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|社名 = 青い森鉄道株式会社
|英文社名 = Aoimori Railway Company
|ロゴ =[[File:Aoimori Logo.jpegsvg|159px]]
|画像 = [[File:Aoimori Railway Head Office.JPG|300px250px]]
|画像説明 = 本社
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
|市場情報 = <!-- 株式非公開会社において「非上場」などと書く必要はありません -->
|略称 = 青い森鉄(あおてつ)、青い森
|国籍 = {{JPN}}
|本社郵便番号 = 038-8550
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|業種 = 陸運業
|事業内容 = 旅客鉄道事業 他
|代表者 = 代表取締役社長 千葉 耕悦
|資本金 = 29億円<br />(2019(2022年3月31日現在<ref name="kessan18kessan">{{Cite web|和書|date= |url=https://aoimorirailway.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/a2bfe648b0688dd8fa83a350b75676f2.pdf |title=1821決算公事業報 |format=PDF |publisher=青い森鉄道株式会社 |accessdate=2022-11-03}}</ref>
|発行済株式総数 = 普通株式57000 5万7000株<br />優先株式 1000株<br />(2019(2022年3月31日現在<ref name="kessan18kessan" />
|売上高 = 5853582949073000円<br />(2019(2022年3月期<ref name="kessan18kessan" />
|営業利益 = 1億435938576000円<br />(2019(2022年3月期<ref name="kessan18kessan" />
|経常利益 = 6877302760007000円<br />(2019(2022年3月期<ref name="kessan18kessan" />
|純資産利益 = 27億345133120004000円<br />(2019(2022年3月31日現在期)<ref name="kessan18kessan" />
|資産= 51273698328260002000円<br />(2019(2022年3月31日現在<ref name="kessan18kessan" />
|総資産= 45億9614万3000円<br />(2022年3月31日現在)<ref name="kessan" />
|従業員数 = 330332名(プロパー社員195215名、JR出向者等9876名、契約社員等374120182022年4月現在)
|決算期 = [[3月31日]]
|会計監査人 = 青森監査法人
|主要株主 = {{ublist|[[青森県]] 68.80%|[[青森市]] 7.63%|[[八戸市]] 6.52%|[[日本貨物鉄道]] 3.45%|[[東京中小企業投資育成]] 1.72%|(2019年3月31日現在)<ref>令和元年度『鉄道要覧』</ref>}}
|主要株主 = [[青森県]] 39,906株 (68.80%)<br />[[青森市]] 4,424株 (7.63%)<br />[[八戸市]] 3,782株 (6.52%)<br />[[日本貨物鉄道|日本貨物鉄道(株)]] 2,000株 (3.45%)<br />[[東京中小企業投資育成]] 1,000株 (1.72%)<br />[[三沢市]] 568株 (0.98%)<br />[[東北町]] 560株 (0.97%)<br />[[おいらせ町]] 492株 (0.85%)<br />[[平内町]] 436株 (0.75%)<br />[[南部町 (青森県)|南部町]] 424株 (0.73%)<br />その他4町 868株 (1.50%)<br />[[青森銀行]] 600株 (1.03%)<br />[[みちのく銀行]] 600株 (1.03%)<br />[[日本風力開発|日本風力開発(株)]] 600株 (1.03%)<br />[[東北電力]] 400株 (0.69%)<br />[[東京電力ホールディングス]] 400株 (0.69%)<br />その他民間企業4社 940株 (1.61%)
|主要子会社 =
|関係する人物 =
|外部リンク = http://www.aoimorirailway.com/{{conditionalURL}}
|特記事項 =
}}
'''青い森鉄道株式会社'''(あおいもりてつどう)は、[[青森県]][[青森市]]篠田1丁目に本社を置く、[[第三セクター]]方式の[[鉄道事業者]]である。
 
== 概要 ==
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線路などの施設は青森県が[[鉄道事業者#第三種鉄道事業|第三種鉄道事業者]]として保有し、青い森鉄道は[[鉄道事業者#第二種鉄道事業|第二種鉄道事業者]]としてその線路を使用して鉄道事業を営む「[[上下分離方式]]」を日本の[[第三セクター鉄道]]で初めて採用した。
 
日本国有鉄道・JRから運営を引き継いだ第三セクター鉄道会社としては唯一[[日本民営鉄道協会]]に加盟している。
 
開業当初は本社を八戸市に置いていたが、東北新幹線全線開業を控えた2010年[[10月7日]]に本社を[[青森市]]に移転した<ref name="toonippo 20100921">{{Cite news|url=http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100921212705.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f|title=10月7日本社を青森へ/青い森鉄道|newspaper=[[東奥日報]]|publisher=東奥日報社|date=2010-09-21|accessdate=2010-09-23|archiveurl=httphttps://web.archive.org/web/20140614081456/http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100921212705.asp|archivedate=2014-06-14}}</ref>。
 
開業当時は赤字が予想されていたが、青森県と協力して利用者増加や収支改善に努めたことで、2017年度から2020年の[[新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)|新型コロナウイルス流行]]までの間、青森県に支払う[[線路使用料]]を満額支払った上での完全黒字化を達成している。
なお、青森県に支払う[[線路使用料]]で1年間で16億円程度の赤字が見込まれているが、国の支援で青い森鉄道の負担額が1年間で約6億円になり、また経営状況に応じ減免措置を受けており、2012年度は黒字に転じた。しかし、青い森鉄道線を経由する寝台特急「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」は、[[2015年]][[3月13日]]をもって定期運行が終了し、臨時列車としても同年[[8月22日]]で運行が終了。さらに2016年3月20日には臨時寝台特急「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」も運行が終了したため、運賃・特急料金収入が無くなり、経営が厳しくなることが予想されていたが<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20150117k0000e040179000c.html JR北斗星廃止:青い森鉄道大打撃 4億円の利用料大幅減]{{リンク切れ|date=2015年4月}} - 毎日新聞(2015年1月17日9時24分配信・2月5日閲覧)</ref><ref>[http://www.asahi.com/articles/ASH8D5CHYH8DUBNB004.html 青森)北斗星ラストラン、青い森鉄道への打撃深刻] - 朝日新聞、2015年8月22日</ref><ref>[http://www.yomiuri.co.jp/matome/archive/20150917-OYT8T50105.html 青い森鉄道に打撃] - 読売新聞、2015年09月17日</ref>、JR貨物が北海道新幹線開業に伴い発生した青森駅で行う機関車の付け替え作業の受託による収入が年間5、6億円程度発生したため、2017年度決算では線路使用料を満額支払った上での最終黒字となった<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31161010Q8A530C1L01000/ 青い森鉄道、前期初の実質黒字 JR貨物からの作業受託寄与] - 日本経済新聞 電子版、2018年5月30日</ref>。
 
