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[[ファイル:Setagaya Sazaesan Family Statue 1.JPG|thumb|right|230px|[[東京都]][[世田谷区]]、[[桜新町駅]]前に設置されている[[サザエさん銅像|サザエさん一家の銅像]]<br />(フグ田サザエ・フグ田タラオ)]]
[[ファイル:Setagaya Sazaesan Family Statue 3.JPG|thumb|right|300px|[[東京都]][[世田谷区]]、[[桜新町駅]]前に設置されているサザエさん一家(フグ田家)の銅像<br />(フグ田サザエ・フグ田タラオ・フグ田マスオ)]]
『'''サザエさん'''』は、[[長谷川町子]]による[[日本]]の[[漫画]]<ref name="artist">{{Cite web
== 作品解説 ==
[[原作]][[漫画]]は新聞連載の[[4コマ漫画]]であるが、5ページほどのショートストーリー漫画が雑誌連載されており「別冊サザエさん」に収録されている。[[西日本新聞社]]から独立した[[フクニチ新聞|フクニチ新聞社]]の整理部長牟田口宗一郎が長谷川に『[[フクニチ新聞|夕刊フクニチ]]』誌上での連載を依頼{{R|artist}}。1946年4月22日から連載を始めた{{R|artist}}が、長谷川が東京へ引越しするために連載中止。連載開始当初は、[[台詞]]が[[片仮名|カタカナ]]で書かれていた。漫画の舞台では、サザエは独身だったが、連載中止時にサザエがマスオと結婚しており、最終回とみられる回のオチの部分が、『サザエさんうちあけ話』で描かれている。長谷川の家族が[[東京]]の[[桜新町]]へ引っ越した後は、『夕刊フクニチ』で連載再開{{R|artist}}。舞台も東京へ移り、マスオが磯野家に同居する。
掲載誌は間もなく[[東京スポーツ]]の源流となる夕刊紙の『[[やまと新聞|新夕刊]]』に移り、『[[朝日新聞]]』系列の『[[夕刊朝日新聞]]』を経て、1951年4月16日からは『朝日新聞』の朝刊に連載{{R|artist}}。途中、長谷川の病気が理由で同年11月7日から11月14日まで休載し、11月15日に連載を再開。また、1953年1月16日にも健康上の理由から同年3月31日まで休載となり、4月1日に再び連載を再開。その後はほぼ無休で連載が続いたが、1973年になると毎週月曜日の定期休載に加えて7月15日から8月9日、9月5日から9月9日など「作者病気のため」短期の休みが多くなり、1974年2月21日をもって休載に入るが{{Efn2|朝日新聞1978年4月10日付23面に『サザエさんうちあけ話』の連載予告の記事が載ったが、この時点で『サザエさん』は休載中と明記されていた。}}、その後は連載が再開されることはなかった{{R|artist}}。話数は単行本収録分で'''6477話'''<ref>{{Cite web
本作はいわゆる[[ストーリー漫画]]ではなく、一貫した舞台、人物が登場する比較的独立したエピソードからなる。季節が移り変わっても登場人物達は年を取らない。新聞連載の4コマ漫画らしく、時代背景を象徴する内容が多く、終戦直後から[[復興期]]の時代に描かれた初期から中期と[[高度経済成長]]の時代に描かれた後期とでは作風が大きく異なる。特に、初期から中期にかけてはサザエとその家族および彼らの周辺の人物たちの日常生活が主な題材であったが、後期には主に[[社会風刺]]をネタにした作風が目立つようになった{{Efn2|具体的には、長谷川の『[[エプロンおばさん]]』の連載が終了し、『[[いじわるばあさん]]』の連載が開始された1960年代中頃から『サザエさん』の作風も大きく変化している。1965年4月から1991年9月まで朝日新聞に連載されていた『[[フジ三太郎]]』([[サトウサンペイ]]作)もサザエさん形式で社会風刺を取り入れた内容になっていた。}}。連載は1974年で終了したが、1976年から1978年まで長谷川による『サザエさんえほん』が9冊刊行されている<ref>「芸術新潮 2016年 09 月号」 特集こんなに凄かった! 長谷川町子と「サザエさん」 76頁</ref>。
長谷川の作品の出版は[[姉妹社]]が行ってきた{{R|artist}}が、長谷川の没後の1993年4月に廃業し絶版となり、[[長谷川町子美術館]]が[[著作権]]を継承した。後に[[朝日新聞社]]から文庫本(全45巻)と「[[長谷川町子全集]]」(全33巻中1〜23巻が本編、他に30巻『別冊サザエさん』と33巻『カラー版 よりぬきサザエさん』)が出版されている。なお、本作の単行本の出版に際しては、時代背景の変化によって相応しくないと判断された話を掲載しなかった。[[清水勲]]著『サザエさんの正体』([[平凡社]]、1997年)によると、掲載を見合わせた話は700点ほどである。なお姉妹書に『古きよきサザエさんの世界』(いそっぷ社、2002年)がある。姉妹社版には作者が自ら編集し発売した『よりぬきサザエさん』シリーズが存在し、「長谷川町子全集」にはその中から『カラー版よりぬきサザエさん』全1巻が収録されている。2012年12月〜2013年3月には「朝日新聞」に掲載された作者及び『サザエさん』関連の特集記事を特典として収録し復刊したもの(全13巻)が[[朝日新聞出版]]から発売された<ref>{{Cite web
