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| 画像 =
| 画像説明 =
| ジャンル = [[特撮]][[テレビドラマ]]
| 放送時間 = 火曜19:00 - 19:30
| 放送分 = 30
| 放送枠 =
| 放送期間 = [[1975年]][[10月7日]] - [[1976年]][[6月29日]]
| 放送回数 = 38
| 放送国 = {{JPN}}
| 制作局 = [[テレビ朝日|NET]]
| 放送局 = [[オールニッポン・ニュースネットワーク|NETテレビ系列]]
| 企画 =
| 製作総指揮 =
| 監督 = [[奥中惇夫]]ほか
| 演出 =
| 原作 = [[石ノ森章太郎|石森章太郎]]
| 脚本 = [[長坂秀佳]]ほか
| プロデューサー = {{Plainlist|
* [[宮崎慎一]]
* 後藤武彦
* [[平山亨]]
* [[鈴木武幸]]
}}
| 出演者 = 千葉治郎、小塙謙士ほか
| 出演者 = {{Plainlist|
* [[矢吹二朗|千葉治郎]]
* 小塙謙士
}}
| 声の出演 = {{Plainlist|
* [[井上真樹夫]]
* [[矢田耕司]]
* [[八奈見乗児]]
}}
| ナレーター = [[田中信夫]]
| 音声 =
| 字幕 =
| データ放送 =
| 音楽 = [[渡辺宙明]]
| OPテーマ = 「[[勝利だ!アクマイザー3]]」
| EDテーマ = 「すすめザイダベック」
| 言語 = [[日本語]]
| 時代設定 =
| 外部リンク =
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| 特記事項 =
}}
『'''アクマイザー3'''』(アクマイザースリー)は、[[1975年]]([[昭和]]50年)[[10月7日]]から[[1976年]](昭和51年)[[6月29日]]まで、NET(現:[[テレビ朝日]])系で、毎週[[火曜日]]19:0019時 - 19:3019時30分に全38話が放送された、NETと[[東映]]制作の[[特撮テレビ番組一覧|特撮テレビ番組]]。および作品内に登場する3人のヒーローのグループ名である。
 
== 概要 ==
『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』の大ヒットを受けて製作された、いわゆる「集団ヒーローもの」のひとつ<ref>{{Cite book |和書 |editor=竹書房/イオン|date=1995-11-30 |title=超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み |publisher=[[竹書房]] |pagespage=128 |id=C0076 |isbn=4-88475-874-9}}</ref>{{R|甦る}}。『ゴレンジャー』と同じく[[石ノ森章太郎]]が原作を担当した。初期は「悪の組織の一員が正義の心に目覚め、かつての仲間と戦う」というストーリーが展開され、主人公ザビタンの苦悩が描かれた。
 
[[第二次怪獣ブーム|変身ブーム]]の沈静化を受けて変身しないヒーローとして製作された{{R|列伝}}。ザビタンたちは普段から異形の姿のままで行動しており、その性格描写には通常のヒーロー以上に力が注がれた。ザビタンやイビルの仮面には数種類のタイプの目を用意して、これを付け替えることで感情を表現した。しかし[[平山亨]]によると本作ではザビタンたちに人間性を持たせるための描写に苦労し、「結局、人間の顔を持たないとダメなんです」と述べている<ref>読売新聞1993年3月15日夕刊</ref>。
 
第2クールからはザビタンたちが強力な{{読み仮名|魔法力|まほうりき}}を使用するようになり、ザビタンは特定の人間の姿に変身するようになる。一方で着ぐるみキャラクター同士の掛け合いも増え、ストーリーもコメディ色が強くなった{{R|宇宙船SP173|甦る}}。当時は漫画『[[がきデカ]]』が人気を博しており、同時期には『ゴレンジャー』もコメディ路線に移行している{{R|列伝}}。
 
予算面では厳しく、プロデューサーの鈴木が「『[[仮面ライダー]]』の半分程度」と証言している{{R|max1}}。ザビタンたちが異形のままなのも変身前の役者を雇う予算を節約したかったからだそうである{{R|max1}}<ref>『東映スーパー戦隊大全  バトルフィーバーJ・デンジマン・サンバルカンの世界』(双葉社・2003年)228頁。</ref>。
 
制作は東映生田スタジオで行われたが、当時『[[仮面ライダーストロンガー]]』と『秘密戦隊ゴレンジャー』の制作も行われていたため{{R|max2}}、スタジオの空きが出ず、夜遅くか早朝にしか撮影ができなかったと鈴木武幸は述べている{{R|max2}}。
 
変身前の俳優がいない代わりに声優のキャスティングには拘っているとされ{{R|max2}}、本作の登場キャラクターは主に「[[青二プロダクション]]」の声優陣が担当した。当時、生田スタジオにはアフレコルームが無く、[[角川大映スタジオ|大映東京撮影所]]の土間ステージに機材を運び込んでアフレコしていたが{{R|max1|max2}}、「[[タバック]]と違い環境が良くなかった」とザビタン役の井上が語っているように{{sfn|大全|2003|pp=84 - 85}}、収録環境は悪く、声優陣が助監督と揉めるとったこともあったため、後にスタジオを借りることになったと鈴木武幸は述べている{{R|max2}}。
 
