽しい。

 

20:00
大宮駅前で解散。案内してくれたふちりんありがとう。

 

大宮駅近くにもブックオフがあるということを聞いて、覗きに行ってみる。
そうしたらそこは大宮ラクーンというショッピング施設で、大宮よしもとの劇場があるところじゃないか!
うわああああああ、大宮セブンとかチェックしておけばよかった~。
これ大宮で「大宮よしもと」「アイドール」「ハニハニ」っていうコース設定もできたかもしれないな。
次は必ずチェックしておこう、と胸に誓いながらドンキでアイスを買って食う。
大宮、良い町だ。住みてえ。

 

21:00
新宿へ。バスタに近い南口。
旅の終わりが近い。最後に腹に何か入れておくかあ、と思って東南口をふらふらし、タムジャイサムゴー(ベトナムフォーの店)初体験を狙ったが、閉店の看板が出されていたので回避。
向かいくらいに「ステーキマックス(#付け合わせはから揚げ!)」というお店あったので吸い寄せられる。


雰囲気としてはいきなりステーキみたいな。150gくらいのステーキが、ライスを付けて1200~1300円くらいで食べれる。
たまらんね。ライスは大盛りだよね。

ガッツリステーキ150g 付け合わせは牛スジ

ソースを注文時に選択するんだけど、わさび醤油にしたら、後半飽きてしまった。
そうか、わさび醤油は最初の二口くらいに食べたいフレーバーなのよね。
450g以上だとソースを2種類選べたりとか、+100円でソースを追加とができたのだけど、ここも経済格差なのだなと。付け合わせには、唐揚げじゃなくて牛スジ煮込みにしたけど、これもめちゃウマだった。

旅の最後にステーキって最高の締めくくりだよね。

 

22:55
新宿バスタ発のバスに乗り込む。満席。

 

28:00
飛騨高山BCに着。
今回も十人近くの友人に会えて、大満足な遠征となりました。

静岡・神奈川もまだ全然開拓したりないから、またやりたい。冬の18きっぷで敢行するまであるな。


また東京に降り立つから、ヨロシク>各位。

【ちろう旅】2024年、夏の東京大型遠征~東京編・前編~

7月31日(水)

10:00
チェックアウト、ヒマ。
僕がJさんに「サイコロステーキ発祥の店が東京証券取引所の前(日本橋)にある」と教えてあげたら、行きたいというので、13:00に待ち合せることにする。
それまでヒマやん・・・ということで。
先に今夜の宿を確保して推しておくことにする。
歌舞伎町アプレシオ大久保病院の地下にあるマンガ喫茶。コチラが24時間滞在で2200円というバカみたいな値段なので、すぐ入って明日の朝まで部屋を確保できる。
フラットシート、PCなしの部屋なら空いていると言われて、やむなし。別にPCはなくともよい。
通路を見たらドでかいスーツケースが置いてあるから、長旅の人も連泊しているのだろう。
軽く水分補給して、荷物をデポして行動開始!

 

11:00
墨田区にある「塩とたばこの博物館」に行く。入場料100円。
最寄り駅は「本所吾妻橋」という駅。日本橋から一本だから良い感じ。

塩とたばこの博物館

JT(日本たばこ産業)が運営する企業博物館とのこと。
「塩」と「たばこ」は国が専売する生活必需品と嗜好品。
塩は生物が生きるためのミネラルとして欠かせないのはもちろんのこと、プラスチック製品やら金属加工やら、あらゆる製品をつくるのに必要だということが展示してあった。
んで子供向けの企画で、コンビニ風の商店から5つ商品を選んで、「一見塩を使っていなさそうだけど塩を使っている商品を選ぶと高得点」というゲームに参加する。5品で2000点を目指す。

 

塩辛い食品系は分かりやすいので得点が低い→選んではいけない。
砂糖は白く精製するために食塩を使っている。
かまぼこは粘り気や弾力を出したり、麺やパンではグルテンを形成するのに食塩を使っている。ここまではまあ直接的と言えるだろう。


牛乳は牛が牧草からナトリウムを摂取できないから、塩をぺろぺろ舐めさせるのに使っている。
なるほど間接的な使用か。これが正解だろうと思って牛乳を買ったら、120点しかもらえなかった(泣)

