「新造人間キャシャーン」の版間の差分

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{{pp|vandalism|small=yes}}
{{Redirect|キャシャーン|2004年の映画|CASSHERN|2008年のアニメ|キャシャーン Sins}}
{{一次資料|date=2014年7月}}
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}}
{{Infobox animanga/TVAnime
|原作= [[吉田竜夫]]、[[タツノコプロ|タツノコプロダクション]]企画室
|総監督= [[笹川ひろし]]
|キャラクターデザイン= 吉田竜夫、[[天野喜孝|天野嘉孝]]
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== ストーリー ==
{{不十分なあらすじ|date=2017-10-26}}
ある日、'''東光太郎'''博士が開発を手掛けた公害処理用[[ロボット]]・BK-1が[[落雷]]の衝撃を受け、[[自我]]に目覚めてしまう。公害の元凶となっている人間を処理すべきと考えるようになったBK-1は、'''ブライキングボス'''を自称して戦闘ロボット軍団'''アンドロ軍団'''を作り上げ、世界征服を開始する。東博士の息子の鉄也は、二度と人間に戻れない覚悟で人間と融合して完成する不死身の「'''新造人間'''」(ネオロイダー)'''キャシャーン'''となり、ロボット犬・'''フレンダー'''や恋人の'''ルナ'''とともに、アンドロ軍団に立ち向かう。
 
だが、数に物を言わせて「面」で押すアンドロ軍団の勢いは、強力だが「点」に過ぎないキャシャーンたちでは止められず、孤独な戦いを続ける彼らは局地的な勝利を得るものの、大局的には世界は次々とアンドロ軍団の手に陥ちて行く。
 
== 製作 ==
同社作品『[[科学忍者隊ガッチャマン]]』に続くSFヒーローものとして企画され、当初はガッチャマンの後番組として日曜日18時の枠で放映される予定だった。しかし、『ガッチャマン』が大人気を博し、放映期間が予定よりさらに1年間延長されることになったため、同時並行で別の放送枠で放映されることになった{{R|私のマンガ道とアニメ道96}}。なお、コロムビアミュージックエンタテインメントから発売されていたDVD-BOXの解説書には、予算的な事情から最低限度の作画枚数を確保するために、従来は35mmフィルムでの撮影が当然だったのに対し、本作は16mmフィルムでの撮影を選択したという、制作スタッフの証言も掲載されていた。
 
本作の仮タイトルは『ネオロイダー』だったが、[[読売広告社]]専務の松山貫之専務のアイデアで『新造人間キャシャーン』となった。企画書では「未来への財宝(キャッシュ)を捜す者」という意味を込めてキャシャーンと名付けられていたが、監督の笹川ひろしは、これをガラスが割れた音と捉え、ガラスが割れて二度と元に戻れないことを意味すると解釈し、人間に戻れなくなった主人公像を重ね合わせた{{R|私のマンガ道とアニメ道114}}。また、当初の企画では、主人公の名前は「南譲次(みなみ・じょうじ)」になる予定だったが、『ガッチャマン』の登場人物に「南部博士」がおり「南」を使いすぎるとの理由から、「東鉄也」に変更された。なお、「南譲次」の名前はその後、漢字表記を「南城二」に変えて『[[宇宙の騎士テッカマン]]』の主人公の名前に転用された。
 
放映が決まったフジテレビ火曜日午後7時の時間帯は当時、『[[樫の木モック]]』『[[けろっこデメタン]]』と続くタツノコメルヘン路線が敷かれていた枠である。そ{{R|私ため本作にマンガ道とアニメ道97}}。笹川ひろしは「スタッフを引き継いだことあって、少々ファンタジー&メルヘン路線の影響が残っており、企画書におたかメルヘン性を盛り込むことが謳わる(『[[ポールのミラクル大作戦]]のミラクル大作戦』は。そして当初の企画の流を汲むもがかえってこ作品には幸いしたようにわれ」と語っている{{R|私のマンガ道とアニメ道105}}。舞台は明確な国籍は設定されていないものの、北欧がイメージされて背景美術が描かれ、古城や宮殿、石畳の歩道が登場する中を主人公が流浪する{{R|私のマンガ道とアニメ道110}}。また、主人公がいつかは人間に戻ることを望むという[[ピノッキオの冒険|ピノキオ]]とも通じる要素を持ち、母親が白鳥に姿を変えるというファンタジー色を持つのも一つの特徴である。その一方で重厚なドラマとハードなアクションが魅力となっている。ストーリーには当時の日本が高度成長期であり、そのため反動で[[公害]]度々問題となっていた背景がある。
 
同時期のヒーロー番組、毎回個性ある敵(怪獣、怪人、ロボット等)が登場し、その能力と任務・作戦を打ち破り阻止するヒーローの戦がストーリー展開の軸演出なっいたが本作では大半のエピソードで攻撃の主体が毎回共通して登場する数種類の量産型戦闘用ロボットが攻撃の主体であるという、当時としては画期的な演出を行ってる。これにより、「ロボット軍団」にふさわしい無機質な不気味さを表現するのに成功していると同時に、ロボットが没個性的な分、ロボットの攻勢にさらされる人間側の生き様{{efn|毎回これを象徴する「ゲストキャラ」が登場する)、。}}が強調されている。また、作品の前半部分は人間として民衆のヒーロー的な声援を受けていたが、後半ではアンドロ軍団によって民衆の前で機械の身体であることを暴かれたことでそれ以降は民衆からも虐げられるようになった自身の内面の葛藤が描かれた。これらのことはガッチャマンが集団て敵に立ち向かうヒーローなのに対しより、人間側を助けるヒーローでありながら人間側からも支持を得られない孤独のヒーローとして涙を誘い、結果として、現在でも評価高い人間ドラマを生み出が展開こととなった。しかし反面、毎回目新しく個性あ敵ロボットの登場がなかったことで、とりわけ低年齢層の視聴者にはややとっつきにくい印象を与えたことも否めない但し、途中からは不死身と称する「人間」キャシャーン対策に特化したロボットが登場するようにはなっている。
 
本作の監督には、前番組『けろっこデメタン』をはじめとするギャグアニメを担当していたから引き続き[[笹川ひろし]]が採用された。それまでは主に[[ギャグアニメ]]をメインに手掛けており、本格的なSFアクションものはこれが初めてという笹川は、[[ターザン]]映画をイメージして主人公のアクションを描いたという{{R|私のマンガ道とアニメ道104}}。ロボット犬フレンダーは、笹川が漫画家時代に[[少年キング]]に連載した漫画『魔犬五郎』から引用された{{R|私のマンガ道とアニメ道100}}。フレンダーの遠吠えは音響効果スタッフの加藤昭二自らが演じたものにエコーをかけたものだが、この遠吠えもターザンの雄叫びを意識したものである{{R|私のマンガ道とアニメ道113}}。また、荒野を彷徨さすらう流れ者というヒーロー像はタツノコプロの先行作品『[[紅三四郎]]』があり、タツノコプロ社長[[吉田竜夫]]は同作で主人公を務めた[[西川幾雄]]の演技を評価し、これがキャシャーン役の起用につながった。なお、最終選考に残った[[神谷明]]は第13話「裏切りロボット五号」にて、アンドロイド5号(ジョージ)役として出演した。
 