アクマ族などの設定は前年からの[[オカルト]]ブームの流れを汲むものであり{{R|列伝}}、物語の軸となる「ダウンワールド」は、当時流行していた「[[地球空洞説]]」から着想を得たものである{{Sfn|大全|2003|p=12}}。
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: アクマ族の父と人間の母を持つ混血児。地上侵略を始めたアクマ族に反感を抱き、ダウンワールドを脱走して人間の味方となり、イビル、ガブラと共にアクマイザー3を結成。リーダーとなる。
: 一人称は「俺」{{efn|第37話では「私」とも称している。}}。正義感あふれる真面目な性格で、仲間を思う気持ちは誰よりも強い。一方で、相手をからかうために魔法力を使うことも多い。3人の中では最も知恵者で、悪側を欺いて危機を脱したことが何度もある。
: 他種族との混血児ゆえに他のアクマ族にはない多くの能力を持ち、'''ザラード'''を縦に構えた「ザビタン一文字構え」から華麗な剣技を繰り出す。大きい耳ゆえに聴力が優れており、視力を失った際には聴力のみで戦った(12<ref group="ep">12</ref>
: 頭部に埋め込まれた'''アクマ回路'''のため、'''アクマの紋章'''を前にすると善と悪の心の葛藤によって頭部に赤いひび割れ亀裂が走り、激痛に襲われるのが弱点。
: [[#サイレーン|サイレーン]]とは子供のころからの親友で、ザビタンはサイレーンから人間の素晴らしさを教わった。
: 基本的に無表情だが、戦闘時のみ目に怒りのラインが入る。また、第16話のラストで一度だけ笑顔の表情を見せたことがある。
:; {{読み仮名|南雲 健二|なぐも けんじ}}
:: 第17話から登場。魔法力「変わるんだら〜」によって変身するザビタンの人間態。当初は敵に対する変装用だったが、後に人間界での活動用となる{{R|東映×石ノ森}}。肩書は東都タイムズ所属の記者。
:: 南雲がザビタンだと知っているのはイビル・ガブラ・ダルニアのみで、敵の前で正体を現すことがあったにもかかわらず、島一平ら人間の仲間には秘密のままだった。
:
; <span id="イビル">イビル</span>
: 「正義の貴公子」を名乗るアクマイザー3の1人。当初はザビタンを処刑するため、ガブラと共に派遣された精鋭討伐隊だったが、その心意気に惚れ込みアクマ族を裏切る{{efn|アクマ族ではエリートであり、ザビタンを倒して戻れば警備大隊長の地位が待っていた。}}。
: 口調は古風で、一人称は「拙者」だが、まれに「俺」ということもある。戦闘に勝利した時の決め台詞「どんなもんじゃい!」が印象的。古風でクールかつ戦いを楽しむ好戦的な性格の持ち主。アクマ族に協力した子供に対して冷酷な処罰も辞さなかったが<ref group="ep">第8話</ref>、普段は子供に優しい。
: 軽快な身のこなしとスピードを活かした、'''イラード'''によるアクロバティックな剣術を得意とする。銃の使い手でもあり、'''ジョーガン'''の腕前はザビタンも一目置いているほど。
: たとえ反射による鏡像であっても自分の姿が二つ存在することが信じられず{{efn|DVDのブックレットでは自分の姿にコンプレックスを抱いているとある。}}、鏡や水面といった鏡面の前では動けなくなるのが弱点。また、古風な性格ゆえに上下関係を重んじ、悪と知りつつも師匠であるオオカミーダには逆らうことができなかった<ref group="ep">第23話</ref>
: [[#ダイヤンガー|ダイヤンガー(本名ダイアナ)]]という恋人がいる。
: 戦闘時や怒っている時には目が吊り上がり、硬直した際には垂れ下がる。首に赤いマフラーを巻いているが、登場初期とオープニングでは巻いていない。
:* 企画書では、「斗いを調子よくスポーツ感覚で楽しんでいるゆえ、アクマの紋章の影響を受けない」とされている{{R|大全集}}。
:
; <span id="ガブラ">ガブラ</span>
: アクマイザー3の1人で、自称「良い子の味方ガブラちゃん」。イビルと同じくザビタン精鋭討伐隊の一人だったが、ザビタンに助けられたことがきっかけとなりアクマ族を裏切った。
: [[関西弁]]風の口調で、一人称は「ワイ」。やや知性に欠けており、性格はお人好し。ゆえに敵の策略にはまりやすく、頭が悪いことを口癖のように言うが、学歴は高くアクマ国立大学を出ているらしい<ref group="ep">第30話</ref>
: 怪力の持ち主で、'''ガラード'''による剣術よりも豪腕や'''デンブル'''を振り回した戦法を得意としている。普段は腕に取り付けられたスプリングによって力を抑えているが、戦闘時には解除する。火に強く水をエネルギー源としているが、半面、腹に穴を空けられると水が漏れて弱体化してしまうのが弱点。そのためか常時「巨大バンソウコウ」を所持している。
: イビルとは付き合いが古く、ダイヤンガーとも面識がある。
: 他の2人とは異なり表情の変化は見られない。
:* 企画書では、「鈍感で善の意識がはっきりしないため、アクマの紋章の影響を受けない」とされている{{R|大全集}}。
:; <span id="ガブラッチョ">ガブラッチョ</span>
:: 第25話から登場。魔法力「変わるんだら〜ガブラッチョ」によって変身する[[ダチョウ]]。自称も「子供の神様」になっている。
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=== アクマイザー3の協力者 ===
; {{読み仮名|島 一平|しま いっぺい}}
: 東都タイムズの新聞記者{{R|東映×石ノ森}}で、アクマイザー3の理解者の一人。
: アグマー程度なら倒すだけの実力はあるものの、少々ドジなところがあり「俺って未熟だなぁ」とよく呟くが、記者としてアクマイザー3の仲間としてその勇敢さは時にアクマ族に目をつけられることもある。結構清潔で短髪にもかかわらず毎日洗髪している<ref group="ep">第33話本人談)</ref>。南雲がザビタンの変身であることに最後まで気が付かなかった。
:* 演じた千葉治郎は、自ら志願して三枚目を演じたと述べている<ref>{{Cite book|和書|title=創刊15周年記念 [[テレビマガジン]]特別編集 [[仮面ライダー]]怪人大全集|date=1986-10-10|publisher=[[講談社]]|page=216|chapter=「仮面ライダーSTAFF CAST SPONSORインタビュー CAST編」|isbn=4-06-178402-1}}</ref>。
:
; {{読み仮名|渚 ジュン|なぎさ ジュン}}
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:
; {{読み仮名|島 光彦|しま みつひこ}}
: 小学生で、一平の弟。「どうして?」が口癖。ダルニアとは一緒に遊びに行くほど仲がよい。第38話(最終回)で一度だけザビタンが化けたことがある。
:
; {{読み仮名|有沢 美子|ありさわ よしこ}}
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=== アクマ族 ===
; <span id="メザロード">メザロード</span>
: アクマ族の警備連隊長{{efn|S.I.C. HERO SAGAにおいては「地球討伐隊アクマ族連隊長」。}}で、アクマイザー3の仇敵とも言うべき存在。本来はイビルの上官になるはずだった人物。登場回数も多く隊長怪人の作戦に直接指示を与えることも多い。
: 冷酷かつ残虐の限りを尽くす卑劣漢で、ザビタンの両親や親友サイレーンの命を奪った張本人。この他にもイビルは恋人ダイアナを殺され、ダルニアは姉マジョルカを死に追いやられた{{efn|ザビタンは第37話の決着時にこれらのアクマの名を挙げて怒りをぶつけている。}}。
: 専用のジャンケルや物体を消滅させる怪光線を放つ指令棒を武器とする。ザビタンを目の敵にしており、常時'''アクマの紋章'''を携帯している。自らを「不死身」とうそぶくように、何度倒されてもパワーアップして蘇る悪魔力'''メザロード再生'''を持ち、事実上メザロードを倒すのは不可能である。
: 第37話において、バスカルたちから伝授されたニューライトアタックを使ったアクマイザー3により、岩に閉じ込められ、それに伴い再生能力を無効化され封じられる。
: ノッペラー親子<ref group="ep">第24話</ref>やバスカルの父・キリンダー<ref group="ep">第32話</ref>、ナメナメーダ<ref group="ep">第34話</ref>が登場した際にも姿を現し、「平和党四人衆」とは浅からず因縁がある。
: S.I.C. HERO SAGAにおいては「ザビタンの父・初代ザビタンの幼馴染」という設定が追加されている。
:
; 隊長怪人
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: 第37話・第38話に登場。アクマ族総師団長で、大魔王ガルバーの右腕的存在。
: 大魔王ガルバーから与えられた「不滅の盾」でアクマイザー3に挑み、これを駆使した「地獄パンチ」が得意技。腰にジャンケルも装備しているが本編では未使用。
: 大魔王ガルバーは、本作にはゲベルやメザロードとの会話の声のみでしか登場しないため、ゲベルが本作におけるアクマイザー3の最大最強の敵となっている。
:
; <span id="大魔王ガルバー">大魔王ガルバー</span>
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==== アクマイザー3の味方および中立的なアクマ族 ====
; <span id="ダルニア">ダルニア</span>
: 第2話から登場。ピンクの花吹雪とともに現れる、戦いを見ることを好むアクマ族の女性花の精{{R|東映×石ノ森}}
: 卑怯な行為を嫌い、度々アクマイザー3の危機を救う。ザビタンに恋心を抱いているが、嫉妬深い一面もみられる。
: 専用のジャンケル'''ケン銃'''電子剣からミサイル銃に変形させることができる{{R|東映×石ノ森}}。両から破壊光線'''ダルニアビーム'''を放つ他、腰を叩くことで姿を消す能力{{R|東映×石ノ森}}や敵の武器を消滅させる魔法力も使える。
: アクマ族を裏切ってからは人間らしく優しい心を育むようになるが、それと引き換えにダルニアビームが連射できなくなるなど戦闘能力が衰え、次第に非戦闘要員となっていった。諜報活動などでザビタンに協力する。アクマイザー3はその異形の容姿から地上界の人間から恐れられ、そのため公の場では一般の人の目には写らないように活動しているが、彼女だけは何事も無く人間社会で暮らしており、光彦と遊びに出かけても他の人間からも驚かれる描写もない。また光彦と一緒におやつを食べる場面も多い。
: [[#マジョルカ|マジョルカ]]という姉がいたが、二人に組み込まれていた'''[[#双生児アクマ回路|双生児アクマ回路]]'''のために悲しい別れをすることになる<ref group="ep">第10話</ref>
: 最終回ではザビタンたちを救うためにゲベルに[[一騎討ち]]を挑んだ。
:
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; <span id="ダイヤンガー">ダイヤンガー</span>
: ダイヤと[[昆虫]]の特性を持つアクマ族で、本名は'''ダイアナ'''。ダウンワールドではイビルとは婚約していた恋人同士で、ガブラとも面識がある。
: 専用のジャンケルが武器で、得意技は羽根を取り外して爆弾として投げつける「ダイヤンガーウイング」。イビルによれば本来は美しい自然を愛し争いを好まない性格で{{efn|劇中では天使みたいな人と称された。}}、イビルとの再会を決意した際にはそのことを恥ずかしげに期待する乙女のような一面を持つが、メザロードの策略で隊長としてアクマイザー3と対峙することになる。必死のザビタンとガブラの説得によりイビルと再会することを決心した。しかし束の間の再会後にメザロードに殺される。
:
; <span id="ユキオンナ">ユキオンナ</span>
: ダウンワールドではガブラの幼馴染で愛称は「ユキちゃん」。過去にガブラを騙したり小遣いをせびり取っていた。[[雪女]]の特性を持つアクマ族で、体温はマイナス100°c100℃。[[雪だるま]]に変化して頭部と胴体を分離し、転がって移動したり、敵に体当たりする。腰に付いた銃で相手を凍らせ、雪だるまに閉じ込める。氷工場を乗っ取り、東京中のガス管に冷気を送り込んで東京を凍てつかせる「東京冷凍作戦」を指揮する。アクマイザー3の旧友たちの中でユキオンナだけは最後まで隊長としての任務を貫き、ガブラの説得に応じることはなかった。ユキオンナの死後にガブラは嗚咽しながら号泣した。
:
; <span id="オオカミーダ">オオカミーダ</span>
166 ⟶ 183行目:
:
; <span id="キリンダー">キリンダー</span>
: [[麒麟]]の特性を持つアクマ族。元々は「幻の大剣士」の異名を取る腕利きのアクマ族であったが、争いを嫌い地上で屋台のタコ焼き屋を営み孫娘のキリ子とひっそりと暮らしていた。人間に化けることも可能で普段は「{{読み仮名|阿久 リン平|あく リンぺい}}」という老人の姿をしている。
: 飄々とした態度でメザロードからの要請も受け流していたが、孫の命を盾に取られアクマイザー3と対峙させられることになる。戦闘能力は非常に高く人間態のままでもアグマーの群れを圧倒したほか、アクマイザー3との対戦ではジャンケル二刀流で3人と互角以上に戦っただけでなく、魔法陣アタックの直撃にも耐えるほどの防御力も見せる。最終的にはキリ子をアクマイザー3に救出され和解し、4人でメザロードたちを撃退。孫とともに平穏な暮らしに戻っていった。
:
172 ⟶ 189行目:
: ダウンワールドの大臣で、マジョルカ・ダルニア姉妹の父。病身のためダウンワールドから動けず、使者として遣わしたカラスに声を写す形でのみ登場する。
: アクマイザー3にゲベル打倒のため「アクマイザーアタック」の使用を要請する(これを使うことは死にも等しいことと承知していた)。
:* 石森章太郎によるラフデザインが存在したが、着ぐるみは製作されなかった{{Sfn|大全|2003|p=95}}。
 
