「カーティス・グランダーソン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎詳細情報: 初回先頭打者本塁打を追加
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m 解消済み仮リンクブルーアイランドを内部リンクに置き換えます (今回のBot作業のうち16.6%が完了しました)
 
(24人の利用者による、間の38版が非表示)
2行目:
|選手名=カーティス・グランダーソン
|英語表記=Curtis Granderson
|所属球団=ミルウォーキー・ブルワーズ
|背番号=28
|選手写真ファイル名=Curtis_Granderson_2018Curtis Granderson on August 26, 2011.jpg
|写真サイズ=280
|写真のコメント=トロントニューヨークブルヤンキジェイズスでの現役時代<br>(2018(2011481126日)
|国籍={{USA}}
|出身地=[[イリノイ州]][[クック郡 (イリノイ州)|クック郡]]{{仮リンク|[[ブルーアイランド (イリノイ州)|en|Blue Island, Illinois|label=ブルーアイランド}}]]
|生年月日={{生年月日と年齢|1981|3|16}}
|身長={{フィートとcm (身長用変換)|6|1}}
17行目:
|プロ入り年度=2002年
|ドラフト順位=MLBドラフト3巡目
| 初出場=2004年9月13日 [[ミネソタ・ツインズ]]戦
|最終出場=2019年9月29日
|年俸= $5,000,000 (2018年)<ref>{{Cite web|url=http://www.spotrac.com/mlb/toronto-blue-jays/curtis-granderson-5240/ |title=Curtis Granderson Contract Details, Salaries, & Earnings|publisher=Spotrac|language=英語|accessdate=2018年1月24日}}</ref>
|年俸=
|経歴=
* {{仮リンク|ソーントン・フラクショナル・サウス高等学校|en|Thornton Fractional South High School}}
27 ⟶ 28行目:
* [[ロサンゼルス・ドジャース]] (2017)
* [[トロント・ブルージェイズ]] (2018)
* [[ミルウォーキー・ブルワーズ]] (2018 - )
* [[マイアミ・マーリンズ]] (2019)
|代表チーム = {{Flagicon|USA}} [[野球アメリカ合衆国代表|アメリカ合衆国]]
|五輪 =
34 ⟶ 36行目:
|選出年 =
|得票率 =
|選出方法 =
}}<!--
{{MedalTop}}
'''カーティス・グランダーソン・ジュニア'''('''Curtis Granderson, Jr. ''', [[1981年]][[3月16日]] - )は、[[アメリカ合衆国]][[イリノイ州]][[クック郡 (イリノイ州)|クック郡]]{{仮リンク|ブルーアイランド (イリノイ州)|en|Blue Island, Illinois|label=ブルーアイランド}}出身の[[プロ野球選手]]([[外野手]])。右投左打。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]所属。愛称は'''グランディーマン'''('''Grandyman''')<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/dodgers/news/dodgers-players-weekend-names-breakdown/c-250393424 |title=Dodgers Players Weekend nicknames explained|author=Ken Gurnick|publisher=MLB.com|language=英語|date=2017年8月25日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。
{{MedalSport|男子 [[野球]]}}
{{MedalCountry|{{USA}}}}
{{MedalCompetition|[[ワールド・ベースボール・クラシック]]}}
{{MedalBronze|[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|2009]]|}} WBCに3位はないです
{{MedalBottom}}-->
'''カーティス・グランダーソン・ジュニア'''('''Curtis Granderson, Jr. ''', [[1981年]][[3月16日]] - )は、[[アメリカ合衆国]][[イリノイ州]][[クック郡 (イリノイ州)|クック郡]]{{仮リンク|[[ブルーアイランド (イリノイ州)|en|Blue Island, Illinois|label=ブルーアイランド}}]]出身の[[プロ野球選手]]([[外野手]])。右投左打。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]所属。愛称は'''グランディーマン'''('''Grandyman''')<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/dodgers/news/dodgers-players-weekend-names-breakdown/c-250393424 |title=Dodgers Players Weekend nicknames explained|author=Ken Gurnick|publisher=MLB.com|language=英語|date=2017年8月25日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。
 
== 経歴 ==
=== プロ入り前 ===
{{by|1981年}}にイリノイ州[[シカゴ]]の郊外で誕生。両親はともに教師であったためしつけに厳しく、学業である程度の成績を修めないとスポーツをさせてもらえなかった<ref name="sul200806">[[谷口輝世子]] 「カーティス・グランダーソン[タイガース]フルスピードでいこう」 『月刊[[スラッガー (雑誌)|スラッガー]]』2008年6月号、[[日本スポーツ企画出版社]]、2006年、[[雑誌コード|雑誌]]15509-11、34-37頁。</ref>。[[イリノイ大学|イリノイ大学シカゴ校]]へ進学し野球部に入部、{{by|2002年}}に[[打率]].483484を記録してスカウトの注目の的となる。
 