[[オイルショック]]によるスポンサーの宣伝費の削減や、メインスポンサーの倒産などが原因で、当初の予定よりも短い9か月(3クール)で放送が打ち切られることになり<ref group="注">メインスポンサーの倒産の関係で打ち切られる例としての作品は『[[スーパーロボット レッドバロン]]』、『[[小さなスーパーマン ガンバロン]]』、『[[合身戦隊メカンダーロボ]]』、『[[超攻速ガルビオン]]』等がある。</ref>、終盤はやや性急な展開になってしまった。しかし、タツノコプロ特有{{R|私劇画タッチのキャラクターマンガ道、主人公の悲劇性、きわめてシリアスなストーリーを持つ本作品は、テレビアニメの放映終了から約40年も経った今でも根強い人気と支持を集め、最終回のラストシーンは希望と共に皮肉な笑いを持つものとして知られる道132}}
 
== 反響 ==
平均[[視聴率]]は15.9%(タツノコプロが所有する資料による)<ref>{{Wayback|url=http://www.tatsunoko.co.jp/tatsunocomm/Legacy/200701.html|title=タツノコ世界遺産 タツノコ作品と視聴率|date=20070428231414}}</ref>。
 
OVA版の[[キャラクターデザイン]]と[[作画監督]]を務めた[[アニメーター]]の[[梅津泰臣]]はタツノコプロ作品の長年のファンであることを公言しており、本作品だけでなく『[[科学忍者隊ガッチャマン]]』と『[[破裏拳ポリマー]]』のOVA版でも、キャラクターデザインと作画監督を務めた。また、実写映画版で監督を務めた[[紀里谷和明]]も本作のファンであることを公言している。
 
== 登場キャラクター ==
担当[[声優]]はテレビアニメ版 / OVA版の順。それ以外の者は別途記載する。
=== 主要人物 ===
; キャシャーン / {{読み仮名|東 鉄也|あずま てつや}}
: [[声優|声]] - [[西川幾雄]] / [[草尾毅]] / [[小野大輔]]([[タツノコ VS. CAPCOM]])
: 本作の主人公。東夫妻の息子。アンドロ軍団に対抗すべく自ら新造人間となった。新造人間<ref group="注">{{efn|ブライキング・ボスでも「新造人間」という意味言葉を知らなかった。アクボーンの調査によると「ロボット(人造人間)よりも精巧でより{{読み|強靭|きょうじん}}である」とのこと(第26話)。</ref> }}とは人の身を捨てた存在だが、完全なロボット(人造人間)でもないため、時としてその葛藤に陥ることもある。
: 白地に黒いラインの入ったボディスーツ姿。胸には赤い、三角形を模した「C」のマーキングがある。動力源は太陽エネルギー。ヘルメット('''ソーラーメット''')に付いた三日月形の[[兜#立物(たてもの)|鍬形]]が受光部になっている。エネルギーが底を尽くと目が見えなくなる(実際に描写される)。なお、顔は鉄也のままだが、ボディスーツやヘルメットを脱ぐこと出来ず、人間に擬態する能力もない。足音も普通の人間とは異なる{{efn|視覚障害者の少女に指摘される話がある。}}
: 主要な技としては、錐揉みしつつ、体当たりでロボをぶち抜くフライングドリル。電光[[パンチング|パンチ]]・流星[[蹴り技|キック]]・[[チョップ]]などの格闘技の他、鍬形から発する光が炸裂し、台風のように変化する超破壊光線がある。かしその使用は自身の体力・生命をも奪いかねないという設定であるため、本編における使用回数は数回のみに留まる。
: その他、戦闘時の自動開閉マスクや、腰部に固定されているピストル型の[[推進装置]]=パルサーによるごく短時間の飛行能力も有する。
: 人間たちがアンドロ軍団に支配されているため、新造人間である正体を隠して行動していたが、劇中途中で正体が露見してしまう。そのために彼までロボット(人造人間)だと目の敵にされるが、やがて考えを改め、協力し合ったり温かく迎えてくれた者もいた。
: 最終決戦ではスプレーザーを逃れたブライキング・ボスを超破壊光線で撃破し、家族も含め人々は平和に戻っていくが、やはり元の身体に戻る術はなく、彼自身の平和は訪れないまま、父の技術開発を待つという形でエンディングを迎える。
; {{読み仮名|東 光太郎|あずま こうたろう}}
: 声 - [[山内雅人]] / [[キートン山田]]
: 鉄也の父親である[[科学者]]。公害問題に悩み、環境改善を願って開発したBK-1が、トラブルにより自我を持ち「ブライキング・ボス」を自称して反乱したため、世界的な非難を浴びてしまう。アンドロ軍団に対抗すべく息子の鉄也の依頼で新造人間キャシャーンとして生まれ変わらせる。妻のみどりと共にアンドロ軍団に拉致され、ボスに無理矢理協力させられ、対キャシャーン用兵器'''ロボットエース'''まで完成させてしまう。第34話では、やっとキャシャーンの元へ戻ることができ、最終話でスプレーザー{{efn|[[彗星|ホーレー彗星]]の元素を利用した秘密兵器。凄まじい威力だが彗星が通過してしまえば使用できなくなる。}}を完成させ、ボスとワルガーダーを除き地球上のアンドロ軍団を全滅させることに成功したする
; {{読み仮名|東 みどり|あずま みどり}}
: 声 - [[武藤礼子]] / [[高木早苗]]
: 光太郎の妻。夫と共にアンドロ軍団に捕らわれの身となる。白鳥ロボット、スワニーに生体データの全てが記録されており、スワニーが月光を受けると映像として出現し対話も可能となる。ブライキング・ボスの元を抜け出してはキャシャーンとなった息子に情報を伝えるなどして助けていた力する
: キャシャーンとなった鉄也とって人間としての復元が可能だったため、最終話で元の姿へ戻り母としてキャシャーンとの再会を果たした
; {{読み仮名|上月 ルナ|こうづき ルナ}}
: 声 - [[塚田恵美子]] / [[冬馬由美]]
: 本作のヒロイン。鉄也の幼なじみ。電子工学の世界的権威である'''上月博士'''(声 - [[北村弘一]])の一人娘。父が遺した、ロボットのみに作用する[[磁場|MF]](マグネチック・フィールド)銃」<ref group="注">」{{efn|当初は[[自動小銃|小銃]]型だったが、以降は[[拳銃]]型に変更・縮小されている。</ref> }}を武器にキャシャーンを支援する。だが、そのMF銃が逆にアンドロ軍団の手に渡ってしまい、彼らの武器にされたこともある。気の強さから必要以上に事件に関わり、アンドロ軍団に人質にされることも度々たびたびである。第4話では彼女の強がった挑発でアクボーンを怒らせたうえ単なるショックで済んだが、かなり危険な目にも遭っている。
; フレンダー
: 声 - [[加藤昭二]]([[フィズサウンドクリエイション{{efn|イシダサウンドプロ]]本作の音響効果スタッフ)を務めた技師。}}
: 鉄也が可愛がっていたペットの[[イヌ|犬]]・ラッキーがモデルとなった、青い変形ロボット犬。ルナを助けるために命を落としたラッキーの記憶が内蔵された[[電子頭脳]]が組み込まれ、四形態(飛行機・フレンダージェット、自動車・フレンダーカー、ドリル戦車・フレンダータンク、潜水艇・フレンダーマリン)に変形してキャシャーンをサポートする。変形後の質量変化などに謎が多い。
: 高い戦闘力を秘めており、[[鋼鉄]]を砕く牙と鉄の爪、口からの高熱の[[火炎]]で敵ロボットを一蹴する。時速200kmで駆け、50m50mの跳躍力、1km先の物音や匂いを嗅ぎ分けられる鼻と耳で、キャシャーンを助け縦横無尽に活躍する。しかし、見た目からロボットのため、人々から胡散うさん臭い目で見られたり、投石を受けて追われる場面が度々しばしば起きている。
; スワニー
: 元々は東博士に作られた白鳥ロボット。本来は会話機能もなく、白鳥そのもののように振舞う。ブライキング・ボスのペットとして飼われている。最高速度は水上:30[[ノット]]、飛行距離:200キロメートル。武器は装備されておらず、くちばしや羽根を使って相手に抵抗する程度である。まさに頭脳に東博士の機転により移植したみどりの全生体データが記録されていて、月光を浴びると両目から光を発して、みどりの姿を投影しキャシャーンとの対話が可能となる。
: アンドロ軍団の情報をスパイして、密かにキャシャーンと連絡を取り合っている。そのことがボスに気付かれそうになったため、破壊されかけたり、人質にされたことがある。
 