結局、食品ではないおもちゃとか、文法具とか、プラスチック・金属とかがほとんど正解だった。
「か性ソーダ」「ソーダ灰」「塩素」として使っているとのこと。
まあ塩素とかって水道水にも使っているくらいだし、海の塩から採っているんやなアとか考えたら、塩って偉大やなと感じた。

はみがきが1200点 食品以外を選べばとりあえず正解

そして塩田の仕組みとか。
海水を直で煮詰めるんじゃなくて、砂に海水をまいて、ある程度乾かして付着させて、その塩をまとった砂に海水をかけて塩分を溶かして、濃い塩水を作って、それを煮詰めるとか、そんな工程だということを知った。


日本は海が豊富だから、塩をたくさん作っているかと思いきや、自給率は11%ほど。
多くをオーストラリアやメキシコからの輸入に頼っているという。
オーストラリアの自給率1673%はヤバい(汗)
鉄鉱石とか石炭とか、輸出と言えばのオーストラリア。塩もなのかいっ

 

そんなわけで塩パートが思いのほか面白かった。
バコパートは難しくてよく分からんかった。パッケージの変遷を見ても興味ないし。
とにかくアメリカからタバコが持ち込まれたんだと。江戸時代から大衆に親しまれていたんだと。
儀礼・薬用・楽しみに使われたというけど、よくもまあこんな植物を乾燥させて火をつけて、その煙を吸い込もうと思ったよなと。その発想が分からない。
喫煙の他にも「噛みたばこ=口の中でガムのように噛む」「嗅ぎたばこ=粉にして鼻につけたり、吸い込んだりする」なんてのもあったらしい。

工場で大量生産している古い映像が面白くて、10分くらい見入っちゃった。
お土産で岩塩の欠片をお持ち帰り。

 

13:00
「バンボリーナ」のランチを狙っていたのだが、昼の営業が14時までということで、急いで日本橋に向かう。
んで13:30に滑り込むことができた。ちな、後で聞いたら13:45がラストオーダーだった。あぶねえ。
ちな13時に合流予定だったJさんは寝坊のため来られず。平常運転。

 

何かのテレビで見た、サイコロステーキ発祥の店、バンボリーナ。
入って即、日替わりスペシャルとして「サイコロAセット」が1050円→1000円とオトクになっていたので、迷わずチョイス。
サイコロステーキとオムレツという最高の組み合わせだったのでよいのですが、ステーキが90gしか入っていなくて切なかった。ここは贅沢してでも肉を増量するべきだったか。

サイコロステーキ発祥の店、バンボリーナ

ちな、発祥ということで意気揚々と来たけど、ステーキとしては普通だった。
いきなりステーキのワイルドなステーキも捨てがたいな、と。

 

せっかく日本橋に来たので、現物としての「日本橋」を鑑賞。
五街道の起点となる、日本の道の中心。国道1号線は東京日本橋から大阪府大阪市までつながっているという。
「これが徳川慶喜の筆かあ」と眺めるなど。
日本橋観光案内所」があったり「東京市道路元標」があったり。

ここが日本の道路の起点 五街道もここから

15:00
渋谷に移動。
夏休みのセンター街は混雑。とにかく暑い。すこし涼を取りたい。そんな中でもマックの行列に並んでしまう貧乏人こと僕。
センター街を見下ろしながらアイスコーヒーとソフトツイスト。3階は意外と空いてた。

 

15:30
ようやっとJさんと合流(なんかステーキ食いたいとか言ってたけど聞き流す)。
相変わらずユニクロ、GUで服を物色。OWNDAYSでメガネを物色。
ドンキで鼻毛をウィーンするヤツをお買い上げ。眉とヒゲにも使えるマルチな道具。
僕の服装がダサすぎてチー牛のロイヤルストレートフラッシュ揃ってた。
歩き疲れたんでガストで休憩。

 

18:00
といったところで、ゲリラ豪雨が!
ウェザーニュースのアプリを見たら1時間で71ミリとかいう見たことない数字が。
Jさんと解散。
渋谷チェルシーホテルに逃げ込む。仮面女子が出演する対バンライブへ!
入場無料の2ドリンクで、実質1200円ライブ。

