「F1世界選手権ポイントシステム」の版間の差分

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=== 入賞範囲と得点 ===
==== 決勝レースにおけるポイント ====
*1950年〜1959年 - 1位から5位までが入賞。ポイントは8-6-4-3-2点。
*1960年 - 1位から6位までが:;入賞者へのポイントは8-6-4-3-2-1点。
:*19611950年〜1959年 - 1位から65位までが入賞。ポイントはドライバーズが9-6-4-3-2-1点、コンストラクターズが8-6-4-3-2-1<ref name="Zenshi1961">林信次 『F1全史 第7集 1961 - 1965』 ニューズ出版、1997年、p.30。ISBN 9784938495091</ref>
:*19621960{{font|color=#FFF|1990{{0000}}}} - 1位から6位までが入賞。ポイントは98-6-4-3-2-1点。
:*19911961{{font|color=#FFF|2002{{0000}}}} - 1位から6位までが入賞。ポイントは10ドライバーズが9-6-4-3-2-1点、コンストラクターズが8-6-4-3-2-1点<ref name="Zenshi1961">林信次 『F1全史 第7集 1961 - 1965』 ニューズ出版、1997年、p.30。ISBN 9784938495091</ref>
:*20031962年〜20091990年 - 1位から86位までが入賞。ポイントは10-89-6-5-4-3-2-1点。
:*20101991年〜20132002年 - 1位から106位までが入賞。ポイントは25-18-15-12-10-8-6-4-3-2-1点。
:*20142003{{font|color=#FFF|{{0000}}2009}} - 最終戦のみ1位から8位までが入賞。ポイントが2倍になる。他2010年〜2013年と同じ10-8-6-5-4-3-2-1点
:*20152010年〜20202013年 - 1位から10位までが入賞。ポイントは25-18-15-12-10-8-6-4-2-1点。(2010年〜2013年と同じ)
:*20212014年{{font|color=#FFF|〜{{0000}}年}} - 3つ最終戦GP<ref>イギリスGP、イタリアGP、サンパウロGPの3つ。</ref>で土曜日にスプリントレース(ポイントが2倍になる。他3-2-1点の上位3人)を実施2010年〜2013年と同じ
:*20222015{{font|color=#FFF|{{0000}}年}} - 3つのGP<ref>エミリア・ロマーニャGP、オーストリアGP、サンパウロGPの3つ。</ref>1位から10位ま土曜日に「スプリント」(が入賞。ポイントは825-718-615-512-410-38-6-4-2-1点の上位8人)を実施(2010年〜2013年と同じ)
 
*2023年{{font|color=#FFF|〜{{0000}}年}} - 6つのGP<ref> アゼルバイジャンGP、オーストリアGP、ベルギーGP、カタールGP、アメリカGP、サンパウロGPの6つ。</ref>で土曜日に「スプリント」(ポイントは8-7-6-5-4-3-2-1点の上位8人)を実施。
:; [[ファステストラップ]]記録者へのポイント
:*1950年〜1959年 - ドライバーズのみ1点。複数のドライバーが記録した場合はその人数で等分。
:*1960年〜2018年 - なし
:*2019年〜2021年 - 10位以内に入賞した場合に限り1点。
:*2022年〜{{font|color=#FFF|{{0000}}年}} - 10位以内に入賞し、かつ1位の周回数が規定周回数の50%以上走行した場合に限り1点。
 
==== スプリントにおけるポイント ====
*2021年 - 3つのGP<ref group="注" name="sprint2021">イギリスGP、イタリアGP、サンパウロGPの3つ。</ref>で土曜日にスプリントレース(ポイントは3-2-1点の上位3人)を実施。
*2022年 - 3つのGP<ref group="注" name="sprint2022">エミリア・ロマーニャGP、オーストリアGP、サンパウロGPの3つ。</ref>で土曜日に「スプリント」(ポイントは8-7-6-5-4-3-2-1点の上位8人)を実施。
*2023年{{font|color=#FFF|〜{{0000}}年}} - 6つのGP<ref> group="注" name="sprint2023">アゼルバイジャンGP、オーストリアGP、ベルギーGP、カタールGP、アメリカGP、サンパウロGPの6つ。</ref>で土曜日に「スプリント」(ポイントは8-7-6-5-4-3-2-1点の上位8人)を実施。
*2024年 - 6つのGP<ref group="注" name="sprint2024">中国GP、マイアミGP、オーストリアGP、アメリカGP、サンパウロGP、カタールGPの6つ。</ref>で土曜日に「スプリント」(ポイントは8-7-6-5-4-3-2-1点の上位8人)を実施<ref>{{Cite web|和書|url=https://formula1-data.com/article/2024-f1-sprint-in-6-locations-first-time-in-miami-and-china#google_vignette|title=2024年F1スプリント:マイアミと中国が初開催、6会場で実施|access-date=2024-02-12|publisher=Formula1-Data|date=2023-12-05}}</ref>。
 