漫画本の累計発行部数は8600万部以上(姉妹社版が7000万部以上<ref>清水勲『図説漫画の歴史』[[河出書房新社]]、1999年、111-112頁。{{ISBN2|4-309-72611-9}}。</ref>、朝日新聞社版の文庫本が1600万部以上<ref>「[[天声人語]]」『[[朝日新聞]]』1995年9月20日付朝刊、1頁。</ref>)に達する。日本の新聞連載漫画としては最大の[[ベストセラー]]である。妹・長谷川洋子による回想記『サザエさんの東京物語』([[朝日出版社]]、2008年)がある。
1997年4月には、[[講談社]][[インターナショナル]]から「対訳サザエさん The wonderful world of Sazae-san」が刊行され、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]でも、『''The wonderful world of Sazae-san''』というタイトルで[[翻訳]][[出版]]された{{Efn2|「対訳サザエさん」の翻訳者のあとがきによると、翻訳版はまず日本で刊行し、続いてアメリカで刊行するスケジュールになっていたとのこと。}}。その際一部のコマが[[反転]]されている{{Efn2|これは、翻訳者によると、「台詞の流れを損なわないようにするためにその措置を取った」とのこと<ref>「対訳サザエさん」の翻訳者のあとがきから</ref>。ただし、反転されず存置されたコマもある。}}。
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: 本作の[[主人公]]。磯野家の長女で23歳(アニメでは24歳)。特徴的な髪型は当時の流行にあわせた。
: [[単行本]]1巻で東京に引っ越し、単行本2巻でフグ田マスオと結婚しタラオをもうける。
: 性格は快活でそそっかしく乱暴、親切で勇ましい反面、それが裏目に出ることもしばしば。よくカツオと取っ組み合いの喧嘩をしている<ref name="charactors1">{{Cite web
; 磯野 カツオ
: 磯野家の長男で小学生{{R|charactors1}}。サザエと一回り年の差がある弟。
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: 磯野・フグ田家で飼われている白色のオス猫。首輪の大きな鈴がトレードマーク。
; 波野 ノリスケ
: 波平の妹の三男(波平の甥、サザエ・カツオ・ワカメの従兄弟<ref name="charactors2">{{Cite web
: 波平や新入社員に借金を頼み込んだこともあるなど図々しい性格でちゃっかり屋であるが、その人柄の良さからか、磯野家の面々からは嫌われてはいないようである。
: 12巻で入江(旧姓)タイ子と[[お見合い]]結婚。結婚後は「東アパート」という所に住む。[[恐妻家]]である。14巻で子供をもうける。この子はアニメではイクラとなっているが、原作においては劇中で名前は出てこない。アニメでは磯野家の隣人で作家・伊佐坂難物の担当でもある{{R|charactors2}}ため、平日の昼間でもよく隣の磯野家に現れる。カツオ・ワカメとは従兄弟ではあるものの、歳が離れているせいか「ノリスケおじさん」と呼ばれる。
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また、長谷川の他作品からは『[[似たもの一家]]』の主人公の一家も登場する。伊佐坂家はアニメでは磯野家の隣家だが、原作10巻の一部に登場するのみである。本作にはキャラクターとして特定の名前が与えられていないが、非常に多く登場する人々がおり、[[相撲]]が好きだった作者は、相撲をネタにした話をしばしば用いている。
実在の人物が登場することもあり、その当時の[[総理大臣]]はほとんど登場している。[[昭和天皇]]が登場している回もある<ref>『朝日新聞』1958年1月1日号。</ref>が、あくまで作中での波平の想像における登場である。後に長谷川は実際に昭和天皇と園遊会で対面している。▼
▲実在の人物が登場することもあり、その当時の[[総理大臣]]はほとんど登場している。[[昭和天皇]]が登場
== 執筆時のエピソード ==
