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伊勢山 (会話 | 投稿記録)
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{{字引|date=2022年10月15日 (土) 13:34 (UTC)}}
'''正直'''(しょうじき・せいちょく・ただしくなおき)とは
{{Expand English|Honesty|date=2024年5月}}
[[ファイル:Caesar Boetius van Everdingen 001.jpg|サムネイル|代替文=哲学者ディオゲネスを描いた絵画|『正直者を探す[[ディオゲネス (犬儒学派)|ディオゲネス]]』([[セイザル・ファン・エーフェルディンヘン]]作、[[1652年]])]]
'''正直'''(しょうじき・せいちょく。{{lang-en-short|truthfulness}})とは、正しく素直で、偽り・ごまかしをしない性質・態度。見せかけやごまかしではないさま。率直なさま。
 
* 「正直の頭に神宿る」
#心がすなおなこと。いつわりがないこと。
** 正直な人には、必ず神のご加護があるということ。
#桶屋の用いる1.2メートルの[[鉋]](かんな)。正直台。
#[[柱]]を検査する道具。
----
:1.は「せいちょく」とも読む。
 
::1-1.[[神道]]・[[古代]]の[[政治思想]]のキィワードの一つ。[[中国]]の[[古典]]に発し、根本の[[徳]]として[[私人]]のみならず統治者の徳とされた。未来の複数の選択肢に対し、自己の有利・不利の比較考量をせず、「無邪心」「無黒心」([[記紀]])などの無私の精神であることが求められた。[[三種の神器]]においては[[鏡]]が「正直」の[[シンボル]]とされた<ref>[[北畠親房]]は『[[神皇正統記]]』において[[三種の神器]]の[[鏡]]・[[玉]]・[[剣]]にそれぞれ「正直」・「[[慈悲]]」・「[[智慧]]」を当てはめた。</ref>。
 
::1-2.中世文学のキィワードの一つ。正直な主人公が幸福となるストーリーの類型がある。たとえば「[[花咲か爺]]」では犬が「ここ掘れワンワン」と言うと「爺」は犬が人間の言葉を話しているという異様な状況を疑いもせず、素直に犬の言う通りに地面を掘り、宝物を手に入れる。
 
== 関連項目 ==
* [[イザヤ書]]
1-1.に関するもの:[[伊勢神道]]・[[垂加神道]]
* [[インテグリティ]]
 
* [[誠実性]]
1-2.に関するもの:[[花咲か爺]]・[[こぶとりじいさん]]
 
== 注 ==
<references />
 
== 参考文献 ==
{{参照方法|date=2023年4月|section=1}}
1-1.に関するもの
* 倫理用語集([[山川出版社]]、ISBN 4634053500)
*[[丸山真男]]『講義録(第5冊)』東京大学出版会1999年、p272-274「「正直」の倫理学」。
*岩波書店『仏教辞典』1989年「正直」の項。
 
== 外部リンク ==
2.に関するもの
* [http://sts.kahaku.go.jp/hitnet/index.php?PMode=dafault&s_and=%CB%CC%B3%A4%C6%BB%B3%AB%C2%F3%B5%AD%C7%B0%B4%DB&s_or=&s_not=&APage=144&PSize=10&PMode=dafault 産業技術史資料データベース(国立科学博物館産業技術史資料情報センター)]
 
[[Category:心|しようしき]]
[[Category:工具|しようしき]]
 
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{{Normdaten}}
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[[pt:Honestidade]]
[[Category:徳]]
[[ru:Честность]]
[[Category:神道]]
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[[svCategory:Ärlighet聖書]]
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