=== プロ入りとタイガース時代 ===
{{by|2002年}}の[[2002年のMLBドラフト|MLBドラフト]]で[[デトロイト・タイガース]]から指名を受けた。ただ、「パワーに難あり」と見られていたため、指名順位は3巡目(全体80位)まで落ちることとなった<ref>{{Cite web|url=http://sports.espn.go.com/mlb/columns/story?id=1871156 |title=Tigers prospect Curtis Granderson|author=John Sickelspublisher=ESPN|language=英語|date=2004年8月31日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。 ドラフト指名から1か月ほどで入団契約を交わし、傘下のA-級{{仮リンク|コネチカット・タイガース|en|Connecticut Tigers|label=オネオンタ・タイガース}}でプロデビュー。52試合に出場し、打率.344を記録するなどの活躍でリーグ[[最優秀選手 (MLB)|MVP]]を受賞した<ref name="jock">{{Cite web|url=http://www.jockbio.com/Bios/Granderson/Granderson_bio.html |title=JockBio: Curtis Granderson Biography|publisher=Black Book Partners, LLC.|work=JockBio.com|accessdate=2018年1月24日}}</ref><ref name="MLBstats" />。続く{{by|2003年}}はA+級{{仮リンク|レイクランド・フライングタイガース|en|Lakeland Flying Tigers}}へ、{{by|2004年}}はAA級[[エリー・シーウルブズ]]へと昇格。AA級では123試合で打率.303・21[[本塁打]]・93[[打点]]・14[[盗塁]]を記録し、タイガースのマイナー最優秀選手に選出された<ref name="jock" /><ref name="MLBstats" />。
 
{{by|2003年}}はA+級{{仮リンク|レイクランド・フライングタイガース|en|Lakeland Flying Tigers}}でプレーした<ref name="MLBstats" />。
AA級エリーでの活躍後、9月にメジャーへ昇格し、13日の[[ミネソタ・ツインズ]]戦でメジャーデビュー、9試合に出場してシーズンを終える<ref name="MLBstats" /><ref name="br" />。
 
{{by|2004年}}はAA級[[エリー・シーウルブズ]]へと昇格。AA級では123試合で打率.303・21[[本塁打]]・93[[打点]]・14[[盗塁]]を記録し、タイガースのマイナー最優秀選手に選出された<ref name="jock" /><ref name="MLBstats" />。AA級エリーでの活躍後、9月にメジャーへ昇格し、13日の[[ミネソタ・ツインズ]]戦でメジャーデビュー、9試合に出場してシーズンを終える<ref name="MLBstats" /><ref name="br" />。
{{by|2005年}}はシーズン開幕をAAA級[[トレド・マッドヘンズ]]で迎え、7月中旬まで[[マイナーリーグ]]で過ごす。そこで15本塁打を放って[[7月22日]]にメジャーへ昇格し、6試合で打率.318を記録したが、チーム事情で再びマイナーへ降格となった。8月に再昇格してからは、[[9月15日]]にランニング本塁打、18日に5打数5安打、26日には[[サヨナラゲーム|サヨナラ本塁打]]など、周囲に強い印象を残した<ref name="jock" />。
 
{{by|2005年}}はシーズン開幕をAAA級[[トレド・マッドヘンズ]]で迎え、7月中旬まで[[マイナーリーグ]]で過ごす。そこで15本塁打を放って[[7月22日]]にメジャーへ昇格し、6試合で打率.318を記録したが、チーム事情で再びマイナーへ降格となった。8月に再昇格してからは、[[9月15日]]にランニング本塁打、18日に5打数5安打、26日には[[サヨナラゲーム|サヨナラ本塁打]]など、周囲に強い印象を残した<ref name="jock" />。
[[ファイル:Curtis Granderson.jpg|280px|thumb|タイガース時代]]
 
{{by|2006年}}は開幕から「1番・[[中堅手]]」でレギュラーに定着。159試合に出場し、19本塁打・31[[二塁打]]を放つ。この年からタイガースのコーチに就任した[[アンディ・バンスライク]]と{{仮リンク|ドン・スロート|en|Don Slaught}}の2人から指導を受けたことがよかったという<ref>『[[月刊メジャー・リーグ]]11月号増刊 イオン日米野球2006公式プログラム』、[[ベースボール・マガジン社]]、2006年、雑誌08626-11、51頁。</ref>。しかし、[[アメリカンリーグ]]最多の174[[三振]]を喫し、打率も.260に留まったうえ[[盗塁]]も8個しか決めておらず、1番打者としての仕事をしたとは言い難い<ref name="sportsnavi">[[上田龍]] 「[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/column/200707/at00013918.html タイガース至宝、超一流への挑戦 三塁打次第で歴史に残る大記録も]」 『[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/ スポーツナビ]』、2007年7月17日。2007年8月25日閲覧。{{リンク切れ|date=2015年2月}}</ref>。またこの年、チームは12年連続の負け越しを脱してリーグ優勝を果たし、[[2006年のワールドシリーズ|ワールドシリーズ]]へ進出。しかし、[[セントルイス・カージナルス]]との対戦となった同シリーズでは、打率.095とほぼ完璧に封じ込まれただけでなく、第4戦では足を滑らせて飛球を捕り損ね、失点のきっかけを作るなど、苦い経験をしてシーズンを終えた。
打率.095とほぼ完璧に封じ込まれただけでなく、第4戦では足を滑らせて飛球を捕り損ね、失点のきっかけを作るなど、苦い経験をしてシーズンを終えた。
 
