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{{Otheruses|日本の[[律令制度]]における[[官職]]|その他|大納言 (曖昧さ回避)}}
{{Otheruseslist|太政官の官職|小豆（あずき）の品種|アズキ}}
{{複数の問題
'''大納言'''（だいなごん）は、[[太政官]]に置かれた官職のひとつ。太政官においては[[四等官]]の次官（すけ）に相当する。訓読みは「おほいものまうすのつかさ」。[[唐名]]は亜相または亜槐。丞相・槐門（いずれも大臣のこと）に次ぐ者であることからいう。[[官位相当制|官位相当]]は[[品位 (位階)|三品]]・[[品位 (位階)|四品]]または[[正三位]]。
| 出典の明記 = 2018年1月
| 正確性 = 2018年1月
| 独自研究 = 2018年1月
}}
'''大納言'''（だいなごん）は、[[太政官]]に置かれた[[官職]]の一つ。太政官においては[[四等官]]の次官（すけ）に相当する。[[訓読み]]は「おほいものまうすのつかさ」。[[唐名]]は亜相または亜槐。丞相・槐門（いずれも大臣のこと）に次ぐ者であることからいう。[[官位相当制|官位相当]]は[[品位 (位階)|三品]]・[[品位 (位階)|四品]]または[[正三位]]。現代の[[国務大臣]]に相当する政府の高官。
 
== 古代律令制下の大納言 ==
[[天智天皇]]の下で設置された「[[御史大夫]]」や[[天武天皇]]の下で設置された「納言」がその前身とも言われるが、つながりははっきりしない。「大納言」の名称がはじめて現れるのは、[[飛鳥浄御原令]]の下であるが、これが[[大宝令]]・[[養老令]]の下での大納言と同じものであるかどうかは断言できない。
[[天智天皇]]の下で設置された「[[御史大夫]]」や[[天武天皇]]の下で設置された「納言」がその前身とも言われるがはっきりしない。「大納言」の名称がはじめて現れるのは[[飛鳥浄御原令]]においてであるが、[[大宝律令]]・[[養老律令]]における大納言と同じものであるかは不明である。
 
[[養老律令#令|養老令の[[職員令]]では、その職掌を「庶事を参議し、敷奏・[[宣旨]]・[[侍従]]・献替を掌る」と定めている。大臣とともに政務を議し、宣下と奏上に当たることである。『[[令義解]]』では、大臣が欠員・休暇の際にはその代行をするものと説明している。君主の言葉を臣下に伝え、臣下の言葉を君主に伝える役割であることから、『令集解』では、中国の古典を引いて「喉舌の官」と呼んでいる。
 
『[[令義解]]』では、大臣が欠員・休暇の際にはその代行をするものと説明している。[[君主]]の[[勅語|言葉]]を臣下に伝え、臣下の言葉を君主に伝える役割であることから、『[[令集解]]』では、中国の古典を引いて「喉舌の官」と呼んでいる。
定員ははじめ4人であったが、[[慶雲]]2年（[[705年]]）4月、その職務が重大でかつ過密であるため、ふさわしい人材で定員を満たすことができない、という理由で2人に減員された。この際、大納言の減員を補うものとして定員3人の[[中納言]]が設置されている。しかし、その後[[権官]]（権大納言）が置かれるなどして定員は有名無実となった。
 
[[定員]]は初め4人であったが、[[慶雲]]2年（[[705年]]）4月、その職務が重大でかつ過密であるため、相応しい人材で定員を満たすことが出来ない、という[[理由]]で2人に減員された。この際、大納言の減員を補うものとして定員3人の[[中納言]]が設置されている。しかしその後[[権官]]（権大納言）が置かれるなどして定員は有名無実となった。
大臣は[[摂家|摂関家]]やそれに準じる[[清華家]]の[[家格]]のごく限られた者しか任じられないが、それ以下の家格の[[貴族]]でも大納言までは到達することができたので、[[摂関政治]]期には摂関の[[公達|子弟]]など、[[院政|院政期]]には[[院近臣]]などを中心に、大納言在任者は次第に増加し、[[後白河天皇|後白河]][[院政|院政期]]には10人に達した。後白河の死後、[[九条兼実]]が[[摂政]]に就任して政治の引き締めをはかった際に6人にまで抑えたが、[[後鳥羽天皇|後鳥羽]]院政期には再び10人に復し、結局これが定員として長く定着することになった。[[南北朝時代 (日本)|南北朝時代]]以降は正官は任命されなくなり、ほとんどの場合権官だけが置かれた。
 
[[摂関政治]]期には[[摂政|摂]][[関白|関]]の[[公達]]を中心として任じられたが、[[院政|院政期]]には[[院近臣]]の極官ともなった。大納言在任者は次第に増加し、[[後白河天皇|後白河]][[院政|院政期]]には10人に達した。後白河の[[崩御]]後、[[九条兼実]]が[[摂政]]に就任して[[政治]]の引き締めをはかった際に6人にまで抑えたが、[[後鳥羽天皇|後鳥羽]][[院政]]期には再び10人に復し、結局これが定員として長く定着することになった。この頃より廷臣の[[家格]]が定まり、大納言は[[羽林家]]、[[名家 (公家)|名家]]、[[半家 (公家)|半家]]の極官とされた。
[[江戸時代]]においては、[[紀州藩]]主（徳川家）や[[尾張藩]]主などの最終官位となる場合があった。ただし藩主が短命だった場合は大納言まで昇る事はほとんど無かった。
 