 

んで入ったと思ったら、物販タイムが始まる。
中物販かよ~(泣)、タイムテーブル確認してから動けって話ですよね。
さすがにライブ見てない、顔も名前も知らないアイドルたちの物販に行く勇気はないので、再入場で出て、しょうがないから目の前の東急ハンズを物色。
1時間ヒマだから全階層をゆっくりウインドウショッピングしてしまう。

 

寝具とエアウィーブ売ってる場所があって、エアウィーブのベッドを体験させてもらう。
最近はプロのアスリートも使っているということで話題。
やわ、普通、硬を組み合わせる。身体の体型で最適な組み合わせが分かるというので、iPadで撮影して測定してもらおうと思ったら、そのiPadからの画像が認識されない。5分くらいやってダメだったので「じゃあいいです」となる。店員さんにも申し訳なかったな。
とはいえ充実した寝具はQOLにも関わるので、いつか買いたい。

 

19:00
後半の部の最初から観覧。

・ワガマき
新規特典で、一番笑顔がステキて躍動してたすずはって子と2ショット写メ。ハイトーンボブ丸顔低身長、沖縄出身。
僕のスマホで自己紹介動画を撮ってくれるという。
30秒くらいたっぷり。可愛かった。

・めるみるく
白っぽい衣装で皆カワイイ。だけど、あと1週間で解散するとのこと。
新規特典で七瀬ももって子とチェキ。

・キミイロプロジェクト
華やか。

・仮面女子
新曲の「爆音☆ウェーイ」からの、「全開☆ヒーロー」「スーパー☆ストレート」「ジャンピン☆ベイベー」
アリス十番時代の懐かしいサウンドが続く。
小さ目の箱だから2列目で見れてめちゃめちゃ高まった。最高過ぎた。
ライブ後は森下舞桜ちゃんとチェキ。
いや2日連続できてるやーん。的なことを言われる。

・Caress Van End
力強い。

ワガマき すずはちゃんの自撮りで

2日連続で仮面女子が見れる僥倖

21:00
会場を出たら雨も止んでいてgood
東急ハンズの目の前に「龍の巣」を発見。
焼肉とかすうどんのお店。こちらも一回行ってみたかったお店。
「かすうどんだけでもOK」と書いてあったから、入店。800円。

龍の巣の「かすうどん」

染みた。肉の脂がこの世で一番うまい食い物なので、それを乗せたかすうどんってこの世で一番うまい食い物に肉薄していると思う。異論は認める。
「脂かす」が安価で仕入れられれば自宅でも簡単に作れるなア。

 

22:00
ようやっと俺の宿ことアプレシオに帰還。
明日に備えてシャワーに入っておきたいが、ここで大きな罠が待ち構えていた。
シャワー使用が無料の店もある中、こちらは330円。これはやむなしとしても、シャワールームにシャンプー類が一切ないから、アメニティグッズを購入しないといけない。
シャンプー、リンス、歯ブラシ、髭剃り、タオルとか全部込みで220円。うーむ。550円の追加料金は想定していなかった。ここへきてタオルまで購入させられる羽目になるとは。次からミニ石けん買っていくぞコノヤロウ。

 

23:00
ごろごろして就寝。


8月1日(木)
この日は人と会う予定が充実。
もともと会う予定だったのが「よいこチャンネル」のよいこで、11時渋谷。
それでびろすさんも渋谷で用事があるということだったから、9時半に渋谷で待ち合せることにする。

 

9:30
びろすさんとバーガーキングでコーヒー。
ザ・セカンドの話とか、お笑いの話とか、TIFの話とか、アイドルの話とか。近況報告など。東京に来るたびにお世話になっています。
びろすさんは、音楽フェスとアイドルが好きだから、TIFに15年連続参加しているらしい。。。(笑)
この後、渋谷でウーマンラッシュアワー村本のドキュメント映画を見るということで「いいなあ」と思うなど。
良い情報をありがとう!