==== 平和党四人衆 ====
181 ⟶ 198行目:
; バスカル
: 平和党委員長で、キリンダーの息子{{Sfn|全怪獣怪人 下|1990|p=185}}。
:* 脚本や、デザイン画の書き込みに「Jrキリンダー」とある{{Sfn|大全|2003|p=77}}。
; ノッペラー
: 地上を水没させる日本沈没作戦のため、ある村の水脈とダウンワールドの水脈とをつなげたが、善悪の区別がつかない性格のため村の水不足を補うためにその方法を本気で探した結果、メザロードの叱責を受けた。
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: ノリと勢いで行動する性格であり、ザビタンが化けたメザロードの指示を勘違いして自分から水脈を塞ぐ。そのためザビタンから礼を言われ、その光景を見たノッペラーJr.からは「(自分が勝てなかった存在である)ザビタンに頭を下げさせた」と解釈される結果となった。
: かつてダルニアにラブレターを渡したことがあるためダルニアに弱い。またメザロードとは同じ小学校出身で、メザロードから「定年までヒラの隊長止まりだ!」と罵られたり出世の差を気にしたりしている。最後に別の水脈を掘り当てて村の水不足を救い、村人たちの感謝を受けつつ息子と共にダウンワールドへ帰還した。
: また物語終盤では「Jr.は強い子(だから自分がいなくなっても大丈夫)だ」と言い残し、命懸けの戦いに赴く。
: 鋭い爪のある人間の手の形をした頭部に一つ目という容姿で、Jr.はそれを縮小したような容姿である。
; ノッペラーJr.
204 ⟶ 221行目:
: ザラードを敵に投げ付けてぶつける必殺技。
; ザビタンノヴァ{{efn|書籍によっては、名称を'''ザビタンノバ'''と記載している{{R|全怪獣180|宇宙船SP173}}。}}
: 両肩に装着する小型ミサイルポッド{{R|東映×石ノ森}}。普段はベルト脇に装着されている。
: ザビタンの持つ最大の武器で、アクマ族のアジトや戦車を破壊するほどの威力を持つ。
; 変わるんだら〜{{efn|第13、14話では「ザビタンチェンジ」「チェンジザビタン」という魔法名だった。}}{{efn|『全怪獣怪人 下巻』では、名称を「'''変わるんだらぁ'''」と記載している{{R|全怪獣180}}。}}
: 自身の姿を変える魔法力。元の姿に戻る際には'''戻るんだら〜'''を使用する{{efn|イビルとガブラも共通の魔法力を使用するが、それぞれ語尾に「イビルッチョ」「ガブラッチョ」と付く。}}。
: 人間に変身する際、当初は一平の姿を借りていたが、第17話から'''{{読み仮名|南雲 健二|なぐも けんじ}}'''というオリジナルの姿となる。それ以外にも他のアクマ族・人間の女性や子供に化けることも可能だが、南雲以外の人間の姿では耳にピアスが付く。
; 作るんだら〜
: ある物質を材料にして、別の物質を生成する魔法力。食物や生物を生成することもできる。
222 ⟶ 239行目:
=== イビルの武器・技 ===
; イラード
: イビル専用のジャンケル。状況に応じてジャンケルとジョーガンの形態を自由に変化させることが可能。
; ジョーガン
: 破壊光弾を連射できる2連装の電子銃{{sfnSfn|大全|2003|p=17}}。イビル自身の射撃能力と相まって命中率も高い。
; フライヤー
: 蝙蝠を模した小型飛行偵察メカ。普段はベルトのバックルになっている。
237 ⟶ 254行目:
; 変わるんだら〜イビルッチョ
: 無生物(主に道具)に変身する魔法力。変身した物には、イビルの目と側頭部の蝙蝠の翼状の飾りが付く。
: 劇中ではコップ・バケツ・提灯{{efn|照明が欲しかったが、古風な性格からライトになれなかった。}}・巨大扇風機・シーソー・杖・消火器に変身した。
 