特に近年、駅数の多い[[青森市]]内区間を中心に、利用者が順調に増加している。2011年度は6,794人<ref>{{PDFlink|[https://www.city.aomori.aomori.jp/somu/shiseijouhou/jyouhou-koukai/tyougi/heisei29-tyougi-gaiyo/teirei_gaiyou/teirei11/documents/a03-3chiikikoukyoukoutuumoukeikaku.pdf 青森市地域公共交通網形成計画(案)(平成30年3月)]}} - 青森市 16頁</ref>だった青森市内各駅の1日平均乗降客数合計値は、2017年度には11,654人<ref>{{PDFlink|[https://www.city.aomori.aomori.jp/kikakuchousei/kouikirenkei/documents/touseitiikinogenzyou.pdf 東青地域の現状(令和元年5月)]}} - 青森市企画部 23頁</ref>へと、約72%増加した。これは、需要に即した増便や駅の新設・移設、駅近くへの県立高校の移転などを青森県と連携して行った結果であり、全国的に利用者減少に悩む路線が多い中でその経営手腕が注目されている。今後も、[[青森駅]]と[[筒井駅 (青森県)|筒井駅]]間にある[[青森操車場]]跡地の[[青い森セントラルパーク]]には、新駅(2025年頃開業予定、予想1日平均乗車人員1,392人)及び[[アリーナ]](2024年度完成予定)<ref>{{PDFlink|[https://www.city.aomori.aomori.jp/chiikisupo-tsu/arena_project/04_seibi-unei_jigyou/documents/yusenkousyoukenja.pdf (仮称)青森市アリーナ及び青い森セントラルパーク等整備運営事業に係る 優先交渉権者(設置等予定者)の決定について(令和2年12月2日)]}} - 青森市 2頁</ref>の設置が計画されており、更なる利用増加が期待されている。
2015年7月に公表した第14期事業報告の中で、収入増加に向けた取組みとして、寝台特急廃止などの経営環境の変化に対応するため、これまで以上に県や沿線自治体、さらには他の鉄道会社などとの連携を強化し、増収が見込まれる商品に特化して重点的な対策を講じるとしている<ref>{{PDFlink|[http://aoimorirailway.com/wp/wp-content/uploads/2015/07/houkoku14.pdf 第14期事業報告]}} - 青い森鉄道</ref>。2014年度からは青森県が企画した産直列車体験ツアー「あおてつマルシェ」を開催<ref>[http://response.jp/article/2015/06/17/253665.html 青い森鉄道、車内で地元食材を販売する「産直列車」運行…車両基地見学も] - レスポンス、2015年6月17日</ref>。2016年1月-2月には「[[星野リゾート]] 青森屋」宿泊者のみを対象に、青い森鉄道の車両を貸し切った列車「酒のあで雪見列車」が運行される<ref>[http://noresoreaomoriya.jp/news/detail.php?id=417 日本初!「祭り囃子観光列車」が新登場] - 星野リゾート青森屋、2015年11月19日</ref><ref>[http://aoimorirailway.com/archives/7399 「酒のあで雪見列車」のリハーサルを行いました] - 青い森鉄道、2015年12月9日</ref>。
 
なおかつては、青森県に支払う[[線路使用料]]で1年間で16億円程度の赤字が見込まれていが、国の支援で青い森鉄道の負担額が1年間で約6億円になり、また経営状況に応じ減免措置を受けるなどしおり、2012年度は黒字に転じた。しかしだが、青い森鉄道線を経由するしていた寝台特急「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」、[[2015年]][[3月13日]]をもって定期運行が終了し、臨時列車としても同年[[8月22日]]で運行が終了。さらに2016年3月20日には臨時寝台特急「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」も運行が終了したため、運賃・特急料金収入が無くなり、経営が厳しくなることが予想されていた<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20150117k0000e040179000c.html JR北斗星廃止:青い森鉄道大打撃 4億円の利用料大幅減]{{リンク切れ|date=2015年4月}} - 毎日新聞(2015年1月17日9時24分配信・2月5日閲覧)</ref><ref>[http://www.asahi.com/articles/ASH8D5CHYH8DUBNB004.html 青森)北斗星ラストラン、青い森鉄道への打撃深刻] - 朝日新聞、2015年8月22日</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20150923011219/http://www.yomiuri.co.jp/matome/archive/20150917-OYT8T50105.html 青い森鉄道に打撃] - 読売新聞、2015年09月17日</ref>。しかしJR貨物が2015年の[[北海道新幹線]]開業に伴い発生した後は[[日本貨物鉄道]](JR貨物)の青森地区行うの[[機関車の付け替え作]]交換に関連するの受託による収入が年間5、6億円程度発生したため、2017年度決算では線路使用料を満額支払った上での最終黒字となったを達成している<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31161010Q8A530C1L01000/ 青い森鉄道、前期初の実質黒字 JR貨物からの作業受託寄与] - 日本経済新聞 電子版、2018年5月30日</ref>。
 
2015年7月に公表した第14期事業報告の中で、収入増加に向けた取組みとして、寝台特急廃止などの経営環境の変化に対応するため、これまで以上に県や沿線自治体、さらには他の鉄道会社などとの連携を強化し、増収が見込まれる商品に特化して重点的な対策を講じるとしている<ref>{{PDFlink|[http://aoimorirailway.com/wp/wp-content/uploads/2015/07/houkoku14.pdf 第14期事業報告]}} - 青い森鉄道</ref>。2014年度からは青森県が企画した産直列車体験ツアー「あおてつマルシェ」を開催<ref>[http://response.jp/article/2015/06/17/253665.html 青い森鉄道、車内で地元食材を販売する「産直列車」運行…車両基地見学も] - レスポンス、2015年6月17日</ref>。2016年1月-2月には「[[星野リゾート]] 青森屋」宿泊者のみを対象に、青い森鉄道の車両を貸し切った列車「酒のあで雪見列車」が運行され<ref>[http://noresoreaomoriya.jp/news/detail.php?id=417 日本初!「祭り囃子観光列車」が新登場] - 星野リゾート青森屋、2015年11月19日</ref><ref>[http://aoimorirailway.com/archives/7399 「酒のあで雪見列車」のリハーサルを行いました] - 青い森鉄道、2015年12月9日</ref>。
 