長谷川は、[[西日本新聞]]社の[[絵画]]部に所属していた。1946年『夕刊フクニチ』に彼女は連載漫画を頼まれた。自宅の近所である[[シーサイドももち|百道海岸]]付近を妹と散歩しているときに、本作の家族構成や名前を思いついた<ref>{{
執筆にまつわるこのようなエピソードは、長谷川のエッセイ漫画『[[サザエさんうちあけ話]]』に詳しい。
== 作風とその変化 ==
連載が長くなるにつれ、作者の長谷川自身は1960年代中頃から従来と異なる新しい作風に興味が移っていった。彼女は自伝『サザエさんうちあけ話』の中で「子供にも無害な[[ヒューマニズム]](ヒューマニタリズム)には飽きた」<ref name="uchiakebanashi2">長谷川町子 『サザエさんうちあけ話・似たもの一家』 [[朝日新聞社]]、2001年、{{ISBN2|4-02-261340-8}} 91頁。</ref>「書き手にとっては取材範囲が限られるのが苦しい」{{R|uchiakebanashi2}}などと語っている。このような時期に生まれたのが、後に長谷川の代表作の1つとなった「[[いじわるばあさん]]」(1966年〜1971年)である。そして、この頃から、『サザエさん』もそれまでのヒューマニズム色の強い作風から大きく変化し、社会風刺の要素を取り入れた[[アイロニー|アイロニカル]]な作風へと移行している。
== 評価 ==
評論家・[[樋口恵子]]{{Efn2|東京家政大学名誉教授。著書に『サザエさんからいじわるばあさんへ』がある。}}は原作漫画について以下のように語っている。「『サザエさん』では木造の日本家屋、3世代7人の雑居型大家族、地域社会の年中行事と緊密な人間関係が描かれている。そして何より一点の曇りもなく人間の持つ屈折にも、シワを伸ばし光を当ててしまうような明るさ、素直さを持つ専業主婦・サザエさんの存在。まさに安心・安定・安全度100%の舞台装置と配役なのです」と絶賛している{{R|週刊現代2022}}。▼
[[哲学]]者・[[評論家]]の[[鶴見俊輔]]は、サザエたちを叱る波平がフネに叱られたり、カツオを罰したサザエがカツオに裁かれたりすることで、権威が笑いで批判され(時には権威自体がみずからを笑い)、家族内のメンバーの対等性が形成され[[パターナリズム|父権主義]]に対する批判へつながっているとともに、女系家族での生活で育まれた作者の「家庭内での出来事を処理する規準をそのまま拡大して社会を見る」視点が、作中での「自分の持ち場をはなれずに社会を批判」するスタンスを形づくっている、と述べている<ref name="tsurumi">{{Cite book |和書 |author=鶴見俊輔 |year=1991 |chapter=漫画の戦後思想 2 サザエさん - 長谷川町子 - |title=漫画の読者として |series=鶴見俊輔集 ; 7 |pages=113-142 |publisher=[[筑摩書房]] |isbn=4480747079 |ref = harv}}</ref>。さらに、[[核家族]]ではなく3世代が一つ屋根の下に暮らし、家族それぞれがそれぞれの仕事・役割を担って膨大な[[コミュニケーション]]を交わす、という[[高度経済成長|高度成長]]時代からは遅れた家風を磯野家が残していることで、現実の家庭に対し[[戦後民主主義]]の理想を説く役割を与えられている、とも論じている<ref name="tsurumi" />。
▲評論家
== 漫画以外のメディア化 ==
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* 2008年9月10日より放送の[[江崎グリコ]]の『アーモンドプレミオ』『バンホーテン ディアカカオ』のCMにおいて、『25年後の磯野家』という設定の実写版CMが制作された。
* 2009年、フジテレビ開局50周年とテレビアニメ40周年を記念したスペシャルドラマとして[[観月ありさ]]主演でドラマ化され、11月15日の18:30〜20:54([[日本標準時|JST]])に放送([[テレビ大分]]は11月21日12:00〜14:25に、[[テレビ宮崎]]は12月5日14:00〜16:25に遅れ放送)。[[カラーテレビ]]の普及と[[ウーマンリブ運動]]が活発化した昭和40年代を時代背景として描かれた。2010年8月8日に第2弾が18:30〜20:54(JST)に、2011年1月2日に第3弾が生誕65周年記念で18:30〜22:00(JST)に放送された。
* 2013年10月11日に[[ニッポン放送]]『サザエさんの[[オールナイトニッポンGOLD]]』を放送。パーソナリティは主人公のフグ田サザエ(声・加藤みどり)<ref>{{Cite web
* 2015年10月20日、[[理研ビタミン]]の「わかめスープ」シリーズのパッケージに磯野ワカメがキャラクターとして採用され、11月2日から12月15日にワカメのデザイン入りマグカップが抽選で当たるキャンペーンを展開。2016年3月に「ふえるわかめちゃん」シリーズや「わかめご飯」シリーズ、「コリコリ茎わかめ」シリーズでも限定でパッケージデザインに採用される予定<ref>{{