[[南北朝時代 (日本)|南北朝時代]]以降はほとんどの場合、正官は任命されず権官だけが置かれた。最後に正官に任ぜられたのは[[三条西実枝]]（[[天正]]5年（[[1577年]]））である。
[[慶応]]3年（[[1867年]]）12月の[[王政復古 (日本)|王政復古]]で太政官が廃絶すると、大納言の官職も消滅した。しかし、その後、新政府が数次の改組を続けるなかで、[[明治]]2年（[[1869年]]）7月に、二官六省から成る政府が組織されて[[太政官#明治維新の太政官|太政官]]の名称が復活し、そのなかで大納言の名称を持つ官職が復活した。新設の大納言には[[岩倉具視]]と[[徳大寺実則]]が就任している。明治4年（[[1871年]]）7月には太政官がさらに三院八省に改組されると、これにともなって大納言の官職は最終的に消滅した。
 
== 大納言の一覧 ==
== 近代太政官制下の大納言 ==
<div style="line-height:1.5em; margin:3px 0 .5em 2em">[[画像:Stubico.png|この節は執筆の途中です|30px]] <small>''この節は[[Wikipedia:スタブ|執筆中]]です。<span class="plainlinks">[{{fullurl:{{FULLPAGENAMEE}}|action=edit}} 加筆、訂正]</span>して下さる協力者を求めています。</small></div>
[[慶応]]3年（[[1867年]]）12月の[[王政復古 (日本)|王政復古]]で太政官が廃絶すると、大納言の官職も消滅した。しかし、その後、[[明治維新#明治政府|明治新政府]]が数次の改組を続けるなかで、[[1869年]]（[[明治2年]]）7月の[[職員令 (太政官制)|職員令]]で二官六省から成る政府が組織されて[[太政官 (明治時代)#明治の太政官制|太政官]]の名称が復活し、そのなかで大納言の名称を持つ官職が復活した（権官はなし）。新設の大納言には[[岩倉具視]]と[[徳大寺実則]]が就任している。そして、[[1871年]]（[[明治4年]]）7月には太政官がさらに三院八省に改組されるに伴い大納言の官職は再び消滅した。以降、同名の官職が復活したことはない。
<div class="NavFrame" style="clear: both; border: 1px solid #999; margin: 0.5em auto; width: 100%;">
<div class="NavHead" style="background-color: #FFFFFF; text-align: center; font-weight: bold;">'''大納言の一覧'''</div>
<div class="NavContent" style="padding: 1em 0 0 0; text-align: left;"><noinclude>
{| border="1" cellpadding="4" cellspacing="0"
|-----
! style="background:#efefef;" | 名前
! style="background:#efefef;" | 在職年
! style="background:#efefef;" | 在職時の天皇
! style="background:#efefef;" | 備考
|-----
| [[蘇我果安]] || [[672年]] || [[天智天皇|天智]]
| &nbsp;
|-----
| [[巨勢人]] || 672年 || 天智 || &nbsp;
|-----
| [[紀大人]] || 672年 || 天智 || &nbsp;
|-----
| [[大伴馬来田|大伴望陀]] || [[683年]] || [[天武天皇|天武]]
| &nbsp;
|-----
| [[舎人王]] || 683年 || 天武 || &nbsp;
|-----
| [[大伴御行]] || [[701年]] || [[文武天皇|文武]] || &nbsp;
|-----
| [[阿倍御主人]] || 701年 || 文武 || &nbsp;
|-----
| [[石上麻呂]] || 701年 - [[704年]] || 文武 || &nbsp;
|-----
| [[藤原不比等]] || 701年 - [[708年]] || 文武、[[元明天皇|元明]]
| &nbsp;
|-----
| [[紀麻呂]] || 701年 - [[705年]] || 文武 || &nbsp;
|-----
| [[大伴安麻呂]] || 705年 - [[714年]] || 文武、元明
| &nbsp;
|-----
| [[長屋王]] || [[718年]] - [[721年]] || [[元正天皇|元正]]
| &nbsp;
|-----
| [[阿倍宿奈麻呂]] || 718年 - [[720年]] || 元正 || &nbsp;
|-----
| [[多治比池守]] || 721年 - [[730年]] || 元正、[[聖武天皇|聖武]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原武智麻呂]] || [[729年]] - [[734年]] || 聖武
| &nbsp;
|-----