== 沿革 ==
* [[1990年]]([[平成]]2年)[[12月24日]]:[[整備新幹線]]着工等についての政府・与党申し合わせ。「建設着工区間の並行在来線は、新幹線開業時にJRから経営分離することを事前に確認する」ことが条件とされる<ref name="aoimorirailway company aoimori">{{Cite web|和書|url=http://aoimorirailway.com/company/aoimori|title=青い森鉄道線について|publisher=青い森鉄道|date= |accessdate=2014-12-16|archiveurl= |archivedate= }}</ref>。
* [[1991年]](平成3年)[[7月9日]]:青森県知事が運輸省鉄道局長に対し、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[東北本線]]のうち[[八戸駅]]までの経営分離に同意する旨を回答<ref name="aoimorirailway company aoimori" />。
* [[1996年]](平成8年)[[12月25日]]:建設着工する区間の並行在来線について、新幹線開業時にJR東日本から経営分離することで政府・与党合意<ref name="aoimorirailway company aoimori" />。
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* [[2002年]](平成14年)
** 4月:八戸新築社屋へ移転完了<ref name="aoimorirailway company company">{{Cite web|url=http://aoimorirailway.com/company/company|title=会社概要|publisher=青い森鉄道|date= |accessdate=2014-12-16|archiveurl= |archivedate= }}</ref>。
** [[5月28日]]:同年[[3月18日]]に申請されていた、[[青い森鉄道線]] [[目時駅]] - 八戸駅間における青い森鉄道の第二種鉄道事業(旅客運送)および青森県の第三種鉄道事業を、国土交通省が許可<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/08/080528_.html|title=IGRいわて銀河鉄道株式会社、青い森鉄道株式会社及び青森県に係る鉄道事業の許可について|publisher=[[国土交通省]]|date=2002-05-28|accessdate=2002-06-02|archiveurl=httphttps://web.archive.org/web/20020602092532/http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/08/080528_.html|archivedate=2002年6月2日}}</ref><ref>[[#JRR2003|『JR気動車客車編成表 03年版』 185頁]]</ref>。
** 11月:青い森鉄道利用促進協議会発足<ref name="aoimorirailway company company" />。
** [[12月1日]]:青い森鉄道線 目時駅 - 八戸駅間 (25.9km) 開業<ref name="aoimorirailway company aoimori" /><ref>[[#JRR2003|『JR気動車客車編成表 03年版』 186頁]]</ref>。
* [[2007年]](平成19年)
** 6月:青い森鉄道開業準備協議会発足<ref name="aoimorirailway company company" />
** 12月:青い森鉄道開業準備協議会による経営計画素案決定<ref name="aoimorirailway company company" />。
* [[2010年]](平成22年)
** [[2月19日]]:2009年(平成21年)[[11月25日]]に申請されていた<ref>{{Cite news|url=http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091126t22023.htm|title=並行在来線の事業許可申請 青森県・青い森鉄道|newspaper=[[河北新報]]|publisher=[[河北新報社]]|date=2009-11-26|accessdate=2014-03-17|archiveurl=httphttps://web.archive.org/web/20091130235737/http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091126t22023.htm|archivedate=2009-11-30}}</ref>、青い森鉄道線 八戸駅 - 青森駅間における青い森鉄道の第二種鉄道事業(旅客運送)および青森県の第三種鉄道事業を、国土交通省が許可<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo03_hh_000005.html|title=IGRいわて銀河鉄道株式会社、青い森鉄道株式会社及び青森県に係る鉄道事業の許可について|publisher=国土交通省|date=2010-02-19|accessdate=2014-12-16|archiveurl=httphttps://web.archive.org/web/20100220155747/http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo03_hh_000005.html|archivedate=2010年2月20日}}</ref>。
** 5月:青い森鉄道利用促進協議会解散。青い森鉄道線利活用推進協議会発足<ref name="aoimorirailway company company" />。
** [[10月7日]]:青い森鉄道本社を八戸市から[[青森市]]に移転<ref name="toonippo 20100921" />。
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* [[2011年]](平成23年)
** [[3月12日]]:[[野内駅]]が移転<ref name="aoimorirailway company company" />。
** 6月:「[[青い森たびショップ]]三沢」開業<ref name="aoimorirailway company company" />。
* [[2012年]](平成24年)
** 4月:[[浅虫温泉駅]]に「モーリーズカフェ」開設<ref name="aoimorirailway company company" />。
** 7月:中期経営計画(平成27年度まで)策定。新造車両(2編成)導入決定<ref name="aoimorirailway company company" />。
* [[2013年]](平成25年)4月:「青い森たびショップのへじ」開業<ref name="aoimorirailway company company" />。
* [[2014年]](平成26年)[[3月15日]]:青い森703系営業運転開始。[[筒井駅 (青森県)|筒井駅]]開業<ref name="aoimorirailway company company" /><ref>{{Cite press release|和書|url=http://aoimorirailway.com/archives/1460|title=おかげさまで、青い森703系・筒井駅がデビューしました!|publisher=青い森鉄道|date=2014-03-15|accessdate=2014-12-16|archiveurl=httphttps://web.archive.org/web/20140316194830/http://aoimorirailway.com/archives/1460|archivedate=2014年3月16日}}</ref><ref name="daily-tohoku20140315">{{Cite news|url=http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2014/03/15/new1403152201.htm|title=「青い森703系」導入 八戸駅で出発式|newspaper=[[デーリー東北]]|publisher=デーリー東北新聞社|date=2014-03-15|accessdate=2014-03-17|archiveurl=httphttps://web.archive.org/web/20140316201544/http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2014/03/15/new1403152201.htm|archivedate=2014-03-16}}</ref>。
* [[2017年]](平成29年)
** [[2月28日]]:12時をもって、八戸以南の終日無人駅での[[自動券売機]]の営業を終了<ref>[http://aoimorirailway.com/archives/10927 自動券売機の営業終了について] - 青い森鉄道ニュースリリース・2017年2月13日リリース</ref>。
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* [[2018年]](平成30年)[[3月17日]]:青森駅と三沢駅における営業時間の若干の短縮を実施<ref>[http://aoimorirailway.com/archives/14557 【3/17(土)ダイヤ改正】時刻表・駅窓口の営業時間変更のお知らせ] - 青い森鉄道・2018年2月24日</ref>。
* [[2019年]]([[令和]]元年)[[7月22日]]:[[台湾]]・[[台湾鉄路管理局]](台鉄)の[[縦貫線 (台湾鉄路管理局)|縦貫線]](台中 - 高雄間)と姉妹路線協定<ref>{{Cite web|url=http://japan.cna.com.tw/news/atra/201907230005.aspx |date=2019-07-23 |publisher=[[フォーカス台湾]] |title=台湾鉄道と青い森鉄道が姉妹鉄道協定 相互誘客を促進 |accessdate=2019-07-27}}</ref>。
* [[2021年]](令和3年)[[3月31日]]:この日をもって、北高岩・諏訪ノ平・目時の各駅における冬期間のストーブの設置が終了<ref>[http://aoimorirailway.com/archives/25693 無人駅ストーブ稼働終了のお知らせ] - 青い森鉄道・2021年3月4日リリース</ref>。
<!-- 列車ダイヤについては「青い森鉄道線」に記述を移すことがあります。-->
* [[2022年]](令和4年)3月11日:この日をもって、三戸・剣吉の各駅での窓口営業が終了。駅係員が終日不在となる。<!-- 乗車券購入のための無賃扱いの件は運賃の節に記述を移動-->
* [[2023年]](令和5年)3月17日:この日をもって、乙供・上北町・下田での窓口営業が終了し、無人化<ref name="2023年窓口営業終了のお知らせ" >[https://aoimorirailway.com/archives/30684 乙供駅・上北町駅・下田駅 窓口営業終了のお知らせ] - 青い森鉄道、2023年2月15日</ref><ref group="注釈">ただし、乙供駅は2023年3月1日からは、日・月・水・金の各曜日は窓口が臨時休業となるため、3月16日で窓口営業終了。</ref>。
<!-- 列車ダイヤについては「青い森鉄道線」に、駅のトピックは駅の記事に記述を移すことがあります。-->
 