[[File:Curtis_Granderson.jpg|thumb|361x361px|デトロイト・タイガースでの現役時代<br>(2007年6月15日)]]
{{by|2007年}}も引き続き2人から指導を受けて走攻守で進歩した<ref name="sportsnavi" />。打撃では打率で自身初の.300を記録したほか、二塁打・[[三塁打]]・本塁打の全てで2桁に達する「トリプル・ダブル」を[[MLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]前に達成。[[9月9日]]には盗塁も20に達し、「'''20盗塁・20二塁打・20三塁打・20本塁打([[20-20-20クラブ|20-20-20-20クラブ]])'''」を達成した。この記録を達成したのは[[フランク・シュルト]]({{by|1911年}})と[[ウィリー・メイズ]]({{by|1957年}})に次いで、メジャー史上3人目である<ref>{{Cite news|url=http://sports.espn.go.com/mlb/news/story?id=3011789 |title=Granderson's 20th steal puts Tigers center fielder in select company|publisher=ESPN|agency=[[AP通信|Associated Press]]|language=英語|date=2007年9月9日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>(同年9月30日には[[ジミー・ロリンズ]]も達成している)。またこの年のシーズン三塁打数23本は、{{by|1949年}}に{{仮リンク|デール・ミッチェル (野球)|en|Dale Mitchell (baseball)|label=デール・ミッチェル}}が記録して以来、58年ぶりの記録となった<ref>{{Cite news|title=Single-Season Leaders & Records for Triples|work=Baseball-Reference|url=http://www.baseball-reference.com/leaders/3B_season.shtml}}</ref>。
 
{{by|2008年}}はシーズン開幕前の2月4日5年総額3025万ドル(6年目の{{by|2013年}}は1500万ドルのオプション)でタイガースと契約を延長<ref>{{Cite web|url=http://mlb.mlb.com/news/print.jsp?ymd=20080204&content_id=2363704&vkey=news_det&fext=.jsp&c_id=mlb |title=Tigers, Granderson set extension / Center fielder will stay in Detroit through 2012 season|author=Jason Beck|publisher=MLB.com|language=英語|date=2008年2月4日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。しかし、シーズン開幕前のオープン戦で[[死球]]を受けて右手中指を骨折し<ref>{{Cite web|url=http://mlb.mlb.com/news/print.jsp?ymd=20080323&content_id=2452766&vkey=spt2008news&fext=.jsp&c_id=mlb |title=Granderson shelved by broken finger / Outfielder headed to 15-day DL, will miss at least two weeks|author=Jason Beck|publisher=MLB.com|language=英語|date=2008年3月23日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>、[[故障者リスト]]入りしたため開幕から21試合の欠場を余儀なくされた。シーズン初出場は[[4月23日]]で、これ以降は全141試合に出場。8月に6三塁打を放つなど、シーズン通算で13三塁打は2年連続でリーグ1位となった。また打率は.280と前年を下回ったが、自己最多の71[[四球]]を記録し、[[出塁率]]も.365と前年を上回った。ただ、チームの[[打線]]は長距離打者が並んでいたものの、その打線が不発だったときに機動力を使う攻撃ができず、12盗塁は期待外れな成績となった<ref>「デトロイト・タイガース[開幕前の世界一候補が、ふたを開けて見ればまさかの最下位]」 『メジャー・リーグ記録集計号 ザ・スタッツブック 2008』、ベースボール・マガジン社、2008年、雑誌20449-11/20、30頁。</ref>。この年のオフには、人柄と野球に対する情熱を見込まれて、当時のコミッショナーである[[バド・セリグ]]コミッショナーからMLBの国際親善大使に任命され、[[中国]]、[[イタリア]]、[[南アフリカ]]を訪問している<ref>{{Cite web|url=http://newyork.yankees.mlb.com/news/print.jsp?ymd=20100209&content_id=8042452&vkey=news_nyy&fext=.jsp&c_id=nyy |title=MLB, Granderson join anti-obesity effort|author=Bryan Hoch|publisher=MLB.com|language=英語|date=2010年2月9日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。
 
{{by|2009年}}シーズン開幕前の3月に開催された[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)]]の[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック・アメリカ合衆国代表|アメリカ合衆国代表]]に選出された。シーズンでは[[2009年のMLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]に初めて選出された。しかし、終始低打率に苦しみ、最終的にレギュラー定着後では最低の打率.249に終わった。一方で30本塁打を放ち、2年ぶりの20盗塁も達成した。
 
=== ヤンキース時代 ===
2009年[[12File:Curtis_Granderson_on_May_22,_2013_(cropped).jpg|thumb|303x303px|ニューヨーク・ヤンキースでの現役時代<br>(2013年5922]]
2009年12月9日に[[アリゾナ・ダイヤモンドバックス]]を交えた三角トレードによる、[[フィル・コーク]]、[[オースティン・ジャクソン]]との[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]で、[[ニューヨーク・ヤンキース]]へ移籍した。
 
[[ファイル:Curtis Granderson on August 26, 2011.jpg|280px|thumb|ヤンキース時代(2011年8月26日)]]
 
{{by|2010年}}は、4年連続となる20本塁打以上・盗塁成功率86%などを記録した一方、打率.247はに終わった。
 
{{by|2011年}}[[8月25日]]には、[[オークランド・アスレチックス]]戦で記録されたメジャーリーグMLB史上初の'''1球団による1試合3満塁本塁打'''の一員となった<ref name="#1">[httphttps://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/08/26/kiji/K20110826001488870.html ヤンキース 1試合3満塁弾のメジャー記録樹立] Sponichi Annex 野球 2011年8月26日閲覧。</ref>。5回裏に[[ロビンソン・カノ]]、6回裏に[[ラッセル・マーティン]]が満塁本塁打を放ったのに続いて、8回裏に満塁本塁打を放ち、記録が樹立された。シーズンでは主に2番打者としての出場ながら119打点を挙げ、自身初の'''[[最多打点 (MLB)|打点王]]'''に輝いた。ホームランもア・リーグ2位の41本を記録し、自身2度目となる[[2011年のMLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]出場を果たした。シーズン終了後には[[シルバースラッガー賞]]を受賞した。40本塁打、10三塁打、25盗塁を同時に達成したのはメジャー史上初である<ref name="respect">{{Cite news|url=http://newyork.yankees.mlb.com/news/print.jsp?ymd=20111121&content_id=26017316&vkey=news_nyy&fext=.jsp&c_id=nyy |title=Grandy, Cano place behind MVP Verlander: With big production, Yankees stars earn respect on AL ballot|author=Bryan Hoch|publisher=MLB.com|date=2011年11月21日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。
 