=== その他 ===
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**1950-1959年は記録者が複数人いた場合、ポイントは記録した人数で等分された。[[1954年イギリスグランプリ|1954年イギリスGP]]はラップタイムが秒単位で計測されたため、7人がファステストラップを記録し、7人に{{分数|1|7}}点が与えられた。
**2019年以降は記録者が10位以内でフィニッシュすることがポイント獲得の条件となる<ref name="Fastestlap" />。
**2018年現在、FL記録者へのポイント授与復活のほか、[[ポールポジション]](PP)記録者へのポイント授与、更なる入賞範囲拡大を検討する動きがある。このうち入賞範囲拡大に関しては「出場全車にポイント授与」と言うアイデアも出ているが、「全車がポイントを巡ってレースをすることになる」「全車入賞にすると、”ご褒美”のような達成感はなくなってしまう」「ポイント獲得を15台までにする」と議論が交わされているとのこと<ref name="motorsport.com_20180707">[https://jp.motorsport.com/f1/news/F1-considering-point-to-20th/3136695/ F1、ポイントシステム変更を検討。ポイント獲得対象が全車に拡大も?] motorsport.com 2018年7月7日、同9日閲覧。</ref>。2024年にも下位チームのポイント獲得機会を増やす目的で、ポイント対象を上位12台に拡大する案<ref>{{Cite web|和書|url=https://jp.motorsport.com/f1/news/exclusive-f1-to-discuss-new-points-structure/10601500/ |title=F1、新たなポイントシステムを協議へ。ポイント獲得の対象が12位まで拡大? |publisher=motorsport.com |date=2024-04-22 |accessdate=2024-05-08}}</ref>や完走者全員とする案<ref>{{Cite web|和書|url=https://jp.motorsport.com/f1/news/exclusive-f1-to-discuss-new-points-structure/10601500/ |title=F1は完走者全員にポイントを与えるべき? チーム代表陣からは「今こそ見直す時だ」との声。導入先送りも議論は進展 |publisher=motorsport.com |date=2024-05-08 |accessdate=2024-05-08}}</ref>などが検討されている
* 1950年から1957年までは、決勝レース中にマシンを乗り換えることが認められていた。入賞した場合、ポイントはマシンをシェアした人数で等分された。自分のマシンが故障し、チームメイトのマシンを借りて優勝したケースは3例ある(1位8ポイントを4点ずつ)。
** [[1951年フランスグランプリ]] - [[ファン・マヌエル・ファンジオ]] / [[ルイジ・ファジオーリ]]([[アルファロメオ]])
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== 変遷表 ==
{|class="wikitable" style="font-size:8085%; text-align:center;"
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!rowspan="2" colspan="2"| 年
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|bgcolor="#FFFFFF"| 1
|ベスト5戦
|
|{{0}}
|-
!colspan="2"| [[1957年のF1世界選手権|1957]]
273 ⟶ 284行目:
|
|-
!colspanrowspan="2"| [[1958年のF1世界選手権|1958]]
!{{Tooltip|DC|ドライバーズ選手権}}
|{{MsStatsC|1st}}| 8
|{{MsStatsC|2nd}}| 6
286 ⟶ 298行目:
|bgcolor="#FFFFFF"| 1
|ベスト6戦
|
|-
!{{Tooltip|CC|コンストラクターズ選手権}}
|{{MsStatsC|1st}}| 8
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|{{MsStatsC|Pt}}| 3
|{{MsStatsC|Pt}}| 2
|
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|
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|
|
|ベスト6戦<br /><small>各レース最上位入賞者<br />FLは非加算</small>
|-
!colspanrowspan="2"| [[1959年のF1世界選手権|1959]]
!{{Tooltip|DC|ドライバーズ選手権}}
|{{MsStatsC|1st}}| 8
|{{MsStatsC|2nd}}| 6
301 ⟶ 329行目:
|bgcolor="#FFFFFF"| 1
|ベスト5戦
|-
!{{Tooltip|CC|コンストラクターズ選手権}}
|{{MsStatsC|1st}}| 8
|{{MsStatsC|2nd}}| 6
|{{MsStatsC|3rd}}| 4
|{{MsStatsC|Pt}}| 3
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|
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|
|
|
|
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|ベスト5戦<br /><small>各レース最上位入賞者<br />FLは非加算</small>
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318 ⟶ 360行目:
|ベスト6戦<br /><small>各レース最上位入賞者</small>
|-
!rowspan="2" | [[1961年のF1世界選手権|1961]]<br /><ref name="Zenshi1961" />
!{{Tooltip|DC|ドライバーズ選手権}}
|{{MsStatsC|1st}}| 9
1,231 ⟶ 1,273行目:
|{{MsStatsC|Pt}}| 1
|bgcolor="#FFFFFF"| 1<ref group="注" name="FastestLap2019" />
|rowspan="2" colspan="2"|全戦<br /><small>以下3つのGP<ref group="注" name="sprint2021" />でスプリントレース開催実施<br />イギリス/イタリア/サンパウロ</small>
|-
!スプリント
1,258 ⟶ 1,300行目:
|{{MsStatsC|Pt}}| 1
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|rowspan="2" colspan="2"|全戦<br /><small>以下3つのGP<ref group="注" name="sprint2022" />でスプリントを開催実施<br />エミリア・ロマーニャ/オーストリア/サンパウロ</small>
|-
!スプリント
1,286 ⟶ 1,328行目:
|{{MsStatsC|Pt}}| 1
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|rowspan="2" colspan="2"|全戦<br /><small>以下6つのGP<ref group="注" name="sprint2023" />でスプリントを開催実施<br />アゼルバイジャン/オーストリア/ベルギー/カタール/アメリカ/サンパウロ</small>
|-
!スプリント
1,314 ⟶ 1,356行目:
|{{MsStatsC|Pt}}| 1
|bgcolor="#FFFFFF"| 1<ref group="注" name="FastestLap2022" />
|rowspan="2" colspan="2"|全戦<br /><small>以下6つのGP<ref group="注" name="sprint2024" />でスプリントを開催実施<br />中国/マイアミ/オーストリア/アメリカ/サンパウロ/カタール</small>
|-
!スプリント