=== ガブラの武器・技 ===
258 ⟶ 275行目:
=== 合体技 ===
; ジャンケルクロス
: ザラード、イラード、ガラードの三本のジャンケルをクロスさせ、「唸れジャンケル! 我らアクマイザー3!! 」と名乗りを上げる。これを行うことで、各々の力を3倍に上げることができる。
; 魔法陣アタック
: 最も多用されたメインの必殺技。「アームクロス!」の掛け声でイビルとガブラが腕を組んで足場を形成し、それを利用してザビタンが「ホップ! ステップ! ジャンプ!」を掛け声に三段跳びで敵に飛び込みザラードで攻撃する。当初は剣先を敵に突き刺していたが、後に柄(護拳)で殴りつける方法に変わる。
: 変則技も多くあり、ザラードを使わず敵の首を股の間に挟み、回転して投げ飛ばすことも多い。
:; 魔法陣ドリルアタック
:: 魔法陣アタックの変則技の1つで、ザビタンがドリルのように回転しながら攻撃する。ゴルゴン戦で使用し、弱点である右手の蛇を攻撃して倒した。
:; 魔法陣アタックドリルミサイル
:: 魔法陣アタックの変則技の1つ。アクマ族 実力ナンバー1と言われるキリンダーにダメージを与えた。
:; 魔法陣アタックドリームアタック
:: 魔法陣アタックの変則技の1つ。ガマーダを倒した。
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: 単一目標に向かって、3人のキックを叩き込む必殺技。一旦はメザロードを倒したが、メザロードの持つ再生能力により復活される。
; {{読み仮名|X攻撃|エックスこうげき}}
: イビルとガブラがザビタンの前を交差しながらジャンプしザビタンがその交差点からザビタンがザラードで相手を斬りける。
; {{読み仮名|シーソー斬り|シーソーぎり}}
: イビルが変身したシーソーの端にザビタンが乗り、反対側にガブラが反対側に飛び乗ることで空中に射出されたザビタンがザラードで相手に斬りかかる。
; ニューライトアタック
: メザロードを倒すために、平和党四人衆から伝授された魔法陣アタックの強化版。使用すると極限まで体力を消耗させる。
: 跳び上がったイビルとガブラが横並びになって腕を組んで足場を形成し、それを利用してザビタンが敵に飛び込みザラードで敵を殴りつける。メザロードを岩に封じて行動不能にしたが、不滅の盾を持つゲベルには弾き返される。
; アクマイザーアタック
: 最終話で、ダルニアの父から伝授され特訓の末に身につけ編み出した、捨て身の最終必殺技。3人がフォーメーションを組んで、△ → ○ → ▽の順に[[六芒星]]を描き、その後に中心に集まった3人い、ジャンプし肩車を組みながら特攻をける。使用すれば、その成就に関係なく自らを死に至らしめる。不滅のを破りゲベルを倒したが代償としてアクマイザー3も爆死した。ノッペラーJr.以外の平和党四人衆もこの技を使用したが、▽を組み立てなかったがために不発に終わった。
 