{{by|2012年}}はア・リーグ2位、さらにはキャリアハイとなる43本塁打を記録し、106打点も記録<ref>{{Cite news|url=https://www.daily.co.jp/mlb/2012/12/09/0005585807.shtml|title=ヤ軍グランダーソン女子プロ交流会参加|newspaper=デイリースポーツ online |publisher= 株式会社デイリースポーツ|date=2012-12-09|accessdate=2022-12-09}}</ref>。2年連続3度目となる[[2012年のMLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]出場を果たす。ヤンキースの選手として2年連続で40本塁打以上を達成した5人目の選手となった(過去には[[ベーブ・ルース]]、[[ルー・ゲーリッグ]]、[[ミッキー・マントル]]、[[ジェイソン・ジアンビ]])。その一方で、キャリアワーストの打率.232、ア・リーグワースト2位の195三振を喫した。オフに1500万ドルの球団オプションが行使され、残留が決まった<ref>[http://www.mlbtraderumors.com/2012/10/yankees-will-exercise-curtis-grandersons-option-for-2013.html Yankees Will Exercise Granderson's Option For 2013]</ref>。12月にはMLBの国際親善大使として、[[日本]]と[[韓国]]を訪れた<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20121201/mlb12120113570009-n1.html ヤ軍・グランダーソン、石巻で野球教室開催]</ref>。日本では[[相撲部屋]]([[荒汐部屋]])を[[見学]]したり<ref>[http://www.arashio.net/cg2012.html カーティス・グランダーソン選手来訪] 荒汐部屋 大相撲 2013年1月6日閲覧。</ref>、[[東日本大震災]]の[[被災地]]である[[宮城県]][[石巻市]]や同[[名取市立閖上中学校]]で野球[[教室]]を開催した<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20121209/mlb12120919260009-n1.html ヤ軍・グランダーソン、被災地の小学生と交流] - 野球 - SANSPO.COM(サンケイスポーツ) 2013年1月6日閲覧。</ref>。
 
{{by|2013年}}は、故障の影響で61試合にほとんど出場出来ずに留まり、2005年以来8年ぶりに規定打席到達を逃した。打率.229・7本塁打・15打点に終わり、打率は規定打席に到達していないシーズンを含めても自己最低の成績となった。本塁打及び打点も、それぞれを1以上記録したシーズンの数値としては最低であった。[[10月31日]]に[[フリーエージェント (プロスポーツ)#メジャーリーグベースボール|FAフリーエージェント]](FA)となった<ref name="MLBstats" />。
 
=== メッツ時代 ===
2013年[[12月6日]]、[[ニューヨーク・メッツ]]と4年総額6000万ドルで合意し<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/12/08/kiji/K20131208007158820.html |title=メジャー 大型契約続出!グランダーソン メッツ移籍を決断|publisher=スポーツニッポン|date=2013年12月8日|accessdate=2018年1月24日}}。</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.usatoday.com/story/sports/mlb/2013/12/06/curtis-granderson-new-york-mets-four-years-60-million/3891061/ |title=Crosstown traffic: Curtis Granderson joining Mets|author=Bob Nightengale|publisher=USA TODAY|language=英語|date=2013年12月6日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>、9日に球団が正式発表した<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/outfielder-curtis-granderson-joins-mets-weighs-in-on-true-new-yorkers/c-64444172 |title=Granderson joins Mets, weighs in on 'true New Yorkers'|publisher=MLB.com|language=英語|date=2013年12月10日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。
 
{{by|2014年}}は故障なくシーズンを過ごし、155試合に出場。しかし打撃不振に陥り打率.22720本塁打66打点141三振という成績に終わった<ref name="br" />。
[[ファイル:Curtis Granderson on August 18, 2015.jpg|280px|thumb|ニューヨーク・メッツ時代(2015年8月18日)]]
{{by|2014年}}は故障なくシーズンを過ごし、155試合に出場。しかし打撃不振に陥り打率.227・20本塁打・66打点・141三振という成績に終わった<ref name="br" />。
 
[[ファイルFile:Curtis Granderson on August 2618, 20112015.jpg|280px|thumb|ヤンキ284x284px|ニューヨク・メッツでの現役時代(2011<br>(2015年8月2618)]]
{{by|2015年}}は157試合に出場した。打撃では打率 .25926本塁打70打点OPS .821を記録し<ref name="br" />、前年の不振から脱却して強打者らしい内容であった。抜群の選球眼も健在で、91四球は自己ベストであり、出塁率 .364はキャリア2番目に並んだ。走塁では、3シーズンぶりの2ケタ盗塁となる11盗塁を決めたほか、リーグ6位の98得点を記録した。[[2015年のワールドシリーズ|ワールドシリーズ]]では、5試合で3本塁打5打点を記録するなど奮闘したが敗退した。
 