| [[大伴旅人]] || 730年 - [[731年]] || 聖武 || &nbsp;
|-----
| [[橘諸兄]] || [[737年]] - [[738年]] || 聖武
| &nbsp;
|-----
| [[藤原豊成]] || [[740年]] - [[749年]] || 聖武、[[孝謙天皇|孝謙]]
| 難波大臣
|-----
| [[巨勢奈弖麻呂]] || 749年 - [[753年]] || 聖武、孝謙
| &nbsp;
|-----
| [[藤原仲麻呂]] || 749年 - [[757年]] || 聖武、孝謙
| &nbsp;
|-----
| [[石川年足]] || [[758年]] - [[762年]] || 孝謙、[[淳仁天皇|淳仁]]
| &nbsp;
|-----
| [[文室浄三]] || 762年 - 764年 || 孝謙、[[淳仁天皇|淳仁]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原永手]] || [[764年]] - [[766年]] || 淳仁、[[孝謙天皇#称徳天皇|称徳]]
| &nbsp;
|-----
| [[白壁王]] || 766年 - [[770年]] || 称徳 || →（[[即位]]）[[光仁天皇]]
|-----
| [[藤原真楯]] || 766年 || 称徳 || &nbsp;
|-----
| [[吉備真備]] || 766年 || 称徳 || &nbsp;
|-----
| [[弓削浄人]] || [[768年]] - 770年 || 称徳、[[光仁天皇|光仁]]
| &nbsp;
|-----
| [[大中臣清麻呂]] || [[768年]] - [[771年]] || 称徳、光仁
| &nbsp;
|-----
| [[文室大市]] || 771年 - [[777年]] || 光仁 || &nbsp;
|-----
| [[藤原魚名]] || 771年 - [[778年]] || 光仁 || &nbsp;
|-----
| [[石上宅嗣]] || [[780年]] - [[781年]] || 光仁、[[桓武天皇|桓武]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原田麻呂]] || 781年 || 光仁、桓武 || 蜷淵大臣
|-----
| [[藤原是公]] || [[782年]] - [[783年]] || 桓武
| 牛屋大臣
|-----
| [[藤原継縄]] || 783年 - [[790年]] || 桓武 || &nbsp;
|-----
| [[藤原小黒麻呂]] || 790年 - [[794年]] || 桓武 || &nbsp;
|-----
| [[紀船守]] || [[791年]] - [[792年]] || 桓武
| &nbsp;
|-----
| [[紀古佐美]] || [[796年]] - [[797年]] || 桓武
| &nbsp;
|-----
| [[神王]] || 796年 - [[798年]] || 桓武 || &nbsp;
|-----
| [[壹志濃王]] || 798年 - [[805年]] || 桓武 || &nbsp;
|-----
| [[藤原雄友]] || [[806年]] - [[807年]] || 桓武、[[平城天皇|平城]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原内麻呂]] || 806年 || 桓武、平城 || 後長岡大臣
|-----
| [[藤原園人]] || [[810年]] - [[812年]] || [[嵯峨天皇|嵯峨]]
| 前山科大臣
|-----
| [[坂上田村麻呂]] || 810年 - [[811年]] || 嵯峨 || &nbsp;
|-----
| [[藤原冬嗣]] || [[818年]] - [[821年]] || 嵯峨
| 閑院左大臣
|-----
| [[藤原緒嗣]] || 821年 - [[825年]] || 嵯峨、[[淳和天皇|淳和]]
| &nbsp;
|-----
| [[良峰安世]] || [[828年]] - [[830年]] || 淳和
| &nbsp;
|-----
| [[藤原三守]] || 828年 - [[838年]] || 淳和、[[仁明天皇|仁明]]
| &nbsp;
|-----
| [[清原夏野]] || 830年 - [[832年]] || 淳和 || &nbsp;
|-----
| [[源常]] || 838年 - [[840年]] || 仁明 || &nbsp;
|-----
| [[藤原愛発]] || 840年 - [[842年]] || 仁明 || &nbsp;
|-----
| [[橘氏公]] || 842年 - [[844年]] || 仁明 || &nbsp;
|-----
| [[藤原良房]] || [[843年]] - [[848年]] || 仁明
| &nbsp;
|-----
| [[源信 (公卿)|源信]] || 848年 - [[857年]] || 仁明、[[文徳天皇|文徳]]
| 北辺大臣
|-----
| [[藤原良相]] || [[856年]] - 857年 || 文徳 || &nbsp;
|-----
| [[安倍安仁]] || 857年 - [[859年]] || 文徳、[[清和天皇|清和]]