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; ブライキング・ボス
: 声 - [[内海賢二]] / 同左
: アンドロ軍団の首領。元々もともとは東博士が開発中の[[公害]]処理用ロボットBK-1だったが(第1話ではBK-1の横に顔や体型が異なる3体のロボット、後の三大幹部が並んでいた)、落雷によるショックで自我に目覚めて動き出し、ブライキング・ボスを自称。人間が機械を使ってきたことに反発し「今度は俺達(たち(機械)がお前達(たち(人間)を使ってやる。人間どもを支配してやるのだ」(第1話)と宣言し、世界征服に燃える恐怖の独裁者になった。
: 人間全く信頼せず14話ではキャシャーンを密告して自由を求めた男を「裏切り者は俺も裏切る」と躊躇無く始末したほど容赦ない無い。一方でロボットには甘い面も持ち、いつも手元には[[白鳥]]ロボ・スワニーを置いておくほどだが、MF銃の威力を試すため、たまたま居合わせた部下を標的にして破壊するなど、冷酷非情な面も多い。
: スワニーの中にみどりそのものが隠されていることや、キャシャーンと鉄也が同一人物であることは終盤まで気付かなかった(第6話や第26話で、その秘密に迫るものの、最終話でようやく知ることとなり、最後の決戦を決意する)。
: 人間は奴隷化し迫害する対象でしかないが、人間の文化そのものには強い関心と興味を抱いているらしく、[[葉巻きたばこ|葉巻]]の愛用や飲食を試したり、パター[[ゴルフ]]を行ったり、絵画や着替え道楽をたしなむなどの描写が随所で見られる。本来の使命である公害対策はそれなりの効果を上げており、アンドロ軍団の支配下となったところでは自然が回復しつつあるという人間に対する皮肉を生んだ。
: 赤と黒を基調とした軍団マーク入りの帽子とマントを羽織っている。度々たびたびオープンカー{{efn|これも厳密には車両ではなく、ロボの一種。}}に乗って陣頭指揮することもあった。組織での掛け声号令や敬礼は[[ナチスドイツ]]式で、右手を斜め上に挙げて「'''ヤルッツェブラッキン!'''」という[[シュプレヒコール]]が合言葉。一人称は「俺」だが、時には「{{読み仮名|(ワシ)|わし}}」も使っていた
: 武装は口から破壊光線を発射する他は、もっぱら怪力による格闘技が主な武器である。
: 怒ると「鉄圧」が上がるらしく作中バラシン、サグレー、アクボーンにたしなめられてい
: 最終話では東博士が開発した秘密兵器・スプレーザー破壊光線からワルガーダーと共に地中に逃れ生き延びるが、最終決戦における超破壊光線の直撃を受け、完璧に破壊され。後日、彼によく似た現場監督ロボットが街を再建しており、それを目にしたキャシャーンとルナが「何処どこかで見た顔だ」と語り笑いを誘っている。
: EDエンディングクレジットには「'''ブラキン'''」という省略で表記されていた。名をフルネームで呼ぶ者は主にキャシャーン側で、バラシン以下の軍団員は大抵「'''ボス'''」と呼ぶ。
: アニメ版ブライキング・ボスの声は、「後述する[[#1993年のOVA|OVA]]や『キャシャーン Sinsも含めて、すべて内海が担当しているが、内海が逝去<ref group="注">2013年6月13日に病没、享年75歳。</ref> した後に公開された映画[[パンドラとアクビ]]」という映画に同役がゲスト出演した時は[[天田益男]]が担当した。
; 三大幹部
: アンドロ軍団を支える3体の幹部ロボット。ブライキング・ボスを補佐して人類制圧を進める。第1話ではBK-1の横に並んで安置されていたことから、元々は東博士が開発中の公害処理用ロボットだったと思われる。エースファイブコミックス版では三大幹部はブラキンの手によって作られたとの台詞がある。
;:; バラシン
:: 声 - [[たてかべ和也|立壁和也]] / [[菅原淳一]]
:: 軍事部長。茶色い巨体が特徴。前線で軍団の作戦行動を指揮する。
:: 性格は粗野でガサツ。自ら戦うこともあるが、フレンダーによく手足を噛み砕かれてしまい、すぐに退散してしまう。
:: 最期は秘密兵器・スプレーザーの破壊光線によってアンドロ軍団もろとも一掃される(最終話)。
;:; サグレー
:: 声 - [[加藤治|加藤修]] / [[天野由梨]](サグリア)
:: 情報部長。紫色の小柄なボディが特徴。謀報用ロボットを使って、敵の情報を集める<ref group="注">{{efn|最終話では、彼の亡き後アクボーンが後任として兼任していた。</ref>}}
:: 頭の回転が早く、悪知恵も働く小悪党。バラシンとも行動して指揮をとる。目的のためなら手段を選ばない狡猾な悪賢い性格。第26話では、キャシャーンが単なる人間ではなく新造人間であることをボスに知らせる大役を果たす。
:: 第34話にてルナのMF銃を受けて倒され、それを知ったボスは彼の仇を討つことも宣言する。
:: OVA版では、女性型ロボット、サグリアに変更されていて、身長もキャシャーンと同程度になっている。
;:; アクボーン
:: 声 - [[仲木隆司]]、[[田口昂]]{{efn|第4話のみ。}}/ [[二又一成]]
:: 製造・技術部長。青くひょろ長いボディが特徴。
:: 優秀な頭脳を使って次々とロボットを開発するが<ref group="注">ただし、{{efn|アンドロイド5号(第13話)とは違い、キャシャーンのような人造人間を精巧に作ることはできない(第26話)。</ref>}}、「ピエロボット」の例に見られるように、その出来映えは偶然頼みによる部分が多いようで、東博士に「'''バカボーン'''」と皮肉られたことがある。
:: 気弱な性格で一見紳士的にも見えるが、弱い者いじめを誰よりも好み、そのやり方は残忍で卑怯の一言につきる。ただしバラシンやサグレー同様、時にはドジな失敗をするコミカルな一面を見せてしまうこともある。
:: 最期はバラシンやアンドロ軍団もろとも秘密兵器・スプレーザーの破壊光線によって損傷し、幹部の中で唯一生き延びたが、見捨てられボスの名を叫びながら爆発したする(最終話)。
; ワルガーダー
: 第8話から登場。ブライキング・ボスがフレンダーに対抗すべく、黒豹をモデルに造った用心棒ロボット。
: ボスの護衛ロボットでもあり、目から破壊光線、鼻先のドリル、鋭い爪や牙が武器。特殊鋼の権威である'''羽賀根博士'''がアンドロ軍団対抗用に発明したマーケン鉄<ref group="注">{{efn|通常の鋼鉄よりも強力である。</ref> }}を悪用し、製造された。フレンダー同様に変形可能だが、こちらは三形態(ガードラー、モグラーカー、ヘビータンク)。ブライキング・ボスの「ガードラー!」の合図で変形するが、やはり変形後の質量変化などに謎が多い。その強さはフレンダーに匹敵する。
: 最終話ではボスと共に秘密兵器・スプレーザー破壊光線から地中に逃れ生き延びたが、最終決戦でフレンダーに敗北したする
 