== 組織 ==
*[httphttps://aoimorirailway.com/company-sp 青い森鉄道 会社概要・決算公告]による。
* 代表取締役社長
** 経営戦略本部
***経営戦略部
***安全対策部
**総務部
** 運輸部
***司令室
***[[青い森鉄道運輸管理所|運輸管理所]]
****八戸派出
***八戸駅信号取扱所
**営業部
***[[青森駅]]
****[[浅虫温泉駅]]
***[[野辺地駅]]
***[[八戸駅]]
***[[三沢駅 (青森県)|三沢駅]]
**設備部
*** 設備管理所
****八戸派出
 
=== 本社組織 ===
** 経営戦略
** 営業部
** 営業課
** 事業推進課
*** 安全対策部
** 総務部
** 総務課
** 財務課
** 運輸部
** 運輸課
***司令室
** 設備部
** 設備課
=== 現業機関 ===
* 駅(27駅:共同駅3駅、有人駅3駅、無人駅21駅)
* 運輸管理所
**** 八戸派出
*** 設備管理所
***[[ 八戸駅]]派出
*** 八戸信号扱所
== 路線 ==
<!--路線の詳細は青い森鉄道線に記述を-->
113 ⟶ 124行目:
[[File:703系快速方向幕.JPG|thumb|703系の快速運転時の方向幕。(2015年10月3日)]]
 
運行開始当初、列車の運行管理や指令業務などはすべてIGRいわて銀河鉄道へ委託していたが、青い森鉄道区間の運行管理と指令業務については、2010年7月3日にIGRいわて銀河鉄道の「ぎんが指令」からJR東日本盛岡指令青森分室に移管となり(青森分室は目時 - 青森間を担当)、2010年12月4日に青森分室は青い森鉄道に移管され、青い森鉄道区間の運行管理と指令業務については、「青い森指令」が行っている
 
乗務員については、盛岡 - 八戸間の直通列車を青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道で分担して担当している。両社とも会社分界点である目時駅での乗務員交代は行わず、同区間において通し乗務を行う。三戸 - 青森間の自社完結列車については青い森鉄道の乗務員が乗務する。なお、気動車列車などJR東日本より乗り入れる列車はJR東日本の乗務員が担当する。貨物列車はJR貨物の乗務員が担当する。
122 ⟶ 133行目:
<!-- あくまで会社記事では青い森鉄道が保有している車両について記述してください。乗り入れ車両について書くのでしたら路線記事[[青い森鉄道線]]のほうに記述を。-->
車両は、すべてJR東日本の[[JR東日本701系電車|701系]]および[[JR東日本E721系電車|E721系]]と同等の仕様の新製車もしくはJR東日本からの譲受車である。
* [[JR東日本701系電車#青い森鉄道青い森701系|青い森701系]] - 2両編成9本の計18両が在籍する<ref name=":0">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2021冬 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2020年、p.26ISBN 9784330082202。</ref> 。
** 青い森701-101+青い森700-101 : 2002年の青い森鉄道開業時に新製した車両。JR東日本701系1500番台に準じるが、車内はセミクロスシート。
** 青い森701-1+青い森700-1 : 青い森鉄道開業時にJR東日本より701系1000番台を譲り受けて塗装を変更し、車内案内表示器を設置した車両。車内はロングシート。
** 上記以外の2両編成7本計14両(2 - 8)は、2010年12月の青森駅までの延伸時に、JR東日本から譲り受けた車両(701系1000番台)。
* [[JR東日本E721系電車#青い森鉄道青い森703系|青い森703系]] - 2013年製。2両編成2本(11, 12)の計4両が在籍する<ref name=":0" />。JR東日本E721系0番台に準ずる仕様であるが、前照灯の光源、ワンマン運転用装備の追加、外装色などの相違がある。
 
2010年9月2日から従来の編成が新デザインとなり、JR東日本から譲渡された7編成も2011年春頃から青い森鉄道の新デザインに変更された。
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JR時代は4両編成で運転されることもあったが、移管後は全列車[[ワンマン運転]]が行われており車掌要員の配置が無く(3両以上で運転する際は車掌乗務が必須となる)、また車両の在籍数が運用上いっぱいで余裕の無い状態のため、4両での運転はできない。
 
