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Naimujin (会話 | 投稿記録)
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=== 第一院と第二院 ===
[[議会|議会制度]]の発祥地である[[イギリス]]をはじめ、欧米の多くの国では[[上院]]に相当する議院(貴族院、[[元老院]]など)を「'''第二院'''」、[[下院]]に相当する議院([[庶民院]]、[[代議院]]など)を「'''第一院'''」としている。[[オランダ]]では上院を[[第一院 (オランダ)|第一院]]、下院を[[第二院 (オランダ)|第二院]]としている。

日本においては公式にこのような名称が使用されたことはないが、政党名として[[第二院クラブ]](かつては国政に[[日本の国会議員|参議院議員]]のみを擁立していた)が存在する。
 
[[オランダ]]においては正反対であり、上院を[[第一院 (オランダ)|第一院]]、下院を[[第二院 (オランダ)|第二院]]としている。
 
== 両院制の特徴 ==
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== 両院制の採用 ==
国名の表記および順序は[[国の一覧]]に準拠した。なお、[[ノルウェー]]は後述のように変則型となっている
<!-- サウジアラビアに議会は存在するため、この画像は不正確
[[File:Unibicameral Map.svg|400px|thumb|{{legend|#38b4d8|両院制を採用している国}}{{legend|#f09c30|一院制を採用している国}}{{legend|#333333|議会がない国}}]] -->
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*{{flagicon|中華民国}} [[台湾]]([[中華民国]]) - 2005年に国民大会の機能が凍結されることによって、現在では完全に立法院の一院制となった。
*{{flag|トルコ}} - 1982年憲法改正により一院制となった。
*{{flag|ノルウェー}} - 2009年に一院制となった。
*{{flag|トルクメニスタン}} - 2023年憲法改正により一院制となった。
 
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; 民選議院型(民主的第2次院型)
: [[イタリア]]、[[日本]]など。
; 変則民選議院型(一括国政選挙型)
: [[ノルウェー|2007年以前のノルウェー]]。
; 間接民主型(選挙人団選出型)
: [[フランス]]など<ref name=":0">[httphttps://www.huffingtonpost.jp/2017/09/24entry/longues-files-dattente_a_23221448/dattente_jp_5c5b6e18e4b0faa1cb677dce フランスの上院選でかつてない行列が。なぜ?]</ref>。
 
この類型は立法府のみに着目した形式的なものであり、行政府との関係も視野に入れると[[政治制度]]の区別も重要である。また、同じ制度であってもそれぞれの国の運用は多様である。連邦型であっても、[[アメリカ合衆国上院]]は国民による公選制であり、[[連邦参議院|ドイツ連邦参議院]]は州政府による任命制である。
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|}
 
なお、2015年(平成27年)6月に公職選挙法等の一部を改正する法律が成立・公布され、2016年(平成28年)6月19日の施行により年齢満18歳以上満20歳未満の者も選挙に参加することができることとなった<ref>{{Cite web |和書|url=https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/senkyo/senkyo_nenrei/|title=選挙権年齢の引下げについて|publisher=総務省|accessdate=2015-11-27}}</ref>。
 
=== 参議院改革論 ===