==== ロボット兵 ====
アンドロ軍団があらゆる市街地を征服するために用いた量産型ロボット。アンドロ軍団本部となった古城の地下工房や、後には占領地の各所で製造施設を建設して一大量産体制が取られた。
 
'''爪ロボット'''を始め'''大砲ロボット'''、'''火炎放射ロボット'''、'''監視ロボット'''、'''[[]]ロボット'''など多数のバリエーションがある。多くは頭部のコントロール装置が弱点で、爪ロボなどは頭頂部にある角状のプラグをペンチなどで引き抜かれると、鼓動と共に心臓部が点滅し爆発してしまう。
 
体のどこかに三角形から三方へ棘を伸ばした「アンドロ軍団マーク」がある。中には人間の愛情で心が安らいだり、「スクラップにされたくない」生存本能からアンドロ軍団を裏切る者もいた。
 
爪ロボから火炎放射ロボまでの三種は軍団の代表的な量産型であり、侵攻の主力としてどんな戦場でも必ず姿を見せる雑兵である。余談だが、三種の内、大砲ロボのみ設定書が現存しない。
爪ロボから火炎放射ロボまでの三種は軍団の代表的な量産型であり、侵攻の主力としてどんな戦場でも必ず姿を見せる雑兵である。三種のうち、大砲ロボのみ設定書が現存しない。
 
; 爪ロボット
: 特徴である腕部の3本[[爪]]はワイヤーで連結されており、遠方にいる相手に爪を射出し攻撃する武器となる。また、爪からは高圧電流を流し相手を感電死させることも可能である。時にはトゲの生えた円盤状に変形し、高速回転しながら飛行して相手をひき殺すなどの機能も備えている。さらに合体し、1体の巨大ロボットとなって自爆することが可能だが(第1話)、これは全話通して1回しか披露されてない。
: 塗装は黄緑と灰。また、爪状の手なのに意外と器用でボスのオープンカーなどの操縦なども行う。
; 大砲ロボット
: 両手が[[榴弾砲]]になっており、砲撃で街を破壊する。大砲といっても遠距離は望めず、中距離戦闘用の兵器として多用され。塗装は灰地に黒。別型機の大砲ロボットも量産されている。
; 火炎放射ロボット
: 口と両手から放つ強力な火炎で数々の街を焼き尽くす。爪ロボのバリエーション的機体であり、外見も似ている。塗装は真っ赤。
; 監視ロボット
: 1つ目の頭部がサーチライトの働きをする見張りおよび探索用ロボット。サーチライトは狭い場所にもスポットを当てるように設計されている。主に軍団本部や各要塞基地に配備されていた。塗装は紫。両手は[[マシンガン]]になっている。
: 劇中で中破されて資源回収ロボから逃げ延び、人間側に寝返って「ロメロ」と名付けられたロボットはこの監視ロボである{{efn|識別用に[[ベレー帽]]を与えられていた。}}
; 鞭ロボット
: 右手の鞭から高圧[[電流]]を流して相手を感電させたり、捕らえたりすることができ、左手に盾もしくは武器が装備されている。塗装はピンク。第21話他では他のロボット兵を統率する[[将校]]的役割を与えられているが、奴隷労働の看守役としても使用されていた
; 自爆ロボット
: 上半身がジェット噴射で相手目掛けて射出され、吸盤で貼りついて道連れに自爆するように作られている。塗装は青。下半身は[[履帯]]式の発射台となっており、砂漠などを長距離走破して目的地へ到達することが可能である。頭部には格納式のマシンガンを有する。
; スピーカーロボット
: 頭部が回転式の[[拡声器]]になっており、アンドロ軍団の広報や警告を周囲に知らせる宣伝ロボ。外見からは特に武装は施されておらず、戦闘能力は低い物と見られる。「キャシャーンに告ぐ。キャシャーンに告ぐ」と触れ回りながら、廃墟を歩き回るシーンが多かった
; スパイロボット
: サグレーに情報を流す謀報用ロボット。頭部のない卵形のボディに嘴を持ち、昆虫型の小型スパイロボを多数内蔵して広域偵察を行う親子型タイプが代表格。他に目玉型・昆虫型・小型などそれぞれ違った型のロボットが多用されていた。
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: アンドロ軍団の輸送車両。キャブの部分が頭部になった大型コンテナカーゴトラック。貨物輸送の他に、東博士を輸送する囚人護送車的な使われ方もされている。
; ロボット戦車
: 第10話に登場する[[スフィンクス]]風な外見を持つアンドロ軍団の[[装甲戦闘車両|AFV]]。頭部に当たる砲塔に[[レーザー砲]]を装備している。爪ロボがクルーとなって操作するが、車両自体もロボットであると思われる。死の砂漠で偵察に出ていたが、自然環境によって機能自体がむしばれてい
; 鉄の悪党列車
: 第12話に登場する[[旅客列車]]を模した大型ロボ。[[蒸気機関車]]の牽引する[[客車]]数両で構成され、客車内にはブラキン他のアンドロ軍団と東博士が乗っている。当然、外見はダミーで中身はロボだが、キャシャーンが車内へ潜入しても特に「キャシャーン発見!」などの反応をせず、車内での東博士やスワニーとの密会も報告されないまま終わったため、偽装用として人間の機関士に色々と命令していた機関車以外、車両の自己判断能力は低そうである。
: 本物の国際列車を川に突き落として成り代わり、敵国へと侵入したが、最終的にルナの連絡を受けて到着した[[国連軍]]の[[装甲列車]]に進行を阻止され、変形して空を飛んで対抗したものの、国連軍の火力の前に次々と撃墜されて撤退したする
; ピエロボット
: 第19話に登場。超強力な爆弾を内蔵。[[道化師]]を模した姿で笑いを誘い、人々を油断させた後に自爆。多数の町を壊滅させる多大な戦果を挙げた。だがアクボーンによると偶然の産物であり、製造工場以外では再現不可能だったため、キャシャーンの工場破壊によってその供給は絶たれ
; バウンダーロボ
: 第24話に登場。全身特殊ゴムで造られた戦闘員ロボット。ゴムボールのように飛び跳ねて襲いかかり、その弾力性から強靱で、キャシャーンの電光パンチや流星キックでもビクともしない。ただし、体が燃えやすいことがあだとなりフレンダ―の火炎攻撃で焼かれ全部倒される。
; ロボットミサイル
: 第9話になどに登場したアンドロ軍団の長距離ミサイル。目標を捉えるとカバーが外れて高速でターゲットへ突進して自爆する。通常のミサイルよりも[[人工知能|AI]]内蔵の「ロボット」なので判断力が高い。
 
