今年の夏は、台風や地震など、防災意識を高めざるを得ない状況が続きました。その中で警視庁の防災情報を発信するアカウントによる、過去の「防災ボトル」ポストが再び話題に。

私自身、はじめてこのポストを見たときに「準備が必要だ!」 と思ったものの、何となく面倒に感じてしまい、そのうちにすっかり忘れていました。

改めてこのポストを見かけて、正直に「やっぱり準備するのは面倒」と感じてしまいました。だけど、外出先で何かあったときには遅い…。

悩む中、何となくAmazonを徘徊していたところ、このポーチを見つけました。これ1つで、外出時の必要最低限の防災グッズが揃ってしまうのです。

【「キングジム 防災セット」はこんな人におすすめ!】

  • 外出先での”もしも”に備えたい
  • かさばらない防災グッズを探している
  • 「防災ボトル」を作るのが面倒

外出先での”もしも”に備える7アイテム

キングジム 防災セット」の中身は、以下の7アイテムを備えています。いずれも必要最低限のアイテムです。

  • 防災カード
  • 備蓄氷糖(アメ)×2
  • ポケットティッシュ
  • 非常用簡易トイレ(1回分)
  • マスク
  • ホイッスル
  • アルミブランケット

防災カードの裏面は、緊急連絡先を記入する欄のほか、避難場所や持病や薬について、また、災害用伝言ダイヤルや災害時に役に立つウェブサイトへアクセスできるQRコードも記載されています。

もしものときは、パニックになって「どこのウェブサイトにアクセスすればいいんだっけ」「避難場所を忘れた」といったことが抜けがちになるかもしれません。そんなときでも最低限のことが書かれているカードは役に立ちそうです。

ホイッスルは、ホイッスル部分を回すと、中に名前や生年月日などを記入できるIDカードが入っています。あらかじめ書いて、もしものときは首から下げておく、という使い方です。

肝心の吹き心地はというと、思ったよりも吹く力が必要だと感じましたが、小学生から中高年あたりの方なら問題なく使えるのではないかと思います。

お年寄りの方や小さなお子さんには、少し大変だと思うので、別途ブザーなどを用意してもいいかもしれません。

また、アルミブランケットは、サイズが約2130×1370mm。外出先でも厚着のままぐるっと身体全体を覆ってくれるくらいの大きさです。

試しに、私もぐるっとブランケットを覆って、そこから扇風機の風にあててみたところ、風を通すことなく、じんわりとした断熱効果がありました。市販のアルミホイルよりも気持ち薄めですが、きちんと保温・断熱してくれます。

かさばりにくいのがいい!

ポーチはスライドジッパー式で、水や汚れに強いPVC製です。

大きさは約210×148mm(幅×高さ)で、普段使っているロルバーンのB6サイズほどの手帳と比較してみると、一回りほど大きめのサイズ感。

重さは約140gで、厚さも3㎝ほど。バッグにいれても邪魔になりません。

見た目もグレーの落ち着いたカラーなので、通勤・通学バッグに入れっぱなしでもよさそうです。

自分流にカスタマイズしてもいいかも

なお、このポーチの7アイテムは必要最低限なので、自分に合わせてアイテムを追加してみてもいいでしょう。

私は、記事冒頭に紹介した警視庁のポストを参考に、ビニール袋や、小さいウェットティッシュ、常備薬などを追加してみました。

ただ、なんでもかんでも入れると、当然ながらかさばりますし、そもそもポーチのジッパーが閉まらないので(笑)、できるだけ小さなアイテムを選ぶといいかもしれません。

気軽・身軽に防災対策!

警視庁のポストで紹介されていた「防災ボトル」だと、普段水筒も持ち歩く私にとっては、バッグ内でかさばるし…ということもあり、準備が面倒なことも相まって、なかなか手が出ませんでした。

防災セットなら、軽いのはもちろんのこと、ボトルと比べてもかさばることなく持ち歩けます。

大きな準備がいらず、しかも身軽に持ち歩ける防災セット、私にとって、これからの外出の相棒になりそうです。

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