* 2019年、[[藤原紀香]]主演で舞台化。アニメ「サザエさん」の50周年イヤーを記念した作品<ref>{{
=== アニメ版 ===
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|サザエさん<ref>{{Cite journal|和書|title=今月の広告批評 / 編集部|journal=[[広告批評]]|issue=155|publisher=マドラ出版|date=1992-11-01|pages=120|id={{NDLJP|1853124/62}}}}</ref>||1992年10月5日||[[月曜日|月曜]]21:00 - 22:24||
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* パート1: 2009年11月15日にフジテレビ開局50周年記念番組として放映。視聴率は20.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同様)
* パート2: 2010年8月8日([[フジテレビの日]])に夏休みスペシャルドラマとして放映。視聴率は16.5%<ref>{{Cite web
* パート3: 2011年1月2日に正月特番および「サザエさん生誕65年記念」(原作誕生から65年目)として放映。視聴率は11.0%。
* パート4: 2013年12月1日にフジテレビ開局55周年記念番組及び「アニメ『サザエさん』放送45周年記念」番組として放映。視聴率は14.4%。
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{{Efn2|[[テレビ大分]]は同年12月7日深夜<small>(8日午前)</small>に[[遅れネット]]で放送。}}。内容は本編の20年後となっており、磯野家には新たに、1954年発行の雑誌『[[漫画読本]]』([[文藝春秋]])創刊号に掲載された一コマ漫画「サザエさん一家の未来予想図」に登場したタラオの妹ヒトデが加わっている<ref>[https://www.cinemacafe.net/article/2019/09/30/63719.html 桜田ひより、タラちゃんの妹・ヒトデに! 実写ドラマ「サザエさん」家族写真初公開]、cinemacafe.net、2019年9月30日</ref>。今作では時代設定はより現代に近いものとなっており、劇中にはこれまでの各メディア作品には登場していなかった[[スマートフォン]]や[[液晶テレビ]]、[[無人航空機|ドローン]]などが登場している。
* サザエ:[[天海祐希]]<ref name="mantan20190830">{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20190830dog00m200068000c.html|title=サザエさん:天海祐希主演で実写ドラマ化 20年後の磯野家描く|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-08-31|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>(幼少期:[[川北れん]])
* マスオ:[[西島秀俊]]{{R|mantan20190830}}
* 波平:[[伊武雅刀]]{{R|mantan20190830}}
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* ワカメ:[[松岡茉優]]{{R|mantan20190830}}
* タラオ:[[成田凌]]{{R|mantan20190830}}
* ヒトデ:[[桜田ひより]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20190929dog00m200037000c.html|title=サザエさん:磯野家幻の8人目・ヒトデちゃんが実写ドラマで65年ぶり登場 “家族写真”が初公開|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-09-30|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* ノリスケ:[[八嶋智人]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191006dog00m200024000c.html|title=サザエさん:八嶋智人が実写ドラマで20年後のノリスケ役 