| &nbsp;
|-----
| [[源定]] || 859年 - [[863年]] || 清和 || 陽院大納言
|-----
| [[源弘]] || 859年 - 863年 || 清和 || 廣幡大納言
|-----
| [[平高棟]] || [[864年]] - [[867年]] || 清和
| &nbsp;
|-----
| [[伴善男]] || 864年 - [[866年]] || 清和 || &nbsp;
|-----
| [[藤原氏宗]] || 867年 - [[870年]] || 清和 || &nbsp;
|-----
| [[源融]] || 870年 - [[872年]] || 清和 || &nbsp;
|-----
| [[藤原基経]] || 870年 - 872年 || 清和 || &nbsp;
|-----
| [[源多]] || 872年 - [[882年]] || 清和、[[陽成天皇|陽成]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原常行]] || 872年 - [[875年]] || 清和 || 西三條右大将
|-----
| [[南淵年名]] || [[876年]] - [[877年]] || 清和、陽成
| &nbsp;
|-----
| [[藤原良世]] || 882年 - [[891年]] || 陽成、[[光孝天皇|光孝]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原冬緒]] || 882年 - [[887年]] || 陽成、光孝
| &nbsp;
|-----
| [[源能有]] || 891年 - [[869年]] || 光孝、[[宇多天皇|宇多]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原時平]] || [[897年]] - [[899年]] || 宇多、[[醍醐天皇|醍醐]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原高藤]] || 899年 - [[900年]] || 醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[源光 (公卿)|源光]] || 899年 - [[901年]] || 醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[藤原定国]] || [[902年]] - [[906年]] || 醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[藤原国経]] || 902年 - [[908年]] || 醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[源貞恒]] || 908年 || 醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[藤原忠平]] || [[911年]] - [[914年]] || 醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[源湛]] || [[913年]] - 914年 || 醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[源昇]] || 914年 - [[918年]] || 醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[藤原道明]] || 914年 - [[920年]] || 醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[藤原定方]] || 920年 - [[924年]] || 醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[藤原清貫]] || [[921年]] - [[930年]] || 醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[藤原仲平]] || [[927年]] - [[933年]] || 醍醐、[[朱雀天皇|朱雀]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原保忠]] || 930年 - [[936年]] || 朱雀 || &nbsp;
|-----
| [[藤原恒佐]] || 933年 - [[938年]] || 朱雀 || &nbsp;
|-----
| [[平伊望]] || 938年 - [[939年]] || 朱雀 || &nbsp;
|-----
| [[藤原実頼]] || 939年 - [[944年]] || 朱雀 || &nbsp;
|-----
| [[藤原師輔]] || [[942年]] - [[947年]] || 朱雀、[[村上天皇|村上]]
| &nbsp;
|-----
| [[源清蔭]] || [[948年]] - [[950年]] || 村上
| &nbsp;
|-----
| [[藤原顕忠]] || 948年 - [[960年]] || 村上 || 富小路右大臣
|-----