その他にも、アクボーンの試作品として毎回違ったロボットが大量に製造されてい。最期は東博士が開発した秘密兵器・スプレーザーの破壊光線により全滅した(最終話)。
 
== スタッフ ==
* 原作:[[吉田竜夫]]、[[タツノコプロダクション]]企画室
* 企画:[[鳥海尽三]]{{efn|冒頭のキャッチフレーズも鳥海の手による{{R|私のマンガ道とアニメ道96}}。}}
* 企画:[[鳥海尽三]]
* SF考証:小隅黎([[柴野拓美|柴野拓実]])
* 文芸担当:[[小山高生|小山高男]]
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* 美術監督:[[中村光毅]]
* 総監督:[[笹川ひろし]]
* キャラクターデザイン:吉田竜夫、[[天野喜孝|天野嘉孝]] 
* [[作画監督]]:林政行、川端宏、井口忠一
* 美術設定:中村光毅、岡田和夫、多田喜久子
* 原動画:[[西城隆詞]]、池ノ谷安夫、森中正春、福田健一、[[岸義之]]、[[塩山紀生]]、黒川豊、須田勝、田中享、[[滋崇]]、水村十司、山口聡、沼尻東、上梨壱也、野田拓実、石黒篤、坂元政弘、高木清、鈴木信一、大鹿日出明、古川達也、[[岡迫亘弘]]、中村明、菊地城二
* 背景:プロダクションわーと、アップルズ
* 仕上:向井稔、村上篤美、斉藤弥生、近江美樹子、野村千恵子、串田清美、秋山まゆみ、村上幸栄、奥秋英子、関根史子、西嶋敏子、須永友子、池宮隆
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* 現像:[[東京現像所]]
* プロデューサー:[[吉田健二]]、[[九里一平]]
* 制作担当:栃平吉和([[タツノコプロ]])、津田義夫([[読売広告社]])
* 制作協力:[[フジテレビジョン|フジテレビ]]
* 制作:吉田竜夫、タツノコプロ
 
== 補足 ==
OPオープニングの制作クレジットは前期は「タツノコプロ」のみで、そのクレジットの仕方は、タツノコマークが吐き出した物が「タツノコプロ」のロゴになる演出だったが、後期は「フジテレビ タツノコプロ」に変わり、「吐き出し変化」は廃止された。またこれに伴い、EDエンディングの「制作協力 フジテレビ」のクレジットも廃止された。
 
== 音楽 ==
本作の音楽は[[菊池俊輔]]が担当し、主題歌の歌唱には[[ささきいさお]]が起用された<ref name="asahi210428">{{Cite webR|url=https://www.asahi.com/articles/ASP4X4Q9LP4XUCVL00K.html|title=菊池俊輔さん死去「ドラえもん」や「暴れん坊将軍」作曲|website=朝日新聞デジタル|date=2021-04-28|accessdate=2021-04-28asahi210428}}</ref>
 
ささきは起用までの経緯について「当時『和製[[エルヴィス・プレスリー|プレスリー]]』をしていた僕は歌が下手で、主題歌の候補に挙がった時、先生はあまり乗り気ではなかったそうです。しかし、テスト歌唱で歌がうまくなっていたのでOKをいただきました。」と後に振り返っている{{R|asahi210428}}。
ささきは起用までの経緯について「『和製[[エルヴィス・プレスリー|プレスリー]]』と呼ばれていた当時、僕は歌が下手で、主題歌の候補に挙がった時、先生はあまり乗り気ではなかったそうです。しかし、テスト歌唱で歌がうまくなっていたのでOKをいただきました」と後に振り返っている{{R|asahi210428}}。
 
=== 主題歌 ===
; オープニングテーマ「たたかえ! キャシャーン」
: 作詞 - タツノコプロダクション企画文芸部 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - [[ささきいさお]]<ref group="注">{{efn|本来、レコード用フルサイズにはナレーション([[納谷悟朗]])が入っていなかったが、1978年発売のドラマ入り主題歌・挿入歌LPにはテレビ版と同じナレーション・イントロ(「たったひとつの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体...」)が付いたヴァージョンが収録された。2004年発売の全曲集CDにはナレーション付はアルバム・ヴァージョン、ナレーションなしはシングル・ヴァージョンとして収録されている。「レコード用フルサイズの主題歌の前にナレーションまたはセリフを入れる」という手法は[[テレビアニメ#アニメブーム|第二次アニメブーム]]の時期に[[日本コロムビア]]から続々と発売されたアニメのドラマ編LP(『[[宇宙戦艦ヤマト]]』、『[[海のトリトン]]』、『[[科学忍者隊ガッチャマン]]』など)でよく使われた。</ref>}}
: ささきいさおのアニメソング・デビュー曲であり、ささきにとっては[[1965年]]発売の「ウェディング・ドレス」以来の新曲。冒頭ナレーションは納谷悟朗。
; エンディングテーマ - 「おれは新造人間」
: 作詞 - タツノコプロダクション企画文芸部 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
 
=== 挿入歌・イメージソング ===
: 番組放送中の主題歌・挿入歌[[レコード#LP盤|LP]]に収録。
:; 「キャシャーンアクション」
:: 作詞 - [[丘灯至夫]] / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
:; 「キャシャーン危機一髪」
:: 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - [[コロムビアゆりかご会]]
:; 「キャシャーン讃歌」
:: 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - コロムビアゆりかご会
:; 「キャシャーンマーチ」
:: 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
:; 「ゴーゴーキャシャーン」
:: 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお、コロムビアゆりかご会
:; 「さすらいのキャシャーン」
:: 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
:; 「スワニーよ」
:: 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
:; 「戦え少女ルナ」
:: 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - [[嶋崎由理]]
:; 「ぼくらのフレンダー」
:: 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお、コロムビアゆりかご会
:; 「われらのキャシャーン」
:: 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - コロムビアゆりかご会
 
== 放送リスト ==
258 ⟶ 262行目:
|10月9日
|月光に勝利をかけろ
|{{Plainlist|
|鳥海尽三<br />[[落合茂一]]
*鳥海尽三
*[[落合茂一]]
}}
|-
|第3話
274 ⟶ 281行目:
|第5話
|10月30日
|戦いの{{Ruby||ともしび}}を消すな
|福井忠
|[[布川ゆうじ|布川郁司]]
297 ⟶ 304行目:
|第9話
|11月27日
|戦火に響け{{Ruby|協奏曲([[|コンチェルト]])}}
|rowspan="2"|福井忠
|原征太郎
391 ⟶ 398行目:
|3月26日
|不死身のキャシャーン
|{{Plainlist|
|鳥海尽三<br>小山高男
*鳥海尽三
*小山高男
}}
|笹川ひろし
|-
421 ⟶ 431行目:
|4月30日
|ロボ退治ナンバーワン
|{{Plainlist|
|[[松浦健郎]]<br />石原久夫
*[[松浦健郎]]
*石原久夫
}}
|笹川ひろし
|-
456 ⟶ 469行目:
本放送時、第32話と第33話の間には第7話「英雄キケロへの誓い」、第9話「戦火に響け協奏曲」、第13話「裏切りロボット五号」の3話の再放送が行われた。
 
== 放送局 ==
{{節スタブ}}
* フジテレビ(制作局):火曜 19:00 - 19:30
* [[北海道文化放送]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[北海道新聞]]』(縮刷版) 1974年(昭和49年)3月、テレビ欄。</ref>
* [[仙台放送]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[河北新報]]』1973年10月2日付朝刊、テレビ欄。</ref>
* [[山形テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[山形新聞]]』1973年10月テレビ欄。</ref>
* [[新潟総合テレビ]]:火曜 18:00 - 18:30<ref>『[[新潟日報]]』1973年10月テレビ欄。</ref>
* [[富山テレビ放送|富山テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30<ref name="ho">『[[北國新聞]]』1974年6月25日付朝刊、テレビ欄。</ref>
* [[石川テレビ放送|石川テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30<ref name="ho" />
* [[福井テレビジョン放送|福井テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30<ref name="ho" />
* [[長野放送]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[信濃毎日新聞]]』1974年1月15日付朝刊、テレビ欄。</ref>
* [[テレビ静岡]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[静岡新聞]]』1973年10月テレビ欄。</ref>
* [[東海テレビ放送|東海テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[中日新聞]]』1973年10月テレビ欄。</ref>
* [[関西テレビ放送|関西テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30
* [[山陰中央テレビジョン放送|山陰中央テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[山陰中央新報]]』1973年10月テレビ欄。</ref>
* [[岡山放送|テレビ岡山(現・岡山放送)]]:火曜 19:00 - 19:30<ref name="sanyo"/>
* [[広島テレビ放送|広島テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30<ref name="sanyo">『[[山陽新聞]]』1973年10月テレビ欄。</ref>
* [[テレビ愛媛]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[愛媛新聞]]』1974年6月テレビ欄。</ref>
* [[テレビ西日本]]:火曜 19:00 - 19:30<ref name="kumanichi">『[[熊本日日新聞]]』1973年10月テレビ欄。</ref>
* [[テレビ長崎]]:火曜 19:00 - 19:30<ref name="kumanichi"/>
* [[テレビ熊本]]:火曜 19:00 - 19:30<ref name="kumanichi"/>
* [[沖縄テレビ放送|沖縄テレビ]]:火曜 19:00 - 19:30<ref>『[[沖縄タイムス]]』1973年10月テレビ欄。</ref>
 