「ちょいとノリのいい感じに親近感あった」|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-10-07|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* タイコ:[[堀内敬子]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191024dog00m200055000c.html|title=サザエさん:実写ドラマの40代タイコは堀内敬子 起業のイクラを心配 就活苦戦のタラオへの助言も|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-10-25|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* イクラ:[[稲葉友]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191017dog00m200063000c.html|title=サザエさん:20年後のイクラ役に稲葉友 ITサービスを開発し学生起業も|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-10-18|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* 中島:[[岡崎体育]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191110dog00m200024000c.html|title=サザエさん:20年後、“わがままボディー”の中島役に岡崎体育 カツオとの友情変わらず、今も「磯野ー!」|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-11-11|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* 花沢 花子:[[森カンナ|森矢カンナ]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191010dog00m200080000c.html|title=サザエさん:20年後の花沢さん役は森矢カンナ おしとやかで献身的な女性に育つ|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-10-11|work=|accessdate=2019-11-05}}</ref>
* かおり:[[黒川智花]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191031dog00m200069000c.html|title=サザエさん:実写ドラマの30代かおりは黒川智花 読モで結婚に不安 “カツオ”濱田岳と「金八先生」以来の共演|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-11-01|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* 早川:[[松井玲奈]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191104dog00m200027000c.html|title=サザエさん:実写版ドラマ、20年後の早川さんは松井玲奈 カツオ失恋? 花沢さん、かおりちゃんの3人組で花嫁一番乗り|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-11-05|work=|accessdate=2019-11-05}}</ref>
* 穴子:[[小手伸也]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191003dog00m200060000c.html|title=サザエさん:20年後の穴子役に小手伸也 アニメ声優の若本規夫に「若干“寄せて”います」|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-10-04|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* 貝塚 タケシ(ワカメの恋人):[[中林大樹]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191014dog00m200021000c.html|title=サザエさん:20年後の“ワカメ”松岡茉優の彼氏“貝塚”役に中林大樹 