| [[藤原元方]] || [[951年]] - [[953年]] || 村上
| &nbsp;
|-----
| [[源高明]] || 953年 - [[966年]] || 村上 || &nbsp;
|-----
| [[藤原在衡]] || 960年 - [[969年]] || 村上、[[冷泉天皇|冷泉]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原師尹]] || 966年 - [[967年]] || 村上、冷泉
| &nbsp;
|-----
| [[源兼明]] || 967年 - [[971年]] || 村上、冷泉、[[円融天皇|円融]]
| 御子左大臣
|-----
| [[藤原伊尹]] || 969年 - [[970年]] || 冷泉、円融
| 一条摂政
|-----
| [[橘好古]] || 971年 - [[972年]] || 円融 || &nbsp;
|-----
| [[源雅信]] || 972年 - [[977年]] || 円融 || &nbsp;
|-----
| [[藤原兼家]] || 972年 - [[978年]] || 円融 || &nbsp;
|-----
| [[藤原為光]] || 977年 - [[986年]] || 円融、[[花園天皇|花園]]
| 後一条太政大臣
|-----
| [[源重信]] || 978年 - [[991年]] || 円融、花園、[[一条天皇|一条]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原朝光]] || [[987年]] - [[995年]] || 一条
| 閑院左大将
|-----
| [[藤原済時]] || 991年 - 995年 || 一条 || 小一條大将
|-----
| [[藤原顕光]] || 995年 - [[996年]] || 一条 || 堀河左大臣
|-----
| [[藤原公季]] || 995年 - [[997年]] || 一条 || &nbsp;
|-----
| [[源時中]] || 996年 - [[1001年]] || 一条 || &nbsp;
|-----
| [[藤原道綱]] || 997年 - [[1020年]] || 一条、[[三条天皇|三条]]、[[後一条天皇|後一条]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原懐忠]] || 1001年 - [[1008年]] || 一条 || &nbsp;
|-----
| [[藤原実資]] || [[1009年]] - [[1021年]] || 一条、三条、後一条
| &nbsp;
|-----
| [[藤原斉信]] || 1020年 - [[1035年]] || 後一条
| &nbsp;
<!--
== 脚注 ==
|-----
{{脚注ヘルプ}}
| [[藤原重通]] || [[1060年]] - [[1061年]] || [[二条天皇|ニ条]]
| &nbsp;{{Reflist}}-->
 
|-----
== 関連項目 ==
| [[藤原資平]] || [[1066年]] - [[1067年]] || [[後冷泉天皇|後冷泉]]
* [[中納言]]
| &nbsp;
* [[少納言]]
|-----
| [[藤原信長]] || 1066年 - [[1069年]] || 後冷泉、[[後三条天皇|後三条]]
| 九条太政大臣
|-----
| [[源俊房]] || [[1080年]] - [[1082年]] || [[白河天皇|白河]]
| 堀川左大臣
|-----
| [[藤原忠家]] || 1080年 - [[1090年]] || 白河、[[堀河天皇|堀河]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原実季]] || [[1083年]] - [[1092年]] || 白河、堀河
| &nbsp;
|-----
| [[源経信]] || [[1091年]] - [[1097年]] || 堀河
| &nbsp;
|-----
| [[源師忠]] || [[1100年]] - [[1106年]] || 堀河
| &nbsp;
|-----
| [[源俊明]] || 1100年 - [[1114年]] || 堀河、[[鳥羽天皇|鳥羽]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原家忠]] || [[1115年]] - [[1122年]] || 鳥羽
| &nbsp;
|-----
| [[藤原経実]] || 1115年 - [[1131年]] || 鳥羽、[[崇徳天皇|崇徳]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原能実]] || [[1123年]] - [[1132年]] || 鳥羽、崇徳
| 小野宮大納言
|-----
| [[源能俊]] || 1131年 - [[1134年]] || 崇徳 || &nbsp;
|-----
| [[藤原忠教]] || [[1136年]] - [[1141年]] || 崇徳
| &nbsp;
|-----
| [[源師頼]] || 1136年 - [[1139年]] || 崇徳 || 小野宮大納言
|-----