2010年12月3日まで車両の管理はIGRいわて銀河鉄道に委託し、同社の[[IGRいわて銀河鉄道運輸管理所|運輸管理所]]に常駐し共通運用されていたが、同日を以て委託を解消し翌12月4日からは[[青い森鉄道自社の運輸管理所]](旧JR東日本青森車両センター東派出所)所属となっている。
 
2014年3月15日の[[筒井駅 (青森県)|筒井駅]]開業に合わせたダイヤ改正での列車増発に合わせてJR東日本の[[JR東日本E721系電車|E721系]]をベースにした青い森703系車両が2編成導入され<ref>{{Cite news|url=http://rail.hobidas.com/news/info/article/138513.html|title=青い森鉄道「青い森703系」を導入へ|newspaper=鉄道ホビダス 鉄道ニュース 最新鉄道情報|publisher=[[ネコ・パブリッシング]]|date=2013-10-17|accessdate=2014-12-16|archiveurl= |archivedate= }}</ref>、同日より営業運転を開始した<ref>[http://aoimorirailway.com/archives/1460 おかげさまで、「青い森703系」「筒井駅」がデビューしました!] - 青い森鉄道、2014年3月15日</ref><ref name="daily-tohoku20140315" />。
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*キロ程の端数は切り上げる。
*片道100kmを超える普通乗車券は2日有効・[[途中下車]]可能となる。それ以下の場合は1日有効・途中下車不可<ref>[http://aoimorirailway.com/unchin-kippu/unchin2 普通乗車券・回数券・入場券] - 青い森鉄道</ref>。
*中学生以上の学生については、片道101km以上で「[[学校学生生徒旅客運賃割引証]]」を提示した場合に限り、学生割引(2(通信教育を行う高等学校は5割引き、放送大学は2割引き)が適用となる<ref>[http://aoimorirailway.com/unchin-kippu/waribiki 割引乗車券・団体乗車券] - 青い森鉄道</ref>。
*身体障害者割引・知的障害者割引・精神障害者割引がある。青い森鉄道では距離に関係なく適用され半額となる。
*青い森鉄道線のワンマン列車には整理券発行機が設置されている。
*三戸・剣吉・八戸・陸奥市川・三沢・野辺地・小湊・浅虫温泉・矢田前 - 青森間各駅(無人駅含む)に[[自動券売機]]、三戸・剣吉・八戸・下田・三沢・上北町・乙供・野辺地・小湊・浅虫温泉・青森の各駅に窓口が設置されており、剣吉・下田・上北町・乙供以外の窓口ではいる。また、回数券・定期券の購入時にクレジットカードが使用できる<!---乙供・上北町・下田の各駅は、窓口営業終了したため、記載内容を変更。---><ref name="2023年窓口営業終了のお知らせ" />。なお、三戸・剣吉の各駅から八戸駅の青い森鉄道窓口での乗車券購入をする場合は無賃で列車に乗車することができる。
*[[いわて銀河鉄道線]]各駅への連絡乗車券は八戸駅以南の各駅に限り購入できる。陸奥市川以北の各駅からは目時までの乗車券を購入して下車駅で目時からの運賃精算となる。
*[[乗車カード|交通系ICカード]]([[Suica]]や[[PASMO]]など)は利用できない<ref group="注釈">なお、2022年3月5日から[[青森市営バス]]で[[地域連携ICカード]]「AOPASS」が使用開始されたため、<!---電車に比べ--->所要時間と運賃はかかるものの、青森市営バスを利用すれば青森駅前 - 筒井駅前・野内駅前・浅虫温泉駅前間で交通系ICカードが使用可能となる(土休日は500円で青森市営バスの一日乗車券「フリールート乗車券」を購入すれば、単純往復で実質運賃が安くなる)。また、2022年2月26日から[[八戸市営バス]]及び[[南部バス]]でも地域連携ICカード「ハチカ」が使用開始されたため、八戸駅・陸奥市川駅・苫米地駅・剣吉駅・諏訪ノ平駅から八戸市中心街方面へは交通系ICカードが使用可能となる(八戸駅方面へは直接の乗り入れはないが、途中の停留所で乗り継ぎを行えば行くことができる)。北高岩駅・三戸駅からも八戸市中心街方面にも南部バスの路線が通っているが、本数が少ない。</ref>。
 