実写ドラマオリジナルキャラ|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-10-15|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* サブちゃん:[[勝俣州和]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191027dog00m200041000c.html|title=サザエさん:勝俣州和が5度目の三河屋・サブちゃん役 20年後は店主、積極的にITも導入|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-10-28|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* 伊佐坂 難物:[[浅野和之]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191020dog00m200044000c.html|title=サザエさん:70代となった伊佐坂先生は浅野和之 小説家引退を決意?|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-10-21|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* ヒラマサ:[[佐戸井けん太]]<ref>{{Cite web|和書|author=|url=https://mantan-web.jp/article/20191110dog00m200002000c.html|title=サザエさん:実写ドラマ「磯野家の人々」 カツオとタラオに“影響”を与える花火師役に佐戸井けん太|website=|publisher=[[MANTANWEB|まんたんウェブ (MANTAN)]]|date=2019-11-10|work=|accessdate=2022-04-18}}</ref>
* マスオの部長:[[おかやまはじめ]]
* 佐々木(マスオの部下):[[坂口涼太郎]]<ref>{{Cite tweet|author=坂口涼太郎|user=RyotaroSakaguTw|number=1198453328042004480|title=今夜8時から放送の 「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」に出演しています…|date=2019-11-24|accessdate=2023-03-17}}</ref>
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** 演出:[[門馬隆]]
** 出演
*** サザエ:[[市川寿美礼|市川すみれ]]{{Efn2|途中からは「[[市川寿美礼]]」名義}}→[[横山
*** 波平:[[東野英治郎]]→[[巖金四郎]]
*** 舟:[[三戸部スエ]]→[[露原千草]]
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*** カツオ:[[増田紘一]]→[[須田哲夫]]→[[高橋実 (俳優)|高橋実]]
*** ワカメ:[[藤縄素子]]→[[角本みゆき]]→[[金子由利子]]
*** ノリスケ:[[佐野浅夫]]
*** 役不明:[[小沢昭一]]、[[岸田今日子]]、[[大空千尋]]他
*** 語り手:[[野中マリ子|野中マリ]]
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==== オールナイトニッポン版 ====
* 2013年10月11日には[[テレビアニメ]]が放送開始45周年を迎えることを機に、ニッポン放送で『サザエさんの[[オールナイトニッポンGOLD]]』が放送された<ref>{{Cite web
=== CM ===
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磯野家の先祖の法事で親族が集まることから始まるCMオリジナルストーリー。原作ではなくアニメ版の世界をベースとしている。BGMもアニメ版のOP、EDテーマをアレンジしたものが使用されている。
CM中には波平やフネ、サザエ、マスオが一切登場しないが、江崎グリコの広報によると「ご先祖様の法事であり、存命です」と説明している<ref>{{Cite web
; カツオ:[[浅野忠信]]
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==== マイライン ====
2000年4月から2001年にかけて、[[マイライン]]サービスの告知として、パンフレットとテレビCMで原作(漫画)を基にしたキャラクターが使用された<ref>{{Cite web
==== カップヌードル ====