| [[徳大寺実能]] || [[1149年]] - [[1150年]] || [[近衛天皇|近衛]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原宗輔]] || 1149年 - [[1156年]] || 近衛、[[後白河天皇|後白河]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原伊通]] || 1150年 - 1156年 || 近衛、後白河 || &nbsp;
|-----
| [[藤原宗能]] || 1156年 - [[1161年]] || 後白河、[[二条天皇|二条]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原成通]] || 1156年 - [[1159年]] || 後白河
| &nbsp;
|-----
| [[藤原重通]] || [[1160年]] - 1161年 || 二条 || &nbsp;
|-----
| [[藤原忠雅]] || 1161年 - [[1167年]] || 二条、[[六条天皇|六条]]
| &nbsp;
|-----
| [[久我雅通]] || 1161年 - [[1168年]] || 二条、六条
| &nbsp;
|-----
| [[藤原師長]] || 1167年 - [[1175年]] || 六条、[[高倉天皇|高倉]]
| &nbsp;
|-----
| [[源定房]] || 1168年 - [[1188年]] || 六条、高倉、[[安徳天皇|安徳]]、[[後鳥羽天皇|後鳥羽]]
| &nbsp;
|-----
| [[平重盛]] || 1175年 - [[1177年]] || 高倉 || 小松内大臣
|-----
| [[徳大寺実定]] || 1177年 - [[1183年]] || 高倉、安徳
| 後徳大寺左大臣
|-----
| [[三条実房]] || 1183年 - [[1189年]] || 安徳、後鳥羽
| 三条入道左大臣
|-----
| [[藤原兼房 (太政大臣)|藤原兼房]] || 1189年 - [[1190年]]
| 後鳥羽 || &nbsp;
|-----
| [[中山忠親]] || 1189年 - [[1191年]] || 後鳥羽
| &nbsp;
|-----
| [[藤原実家]] || 1190年 - [[1193年]] || 後鳥羽
| 川原大納言
|-----
| [[藤原実宗]] || 1191年 - [[1205年]] || 後鳥羽、[[土御門天皇|土御門]]
| &nbsp;
|-----
| [[藤原隆忠]] || [[1194年]] - [[1202年]] || 後鳥羽、土御門
| 大覚寺左大臣
|-----
| [[粟田口忠良]] || [[1202年]] - [[1204年]] || 土御門
| 鳴滝大納言
|-----
| [[花山院忠経]] || 1205年 - [[1206年]] || 土御門
| &nbsp;
|-----
| [[九条兼良]] || 1205年 - [[1211年]] || 土御門、[[順徳天皇|順徳]]
| &nbsp;
|-----
| [[徳大寺公継 ]] || 1206年 - [[1209年]] || 土御門
| 野宮左大臣
|-----
| [[三条公房]] || [[1209年]] - [[1215年]] || 土御門、順徳
| &nbsp;
|-----
| [[中山兼宗]] || [[1211年]] - [[1218年]] || 順徳
| &nbsp;
|-----
| [[鷹司兼基]] || 1215年 - 1218年 || 順徳 || &nbsp;
|-----
| [[久我通光]] || 1218年 - [[1219年]] || 順徳 || 後久我太政大臣
|-----
| [[西園寺公経]] || 1218年 - [[1221年]] || 順徳、[[仲恭天皇|仲恭]]
| &nbsp;
|-----
| [[大炊御門師経]] || 1219年 - [[1222年]] || 順徳、仲恭、[[後堀河天皇|後堀河]]
| &nbsp;
|-----
| [[九条良平]] || 1221年 - [[1224年]] || 仲恭、後堀河
| 醍醐入道太政大臣
|-----
| [[堀川通具]] || [[1222年]] - [[1227年]] || 後堀河
| 堀川大納言
|-----
| [[松殿忠房]] || 1224年 - [[1231年]] || 後堀河
| &nbsp;
|-----
| [[土御門定通]] || 1224年 - [[1236年]] || 後堀河、[[四条天皇|四条]]
| &nbsp;
|-----
| [[源雅親]] || 1231年 - [[1238年]] || 後堀河、四条
| &nbsp;
|-----
| [[九条基家]] || 1236年 - [[1237年]] || 四条 || &nbsp;
|-----
| [[衣笠家良]] || [[1237年]] - [[1240年]] || 四条
| 衣笠内大臣
|-----
| [[中院通方]] || 1238年 || 四条 || &nbsp;
|-----
| 源雅親 || 1240年 - [[1249年]] || 四条、[[後嵯峨天皇|後嵯峨]]、[[後深草天皇|後深草]]
| &nbsp;
|-----