== 前後番組 ==
474 ⟶ 501行目:
}}
 
== 関連書籍映像ソフト ==
* 「新造人間キャシャーン」 VOL.1 [DVD] 発売日:2000年5月20日
=== 漫画 ===
;『* 「新造人間キャシャーン」 VOL.2 [DVD] 発売日:2000年6月21日
* 「新造人間キャシャーン」 VOL.3 [DVD] 発売日:2000年7月20日
* サン企画[[エースファイブコミックス]] 全2巻(1973-1974)ISBNの表記は無し。
* 「新造人間キャシャーン」 VOL.4 [DVD] 発売日:2000年8月19日
キャシャーンのコミカライズは[[学年誌]]を中心に幾つか行われたが、放映当時、このエースファイブコミックス版のみが単行本化されている。作画担当は第1巻が渡辺福男、若宮幸夫、大辻やすたか。2巻では島おさむ。
* 「新造人間キャシャーン」 VOL.5 [DVD] 発売日:2000年10月21日
* 「新造人間キャシャーン」 VOL.6 [DVD] 発売日:2000年11月18日
* 「新造人間キャシャーン」 VOL.7 [DVD] 発売日:2000年12月21日
* 「新造人間キャシャーン」 VOL.8 [DVD] 発売日:2001年1月20日
* 「新造人間キャシャーン」 VOL.9 [DVD] 発売日:2001年2月21日
* 「新造人間キャシャーン COMPLETE DVD-BOX 〜ALL EPISODES OF CASSHERN」 発売日:2004年1月28日
* 「新造人間キャシャーン:ベストセレクション DVD-BOX」 発売日:2007年3月21日
* 「新造人間キャシャーン COMPLETE DVD-BOX 〜ALL EPISODES OF CASSHERN」 発売日:2008年9月24日
 
;『* 「新造人間キャシャーン―Gold.side』」 ブルーレイBOX<5枚組> [Blu-ray] 発売日:2012年8月29日
* 「新造人間キャシャーン」 ブルーレイBOX<5枚組> [Blu-ray] 発売日:2017年10月18日
* [[英知出版]](2004) ISBN 978-4754232221
;『新造人間キャシャーン―Platinum.side』
* 英知出版(2004) ISBN 978-4754232238
 
== 関連書籍 ==
エースファイブコミックス版の他、当時連載されていた原稿を集めて復刻出版された単行本。原稿欠損のため、一部をゲラや雑誌から復刻をしている。
=== 漫画 ===
; 『新造人間キャシャーン』
* サン企画エースファイブコミックス 全2巻(1973-1974)ISBNの表記は無し。
: キャシャーンのコミカライズは[[学年誌]]を中心に幾つか行われたが、放映当時、このエースファイブコミックス版のみが単行本化されている。作画担当は第1巻が渡辺福男、若宮幸夫、大辻やすたか。2巻では島おさむ。
; 『新造人間キャシャーン―Gold.side』
* [[英知出版]](2004) ISBN 4-7542-3222-4
; 『新造人間キャシャーン―Platinum.side』
* 英知出版(2004) ISBN 4-7542-3223-2
: エースファイブコミックス版の他、当時連載されていた原稿を集めて復刻出版された単行本。原稿欠損のため、一部をゲラや雑誌から復刻をしている。
; 『キャシャーンR』
* 『[[チャンピオンRED]]』([[秋田書店]])にて、2023年11月号から連載中。脚本:[[日暮茶坊]]・漫画:[[士貴智志]]
 
=== ムック ===
; 『ファンタスティックコレクションNo.4 新造人間キャシャーン』
* 『[[朝日ソノラマ]]』(S53、奥付では元号表記)
放映数年後、『[[宇宙戦艦ヤマト]]』が巻き起こした、いわゆる「第一次アニメブーム」のころに発刊されたムック本。フィルムストーリーやメカ透過図などが掲載。シリーズ(No.3までは『ファンタスティックTVコレクション』)としてはNo.1、No.3の『[[科学忍者隊ガッチャマン]]』二冊に引き続いて、タツノコアニメの特集号となった。
 
== 1974年の映画 ==
[[1974年]][[3月21日]]、『[[東宝チャンピオンまつり]]』内で第1話のブローアップ版が上映された{{R|TCMP56}}。上映時間は25分{{R|TCMP56}}
 
併映は『[[ゴジラ対メカゴジラ]]』『[[ウルトラマンタロウ]]』『[[侍ジャイアンツ]]』『[[アルプスの少女ハイジ (アニメ)|アルプスの少女ハイジ]]』『[[ハロー!フィンガー5]]』の、6本立て{{R|TCMP56}}
 
== 1993年のOVA ==
タイトルは『'''キャシャーン'''』。アルファベット表記は「'''CASSHAN'''」で、後年の映画版『[[CASSHERN]]』とは異なる。タツノコプロ創立30周年記念作品として、1993年に発表された。全4話。従来のイメージを残しつつ、メカやキャラクターデザインを一新している。キャストもブライキング・ボス役の内海を除いて一新された。
 
=== ストーリー(OVA) ===
ブライキング・ボス率いるアンドロ軍団はついに世界征服を果たし、人間は奴隷としてロボット工場などで強制労働を強いられていた。しかし、人々の間には一つの伝説があった。それは、ロボットと戦う、人間の姿をした「キャシャーン」という名の救世主が、いつか人類を解放してくれる、というものだった。ある日、アンドロ軍団の最大のロボット工場に少女・上月ルナが潜入し、捕虜たちの脱走を企てるが失敗。しかし、ルナが処刑される寸前、ついにその伝説の救世主が現れた。
 
=== 登場キャラクター(OVA) ===
; キャシャーン / 東 鉄也
: 声 - [[草尾毅]]
; 東 光太郎博士
: 声 - [[キートン山田]]
; 東 みどり
: 声 - [[高木早苗]]
; 上月 ルナ
: 声 - [[冬馬由美]]
; ブライキング・ボス
: 声 - [[内海賢二]]
; バラシン
: 声 - [[菅原淳一]]
; サグリア
: 声 - [[天野由梨]]
; アクボーン
: 声 - [[二又一成]]
; ドクターレスター・モンゴメリー将軍
: 声 - [[掛川裕彦]]
; 長老アサリ
: 声 - [[緒方賢一]]
; ナイマン
: 声 - [[飛田展男]]
; トーク隊長
: 声 - [[小杉十郎太]]
; パイロット
: 声 - [[森川智之]]
; 副長
: 声 - [[高木渉]]
; オペレーター
: 声 - [[千葉一伸]]
; ナレーター
: 声 - [[沢木郁也]]
 
