深夜に「ドン、ドン」、駅の自動券売機全5台が壊される 新幹線用も

山田暢史 仙道洸
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 1日午前0時20分ごろ、埼玉県蓮田市本町のJR蓮田駅から「券売機が壊された」と110番通報があった。駅に設置されている自動券売機5台すべてのタッチパネル部分が割られていたといい、県警が器物損壊容疑で捜査している。

 このうち4台はすでに復旧しているが、特急や新幹線用の券売機が壊れたままで、早朝から「みどりの窓口」を開けて対応している。

 岩槻署によると、近くにいた駅員が「ドン、ドン」という音を聞いて駆けつけたところ、券売機が壊れており、駅の西口方面に走って逃げる人物を目撃した。周辺の防犯カメラにはこの直前に、棒のようなものを持った人物が駅の構内に向かう姿が映っていた。署は、この人物が券売機を棒で破壊したとみて調べている。

 逃げた人物は身長160センチほど。男とみられ、黒っぽい色の長袖の上着を着て、黒のキャップ帽に黒のマスクをしていたという。(山田暢史、仙道洸)

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この記事を書いた人
山田暢史
東京社会部|メディア担当
専門・関心分野
農林水産業、食、武道、災害