| [[堀川具実]] || 1240年 - [[1250年]] || 四条、後嵯峨、後深草
| &nbsp;
|-----
| [[徳大寺実基]] || [[1241年]] - [[1246年]] || 四条、後嵯峨、後深草
| &nbsp;
|-----
| [[四条隆親]] || 1250年 - [[1257年]] || 後深草
| &nbsp;
|-----
| [[久我通忠]] || 1250年 || 後深草 || &nbsp;
|-----
| [[花山院定雅]] || 1250年 - [[1252年]] || 後深草
| &nbsp;
|-----
| 四条隆親 || [[1259年]] - [[1260年]] || 後深草、[[亀山天皇|亀山]]
| &nbsp;
|-----
| [[二条良教]] || 1260年 - [[1270年]] || 亀山 || &nbsp;
|-----
| [[三条公親]] || 1260年 - [[1261年]] || 亀山 || &nbsp;
|-----
| [[大炊御門冬忠]] || 1261年 - [[1265年]] || 亀山
| &nbsp;
|-----
| [[中院通成]] || 1265年 - [[1269年]] || 亀山 || &nbsp;
|-----
| [[中院雅忠]] || [[1271年]] - [[1272年]] || 亀山
| &nbsp;
|-----
| [[堀川基具]] || 1271年 - [[1284年]] || 亀山、[[後宇多天皇|後宇多]]
| &nbsp;
|-----
| [[土御門定実]] || [[1273年]] - [[1288年]] || 亀山、後宇多、[[伏見天皇|伏見]]
| &nbsp;
|-----
| 四条隆親 || [[1276年]] - [[1277年]] || 後宇多
| &nbsp;
|-----
| [[花山院長雅]] || 1284年 - [[1285年]] || 後宇多
| &nbsp;
|-----
| [[四条房名]] || 1285年 || 後宇多 || &nbsp;
|-----
| [[久我通基]] || [[1285年]] - 1288年 || 後宇多、伏見
| &nbsp;
|-----
| [[大炊御門信嗣]] || 1288年 - [[1290年]] || 伏見
| &nbsp;
|-----
| [[西園寺実兼]] || 1288年 - [[1289年]] || 伏見
| &nbsp;
|-----
| [[堀川具守]] || 1290年 - [[1295年]] || 伏見 || &nbsp;
|-----
| 土御門定実 || [[1292年]] || 伏見 || &nbsp;
|-----
| [[西園寺公衡]] || [[1297年]] - [[1298年]] || 伏見
| &nbsp;
|-----
| [[土御門雅房]] || 1297年 - [[1302年]] || 伏見、[[後伏見天皇|後伏見]]、[[後二条天皇|後二条]]
| &nbsp;
|-----
| 源具守 || 1298年 - [[1310年]] || 伏見、後伏見、後二条、[[花園天皇|花園]]
| &nbsp;
|-----
| [[大炊御門良宗]] || 1302年 - [[1307年]] || 後二条
| &nbsp;
|-----
| [[洞院実泰]] || [[1309年]] - [[1315年]] || 花園
| 洞院左大臣
|-----
| [[中院通重]] || 1315年 - [[1316年]] || 花園 || &nbsp;
|-----
| [[花山院師信]] || [[1317年]] - [[1319年]] || 花園、[[後醍醐天皇|後醍醐]]
| &nbsp;
|-----
| [[大炊御門冬氏]] || 1319年 - [[1322年]] || 後醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[今出川兼季]] || 1319年 - 1322年 || 後醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[西園寺実衡]] || 1322年 - 年 || 後醍醐 || 後常盤井
|-----
| [[久我長通]] || [[1323年]] - [[1329年]] || 後醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[洞院公賢]] || [[1325年]] - [[1330年]] || 後醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[北畠親房]] || 1325年 - 1330年 || 後醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[大宮季衡]] || [[1326年]] - [[1327年]] || 後醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[花山院師賢]] || [[1329年]] - [[1331年]] || 後醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[堀川具親]] || 1330年 - [[1334年]] || 後醍醐