=== メカニック ===
:{{機動兵器
|名称=ザイダベック号
|最高時速=999{{nbsp}}[[キロメートル|km]](空中・水中){{R|東映×石ノ森}}
}}
; ザイダベック号
: 元々はアクマ族が所持していた地上進出のための空中戦艦。普段は幽霊船の姿で、メザロードが地上侵略第1号作戦で人間をさらうのに使用していた。第1話で裏切ったガブラが奪取しアクマイザー3の主力移動メカとなる。
: 「幽霊船から、ザイダベック号にチェンジ!」の合図でずんぐりした怪魚のような形態に変わる。東京・南極間を数分で往復可能。タキオンエンジンが動力で内部に巨大工場ギャリバーを修理する格納庫{{R|東映×石ノ森}}があり、一平宅以外でのアクマイザー3の住居となっている。何でも知っているコンピュータが設置されており、目的地を設定すことで自動操縦でたどり着く{{R|東映×石ノ森}}。煙幕装置・ゴールデンアームなどを装備。基本的にザビタンが操縦するがイビル・ダルニアも操縦可。
: 第37話でゲベルにより奪還されたが、直後に登場した「平和党四人衆」によって再びアクマイザー3の手に戻る。
: テール部分が赤と白の縞模様、それ以外の部分は青地に白の星([[星条旗]]と同じ)。
:
:{{機動兵器
|名称=ギャリバー
|全長=1.8{{nbsp}}[[メートル|m]]
|重量=330{{nbsp}}[[キログラム|kg]](共通){{R|東映×石ノ森}}
|2名称=ギャリバード
|2最高速度=時速333{{nbsp}}km{{R|東映×石ノ森}}
}}
; ギャリバー
: ザイダベック号に格納された、潮汐エンジンを動力源とするアクマイザー3専用の3台の[[オートバイ]]{{R|東映×石ノ森}}
: 主に偵察用に使用され、それぞれザビタンがギャリバーA、イビルがギャリバーB、ガブラがギャリバーCに乗車する。
:; ギャリバード
:: 「トライキャッチ!」の掛け声によって、3台のギャリバーが合体した両サイドカー。中をギャリバーA、左サイドをギャリバーB、右サイドをギャリバーCが構成する。
:: 最高速度:時速330キロメートル
:: 走行速度が強化された他、両翼下部の武装'''ギャリバーキャノン'''{{R|東映×石ノ森}}による砲撃が可能となる。サイドに乗り込むイビルとガブラはうつぶせになって乗車する。
:: 「トライキャッチ!」の掛け声によって、3台のギャリバーが合体した両サイドカー。中央をギャリバーA、左サイドをギャリバーB、右サイドをギャリバーCが構成する。
:: 走行速度が強化された他、武装'''ギャリバーキャノン'''による砲撃が可能となる。サイドに乗り込むイビルとガブラはうつぶせになって乗車する。
 
