「ディレクターズ・カット」の版間の差分

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*[[サウンド・オブ・ミュージック (映画)|サウンド・オブ・ミュージック]]
:当初公開のバージョンでは、修道院長(ペギー・ウッド)が主人公のマリア([[ジュリー・アンドリュース]])を励ますために、修道院で「すべての山を登れ(Climb Ev'ry Mountain)」を歌い聞かせるシーンがあった。しかし、その後、監督の[[ロバート・ワイズ]]がこのシーンをカットしている(「すべての山を登れ」は、エンディングシーンでも使われており、こちらは存置されている)。カットされた版が「ディレクターズ・カット」と銘打たれているわけではないが、監督による手直しによって異本が作られた例である。
 
* [[地獄の黙示録]]
:1979年の公開当時は153分だったが、2001年に「特別完全版」として[[フランシス・フォード・コッポラ]]が再編集し、49分の未使用のシーンを追加し上映時間は202分と延長された。2019年には公開40周年を記念してコッポラがオリジナルのネガをデジタル修復し、再び編集を行い「ファイナルカット」として通常の劇場と[[IMAX]]シアターにて公開された。このバージョンは「特別完全版」より20分短縮され、上映時間は182分となった。
 
*[[ブレードランナー]]
:初期の試写会で上映されたバージョンについて「分かりにくい」「アンハッピーエンドはアメリカ映画にはなじまない」といった営業的指摘がなされ、前者に対しては主人公リック・デッカード([[ハリソン・フォード]])の説明的[[モノローグ]]が追加され、後者に対してはデッカードとレイチェル([[ショーン・ヤング]])が逃亡するシーンで終わらせるのをやめ、最後に逃避行に成功したシーンが追加されるなどの改変がほどこされた。この改変されたものが[[1982年]]に公開されたバージョンである。その後、[[1992年]]にこれらの改変の復元を含む別バージョンが作られ、ディレクターズ・カットとして公開された。2007年には公開25周年を記念し、[[リドリー・スコット]]監督がふたたび再編集した「ファイナル・カット」が公開された。
 
*[[ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ]]
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== 関連項目 ==
*[[アウトテイク]]
 
== 外部リンク ==
* [https://gigazine.net/news/20210410-movie-directors-cut/ 映画の「ディレクターズカット」はどういう理由で作り出されているのか? - GIGAZINE]
 
[[Category:映画|ていれくたーすかつと]]