| &nbsp;
|-----
| [[万里小路宣房]] || 1331年 || 後醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[藤原忠輔]] || 1331年 || 後醍醐 || &nbsp;
|-----
| [[中院通顕]] || 1331年 - [[1332年]] || 後醍醐
| &nbsp;
|-----
| 万里小路宣房 || [[1333年]] - 1334年 || 後醍醐 || &nbsp;
|-----
| 堀川具親 || [[1335年]] - [[1339年]] || 後醍醐、[[後村上天皇|後村上]]
| &nbsp;
|-----
| [[三条実忠]] || 1339年 - [[1343年]] || 後村上
| &nbsp;
|-----
| [[大炊御門冬信]] || 1343年 - [[1345年]] || 後村上
| &nbsp;
|-----
| [[徳大寺公清]] || 1343年 - [[1346年]] || 後村上
| &nbsp;
|-----
| [[四辻公重]] || 1346年 - [[1349年]] || 後村上
| &nbsp;
|-----
| [[藤原長定]] || [[1350年]] - [[1351年]] || 後村上
| &nbsp;
|-----
| [[中院通冬]] || 1350年 - [[1354年]] || 後村上
| &nbsp;
|-----
| [[藤原公名]] || 1351年 - [[1352年]] || 後村上
| &nbsp;
|-----
| [[今出川公直]] || [[1366年]] - [[1369年]] || [[長慶天皇|長慶]]
| &nbsp;
|-----
| [[洞院実守]] || [[1370年]] - [[1372年]] || 長慶
| &nbsp;
|-----
| [[日野重光]] || [[1411年]] - [[1413年]] || [[後小松天皇|後小松]]、[[称光天皇|称光]]
| &nbsp;
|-----
| [[広橋兼宣]] || [[1423年]] - [[1425年]] || 称光
| &nbsp;
|-----
| [[広橋兼秀]] || [[1554年]] || [[後奈良天皇|後奈良]]
| &nbsp;
|-----
| [[三条西実枝]] || [[1577年]] - [[1579年]] || [[正親町天皇|正親町]]
| &nbsp;
|}
</div></div>
<!--
== 主な権大納言 ==
<table border=1 cellpadding=4 cellspacing=0>
<tr>
<th align="center" style="background:#efefef;">名前</th>
<th align="center" style="background:#efefef;">在職年</th>
<th align="center" style="background:#efefef;">在職時の天皇</th>
<th align="center" style="background:#efefef;">備考</th>
</tr>
<tr><td>[[菅原道真]]</td><td>897年 - 899年</td><td>宇多、醍醐</td><td>&nbsp;</td></tr>
<tr><td>[[藤原師氏]]</td><td>969年 - 970年</td><td>冷泉、円融</td><td>枇杷大納言</td></tr>
<tr><td>[[平清盛]]</td><td>[[1165年]] - [[1166年]]</td><td>六条</td><td>&nbsp;</td></tr>
<tr><td>[[平時忠]]</td><td>1183年</td><td>安徳</td><td>平大納言</td></tr>
<tr><td>[[源頼朝]]</td><td>1189年</td><td>後鳥羽</td><td>&nbsp;</td></tr>
</table>
-->
 
==参考文献==
* 『新訂増補国史大系・公卿補任 第1篇』[[吉川弘文館]]　黒板勝美（編）ISBN 4642003568
* 『新訂増補国史大系・公卿補任 第2篇』[[吉川弘文館]]　黒板勝美（編）ISBN 4642003576
* 『新訂増補国史大系・公卿補任 第3篇』[[吉川弘文館]]　黒板勝美（編）ISBN 4642003584
* 『新訂増補国史大系・公卿補任 第4篇』[[吉川弘文館]]　黒板勝美（編）ISBN 4642003592
* 『新訂増補国史大系・公卿補任 第5篇』[[吉川弘文館]]　黒板勝美（編）ISBN 4642003606
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[[Category:日本の律令制]]
[[Category:律令制の官制]]
[[Category:日本の行政官職 (廃止)]]
 
[[en:Dainagon]]
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[[eu:Dainagon]]
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