[[日清食品]]の[[カップ麺]]「[[カップヌードル]]」が2017年に展開している、有名作品の登場人物が現代日本の高校生として青春を謳歌しているという設定のCMシリーズ『HUNGRY DAYS』の第3弾として2017年11月22日より「サザエさん」編が放送<ref>{{Cite web
原作では公開お見合いで出会って結婚したサザエとマスオが、もし2017年の現代で同じ高校に通う高校生として過ごしているとしたら、という設定のパラレルワールドとなっており、高校最後の文化祭でマスオがサザエに公開告白を行うというストーリーとなっている。サザエ役を[[和久井優]]、マスオ役を[[島﨑信長]]が演じ、磯野家の家族も声は無いものの登場している。他のシリーズCMと同様にキャラクターデザインを[[窪之内英策]]、アニメーション制作を[[タツノコプロ]]が手がけている。
CM公式サイトではストーリー紹介と共に、原作でのサザエとマスオのなれそめも紹介されている。
テレビアニメ版を長年1社で協賛した[[東芝]]家電製品(現・[[東芝ライフスタイル]]、[[TVS REGZA]]他)の他、[[コカ・コーラ]]の果汁飲料「[[hi-c]]」(終売)、[[日本電信電話公社]](現在の[[日本電信電話]]とその傘下の地域通信会社・[[NTTドコモ]]他)「[[プッシュフォン]]」「親子電話」、[[ハウス食品]]のサザエさんキャラクターを起用した食品類、[[JAバンク]]、[[ADEKA|旭電化]](現・ADEKA)「リス印マーガリン」(新聞広告)などに起用されている。([[#キャラクターの二次利用|後述参照]])
== 派生作品 ==
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; サザエさんかるた
: 1949年頃発売。1枚目の読み札は「いまないた ワカメが もうおねだり」。2012年に復刻版が発売された<ref>{{Cite web
: 2012年10月25日発売(復刻版)、{{ISBN2|978-4-87014-080-6}}
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生涯で最も長い期間住み続け、本作の舞台となったこと、[[長谷川町子美術館]]が1985年に開館したため、桜新町商店街振興組合が音頭をとって[[東急田園都市線]]の[[桜新町駅]]前から[[国道246号]]へとつながる「中通り」を1987年に「サザエさん通り」と改称された。
歩道には『サザエさん』のキャラクターが描かれた看板もある。ほとんどが原作の時の絵になっている。2012年3月25日には、磯野家メンバーの銅像が設置された<ref>{{PDFlink|[http://www.sakurashinmachi.net/pdf/120303_02.pdf サザエさん生誕66周年 桜新町/サザエさん通りに、サザエさん一家の銅像が完成!]}}、桜新町商店街復興組合、2012年3月3日</ref>。この銅像に対し、2013年6月3日付で都税事務所から58万9200円の固定資産税(償却資産)の納税通知書が届き、桜新町商店街振興組合では困惑していたが<ref>{{Cite web
『サザエさん』に登場する「三河屋」は「サザエさん通り」に[[コンビニエンスストア]]の[[セブン-イレブン]]・世田谷サザエさん通り店として実在する。三河屋の屋号は、出入口のセブン-イレブンのロゴの下に「三河屋酒店」と小さく表記されていたが、のちにこの表記は「三河屋」に変更された。
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福岡市では2007年4月26日、長谷川が住んでいた福岡市早良区百道浜一丁目に磯野広場ができ、記念碑が建てられた。記念碑には『[[サザエさんうちあけ話]]』からの引用が記載されている。
2013年2月には、サザエさんと福岡市在住の波平の兄・海平の着ぐるみが完成し、地元のイベント等で活用されるようなった<ref>{{Cite web
2014年5月20日 - 7月13日に福岡市博物館で展覧会「サザエさん展 長谷川町子とその時代」が開催されたり{{Efn2|その展覧会の開催に先立って、「[[恋するフォーチュンクッキー]]」([[AKB48]])の「サザエさんの街でつながろう!」編が、世田谷区・早良区および長谷川町子美術館の協力で制作され公開している。}}、2015年1月30日に、[[西新駅]]に第1巻の表紙と第1話をモチーフにした[[高取焼]]の陶板の設置<ref>{{Cite web
== 著作権問題 ==
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同じく1992年にシングルCDとして再発されたアニメ主題歌のシングルでも、ジャケットにはキャラクターの画像は一切使用されていない。