{{by|2016年}}は開幕から前シーズン同様1番か2番打者を務めていたが、8月中旬以降は打順を転々とし、最終的には4番に落ち着いた。チームに故障者が相次ぐ中、自身は大きな離脱もなく150試合に出場し、打率は.237ながら4年振りに30本塁打をクリアした。しかし得点圏打率は.152と振るわなかった。オフには、母校のイリノイ大学で2014年に開場した球場などの施設建設のために500万ドルを寄付した他、自身が運営する[[基金]]を通じた子供への野球教室や教育活動が評価され、[[ロベルト・クレメンテ賞]]を受賞<ref name="RobertoClementeAward">{{Cite web|和書|url=http://www.sanspo.com/baseball/news/20161029/mlb16102909570001-n1.html |title=クレメンテ賞はメッツのグランダーソンを選出|work=SANSPO.COM|publisher=産経新聞社|date=2016年10月29日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。
 
{{by|2017年}}[[6月15日]]の[[シカゴ・カブス]]戦で通算300本塁打を記録した<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/mets/news/mets-curtis-granderson-hits-300th-to-beat-cubs/c-236527406 |title=300! Shorthanded Mets rise up on Grandy HR|author=Carrie Muskat|coauthors=Chris Bumbaca|publisher=MLB.com|language=英語|date=2017年6月14日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。
 
=== ドジャース時代 ===
[[File:Phillies_vs_Dodgers_2017_38.jpg|thumb|ロサンゼルス・ドジャースでの現役時代<br>(2017年9月21日)]]
2017年[[8月18日]]に[[後日発表選手]]{{Refnest|[[8月20日]]に[[ジェイコブ・レイム]]と発表<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/jacob-rhames-is-ptbnl-in-mets-granderson-deal/c-249588416 |title=Mets acquire prospect as player to be named|author=Chris Bumbaca|publisher=MLB.com|language=英語|date=2017年8月20日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。}}とのトレードで、[[ロサンゼルス・ドジャース]]へ移籍した<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/dodgers/news/mets-trade-curtis-granderson-to-dodgers/c-249300286 |title=Dodgers acquire Granderson from Mets|author=Matt Kelly|publisher=MLB.com|language=英語|date=2017年8月19日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。オフの[[11月2日]]にFAとなった<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/key-free-agents-for-all-30-mlb-teams/c-260335436 |title=Key free agents for all 30 MLB teams|author=David Adler|publisher=MLB.com|language=英語|date=2017年11月5日|accessdate=2017年12月28日}}</ref>。
 
=== ブルージェイズ時代 ===
[[File:Curtis_Granderson_2018.jpg|thumb|304x304px|トロント・ブルージェイズでの現役時代<br>(2018年4月11日)]]
{{by|2018年}}[[1月23日]]に[[トロント・ブルージェイズ]]と1年500万ドルで契約を結んだ<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/blue-jays-sign-outfielder-curtis-granderson/c-264735300 |title=Blue Jays sign Granderson to 1-year deal|author=Gregor Chisholm|publisher=MLB.com|language=英語|date=2018年1月23日|accessdate=2018年1月24日}}</ref>。
 
=== ブルワーズ時代 ===
2018年[[8月31日]]に[[デミ・オリモロイ]]とのトレードで、[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]へ移籍した<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/toronto-trades-curtis-granderson-to-brewers/c-292843824 |title=Toronto trades Granderson to Brewers|author=Gregor Chisholm|publisher=MLB.com|language=英語|date=2018年9月1日|accessdate=2018年9月1日}}</ref>。オフの10月29日にFAとなった<ref name="MLBstats" />。
 
=== マーリンズ時代 ===
[[File:Curtis_Granderson_(32800158037)_(cropped).jpg|thumb|マイアミ・マーリンズでの現役時代<br>(2019年4月25日)]]
{{by|2019年}}2月5日に[[マイアミ・マーリンズ]]とマイナー契約を結び、[[スプリングトレーニング]]に招待選手として参加することになった<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/curtis-granderson-joins-marlins-on-minors-deal/c-303539200 |title=Granderson signs Minors deal with Marlins|author=Joe Frisaro|publisher=MLB.com|language=英語|date=2019年2月5日|accessdate=2019年2月12日}}</ref>。3月21日にメジャー契約を結んで40人枠入り<ref name="MLBstats" />。打率183、12本塁打、34打点に終わった。オフの10月31日にFAとなった<ref>{{cite web |url=https://www.mlb.com/news/2019-2020-free-agents-for-every-mlb-team | title=Here are every team's free agents this winter | work=MLB.com | language=English | author=Thomas Harrigan, Manny Randhawa and Paul Casella | date=November 8, 2019 | accessdate=December 2, 2019 }}</ref>。
 
{{by|2020年}}1月31日に現役引退を表明した<ref>{{Cite web|title=Granderson hangs up spikes after 16 seasons|url=https://www.mlb.com/news/curtis-granderson-announces-retirement|website=MLB.com|accessdate=2020-01-31|language=|publisher=}}</ref>。
 
=== 現役引退後 ===
{{by|2022年}}より、アメリカのテレビチャンネルである[[TBS (アメリカのテレビジョン放送)|TBS]]のメジャーリーグ番組のホストを務めている<ref>{{Cite web|url=https://chicago.suntimes.com/2022/6/4/23152851/curtis-granderson-tbs-tuesdays-mlb-white-sox-uic-pedro-martinez-jimmy-rollins-lauren-shehadi|title=Curtis Granderson finds chemistry with his new team on TBS’ baseball coverage|publisher=Chicago Sun-Times|date=2022-06-04|author=Jeff Agrest |accessdate=2023-02-05}}</ref>。
 