== アクマ族の戦力 ==
; アクマ族戦車
: アクマ族の怪兵器。劇中では単に戦車と呼ばれている。主砲からのジェット噴射によって飛行も可能{{R|東映×石ノ森}}
; <span id="不滅の盾">不滅の盾</span>
: アクマ族に伝わる最強の武器で、大魔王ガルバー曰く「王者の盾」。単に攻撃から身を防ぐだけでなく、様々な悪魔力を発揮する。
304 ⟶ 331行目:
== 用語 ==
; アクマ族
: およそ2万年前、一部の人類は悪化していた地球環境から身を守るために地球内部の空洞の地底に移住して生活するようになった。これらの人々は人類とは異なる進化を遂げ、地底下の異質苛酷な環境に応するために自らの体を改造して[[サイボーグ]]となり、数々の特殊能力を身につけた{{R|東映×石ノ森}}。地底生活に順応するための度重なる改造で人間とは似ても似つかない容姿に変貌した彼らは、その姿を見た地上の者からは[[悪魔]]と恐れられ、自らも「アクマ族」と名乗るようになる。
: 「強き者が生き、弱い者は死ぬ」という[[弱肉強食]]の考えのもと、古来より地上の人間をさらっては、強い者は[[奴隷]]に、弱い者は赤い血のワインの材料としてきた。やがて、ダウンワールドが住み難くなったため、地上への侵略を開始する。
: 機械的サイボーグが薬草を塗りつけることで傷が治ったり、人力で動かすコンピューターが登場するなど、科学と魔法が混合したような文化を持つ。
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=== スーツアクター ===
* ザビタン - [[高橋利道]]{{R|列伝2}}、[[春田純一|春田三三夫]]<ref>『[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]』Vol.18([[朝日ソノラマ]]・1984年) p.5</ref>、[[岡本美登]](後半)<ref>{{Cite book |和書 |title=東映ヒーローMAX |volume=Vol.3 |publisher=[[辰巳出版]] |year=2002 |isbn=978-4886418296|page=56|chapter=INTERVIEW 岡本美登}}</ref>{{R|仮面俳優143}}
* イビル{{R|列伝2}} - [[益田てつ|益田哲夫]]{{R|列伝2}}
* ガブラ - 竹下誠治{{R|列伝2}}、吉田昌雄{{R|列伝2}}
* ダルニア - 日高ゆり{{Sfn|大全|2003|pp=4,202}} - 日高ゆり
* 兵士アグマー - [[喜多川2tom|喜多川務]]{{R|仮面俳優153}}、[[村上潤]]{{R|20th95}}
* [[山岡淳二]]、[[大葉健二|高橋健二]]、[[井上誠吾]] ほか([[ジャパンアクションエンタープライズ|JAC]]){{Sfn|大全|2003|p=202}}
 
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[[渡辺宙明]]がBGMおよび主題歌・挿入歌を作・編曲した。
 
挿入歌の初出は「最新テレビまんが人気者(アイドル)デラックス」というLPレコード(CW-7051、[[日本コロムビア]]より1976年3月発売)である。同LPには本作と『[[UFOロボ グレンダイザー]]』から各7曲(OP+ED+新録音の挿入歌5曲)、合計14曲が収録された。その後、「アイドルデラックス」は2 - 4作品の主題歌・挿入歌集(14 - 16曲収録)としてシリーズ化された。
 