=== 乗継割引 ===
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**青い森鉄道線区内完結が条件で発売される定期券。一方向のみの利用が限定で、運賃は普通定期乗車券の半額。
*シニア寿定期乗車券
**満61歳以上の人を対象に発売する定期券。通常の定期券運賃より7割前後割引となる。ただし、購入時は年齢を証明する公的証明(運転免許証や健康保険証など)の提示が必要。
*[[青い森ワンデーパス]]
**土休日とゴールデンウィーク・夏休み・年末年始に青い森鉄道線全線が利用できる[[一日乗車券]]<ref name="onedaypass" />。
**これまで発売されていた[[#発売終了した乗車券|「青い森ホリデーフリーきっぷ」と「中学生・高校生専用 学トクホリデーフリーきっぷ」]]を統合し、2018年4月7日から発売開始した。利用条件は「青い森ホリデーフリーきっぷ」と「中学生・高校生専用 学トクホリデーフリーきっぷ」と同じだが、中高生用については値上げされた。また、中高生用のきっぷはこれまで駅窓口でしか販売しなかったのが、「青い森ホリデーフリーきっぷ」と同様、日本全国の[[コンビニエンスストア|コンビニ]]<ref group="注釈">取り扱うコンビニは、[[ローソン]]、[[ファミリーマート]]、[[ミニストップ]]、[[セブン-イレブン]]。</ref>に設置されている「[[マルチメディアステーション|マルチメディア端末]]」でも購入可能になった。なお、中高生用の駅窓口での本乗車券購入時及び利用時は前身の乗車券と同様、[[学生証|「生徒手帳」・「学生証」]]など学校に在学している証明書や「[[健康保険証]]」など公的機関が発行する書類の提示・携帯が必要となる<ref group="注釈">コンビニでの購入時は、コンビニ店員から生徒手帳等の提示は求められないが、列車利用時は、携帯を求められる。</ref><ref name="onedaypass">[http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/1dp 青い森ワンデーパス] - 青い森鉄道</ref>。また、前身の乗車券と同様、8月1日から7日までは利用できない(2020年<ref>ただし、2018年<!---2019年以降は未定--->は、7月31日から8月7日まで連続2日利用できる「夏祭りツーデーパス」を発売する。[http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/natsumatsuri23487祭りツーデーパスのおトクなきっぷのご案内] - 青い森鉄道ホームページ、2020年7月30日</ref>と青森ねぶた祭りが中止となった2021年を除く)。なお、青い森鉄道沿線以外のコンビニで購入した場合、青い森鉄道線の駅までの運賃等が別途必要
*[[ラビナ]]お買い物きっぷ
**青い森鉄道線各駅から青森駅までの往復乗車券(青森駅発のきっぷもあり)とラビナ、[[A-FACTORY]]、[[あおもり旬味館]](一部利用不可の店舗・商品あり)で利用可能な2000円分相当のお買物券が付いたきっぷ。なお、あおもり旬味館がある[[新青森駅]]までのJR[[奥羽本線]]および[[路線バス|バス]]運賃・料金等は別途必要。「青い森ホリデーフリーきっぷ」と同様、発売期間が2014年度以降も延長された<ref>{{PDFlink|[http://www.aoimorirailway.com/cgi_data/news/staff_1364541540_file1.pdf 青い森ホリデーフリーきっぷとラビナお買い物きっぷの発売期間延長について]}} - 青い森鉄道ホームページ</ref><ref name="aoimori20150331" />。ただし、12月24日から翌年1月3日は利用できない<ref group="注釈">IGRいわて銀河鉄道で2014年度から発売している同種の乗車券「フェザン買物きっぷ」は、年末年始も利用できる一方、平日は「[[盛岡さんさ踊り|さんさ踊り]]」期間中と年末年始の平日以外は利用できない。</ref>。
*浅虫温泉あさ風呂きっぷ
**青森駅 - 野内駅間から浅虫温泉駅までの往復乗車券と浅虫温泉駅前にある[http://www.kaisenkaku.com/ 南部屋海扇閣]での入浴(タオル付き)と朝食バイキングチケットがセットになったきっぷ<ref>[http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/asaburo 浅虫温泉あさ風呂きっぷ] - 青い森鉄道ホームページ</ref>。なお、前売りは行っておらず、利用当日に青森駅の東口にある青い森鉄道窓口で購入するか、青森駅でJR奥羽本線や津軽線から改札を出ず乗り換える場合および無人駅である筒井駅 - 野内駅から利用する場合は、列車下車時に浅虫温泉駅出札口で購入する。ただし、JR線からの乗り換えおよび筒井 - 野内間から利用する場合は、浅虫温泉駅の営業時間前である6時30分までに到着する電車は利用できない。また、南部屋海扇閣での朝食バイキングは会場に7時から8時30分の間に入場<ref group="注釈">朝食バイキングの利用は9時まで。</ref>しなければならず、温泉の利用も10時までとなる。なお、南部屋海扇閣でも入浴(タオル付き)と朝食バイキングチケットがセットになった'''「あさ風呂きっぷ」'''(1500円)を発売しており、浅虫温泉駅に6時30分前に到着する上り電車利用者及び浅虫温泉以東の区間から乗車する場合も実質利用可能となる。なお、1月1日と2日は利用できないほか、南部屋海扇閣の都合により利用できない日もあるので、利用前に青い森鉄道への問い合わせや同社ホームページで確認が必要。
*あさむし水族館きっぷ<ref>[http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/aqua あさむし水族館きっぷ 往復タイプ(青森駅発着)]</ref><ref>[http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/aquafree あさむし水族館きっぷ フリータイプ]</ref>
**発駅から浅虫温泉駅までの乗車券と[[青森県営浅虫水族館|あさむし水族館]]の入場引換券がセットになったきっぷ。本きっぷには、青い森鉄道線一日乗車券がセットになったフリータイプと青森駅発着の往復タイプがある。発売箇所は、フリータイプが青い森鉄道駅窓口、往復タイプが青森駅東口の青い森鉄道窓口と[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]の[[びゅうプラザ]]。なお、JR東日本のびゅうプラザで購入した場合は、発券時に渡されるバウチャー券を青森駅東口の青い森鉄道窓口で本きっぷに引き換える必要がある。発売期間は、往復タイプは通年、フリータイプは青い森ワンデーパスに準じる。なお、往復タイプで、青森駅でJR線からの乗り換えおよび無人駅である筒井 - 野内間から利用する場合は、浅虫温泉駅で購入する事になる。ただし、浅虫温泉駅営業時間内のみの発売となり、筒井 - 野内間から利用する場合も青森駅からの発売額と同じである(後者のケースは「浅虫温泉あさ風呂きっぷ」とは異なる)
*青森・苫小牧てつなかきっぷ<ref>[http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/tetsunaka 青森・苫小牧てつなかきっぷ] - 青い森鉄道</ref><ref>[http://www.silverferry.jp/whatsnew/#59ccb1f0-deb4-4102-ab42-3f000a013c82 てつなかきっぷ発売開始のお知らせ] - シルバーフェリー(2017年9月29日リリース)</ref>
**青森駅・野辺地駅・三沢駅 - 八戸駅間の青い森鉄道線乗車券と八戸港 - 苫小牧港間の[[川崎近海汽船|シルバーフェリー]]の2等乗船券がセットになった片道きっぷ。2017年10月1日から発売・利用開始。なお、八戸駅 - 八戸港間の路線バス等の運賃・料金は含まれていない。発売箇所は、青森駅(東口)・野辺地駅・三沢駅・苫小牧港フェリーターミナルのシルバーフェリー窓口。青い森鉄道の駅では利用日の1か月前から発売するが、苫小牧のシルバーフェリー窓口では利用当日のみ発売する。
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**2011年の[[ゴールデンウィーク]]から2012年3月末までの土休日に青い森鉄道線全線乗り放題のきっぷ。有人駅の窓口でのみ発売。2012年度からは「青い森ホリデーフリーきっぷ」に名称を変更。
*[[青い森休日フリーパス|青い森ホリデーフリーきっぷ]]