=== スタッフ(OVA) ===
* 原作:タツノコプロ
* エグゼクティブ・プロデューサー:永見暁彦、[[九里一平]]
* 企画:[[成嶋弘毅]]、鈴木敏充
* スーパーバイザー:柿沼秀樹
* 制作プロデューサー:木村健吾
* プロデューサー:木村裕史、吉田陸、大倉宏俊
* 監督:福島宏之
* 脚本:[[會川昇]]、有井絵夢、柿沼秀樹
* 演出:福島宏之、阿部雅司、[[渡部高志]]
* キャラクターデザイン:[[梅津泰臣]]
* 作画監督:梅津泰臣(第1・2・4話)、[[湖川友謙]](第3話)
* オープニングアニメーション:佐々木守
* 美術監督:福田和矢
* 音楽:[[大島ミチル]]
* 制作協力:[[アートミック]]、[[東京キッズ]]
* 制作:九里一平
* 製作・著作:タツノコプロ、[[日本コロムビア]]
 
=== 主題歌(OVA) ===
;「キャシャーン風の墓標
:作詞 - そのべかずのり / 作曲 - 松澤浩明 / 編曲 - 松澤浩明 / 歌 - [[影山ヒロノブ]]&BROADWAY
:第1話エンディングテーマ、第2話 - 第4話オープニングテーマ。
;「STAND ALONE~涸れ果てた心に~」
;「STAND ALONE〜涸れ果てた心に〜」
:作詞 - そのべかずのり / 作曲 - つのごうじ / 編曲 - つのごうじ / 歌 - 影山ヒロノブ&BROADWAY
:第2話エンディングテーマ。
;「希望子午線~ホライズン・ブルー~」
;「IN MY HEART〜夢のままで〜」
:作詞 - 麻生香太郎 / 作曲 - 大島ミチル / 編曲 - 大島ミチル / 歌 - C.A.S.(コロンビア・アニメーション・スターズ)
:C.A.S.(大杉久美子 / 水木一郎 / 大倉正丈 / 堀江美都子 / 山野さと子 / 橋本潮 / 内田順子 / 斉藤小百合 / 石田よう子 / 沢靖英 / 宮内タカユキ / 影山ヒロノブ)
;「IN MY HEART~夢のままで~」
:作詞 - 里乃塚玲央 / 作曲 - 大島ミチル / 編曲 - 大島ミチル / 歌 - [[堀江美都子]]
:第3話エンディングテーマ。
;「希望子午線〜ホライズン・ブルー〜」
:作詞 - 麻生香太郎 / 作曲 - 大島ミチル / 編曲 - 大島ミチル / 歌 - C.A.S.(コロムビア・アニメーション・スターズ)
:C.A.S.(大杉久美子 / 水木一郎 / 大倉正丈 / 堀江美都子 / 山野さと子 / 橋本潮 / 内田順子 / 斉藤小百合 / 石田よう子 / 沢靖英 / 宮内タカユキ / 影山ヒロノブ))
:第4話エンディングテーマ。
 
=== 作品リスト ===
{| class="wikitable" style="font-size:small;"
# 神話からの帰還
|-
# 過去への旅立ち
!話数
# 鋼鉄の戦場
!サブタイトル
# 復活のキャシャーン
!脚本
!演出
|-
|第1話
|神話からの帰還<br />RETURN FROM THE MYTH
|{{Plainlist |
* 會川昇
* 福島宏之
}}
|(クレジットなし)
|-
|第2話
|過去への旅立ち<br />JOURNY TO THE PAST
|有井絵夢
|{{Plainlist |
* 福島宏之(絵コンテ)
* 阿部雅司
}}
|-
|第3話
|鋼鉄の戦場<br />BLITZ ON THE BRIDGE
|柿沼英樹
|渡部高志
|-
|第4話
|復活のキャシャーン<br />THE REVIVER
|{{Plainlist |
* 有井絵夢
* 會川昇
}}
|福島宏之
|-
|}
 
=== 旧作とリメイク版との相違点 ===
* 旧作ではブライキング・ボスが世界征服に乗り出すところから物語が始まるが、本作品ではアンドロ軍団による支配が開始されてから3年後、世界征服がほぼ完了しているところから始まる。
* サグリアの名前の由来は原作に登場したサグレーで、女性型ロボットになっている。
* フレンダーの変形が原作のようなモーフィング変形ではなく荒唐無稽さが緩和されており、ジェット機への変形への1パターンのみとなっている。
* ブライキング・ボスが自我に目覚めた原因は、旧作では落雷によるショックであったが、OVA版では地球環境を維持するための最善の手段は人類を排除・抹殺することだという結論に達してしまったためという設定になっている。
* 東光太郎は旧作では生存していたが、OVA版ではブライキング・ボスに殺され、その魂はブライキング・ボスのボディに封じ込められていることが最終話で判明した。
* 最終話ではブライキング・ボスがキャシャーンに破壊され人類は救われるが、エンディング後のラストシーンでは残骸となったブライキング・ボスのAIが生きていると英文メッセージが表示され暗転する。
 
=== テレビ放映 ===
577 ⟶ 666行目:
*[[2008年]] - [[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]の「TOKYO MX アニメスペシャル」枠内にて、12月15日・12月17日20時00分-21時00分に放送された。
 
テレビ放送時所謂いわゆる[[ポケモンショック]]を防ぐために、一部暗く処理され放送されたが、断りはかった。
 
*[[2011年]] - [[テレビ埼玉]]にて、1月4日21時00分-22時50分に放送された。
 
=== 映像ソフト ===
=== 旧作とリメイク版との相違点 ===
* 「OVA キャシャーン」 [DVD] 発売日:2006年1月18日
*旧作ではブライキング・ボスが世界征服に乗り出す所から物語が始まるが、OVA版では世界征服が完了した所から始まる。
*サグリアの名前の由来は原作に登場したサグレーで、女性という設定になっている。
*フレンダーの変形が原作のようなモーフィング変形では無く荒唐無稽さが緩和されており、ジェット機への変形への1パターンのみとなっている。
*ブライキング・ボスが自我に目覚めた原因は、旧作では落雷によるショックであったが、OVA版では地球環境を維持するための最善の手段は人類を排除・抹殺する事だという結論に達してしまったためという設定になっている。
*東 光太郎は旧作では生存していたが、OVA版ではブライキング・ボスに殺され、その魂はブライキング・ボスのボディに封じ込められている事が最終話で判明した。
*最終話ではブライキング・ボスがキャシャーンに破壊され人類は救われるが、ラストシーンでは残骸となったブライキング・ボスのAIが生きていると英文メッセージが表示され暗転する。
 
== 2004年の映画 ==
596 ⟶ 680行目:
 
== 韓国版キャシャーン ==
1979年に『正義の勇士ケサン』として[[漫画]]が発売された<ref>[https://web.archive.org/web/20090225115024/{{Wayback|url=http://tatsunoko.co.jp/tatsunocomm/legacy/200612.html タツノコ世界遺産 |title=韓国版キャシャーン」〜誕生〜編|date=20090225115024}} 編]- タツノコプロ公式サイト内 タツノコ世界遺産</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20090130040107/{{Wayback|url=http://tatsunoko.co.jp/tatsunocomm/legacy/200812.html|title=『正義の勇士ケサン』篇|date=20090130040107}} - タツノコプロ公式サイト内 タツノコ世界遺産 正義の勇士ケサン 編]</ref>。
 