=== 主題歌 ===
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参照{{Harvnb|宇宙船SPECIAL|1998|p=213}}
{| class="wikitable"
 
|-
! 放映日 !! 話数 !! サブタイトル !! 登場怪人 !! 脚本 !! 監督
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* ゴルゴン{{efn|書籍によっては、名称を'''ゴルゴーン'''と記載している{{Sfn|全怪獣怪人 下|1990|p=185}}{{R|宇宙船SP213}}。}}(声 - [[増岡弘]])
| 田口成光
|rowspan="2"| 佐伯孚治
 
|- style="text-align: center;"
| 5月11日
| colspan="5"| 14話「なぜだ?! 一平がふたり?」を再放映<ref>「テレビマガジン全作品リスト」[[講談社]]テレビマガジンヒーロー大全集 1987年 p234</ref>。
 
|- style="text-align: center;"
| 5月18日
| 32
| なぜだ?! アクマの逃亡者
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* キリンダー(人間態および声 - [[増田順司]])
| 伊上勝
| 佐伯孚治
 
|- style="text-align: center;"
713 ⟶ 745行目:
== 放送局 ==
{{出典の明記|date=2019年1月|section=1}}
* NET(NETテレビ(現:[[テレビ朝日]]):火曜 19:00 - 19:30
* [[北海道テレビ放送|北海道テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[北海道新聞]]』(縮刷版) 1976年(昭和51年)3月、テレビ欄。</ref>
* [[東日本秋田放送]]:1917:00 - 1917:30<ref>『河北[[秋田魁新報]]』1975年10月13日 - 1976年7月6日付朝刊、テレビ欄。</ref>
* [[福島中央山形テレビ]]:月 - 木1618:3000 - 1718:0030<ref>『福島民報[[日刊スポーツ]]』1976年7612日 - 9月165日付朝刊、テレビ欄。</ref>
* [[新潟東日本放送]]:1719:3000 - 1819:0030<ref>『[[河日本報]] 19761975110月7日付朝刊16面、テレビ欄。</ref>
* [[福島中央テレビ]]:月 - 木曜 16:30 - 17:00<ref>『[[福島民報]]』1976年7月12日 - 9月16日付朝刊、テレビ欄。</ref>
* [[名古屋テレビ放送|名古屋放送]]
* [[新潟放送]]:水曜 17:30 - 18:00<ref>『[[北日本新聞]]』 1976年1月7日付朝刊16面</ref>
* [[ABCテレビ|朝日放送]]
* [[テレビ山]]: 1718:3000 - 18:0030<ref>『日刊スポーツ』1975年10月23日付朝刊、テレビ欄。</ref>
* [[長野放送]]:木曜 17:00 - 17:30<ref>『日刊スポーツ』1976年6月3日付朝刊、テレビ欄。</ref>
* [[九州朝日放送]]
* [[名古屋テレビ放送|名古屋放送テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30
* [[ABC朝日放送テレビ|朝日放送]]:火曜 19:00 - 19:30
* [[山陰放送]]:月曜 18:00 - 18:30<ref>『[[山陰中央新報]]』1975年12月テレビ欄。</ref>
* [[広島ホームテレビ]]:火曜 19:00 - 19:30
* [[瀬戸内海放送]]:火曜 19:00 - 19:30
* [[テレビ山口]]:水曜 17:30 - 18:00
* [[九州朝日放送]]:火曜 19:00 - 19:30
 
== 劇場版 ==
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== 漫画版 ==
* [[月刊少年マガジン]](作画:[[やまと虹一]])1975年10・11月号
* [[テレビマガジン]](作画:[[土山よしき]])1975年1011月号 - 1976年6月号
** 1976年1月号増刊 人気ヒーロージャンボ号(作画:やまと虹一)
** 1976年4月号増刊 8大ヒーロージャンボ号(作画:[[成井紀郎]])
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== ネット配信 ==
* [[2015年]][[4月8日]]から[[8月19日]]まで、[[YouTube]]の「東映特撮 YouTube Official」にて全38話が配信された。
 
== 関連項目 ==
* [[超神ビビューン]]
* [[S.I.C.|S.I.C. HERO SAGA]] - ザビタンの父親の戦いを描いた作品を掲載。
* [[石ノ森章太郎 生誕70周年記念 アクマイザー3 超神ビビューン MUSIC COLLECTION]]
* [[戦え!ぼくらのヒーロー大集合]] - 本作の放送期間中の[[1976年]][[5月15日]]に放送。番組後半にアクマイザーが『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』『[[ザ・カゲスター]]』と共に登場。
* [[仮面ライダー剣]] - 同作に登場する仮面ライダーカリスはザビタンを裏モチーフにしている{{要出典|date=2016<ref>『装着変身マニアックス』p.40、徳間書店、20067月}}</ref>
* [[仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム]] - 本作のヒーローをモチーフにした3人の悪魔「ザタン」「イール」「ガーラ」が登場する。
* [[三銃士]] - 文学作品。本作品の基となっており、ダルニアの由来も「[[ダルタニアン]]」からである{{要出典|date=2016年7月}}。
 