 

11:00
バーガーキングでよいこと合流。場所をドトールに移す。
豆乳ラテを飲む。
よいことは3月に糸島で会ったけど、そのときはハックルさんにいろいろ案内してもらったから、なんにも話すことが出来なかったので(笑)。
渋谷に来たのも、とあるTikTokの動画を撮ろうとしていたようなんですが、もう一人の出演者が来られなくなったから流れたとのこと。とはいえ渋谷はよいこが住んでいた場所だから、見たかった的なこともあるらしい。

 

歌舞伎町に泊まっているらしいけど、
僕は18きっぷ&歌舞伎町アプレシオマンガ喫茶
方や、飛行機&歌舞伎町Aパホテル
格差というものを感じざるを得なかった。


YouTubeの話とか(収入とか)、今取り組んでいることとか、今後の展望とかをお話し。簡単に言うと打開の目を探っているとのこと。僕と一緒じゃあないか。同志。
9月にまた糸島に行くつもりなので(ハックルさん主催のドラッカー学会のため)、また会いましょうと約束。
映画を見に行くことにして、解散。

 

12:50
渋谷ユーロスペースでウーマン村本映画「I AM A COMEDIANを鑑賞。(当然だけど)びろすさんも来てた。
映画の日だから1100円。完全に勝ち!

ウーマン村本の映画

ウーマン村本、現状に満足せず、新しいことにチャレンジしようとする姿勢が尊敬できる。英語がなんにも喋れない中でアメリカの小さいライブバーでステージに立つとか、、どんな精神力だよ。
スタンダップコメディこそが本当のお笑いだし、世の中を変えられるという考えも個人的には好き。
日本での最後のツアー公演をやろうとしたときに、コロナ禍が襲来し、葛藤する様子も描かれる。
実に見てよかった。皆さんもぜひ。


15:00
映画終わりで次の現場まで少し時間があったので、Twitterで見つけた「ニートマガジン」という同人誌を購入すべく、西日暮里駅前の一箱書店みたいな場所に行く。
3000円ほどで棚の一つを借りて、自由に物販を置けるみたいなお店ですね。最近流行りなのかな。

冊子版「ニートマガジン vol.2」リリースのお知らせ|ニーマガ公式

 

西日暮里、僕が5年働いた某チェーン個別指導塾があった駅だなア。数えきれないくらいに来た場所。
つまりは僕の塾講師はこの町から始まっているのか。
未経験の僕を雇ってくれたのは個人経営だったおじちゃん(しかも推理作家!)で、その人には感謝してもしきれないのだけど、某クソみたいなチェーンに買収されて、いつの間にか雇い主が変わって、給料下げられて、最後はフェードアウトして辞めてやりました。そういう意味で今でも複雑な思いがする。

 

目的の店は駅の高架下の建物だった。
ニート気質の人たちがニートをテーマに文章を書いてまとめた冊子なのらしい。

ニートマガジンVol.1とVol.2

僕も昔から、日本一有名なニートphaさんが好きで、ずっとウオッチしてきたわけですが、そのphaさんも5年前にシェアハウスを辞めて一人暮らしを初めて書店の店員とかやっているし、作家活動をしているから(厳密な)ニートとは言えないのだろう。


僕も実際にニートだったこともあるし、「ニートではない、遅咲きを意味するレイブルだ」と強がってみたこともある(僕のブログのタイトルになっているけど)。
そして今、心はニートだけど、自分で立ち上げた学習塾で週6稼働している始末。ニートとは一体何なのか。
そう、ニートは心のありようだと思うのだ。


僕がVoisyを聞いている聖丁も「青雲之志=ニートになりたい」と言っていたし。
今さらNot in Education、Employment、or Trainingとか本来の意味に立ち返ることもあるまい。
僕も常に「心のニート」を求めているし、この志は変わらないと思う。
世の中の役に立つとか、人を助けたいとかって、ニートになる精神的余裕が生まれてから達成できるものだと思うから。ライスワークから解放されて、金も時間もある人が、最後にたどり着くのが慈善事業だから。
という文章を書いて僕も投稿しようかな。


16:00
目的の本を買って、駅前の薬局でゼリー飲料と栄養ドリンクを補給してから、次なる目的地・飯田橋に向かう。
駅前の飯田橋サクラテラスというビルに、俺たちの丸亀製麺が入っているからin。
そう、1日と言えば「♪投票行って外食するんだ」改め「♪映画に行って丸亀行くんだ」をスローガンにしたい。


