「あずみ」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
(5人の利用者による、間の9版が非表示) | |||
29行目:
[[1997年]]度第1回[[文化庁メディア芸術祭]]マンガ部門優秀賞受賞のほか、[[1998年]]には第43回(平成9年度)[[小学館漫画賞]]青年一般部門を受賞した。
[[上戸彩]]の主演で映画化(2003年、2005年)、[[黒木メイサ]]の主演で舞台化(2005年初演)された。2015年には続編『AZUMI』が『AZUMI 幕末編』として舞台化された<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/07/08/kiji/K20150708010693380.html |title= 「あずみ」続編を舞台化 9月上演決定!上戸→メイサの次は? |publisher= Sponichi Annex |date= 2015-07-08 |accessdate= 2015-07-08 }}</ref>。
== 登場人物 ==
123行目:
; なち
: 小幡月斎によって育てられた10人の刺客の1人。長身で美男子。あずみとは仲が良く、互いに好意を寄せていた。あずみによれば10人の中で抜刀は一番速いという。
: 組んだ者同士を殺し合わせる月斎の試練であずみと組んでしまい、あずみ
; ゆら
140行目:
; 真弓 俊次郎(まゆみ しゅんじろう)
: 武家の次男坊。向学心に燃える青年。学問を志し、師の烏丸天山と共に諸国に旅する夢を持つが、そのために、結果として父と兄を切腹に追い込むことになってしまった。あずみに惹かれており、彼女が毒を受けて動けなくなった時には彼女を探し回って発見し看病にあたった。それがきっかけであずみからも想いを寄せられるようになりキスをした。さらにあずみの方から初体験の性交相手になってほしいとそれとなく誘われたが、彼女が戦う姿を見ていることしかできない無力な自分は彼女の伴侶になる資格はないと思って断った。しかし言葉足らずなせいであずみは自分が血で汚れているから振られたんだと思っていた。その後天山からあずみさんは守ってほしくて誘ったんじゃなくて一時の安らぎが欲しかったから誘ったのだろうになぜ抱いてやらなかったと諭され、あずみの元へ戻ろうと思ったが、あずみを探している左近を発見し、このままではあずみが発見されて殺されると思って左近を殺そうとしたが、返り討ちにあって斬られて倒れた。あずみはそれに気づかず、しばらく物語からフェードアウトした。
: 実は致命傷をまぬがれており、後に雪国編で再登場し、使命で訪れたあずみと再
; 倉石 左近(くらいし さこん)
170行目:
; かがり
: つづら、うつぼ、はつねと共に雪国に潜入していた工作員。寺沢玄斎ら浪人衆に潜り込み調査をしていた。最初のころは、天海から特別に信頼を寄せられているあずみに冷たくあたり、つづらが殺されるのを止められなかったあずみを責める。真弓俊次郎に頼まれて道々の輩の人たちを斬った。玄斎らに捕らわれた際、俊次郎の作る[[鴉片]]を服用させられていたために中毒となる。
: はつねとは同じ村で育ち、子供のころからずっと一緒で、恋人同士ではないが肉体関係を結ぶ仲であった。
: 「独眼竜謀略編」でも登場。あずみを仲間と認めるようになり、飛猿、兵介、はつねと共に任務にあたる。
347行目:
: 作州宮本村生まれ。実在した高名な剣士。武者修行中にたまたまあずみの剣技を目撃して驚き、あずみとの手合わせを希望してあずみを追い回すようになるが、あずみの方は武蔵に関心がなく、最初に言葉を交わした時には名前さえ覚えていなかった。それを見た武蔵はあれだけの剣の腕に達するには大変な剣の修行を積んだはずなのに自分にさして関心もないのかと驚愕していた。
: 徳川に召し抱えられた小野忠明や柳生宗矩に対抗意識を燃やしており、名だたる伊達政宗への仕官ならそれに見劣りすることはないと伊達家への仕官を希望している。政宗が仙台まで戻る護衛を引き受けたが、政宗が武蔵を撒いてあずみと会い、彼女の介錯で果てることを選んだため、伊達家への仕官が叶わなくなった。
: 政宗の死後、あずみに決闘を申し込み、あずみから承知された。作中で無類の強さを誇るあずみ
: 決闘で ; 安部 蔵人(あべ くらんど)
428 ⟶ 429行目:
; 京極 貞麻呂(きょうごく さだまろ)
: 国千代誘拐事件を巡って[[朝廷 (日本)|朝廷]]の使者として西国の領地に派遣された[[公家]]。正体は[[金地院崇伝]]の手先であり、崇伝の政敵の天海とその刺客あずみの妨害・抹殺を図るのが目的。武信の城に潜入させた彼の手下たちがきぬ・丈山夫妻や馬琴らを殺したことであずみの怒りに触れ、使命と無関係な彼女の標的となり、滞在先の寺が彼女や千代蔵の襲撃を受けた。応戦させた手下たちを皆殺しにされたが、彼自身は厠の糞尿の中に飛び込んで身を隠してなんとか生き延び、崇伝のもとへ逃げ帰っていった。
: 西国編の後も崇伝の手下として度々登場する。彼の崇伝への崇拝ぶりには同性愛感情が絡んでいるらしく、同じく崇伝の手下で崇伝と肉体関係がある風魔の汐路をライバル視し、あずみ抹殺の任務をめぐって風魔勢力と張り合っていた。最期は崇伝の計画に失敗したことで崇伝に見限られた上、あずみに斬られて死亡した。
580 ⟶ 581行目:
== 外部リンク ==
* [https://web.archive.org/web/20050912043225/http://www.esp-web.co.jp/products/azumi/ あずみ](テレビゲーム)
{{小学館漫画賞一般向け部門|第43回|青年一般部門}}
592 ⟶ 593行目:
}}
{{デフォルトソート:あすみ 1}}
[[Category:小山ゆうの漫画作品]]
[[Category:漫画作品 あ|すみ1]]
[[Category:1994年の漫画]]
606 ⟶ 607行目:
[[Category:2005年の舞台作品]]
[[Category:漫画を原作とする舞台作品]]
[[Category:17世紀を舞台とした作品]]
|