**2012年度から2018年4月1日まで土休日に青い森鉄道線全線乗り放題のきっぷ。発売・利用条件は、2011年度に発売された「青い森休日フリーパス」と同じ。2013年度以降も発売され、2013年度から夏休み期間中(7月20日-8月31日<ref group="注釈">ただし、青森県内の学校の夏休み期間とは異なる。</ref>)は毎日利用できるようになった<ref>[http://www.aoimorirailway.com/cgi-local/news.cgi?f1=1364541540&f2=staff&ctg=1 おトクなきっぷを期間延長します!] - 青い森鉄道ホームページ・2013年3月29日プレスリリース</ref><ref name="aoimori20150331">[http://aoimorirailway.com/archives/5489 「おトクなきっぷ」27年度も引き続き発売!] - 青い森鉄道、2015年3月31日(2015年4月21日閲覧)</ref>。ただし、8月1日 - 7日(浅虫花火大会開催日と青森ねぶた祭期間中)は、利用適用除外日となる{{Refnest|group="注釈"|2015年・2016年はこの期間の2日間に利用できる「夏まつりフリーきっぷ」を発売<ref>[http://aoimorirailway.com/archives/6309 沿線のお祭りは「夏まつりフリーきっぷ」で! 7月16日発売!] - 青い森鉄道、2015年7月15日・</ref><ref>[http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/%e2%89%aa%e6%9c%9f%e9%96%93%e9%99%90%e5%ae%9a%e2%89%ab%e3%80%80%e5%a4%8f%e3%81%be%e3%81%a4%e3%82%8a%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%8d%e3%81%a3%e3%81%b7 ≪期間限定≫夏まつりフリーきっぷ] - 青い森鉄道、2016年7月20日</ref>。また、2016年は8月6日(土)と7日(日)の2日間、「青い森ホリデーフリーきっぷ」が利用可能となる。}}。
**[[2014年]][[9月29日]]からは、これまでの青い森鉄道の有人駅窓口のみだった発売窓口が、日本全国の「マルチメディア端末」が設置されているコンビニでも発券が可能<ref>[http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/%e9%9d%92%e3%81%84%e6%a3%ae%e3%83%9b%e3%83%aa%e3%83%87%e3%83%bc%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%8d%e3%81%a3%e3%81%b7%e3%80%80%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%93%e3%83%8b%e5%88%b8%e3%80%80%e3%80%8anew お得なきっぷ(青い森ホリデーフリーきっぷ コンビニ券)] - 青い森鉄道ホームページ</ref>となった。コンビニで発券した場合の払い戻しは、窓口発売での場合と異なり発売元の「[[i.JTB]] HTA販売センター」で取り扱うほか、払い戻し手数料も駅窓口で購入した場合とコンビニで発券した場合で異なる。また、青い森鉄道線で工事が行われ、区間運休が発生する日のきっぷは、コンビニでの発券は行わず、青い森鉄道の駅窓口でのみ発売する。なお、中高生は後述の利用条件がほぼ同じ「中学生・高校生専用 学トクホリデーフリーきっぷ」が利用できた<ref group="注釈">ただし、有人駅窓口で「生徒手帳」「学生証」を提示しなかった場合やコンビニで発券した場合は、大人用の「青い森ホリデーフリーきっぷ」を購入することになる。</ref>。「青い森ワンデーパス」への統合により発売終了。
* 中学生割り・中学生ホリデーフリーきっぷ
**学校の長期学休期間(夏休み・冬休み・春休み)に中学生のみ適用されるきっぷ。ただし、先述の青い森ホリデーきっぷと同様に、[[8月1日]]から[[8月7日|7日]]は、適用除外日となる。<!---青森駅窓口入口の掲示物から--->利用する場合は、有人駅の窓口で「生徒手帳」などの中学校に在学している証明書の提示が必要なほか、列車利用時は携帯しなければならない。<!---青い森鉄道線の駅にある掲示物で確認--->なお、IGRいわて銀河鉄道でも同種のきっぷを発売しているが、青い森鉄道線といわて銀河鉄道線に跨る乗車券の発売は行っていない。また、後述の青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道が乗り放題の「IGR・青い森鉄道フリーきっぷ」は、中学生もこども(小学生)と同額<!-- 運賃は料金ではない。フリーきっぷなどの企画乗車券は単に「金額」。-->で購入可能。ただし、この場合も、購入時は有人駅窓口で「生徒手帳」の提示が必要。
**2013年度夏期からは「中学生割り」の発売はなく、代わって夏休み期間<ref group="注釈">「中学生ホリデーフリーきっぷ」の夏休み中の適用期間は7月20日から8月31日だが、青森県内の夏休み期間はこれより短い。</ref>の毎日(前記の除外期間以外)と9月の土休日に利用できる「中学生ホリデーフリーきっぷ」が発売された<ref>{{PDFlink|[http://aoimorirailway.com/cgi_data/news/staff_1374218547_file1.pdf 列車の旅を楽しもう!【中学生ホリデーフリーきっぷ】発売!]}} - 青い森鉄道ホームページ</ref>。同年度の冬休み期間・春休み期間にも発売される<ref>[http://aoimorirailway.com/cgi-local/news.cgi?f1=1387345977&f2=staff&ctg=1 中学生ホリデーフリーきっぷ] - 青い森鉄道ホームページ・2013年10月1日プレスリリース</ref>。なお、「中学生・高校生専用 学トクホリデーフリーきっぷ」移行に伴い、2015年春休みをもって、発売を終了した。
*中学生・高校生専用 学トクホリデーフリーきっぷ
**2015年7月16日から2018年4月1日まで発売されていたきっぷで、2015年春休みまで発売されていた中学生のみ対象の「中学生割り・中学生ホリデーフリーきっぷ」を高校生まで対象を拡大したきっぷ。利用条件は「中学生割り・中学生ホリデーフリーきっぷ」と同じだが、利用可能日が若干変更された<ref group="注釈">2017年3月31日までの土休日、夏休み期間(8月1日 - 7日を除く)、年末年始。</ref><ref>[http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%83%bb%e9%ab%98%e6%a0%a1%e7%94%9f%e5%b0%82%e7%94%a8%e5%ad%a6%e3%83%88%e3%82%af%e3%83%9b%e3%83%aa%e3%83%87%e3%83%bc%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%8d%e3%81%a3%e3%81%b7 お得なきっぷ 中学生・高校生専用 学トクホリデーフリーきっぷ] - 青い森鉄道ホームページ</ref>。発売額は、「青い森ホリデーフリーきっぷ」のこども用と同額。また、購入時は「生徒手帳」「学生証」の提示が必須のほか、利用時も携帯しなければならない。「青い森ワンデーパス」への統合により発売終了。
*IGR・青い森鉄道フリーきっぷ
**2014年12月5日から2015年1月4日まで期間中の土日祝日(12月27日と12月28日は除き、1月2日金曜日は適用)と2015年7月から2016年3月までの特定の週末で、最大2日間有効な「IGR・青い森鉄道フリーきっぷ」が発売された<ref>{{Cite web |和書|url=http://www.igr.jp/wp/wp-content/uploads/2014/11/5f35b54d874a8032a47033b76cbaadfa.pdf |format=PDF |title=IGR・青い森フリーきっぷ(2014年版) |publisher=IGRいわて銀河鉄道ホームページ |accessdate=2015-12-04 |archiveurl=httphttps://web.archive.org/web/20141229160035/http://www.igr.jp/wp/wp-content/uploads/2014/11/5f35b54d874a8032a47033b76cbaadfa.pdf |archivedate=2014-12-29}}</ref><ref>[http://www.igr.jp/wp/tickets/igr_aoimori_free IGR・青い森フリーきっぷ(2015年版)] - IGRいわて銀河鉄道ホームページ</ref>。
*連絡ミニ回数券
**購入から3か月間有効。6枚綴り。設定区間は本八戸 - 北高岩2,100円、本八戸 - 苫米地2,160円。
 