普段は釜揚げうどん半額だけど、8月1日に限ってぶっかけうどんも半額になるという。知らんかった。

義務としての丸亀製麺

うまいー。
ぶっかけ大を注文したはずなのに、並になっていたのは少し気になるが。店員さんも搾取労働で疲れていたのだろう。
怒らない。焦らない。一休み、一休み。
精神統一。

 

17:30
そのままサクラテラスのオシャンなキャフェで、AKBオタ時代にオタもだちだったAんなちゃんとお茶。
東京で人生を構築するって、どんな世界なのか。僕には分からなさすぎる。
僕と違って人生を進めている人(結婚、子育て)と話す気まずさはあるが、それでも僕みたいなもんのオタ話に付き合ってくれるのは嬉しい。本当に。
同人誌を渡す。またお互いに近況報告が出来たら良いな。

 

19:00
解散。フリーに。
この時間から行けるイベントもないし、エネルギーもない。泊まるところもない。
この後の身の振り方は。
飯田橋。文京区。そうだ、ジャージャーハウスに行こう!
某文京区にあるシェアハウス。
僕が行くといつも座布団と寝袋を貸してくれる、ありがてえ存在。住人の入れ替わりはあるけど、内2人(Kいでぃー、Hだ)は10年以上の知り合い(というかGWに旅行に行く人たち)。それ以外もだいたいオタク。社不(社会不適合)のたまり場。
スーパーに買い出しに行って、おにぎりとかお茶とか買って、ダラダラとしゃべる。面白い。


新住人のMインくんがあっとオタクでいろいろ話して面白かった。僕はあっとと言えばのトレンディたかしと15年くらい前から知り合いですからね。まあほとんど連絡とっていないけど。LINEは繋がっています。
ぼくもあっとに連れて行ってもらいたいと言ったけど、さらりと流された。これがZ世代ムーブ、なのかもしれない。

 

24:00
シャワー借りて就寝。


(次回に続きます)

【ちろう旅】2024年、夏の東京大型遠征~神奈川編~

7月30日(火)

5:20起床。
目覚ましがマナーモードになっていたから、想定より10分遅れた。
それで延長料金の100円を取られる。致し方なし。
2000円のお支払い(会員登録300円、6時間1600円、10分100円)。やっすい宿泊費。

 

6:00
JRで隣の大磯駅に降り立つ。朝から日差しが強く、暑い。
今回攻略するのは「鎌倉アルプス」「各務原アルプス」に続く、ご当地アルプス第3弾「湘南アルプス

南アルプスは、神奈川県・大磯駅を起点に、まずは標高約180mの泡垂山(あわたらやま)山頂を目指す。この山頂が広大な平地になっていて、これを「湘南平」と呼ぶそうです。そしてそのまま高麗山(こまやま)、八俵山(はっぴょうやま)、浅間山(せんげんやま)を縦走して、高良神社に降りてくるというハイキングコース。
海沿いだから標高0mから、最高峰で181mということだから、ちょっとしたハイキングには十分な高低差。
気がかりなのがこの灼熱地獄だが・・果たして。

スタートは大磯駅から

6:30
駅前のコンビニでアイテムをそろえる。1Lのお茶を500mLペットに移し、冷凍のレモン水みたいなやつ、腹ごしらえの牛乳。こんなとき、株主優待でもらったQUOカードが役に立つ。コンビニ以外でQUOカード使えるところを知らない・・・(笑)
要らない荷物をコインロッカー(400円)にデポし、いざしゅっぱ~つ!

駅から線路沿いに西に。住宅街を登っていくと・・登山道にin。

住宅街を登っていく

登山道に入った!