== 選手としての特徴 ==
メジャー史上3人目の[[20-20-20クラブ|20-20-20-20クラブ]]達成者。
 
左投手を苦手としており、2009年終了時点での通算成績は対右投手が打率.292、OPS.894なのに対し、対左投手は打率.210、OPS.614である<ref>{{Cite web|url=http://www.baseball-reference.com/players/split.cgi?n1=grandcu01&year=Career&t=b |title=Curtis Granderson Career Batting Splits|work=Baseball-Reference.com|language=英語|accessdate=2012年10月18日 }}</ref>。特に2009年は対左で打率.183、OPS.484と全く打てなかった<ref>{{Cite web|url=http://www.baseball-reference.com/players/split.cgi?n1=grandcu01&year=2009&t=b |title=Curtis Granderson 2009 Batting Splits|work=Baseball-Reference.com|language=英語|accessdate=2012年10月18日 }}</ref>。
 
100 ⟶ 120行目:
 
== 人物 ==
人格面で高い評価を得ており、[[スポーツ・イラストレイテッド]]誌企画の「感じの良いメジャーリーガー」では5位にランクイン<ref>{{Cite web|url=http://sportsillustrated.cnn.com/multimedia/photo_gallery/1105/mlb.players.poll/content.5.html |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110523202007/http://sportsillustrated.cnn.com/multimedia/photo_gallery/1105/mlb.players.poll/content.5.html |archivedate=2011年5月23日|title=Curtis Granderson. Yankees - Players Poll: Nicest MLB Player - Photos - |work=SI.com|accessdate=2018年1月24日}}</ref>したほか、2015年度の[[ルー・ゲーリッグ賞]]に選ばれている。さらに、パフォーマンス及び地域社会に貢献し、周囲に刺激を与えた選手に贈られる[[プレイヤーズ・チョイス・アワーズ|マービン・ミラー賞]]を受賞している<ref>{{Cite web|和書|title=グランダーソンが3回目のマービン・ミラー賞受賞|url=https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201811280000337.html|website=nikkansports.com|accessdate=2020-01-31|language=|publisher=}}</ref>。また、ファンサービスに熱心な一面もあり、球場内外を問わずたびたびファンにサインする姿をみせる<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=f8Fqzk8PdiI curtis granderson signing autographs]</ref><ref>[https://www.youtube.com/watch?v=OVnJU5RAc44 Curtis granderson signing autographs]</ref>。
 
2006年からは[[MLB]]の国際親善大使として、イギリス、オランダ、日本、中国、イタリア等の国を訪問して野球教室を開くなど精力的に活動している。
 
[[2012年]]に来日。12月6日には[[大相撲]][[荒汐部屋]]の稽古を見学した<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.arashio.net/cg2012.html|title=カーティス・グランダーソン選手来訪|accessdate=2018-3-13|publisher=}}</ref>。また、同日に[[早稲田大学]]にて、MLB Japan・[[在日米国大使館]]らが主催したスポーツマネジメントセミナー(テーマは「プロスポーツの社会的責任(CSR)(CSR)について考える」)に出席し、講演を行った<ref>{{Cite web|和書|url=http://e-jasm.jp/seminar/co004.html|title=在日米国大使館・MLB Japan・早稲田大学スポーツ科学学術院 主催スポーツマネジメントセミナー|accessdate=2018年3月11日}}</ref>。
 
同9日には2011年に発生した[[東日本大震災]]の被災地である[[宮城県]][[石巻市民球場]]のリニューアル・オープニングの式典に出席。式典の後には少年野球の指導を行った<ref>{{Cite web|和書|url=http://ishinomaki.kahoku.co.jp/archives/2012/12/i/121211i-kyujyo.html|title=人工芝に改装オープン 震災救援の拠点担った石巻市民球場 米大リーグ関係団体が全面支援|accessdate=2018年3月11日}}</ref>。
 
同12日には[[沖縄県]]を訪問。複数の高校を訪れ、講演や野球指導を行った。
 
父は小中併設校の校長、母は高校の化学教員、姉の一人が英語学の大学教授という教員一家に育ち、自身もイリノイ大を卒業してからMLB入りするなど(通常は3年修了時に中退して入るケースが多い)教育に対する志向が強い。「教育に勝る資源はないと思う」という信念を持ち、2009年には「All You Can Be:Dream It, Draw It, Become It!」、2011年には「やれることをやり切れ!-スポーツを通して学び、成長しよう-」という子供向けの啓発本を出版している<ref>友成那智、[[村上雅則]] 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2012』 [[廣済堂出版]]、2012年、41頁。ISBN 978-4-331-51612-6。</ref>。これらの功績が評価され2016年に[[ロベルト・クレメンテ賞]]を受賞した<ref>{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20161104143406/http://www.yomiuri.co.jp/sports/mlb/20161029-OYT1T50058.html |title=「クレメンテ賞」にグランダーソン…米大リーグ|work=YOMIURI ONLINE|publisher=読売新聞社|date=2016年10月29日|accessdate=2016年11月4日}}</ref>。
 