== 脚注 ==
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<ref name="宇宙船SP173">{{Harvnb|宇宙船SPECIAL|1998|p=172}}</ref>
<ref name="宇宙船SP213" >{{Harvnb|宇宙船SPECIAL|1998|p=213}}</ref>
<ref name="東映×石ノ森">{{Harvnb|東映×石ノ森|2010|p=76-79|loc=「アクマイザー3」}}</ref>
<ref name="甦る">{{Cite book|和書|date=2013-9-10|title=甦る!石ノ森ヒーローファイル|series=Gakken Mook|publisher=[[学研ホールディングス|Gakken]]|page=58|chapter=ヒーローファイル アクマイザー3|isbn=978-4-05-610166-9}}</ref>
<ref name="列伝">{{Harvnb|昭和石ノ森ヒーロー列伝|2013|pp=40-45}}</ref>
<ref name="列伝2">{{Harvnb|昭和石ノ森ヒーロー列伝|2013|p=112|loc=各番組情報}}</ref>
<ref name="仮面俳優143">{{Harvnb|仮面俳優列伝|2014|pp=143-152|loc=「第4章 東映ヒーロー史に刻み込まれた匠の技と業 13 [[岡本美登]](東映ヒーローMAX vol.29掲載)」}}</ref>
<ref name="仮面俳優153">{{Harvnb|仮面俳優列伝|2014|pp=153-162|loc=「第4章 東映ヒーロー史に刻み込まれた匠の技と業 14 [[喜多川2tom|喜多川務(2tom)]]」(東映ヒーローMAX vol.39掲載)}}</ref>
<ref name="20th95">{{Cite book|和書|date=2019-04-10|title=スーパー戦隊 Official Mook 20世紀|volume-title=1995 [[超力戦隊オーレンジャー]]|publisher=[[講談社]]|series=講談社シリーズMOOK|page=33|chapter=スーパー戦隊制作の裏舞台 [[村上潤]]|isbn=978-4-06-513710-9}}</ref>
<ref name="max1">{{Cite journal|和書|date=2002|title=東映ヒーロー偉人伝 第1回 鈴木武幸|journal=東映ヒーローMAX|volume=Vol.1|page=47|publisher=[[辰巳出版]]|isbn = 978-4886417312}}</ref>
<ref name="max2">{{Cite journal|和書|date=2002|title=「アクマイザー3」「超人ビビューン」プロデューサー 鈴木武幸|journal=東映ヒーローMAX|volume=Vol.2|pages=90-91|publisher=[[辰巳出版]]|isbn=978-4886417602}}</ref>
}}
=== 参照話数 ===
 
{{Reflist|group="ep"|2}}
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|date=1990-11-30|title=[[全怪獣怪人]]|publisher=[[勁文社]]|volume=下巻|id=C0676|isbn=4-7669-1209-8|ref={{SfnRef|全怪獣怪人 下|1990}}}}
* {{Cite book|和書|others=監修 金田益実|date=1998-05-30|title=[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]SPECIAL ’70年代特撮ヒーロー全集|publisher=[[朝日ソノラマ]]|isbn=4-257-03533-1|ref={{SfnRef|宇宙船SPECIAL|1998}}}}
* {{Cite book|和書|author=岩佐陽一|date=2003-02-25|title=アクマイザー3 超神ビビューン大全|publisher=[[双葉社]]|isbn=4-575-29526-4|ref={{SfnRef|大全|2003}}}}
* {{Cite book|和書|date = 2010-10-29|title =なつかしの東映×石ノ森 ヒーロー大図鑑|publisher = 講談社|isbn = 978-4-06-364833-1|ref = {{SfnRef|東映×石ノ森|2010}}}}
* {{Cite book|和書|date=2013-10-15|title=昭和石ノ森ヒーロー列伝|series=HYPER MOOK|publisher=[[徳間書店]]|isbn=978-4-19-730131-7|ref={{SfnRef|昭和石ノ森ヒーロー列伝|2013}}}}
* {{Cite book|和書|date=2014-12-20|others=鴬谷五郎[編著]|title=東映ヒーロー仮面俳優列伝|publisher=[[辰巳出版]]|isbn=978-4-7778-1425-1|ref={{SfnRef|仮面俳優列伝|2014}}}}
== 関連項目 ==
* [[超神ビビューン]]
* [[S.I.C. HERO SAGA]] - ザビタンの父親の戦いを描いた作品を掲載。
* [[石ノ森章太郎 生誕70周年記念 アクマイザー3 超神ビビューン MUSIC COLLECTION]]
* [[戦え!ぼくらのヒーロー大集合]] - 本作の放送期間中の[[1976年]][[5月15日]]に放送。番組後半にアクマイザーが『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』『[[ザ・カゲスター]]』と共に登場。
* [[仮面ライダー剣]] - 同作に登場する仮面ライダーカリスはザビタンを裏モチーフにしている{{要出典|date=2016年7月}}。
* [[仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム]] - 本作のヒーローをモチーフにした3人の悪魔「ザタン」「イール」「ガーラ」が登場する。
* [[三銃士]] - 文学作品。本作品の基となっており、ダルニアの由来も「[[ダルタニアン]]」からである{{要出典|date=2016年7月}}。
 
{{前後番組|
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前番組=[[カリメロ]]<br />(第1作)|
次番組=[[超神ビビューン]]}}
 
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{{アクマイザー3}}
{{石ノ森章太郎}}
 
{{DEFAULTSORTデフォルトソート:あくまいさあすりい}}
[[Category:アクマイザー3|*1]]
[[Category:石ノ森章太郎の実写作品]]
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[[Category:1975年のテレビドラマ]]
[[Category:1970年代の特撮作品]]
[[Category:長坂秀佳脚本のテレビドラマ]]
[[Category:伊上勝脚本のテレビドラマ]]
[[Category:ダルタニャン物語をベースとしたフィクション作品]]
[[Category:地球空洞説を題材とした作品]]
[[Category:変身ヒーローを題材としたテレビドラマ]]
[[Category:三人組を主人公としたテレビドラマ]]
[[Category:幽霊船を題材とした作品]]
 
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