緩やかに長い階段を上ると、湘南平
めちゃめちゃ開けた場所。ベンチがあったり、ミニ公園にブランコがあったり。
展望台と売店は朝早すぎて固く閉ざされていた・・食堂もあるみたい。

湘南平

360度、海と山が見渡せます。
軽く休憩して、次なる目的地を目指す。
ハイキングコースになっているから、分岐を示す看板も親切。
こんな分岐を通過して

分岐がたくさん

南アルプスの最高峰、浅間山(せんげんさん)181m。

南アルプス最高峰、浅間山

八俵山(はっぴょうやま)→高麗山(こまやま)を縦走して
高良神社の到着~

高良神社 入り口の鳥居

さあ、ここから線路沿いのロードを駅まで歩くが、途中でまた山の斜面を登っていくと、謎の古墳がある。
釜口古墳。住宅街に挟まれて、入り口もフェンスでふさがれていた。

住宅街の中に雑に保存された釜口古墳


そして寄り道して、近くにあった王城山という標高83mの小さい山も登る。
一番上に「明治天皇観漁記念碑」という謎の石碑。

謎の「明治天皇観漁記念碑」


明治天皇が漁夫に網を引かせ捕魚を見たことを記念した石碑なのらしい。海岸沿いにも「明治天皇観漁記念碑(海)」があるとのこと。

そのまま別の登山道に合流して、駅までたどり着いた。
ほとんど休憩なしだったけど、寄り道をしても2時間強の行程。おつかれ山でした~

YAMAPたのしい

9:00
神奈川での前半のイベントがもう終わってしまった。時間を有効利用できている気がして気持ちいい。
あまりの暑さにコンビニで冷凍の水を買ってしまう。これでこの後も戦えそうだ。

 

10:00
藤沢駅に移動。ここから江ノ島電鉄江ノ電)に乗り換え、江ノ島へ向かう。
江ノ島」で降りると、両サイドに海水浴場の砂浜を眺めながら、そのまま江ノ島大橋を歩いて江ノ島に上陸!

江の島に初上陸!

江ノ島に上陸するとすぐに鳥居があって江島神社がお出迎え。
江島神社辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の総称なのらしい。これをめぐるのにもどんどん階段を上る。
なんか有料のエスカレーターもあったけどスルー。徒歩で行かなければ。ただし汗がヤバい。この日、結局3Lくらい水分を摂ることになった。
途中、サムエルコッキング苑という庭園を散策。夜はライトアップして有料になるらしい。
イギリスの貿易商サムエルコッキングが、私財を投じて作った和洋折衷の庭園。園内には世界各国の珍しい植物が植えられている。
日韓の友好を示す「萬世保寧」の石碑が気になった。韓国の保寧市ってところと姉妹都市なんですね。


初めて来る場所で、ろくに調べてもいないから、冒険しているような感覚。
島の西南端、一番奥に「稚児ヶ淵」という、隆起現象でうまれた海食台地があった。
屏風のように連なる断崖の真下にあり、打ち寄せては砕ける波と、富士山の向こうに沈む夕日の美しさで知られ、「かながわの景勝50選」にも選ばれているとのこと。
稚児ヶ淵の名前は、かつて稚児の白菊がここから身を投げたことから付いた。

稚児ヶ淵

「江の島岩屋」という、波の浸食で作られた洞窟が。古くから信仰の対象として崇められ、古くは弘法大師日蓮上人も修行したんだって。源頼朝が先勝祈願に立ち寄った場所ともいわれている。江の島信仰の発祥。
こちらは入場料500円。ここまで来て入らないという選択肢はないだろう。

洞窟を外から見るとこんな感じ

洞窟にin

洞窟の中なのでひんやりと涼しい。奥行152mで富士山の氷穴に通じているといわれている。

ここが江の島の最奥地で、あとは引き返す。炎天下の中、かなり奥まで来て限界が近かったが、波と風のためか船も出ておらず、来た道を戻らなければならない。山の上を通らない下道と言われるルートで少しでもショートカット。

 

海鮮が食いたい。江の島と言えばのしらす生しらす
島の上のほうでは結構どこも空いていてすぐに入れそうだったが、タイミングを逃す。
そして下界に来るとやはり人が多くてどこも並んでいる様子。

 

色んなものをちょっとずつ食いたいので、メニューを物色すると、
しらす問屋とびっちょ本店」というところで「しらす丼御膳」(1680円)がよさげだったのでチョイス。
店員さんが元ラストアイドル間島和奏ちゃんに似てた。