== ゲスト出演 ==
; [[タイムボカン王道復古]]
: 1994年1月1日発売のOVA第2巻『ヤッターマン タツノッコン王国で同窓会だコロン』にキャシャーンが出演。
; 世紀末伝説ワンダフルタツノコランド 円盤星人UBO
: 1999年12月31日放送の[[TBSテレビ|TBS]]年末特番『[[超える!テレビ|年越し38時間生放送 超える!テレビ]]』内で放送されたタツノコキャラ総出演のテレビ特番。
618 ⟶ 702行目:
=== 漫画 ===
; [[Infini-T Force#漫画|Infini-T Force]](インフィニティフォース) 未来の描線
: [[月刊ヒーローズ]]2015年12月号よりから2020年12月25日まで連載。原作・企画タツノコプロ、脚本[[小太刀右京]]、漫画[[江尻立真]]。タツノコヒーローのクロピンーバー作品。キャシャーン=東鉄也(ひがしてつや)が登場する。
; キャシャーンR
: 『[[月刊チャンピオンRED]]』2023年11月号より連載。原作はタツノコプロ、脚本は[[日暮茶坊]]、作画は[[士貴智志]]。タツノコプロの創立60周年とキャシャーン生誕50周年を記念したコミカライズ作品<ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/541613|title=「キャシャーン」のコミカライズがREDで始動、アニメの資料やイラストまとめた付録も|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-09-19|accessdate=2023-09-19}}</ref>。
 
=== パチンコ ===
633 ⟶ 719行目:
== 関連項目 ==
*[[フランケンシュタイン]] - 敵であるブライキング・ボスの誕生シーンと、造物主である人類へ反逆するフランケンシュタイン・テーマの系譜。
*[[大鉄人17]] - 人類の幸福を実現するために科学者によって作られたスーパーコンピュータが、自我を獲得し人類に反逆する始まりが同一。
*[[菅沼実]] -[[柏レイソル]]の選手。[[チャント]]の元ネタはこの主題歌である。
*[[菅沼実]] - [[柏レイソル]]の選手。[[チャント]]の元ネタは本作品の主題歌である。
*[[牧野修]] -改造人間となった少女アン・フラジャーイル(直訳すると「華奢なアン」)が「輝王・慕頭」(ブライトキング・ボズ)に率いられ人間を滅ぼそうとする人造生物たちと戦う著作『乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル』は『新造人間キャシャーン』を元に書かれている<ref>『アシャワンの乙女たち 』後書きより</ref>。
*[[牧野修]] - 改造人間となった少女アン・フラジャーイル(直訳すると「華奢なアン」)が「輝王・慕頭」(ブライトキング・ボズ)に率いられ人間を滅ぼそうとする人造生物たちと戦う著作『乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル』は『新造人間キャシャーン』を元に書かれている<ref>『アシャワンの乙女たち 』後書きより</ref>。
*[[世界笑える!ジャーナル]] -2010年4月から[[TBSテレビ|TBS]]系列で放送。テーマ曲はこの主題歌。
* [[全日本プロレス中継]] - [[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本テレビネットワーク協議会|系列]]のプロレス実況番組。1993年5月・6月期エンディング曲に本作品の主題歌が使用された。
*[[世界笑える!ジャーナル]] - 2010年4月から[[TBSテレビ|TBS]]系列で放送。テーマ曲は本作品の主題歌。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
{{Reflist|group=注}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
|refs=
<ref name="私のマンガ道とアニメ道96">{{Harvnb|私のマンガ道とアニメ道|2000|pp=96|loc=「第9章 キャシャーンがやらねば誰がやる」}}</ref>
<ref name="私のマンガ道とアニメ道97">{{Harvnb|私のマンガ道とアニメ道|2000|pp=97|loc=「第9章 キャシャーンがやらねば誰がやる」}}</ref>
<ref name="私のマンガ道とアニメ道100">{{Harvnb|私のマンガ道とアニメ道|2000|pp=100|loc=「第9章 キャシャーンがやらねば誰がやる」}}</ref>
<ref name="私のマンガ道とアニメ道104">{{Harvnb|私のマンガ道とアニメ道|2000|pp=104|loc=「第9章 キャシャーンがやらねば誰がやる」}}</ref>
<ref name="私のマンガ道とアニメ道105">{{Harvnb|私のマンガ道とアニメ道|2000|pp=105-106|loc=「第9章 キャシャーンがやらねば誰がやる」}}</ref>
<ref name="私のマンガ道とアニメ道110">{{Harvnb|私のマンガ道とアニメ道|2000|pp=110|loc=「第9章 キャシャーンがやらねば誰がやる」}}</ref>
<ref name="私のマンガ道とアニメ道113">{{Harvnb|私のマンガ道とアニメ道|2000|pp=113|loc=「第9章 キャシャーンがやらねば誰がやる」}}</ref>
<ref name="私のマンガ道とアニメ道114">{{Harvnb|私のマンガ道とアニメ道|2000|pp=114|loc=「第9章 キャシャーンがやらねば誰がやる」}}</ref>
<ref name="私のマンガ道とアニメ道132">{{Harvnb|私のマンガ道とアニメ道|2000|pp=132-133|loc=「第11章 ビックラ大発見!スキャニメイト」}}</ref>
<ref name="asahi210428">{{Cite web|和書|url=https://www.asahi.com/articles/ASP4X4Q9LP4XUCVL00K.html|title=菊池俊輔さん死去「ドラえもん」や「暴れん坊将軍」作曲|website=朝日新聞デジタル|date=2021-04-28|accessdate=2021-04-28}}</ref>
<ref name="TCMP56">{{Harvnb|東宝チャンピオンまつりパーフェクション|2014|pp=56-58|loc=「1974春期」}}</ref>
}}
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書 |author= 笹川ひろし |date=2000-09-25 |isbn=4-8470-1358-1 |publisher= [[ワニブックス]] |ref={{SfnRef|私のマンガ道とアニメ道|2000}} |title= ぶたもおだてりゃ木にのぼる 私のマンガ道とアニメ道}}
* {{Cite book|和書|editor=[[電撃ホビーマガジン]]編集部|title=ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション|date=2014-11-29|publisher=[[KADOKAWA]]([[アスキー・メディアワークス]])|series=DENGEKI HOBBY BOOKS|isbn=978-4-04-866999-3|ref={{SfnRef|東宝チャンピオンまつりパーフェクション|2014}}}}
 
== 外部リンク ==
* [https://tatsunoko.co.jp/works/works-483/ 新造人間キャシャーン] - タツノコプロ
* [https://tatsunoko.co.jp/works/works-1236/ キャシャーン(OVA)] - タツノコプロ
* [http://www.mxtv.co.jp/casshern/ 新造人間キャシャーン (TOKYO MX)]
* [https://web.archive.org/web/20100509000242/http://www.nishijin.co.jp/jp/product-p/2009-2010/casshan/ 西陣・CR新造人間キャシャーン]
* [http://www.ktv.jp/sp/casshern/index.html 新造人間キャシャーン | 関西テレビ放送 KTV]
* {{YouTube|playlist = PLodCD8aEYnnJfrCoT8BzDsY0Y9N3Glzk2}}
* {{Allcinema title|89550|新造人間キャシャーン (1973~1974)}}
* {{Allcinema title|144670|劇場版 新造人間キャシャーン (1974)}}
* {{Allcinema title|88371|OVA キャシャーン (1993)}}
 
{{タツノコプロ}}
{{笹川ひろし監督作品}}
{{新造人間キャシャーン}}
{{チャンピオンRED連載中}}
 
{{DEFAULTSORT:しんそうにんけんきやしやあん}}
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[[Category:ロボットを主人公としたアニメ作品]]
[[Category:スーパーヒーロー]]
[[Category:読売広告社のアニメ作品]]