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世界で拡大中!ベジタリアンフード~2020年どうする?ニッポン~
43分・
2019.01.30 22:00
2020年のオリンピックに向け、多くの外国人観光客を迎えるニッポン。そのうち5%がベジタリアン(菜食主義者)とも言われるが、実は彼らが安心して食事ができる場所は少ない。今回は、そんなベジタリアン事情を理解するためのヒントが満載! 肉や魚を食べないベジタリアン(菜食主義者)が増える中、“本物そっくり”の刺身まで登場。一方、ソーセージの国ドイツでは、肉の消費量が減る事態に。 こうした中、フランスでは、一部のビーガン(完全菜食主義者)が過激化し、精肉店などを次々と襲撃する事件が。ジパングは、その過激ビーガン団体の幹部との接触に成功。すると、背筋の凍りつくような彼らの考え方が明らかに…。 拡大するベジタリアンフード市場 ヨーロッパで今、ある“食品”が話題となっている。それは本物そっくりの刺身!肉はもちろん魚も食べないベジタリアン(菜食主義者)向けに、オランダの企業が開発したもの。増え続けるベジタリアンのニーズに応じて、“そっくり食品市場”は拡大と進化を続けているのだ。 そこにビジネスチャンスを見出す日本人も。男性3人が立ち上げた「ホクサイキッチン」は、ケータリングサービスを展開中。魚を使わない押し寿司で勝負をかける。 ソーセージの国 ドイツの異変…変化迫られる食肉業界 ドイツで最も好まれてきた豚肉。ベジタリアンの増加を背景に、その消費量が減る事態となっている。180年続くあるソーセージメーカーでは売り上げが激減、大豆で作ったソーセージの販売に踏み切った。社長は、「これは一過性のブームではない」と苦渋の表情。 さらに「ベジタリアン向け」は、物やサービスにまで。ドイツではベジタリアンの親が通わせる幼稚園や、きのこシューズも登場している。 過激化するビーガン 社会問題に 一方、フランスでは、「動物性のものを食べたり利用したりすること」を良しとしない「完全菜食主義者(ビーガン)」の一部が過激化、精肉店を襲撃するなど社会問題となっている。ついには食肉処理場への放火事件まで発生し、過激ビーガンによるものではないかと疑われている。ジパングは、そのパリ代表との接触に成功、質問をぶつけた。「肉も魚も食べる私の人格を否定しますか?」。返ってきた恐るべき答えとは…。