=== 提携施設 ===
青い森鉄道の定期ワンデーパス(コンビニ含む)当日中に提携施設において提示するだけで、割引などのサービスを受けることができる。
{{更新|section=1|date=2017年3月}}
青い森鉄道の定期券を提携施設において提示するだけで、割引などのサービスを受けることができる。
 
*{{PDFlink|[http://aoimorirailway.com/cgi_datawp/newswp-content/staff_1288352744_file1uploads/2016/03/8c2c5ea384b72d5e875e7259b8c8157e.pdf 提携施設一覧]}}
また、2010年11月1日より青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・[[十和田観光電鉄]]の3社が提携し、各社の定期券及び企画きっぷの提示で受けることができる、サービスの共用化を開始した。2010年11月1日現在、3社合わせて82施設でサービスが受けられる。
*{{PDFlink|[http://aoimorirailway.com/cgi_data/news/staff_1288352744_file1.pdf 提携施設一覧]}}
 
== 東北新幹線新青森開業による変更 ==
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同区間の青い森鉄道への移管によって、[[大湊線]]はJR東日本の他の路線とは接続しない路線になり、[[八戸線]]はJR東日本の他の[[在来線]]とは接続しない路線になった。この両線も青い森鉄道に経営移管されるのではという見方も一部にあったが、JR東日本は同社の路線として存続させることとした<ref>新幹線全線開通後もJR大湊線存続 - 東奥日報、2007年11月25日付記事。</ref>。
 
2009年[[2月3日]]、JR東日本は「東北新幹線延伸にあわせて、[[津軽線]]・大湊線を走行する[[鉄道車両におけるハイブリッドカー#鉄道|ハイブリッドシステム]]を搭載した[[JR東日本HB-E300系気動車|新型リゾートトレイン]]を導入する」と発表したが、その中で「津軽・大湊線に導入する車両につきましては、青い森鉄道への乗り入れを計画しています」とした<ref>{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/press/2008/20090113.pdf 東日本プレスリリース ハイブリッドシステムを搭載した新型リゾートトレインを導入!]}}</ref>。その後、新型車両の名前が「リゾートあすなろ」に決定し、大湊線・津軽線と青い森鉄道線の直通運行も決定した。
 
=== いわて銀河鉄道線との接続 ===
2010年12月現在、いわて銀河鉄道線と盛岡 - 八戸間で相互[[直通運転]]を実施しているが、2010年12月4日の青森開業以前と比べて直通列車の本数は減便された。[[小鳥谷駅|小鳥谷]]・[[二戸駅|二戸]] - 八戸・青森間の直通列車も設定されている。朝6時半小鳥谷発の列車は、八戸から[[八戸線]]に乗り入れ[[鮫駅|鮫]]まで運行されていたが、2017年3月4日ダイヤ改正で青い森鉄道線青森行の電車列車に変更された。
 
== イベント ==
*郷土料理を食べながらトークリレー(2011年に開催)
*青い森鉄道まつり(2011年10月16日、[[伊藤桃]]がゲストで出演)
 
== 旅行代理店 ==
{{See|青い森たびショップ}}
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist}}
{{Reflist|group="注釈"}}
 
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|title=JR気動車客車編成表 '03年版|chapter=JR年表|date=2003-07-01|publisher=ジェー・アール・アール|isbn=4-88283-124-4|ref=JRR2003}}
 
== 関連項目 ==
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*[[IGRいわて銀河鉄道]]・[[いわて銀河鉄道線]] - 当社と同じく東北新幹線の並行在来線を運営する第三セクター鉄道会社とその路線
*[[東北本線]]
*[[青い森たびショップ]]
*[[鉄道むすめ]] - 当社に「八戸ときえ」というキャラクターが設定されている。
 
== 外部リンク ==
{{Commonscat}}
*{{official website}}
{{Multimedia|青い森鉄道の画像}}
*[http://aoimorirailway.com/ 青い森鉄道]
*{{Facebook}}
*{{Instagram|aoimori_railway|青い森鉄道株式会社}}
*[httphttps://ameblo.jp/aoimori1204 モーリーブログ] - イメージキャラクター「モーリー」が青い森鉄道と青森県のおススメを紹介している。
*[httphttps://ameblo.jp/aoimori-rw-at/ アテンダントブログ]
*[http://www.pref.aomori.lg.jp/kotsu/traffic/heikouzai-top.html 青森県並行在来線対策室]
*[https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kikaku/kotsu/aoimorirailway-info.html 青い森鉄道対策] - 青森県
{{DEFAULTSORT:あおいもりてつとう}}
[[Category:青い森鉄道|*]]
[[Category:日本の鉄道事業者]]
[[Category:青森県の交通]]
[[Category:第三セクター鉄道]]
[[Category:青森県の交通]]
[[Category:青森市の企業]]
[[Category:東北本線]]