== 詳細情報 ==
=== 年度別打撃成績 ===
{| {{年度別打撃成績|リーグ=メジャーリーグベースボール}}
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2004}}
|rowspan="6" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[デトロイト・タイガース|DET]]
|9||28||25||2||6||1||1||0||9||0||0||0||0||0||3||0||0||8||1||.240||.321||.360||.681
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2005}}
|47||174||162||18||44||6||3||8||80||20||1||1||2||0||10||0||0||43||2||.272||.314||.494||.808
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2006}}
|159||679||596||90||155||31||9||19||261||68||8||5||7||6||66||0||4||'''174'''||4||.260||.335||.438||.773
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2007}}
|158||676||612||122||185||38||'''23'''||23||338||74||26||1||5||2||52||3||5||141||3||.302||.361||.552||.913
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2008}}
|141||629||553||112||155||26||'''13'''||22||273||66||12||4||1||1||71||1||3||111||7||.280||.365||.493||.859
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2009}}
|160||710||631||91||157||23||8||30||286||71||20||6||3||2||72||4||2||141||1||.249||.327||.453||.780
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2010}}
|rowspan="4" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[ニューヨーク・ヤンキース|NYY]]
|136||528||466||76||115||17||7||24||218||67||12||2||4||3||53||3||2||116||3||.247||.324||.468||.792
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2011}}
|156||691||583||'''136'''||153||26||10||41||322||'''119'''||25||10||4||7||85||0||12||169||12||.262||.364||.552||.916
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2012}}
|160||684||596||102||138||18||4||43||293||106||10||3||1||7||75||4||5||195||5||.232||.319||.492||.811
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2013}}
|61||245||214||31||49||13||2||7||87||15||8||2||2||1||27||1||1||69||1||.229||.317||.407||.723
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2014}}
|rowspan="4" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[ニューヨーク・メッツ|NYM]]
|155||654||564||73||128||27||2||20||219||66||8||2||0||5||79||1||6||141||1||.227||.326||.388||.714
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2015}}
|157||682||580||98||150||33||2||26||265||70||11||6||0||4||91||3||7||151||3||.259||.364||.457||.821
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2016}}
|150||633||545||88||129||24||5||30||253||59||4||2||0||5||74||7||9||130||10||.237||.335||.464||.799
|-
|rowspan="2" style="text-align: center;"|{{by2|2017}}
|111||395||337||58||77||22||3||19||162||52||4||2||0||3||53||2||2||90||4||.228||.334||.481||.815
|-
|rowspan="2" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[ロサンゼルス・ドジャース|LAD]]
|36||132||112||16||18||2||0||7||41||12||2||0||0||0||18||0||2||33||1||.161||.288||.366||.654
|- style="background-color: #f2f2f2;"
!style="text-align: center; white-space:nowrap;"|'17計
|147||527||449||74||95||24||3||26||203||64||6||2||0||3||71||2||4||123||5||.212||.323||.452||.775
|-
|rowspan="2" style="text-align: center;"|{{by2|2018}}
!colspan="2"|[[メジャーリーグベースボール|MLB]]:14年
|style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[トロント・ブルージェイズ|TOR]]
|1796104||7540349||6576302||111348||165974||30721||921||31911||3107130||86535||1512||461||291||461||82942||291||603||171296||583||.252245||.339342||.472430||.812772
|-
|rowspan="2" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[ミルウォーキー・ブルワーズ|MIL]]
|19||54||41||12||9||1||1||2||18||3||0||0||0||0||12||0||1||10||0||.220||.407||.439||.846
|- style="background-color: #f2f2f2;"
!style="text-align: center; white-space:nowrap;"|'18計
|123||403||343||60||83||22||2||13||148||38||2||1||1||1||54||1||4||106||3||.242||.351||.431||.782
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2019}}
|rowspan="1" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|[[マイアミ・マーリンズ|MIA]]
|138||363||317||44||58||17||1||12||113||34||0||3||0||2||41||1||3||98||3||.183||.281||.356||.637
|-
!colspan="2"|[[メジャーリーグベースボール|MLB]]:14:16
|2057||8306||7236||1217||1800||346||95||344||3368||937||153||50||30||49||924||31||67||1916||64||.249||.337||.465||.803
|}
* 2017年度シーズン終了時
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高
 
229 ⟶ 262行目:
!style="text-align:center; white-space:nowrap;"|'17計
|65||112||1||2||0||.983||33||37||0||0||0||1.000||38||60||2||0||0||1.000
|-
|rowspan="2" style="text-align:center;"|2018
|style="text-align: center; white-space:nowrap;"|TOR
|2||4||0||0||0||1.000||41||48||4||2||1||.963||31||57||0||2||0||.966
|-
|rowspan="2" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|MIL
|colspan="6" style="text-align:center;"|-||3||2||0||0||0||1.000||14||12||0||0||0||1.000
|-style="background-color: #f2f2f2;"
!style="text-align:center; white-space:nowrap;"|'18計
|2||4||0||0||0||1.000||44||50||4||2||1||.964||45||69||0||2||0||.972
|-
|style="text-align:center;"|2019
|rowspan="1" style="text-align: center; white-space:nowrap;"|MIA
|colspan="6" style="text-align:center;"|-||85||135||3||0||0||1.000||6||4||0||0||0||1.000
|-
!colspan="2"|MLB
|12521254||29852989||47||20||11||.993||85214||103288||29||13||12||.991990||453504||833906||24||68||1||.993991
|}
* 2017年度シーズン終了時
 
=== 獲得タイトル ===
* [[最多打点 (MLB)|打点王]]:1回(2011年)
 