しらす問屋とびっちょ「しらす丼御膳」


しらす丼(ハーフ)としらすかき揚げ。なんて贅沢なんだ。しらす生しらす・釜揚げと選べて、もちろんハーフ&ハーフ。卵は半熟で、ポン酢をかけてくずし、丼にまぶしていただく。周りの野菜とマヨネーズも良いアクセント。めちゃめちゃうまかった。
思いっきり江の島を満喫しちゃったな。

 

さて、東京方面に向かいたい。
このまま江ノ電に乗って海岸沿いを走り、鎌倉を目指すというルートもあったが、鎌倉は今年の元旦に行ったし、次に誰かと一緒に来た機会に譲るとする(独りは、さみしい)。


小田急江ノ島線じゃ芸がないので、湘南モノレール大船駅を目指す。

湘南モノレール大船駅へ!

十数分で大船駅についてしまい、そのままJRで東京方面を目指す。

 

15:00
新宿に到着して、ネットで予約してた歌舞伎町の510カプセルにチェックイン。
さすがに体力を消耗した。この日だけで3Lくらいの水分を摂取している。
すぐに風呂に入って2時間ほど寝る。

 

18:00
もそもそと起き出して、亀戸に向かう。
カメイドクロックで仮面女子の無銭ライブ。
なんか東京遠征のたびにカメクロライブが見れて、実にありがたい。

 

19:00
仮面女子のライブ!
懐かしの「大冒険☆」、「爆音☆ウェーイ」が聞けて嬉しみ。
リーダーの日向こはるちゃんの誕生日だということで、サプライズで「ハピ☆バデ」を披露。トクしちゃった☆

カメイドクロックといえばの仮面女子

森下舞桜ちゃんとチェキ。
マネージャー兼プロデューサー兼チェキ撮影スタッフの永田さんに挨拶したら。認知が切れていて寂しかった(泣)。
とはいえ、まおぴーのサポートで「本(同人誌)書いてた人だ」と思い出してもらえた。ありがとう。

ライブ後に亀戸駅前のブックオフを物色し、また2冊ほど本を買ってしまう。

 

21:00
歌舞伎町に移動してハッスル、ハッスル。

 

22:00
身体が限界だが、歌舞伎町と言えば「ナギチャンラーメン」に行ってみたかったことを思い出す。
もともと「ラーメン凪」というお店があって、新宿歌舞伎町ゴールデン街の小さな一角から始まった伝説の店なのらしい。そういえばゴールデン街を歩くたびに謎のラーメン屋があったことを思い出す。あれかあ。
煮干しの出汁がウリのお店で、今では繁華街に何店舗かある。
その系列のお店なのですが、凪が展開する「ちゃん系」ラーメンで、ナギチャンラーメン。
中華そばと盛り中華がメインなのらしい。ラーメンを注文するとライスが食べ放題。卓上にはキュウリの漬物とマヨネーズ。しかも24時間営業とのこと。

 

歌舞伎町のホストクラブとかキャバクラが林立するど真ん中にあった。
んで中に入ってみると、めっちゃ店員がこっちを見てくる。そうしたらまさかのよっちゃん(笑)
多くは語りませんが、「初期AKB現場のよっちゃん」「模造紙よっちゃん」で通じる人だけに伝われ。

 

なんやかんやで東京離れる時にも良くしてくれたよっちゃん。会うのが5年ぶりとかで、23時に仕事が終わるみたいだったから、軽く飲みましょうとなる。
ちなみにナギチャンラーメンはめちゃめちゃうまかった。チャーシュー麺にしたら肉の量がとんでもなくて、後半苦しかったけど。。。

ナギチャンラーメンのチャーシュー麺

んで時間つぶすためにゴールデン街を散策して、靖国通りでよっちゃんと合流して、日高屋で終電まで瓶ビール。
話の内容は相変わらず空虚だったけど、たまたま東京に来ていて入ったお店で再会するという奇跡に酔いしれた。

 

25:00
ようやっとカプセルに帰還。とにかく動き回り過ぎた一日だった。
こんなんで身体が持つのだろうか。
ゆっくり寝れると思ったら、身体が火照り過ぎて良く寝れないまま微睡んだ・・・

 

(次回に続きます)