241 ⟶ 287行目:
* [[シルバースラッガー賞]]:1回(2011年)
* [[プレイヤー・オブ・ザ・マンス|ア・リーグ月間MVP]]:1回(2011年8月)
* {{仮リンク|[[プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク|en|Major League Baseball Player of the Week Award}}]]:1回(2007年7月9日 - 7月15日)
* [[ロベルト・クレメンテ賞]]:1回(2016年)<ref name="RobertoClementeAward"/>
*[[プレイヤーズ・チョイス・アワーズ]]
** [[プレイヤーズ・チョイス・アワーズ#マービン・ミラー・マン・オブ・ザ・イヤー|マービン・ミラー賞]]:4回(2009年、2016年、2018 - 2019年) ※2019年終了時点で史上最多受賞
**[[プレイヤーズ・チョイス・アワーズ#優秀選手|優秀選手賞]]:1回(2011年)
 
=== 記録 ===
* [[MLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]選出:3回([[2009年のMLBオールスターゲーム|2009年]]、[[2011年のMLBオールスターゲーム|2011年]]、[[2012年のMLBオールスターゲーム|2012年]])
* [[20-20-20クラブ|20-20-20-20クラブ]]:1回(2007年)
* 通算初回先頭打者本塁打:47(歴代5位、20182020年シーズン終了時点)<ref>上位4人は[[リッキー・ヘンダーソン]]の81、[[アルフォンソ・ソリアーノ]]の54、[[クレイグ・ビジオ]]の53、[[イアン・キンズラー]]の48</ref>
 
==== 諸記録 ====
* [[オークランド・アスレチックス]]戦で記録されたメジャーリーグ史上初の'''1球団による1試合3満塁本塁打'''の一員となった<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/08/26/kiji/K20110826001488870.html ヤンキース 1試合3満塁弾のメジャー記録樹立] Sponichi Annex 野球 2011年8月26日閲覧。<name="#1"/ref>。5回裏に[[ロビンソン・カノ]]、6回裏に[[ラッセル・マーティン]]が満塁本塁打を放ったのに続いて、8回裏にグランダーソンが満塁本塁打を放ち、記録が樹立された。(2011年8月25日)
* 1週間で異なる球団で満塁本塁打(2017年8月17日・8月21日)<ref>{{Cite web|url=http://dodgerblue.com/curtis-granderson-grand-slam-mlb-history-yasiel-puig-home-run-dodgers-beat-pirates-12-innings/2017/08/21/|title=Curtis Granderson Makes MLB History With Grand Slam, Yasiel Puig's Home Run Lifts Dodgers Past Pirates In Extra Innings|publisher=DodgerBlue.com|date=2017-08-21|accessdate=2018-02-10}}</ref><ref name="Slugger2017決算">Slugger 2017年12月号増刊 2017MLB総決算:メジャーリーガー555人&全30球団通信簿 23頁</ref>。
 
=== 背番号 ===
* '''26'''(2004年)
* '''28'''(2005年 - 2009年、2018年9月1日 - 同年終了
* '''14'''(2010年 - 2013年)
* '''3'''(2014年 - 2017年8月17日)
* '''6'''(2017年8月19日 - 同年終了)
* '''18'''(2018年 - 同年8月30日)
* '''21'''(2019年)
 
=== 代表歴 ===
266 ⟶ 316行目:
== 脚注 ==
{{Reflist|2|refs=
<ref name="MLBstats">[[#MLBstats|MLB公式プロフィール]]参照。20182019年1月2415日閲覧。</ref>
<ref name="br">[[#br|Baseball-Refernce]] 参照。2018年1月24日閲覧。</ref>
}}
277 ⟶ 327行目:
{{Anchors|MLBstats|br}}
{{MLBstats|mlb=434158|espn=6125|br=g/grandcu01|fangraphs=4747|cube=Curtis-Granderson|brm=grande001cur}}
* [httphttps://www.milb.com/player/index.jsp?player_id=curtis-granderson-434158 Curtis Granderson stats] MiLB.com {{en icon}}
*{{Twitter|cgrand3|Curtis Granderson}}
*{{Facebook|cgrand14|Curtis Granderson}}
283 ⟶ 333行目:
* [http://sports.espn.go.com/espn/blog/index?name=granderson_curtis 2008年のスプリングトレーニング期間中にESPN.comに設置されたグランダーソンのブログ]
 
{{ミルウォーキー・ブルワーズ}}
{{Navboxes|title=業績
|list1=
293 ⟶ 342行目:
 
{{Baseball-biography-stub}}
{{Normdaten}}
{{リダイレクトの所属カテゴリ
|redirect1=グランディーマン
|1-1=人物の愛称
|1-2=野球の愛称
}}
{{DEFAULTSORT:くらんたあそん かあていす}}
[[Category:アメリカ合衆国の野球選手]]
[[Category:アフリカ系アメリカ人の野球選手]]
[[Category:イリノイ大学出身の人物野球選手]]
[[Category:在カナダ・アメリカ人の野球選手]]
[[Category:デトロイト・タイガースの選手]]
[[Category:ニューヨーク・ヤンキースの選手]]
302 ⟶ 359行目:
[[Category:トロント・ブルージェイズの選手]]
[[Category:ミルウォーキー・ブルワーズの選手]]
[[Category:マイアミ・マーリンズの選手]]
[[Category:アメリカンリーグ打点王]]
[[Category:シルバースラッガー賞受賞者]]
[[Category:MLBオールスターゲーム選出選手]]
[[Category:野球アメリカ合衆国代表選手]]
308 ⟶ 367行目:
[[Category:2009 ワールド・ベースボール・クラシック選手]]
[[Category:イリノイ州クック郡出身の人物]]
[[Category:イリノイ大学出身の人物]]
[[Category:1981年生]]
[[Category:存命人物]]