現在でもこの厳しい版権管理は続いており、映像化作品(ドラマ、映画全般も含む)のビデオソフト(DVD、BD)化は行われておらず、インターネットでの有料配信やCSなどでの放送といった映像の二次利用自体が行われていなかったが、2016年にサザエさん誕生70周年を迎えたことから、[[衛星放送|CS]]の「[[日本映画専門チャンネル]]」にて、同年4月から2017年1月にかけて[[#映画|東宝および宝塚映画のシリーズ]]全10作が順番に毎月1作品ずつ放送されている{{Efn2|『サザエさん』ではないが、2018年1月に同じ長谷川原作の『新やじきた道中記』の映画化作品[[新やじきた道中記#映画 『新やじきた道中』|『新やじきた道中』]]が前述の映画を放送した「日本映画専門チャンネル」で1月に、「[[時代劇専門チャンネル]]」にて3月に放送されている。}}。また、2018年12月26日より、アニメ放送50周年を記念してフジテレビの有料配信サービス[[フジテレビオンデマンド|FOD]]及び[[Amazon Prime Video|Amazon プライム・ビデオ]]にて、放送開始年である1969年から1978年までのエピソードがデジタル化され配信されることが決定した<ref>{{Cite web
2020年2月まで絶版作品を含む[[電子書籍|電子書籍化]]は行われていなかったが、同年に世界規模で感染が拡大している[[2019新型コロナウイルス|新型コロナウイルス]]の影響で自宅待機を余儀なくされている人々向けへの支援として、朝日新聞出版が長谷川町子美術館による協力の下、同年3月に期間限定ではあるが電子書籍化と無料公開が行われた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinra.net/news/20200407-sazae|title=電子版『サザエさん』無料配信期間が4月末まで延長&本日発売10巻も公開|accessdate=2020年4月8日|publisher=CINRA.NET(2020年4月7日作成)}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20200408/2/|title=4コマ漫画「サザエさん」の無料公開が4月末まで延長! 最新刊10巻も特別公開|accessdate=2020年4月8日|publisher=映画.com(2020年4月8日作成)}}</ref>。
また、[[文藝春秋]]発行の「文藝春秋デラックス」では「日本の笑い マンガ1000年史」(No.17 昭和50年9月号)に新聞掲載の4コマ作品3本、「アニメーションの本」No.42 昭和52年10月号)には、一家が勢揃いしたアニメのキャラクターの画像が掲載されている。
=== キャラクターの二次利用 ===
[[#そのほかに|上述]]したように、連載初期頃には[[文明堂]]や[[森永製菓]]、[[ADEKA|旭電化]](現・ADEKA)リス印マーガリンなどの広告で起用されており、いくつかの長谷川の手による広告用の原画、贈答用の物や包装紙などが存在する。また、選挙の投票期間告知のポスターでも採用されている。
作者が存命中の頃はテレビアニメの筆頭スポンサーである[[東芝]]をはじめ、[[ハウス食品]]・[[日本コカ・コーラ]]([[Hi-C]])・[[日本電信電話公社]]などの[[コマーシャルメッセージ|CM]]に起用されていたが、1990年代はほぼ東芝一社のみとなり、1996年以降は同社のテレビCMにも起用されなくなった。
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2019年11月24日に放送されたアニメ50周年スペシャルでは、当時のスポンサーである9社(『[[日清食品]]』、『[[日産自動車]]』、『[[花王]]』、『[[宝くじ]]』、『[[西松屋]]』、『[[味の素]]』、『[[大和ハウス]]』、『[[Amazon.co.jp|Amazon]]』、『[[全国労働者共済生活協同組合連合会|こくみん共済]]』)とのコラボレーションCMが放送された。
2022年5月に[[警視庁]]から防犯広報大使に任命された<ref>{{Cite web
[[日本中央競馬会]]が毎年夏季に地方予選大会→秋季の[[東京競馬場]](概ね10月第2日曜日の最終レース後)に全国決勝大会を行っている、小学4年から中学1年生を対象とした[[ポニー]][[競馬]]の全国選手権大会「[[ジョッキーベイビーズ]]」に[[世田谷区]][[長谷川町子美術館]]が協賛しており、全国大会ではサザエさん一族の着ぐるみが会場に来場している<ref>[https://www.jra.go.jp/company/racing/jb/2017/pdf/2017jb_syutsuba01.pdf サザエさんはジョッキーベイビーズを応援しています](2017年版)</ref>。
2022年7月より日清食品の「[[カップヌードル]] シーフード/レッドシーフード」のテレビCMに期間限定で起用されている(同年8月末〈予定〉までのオンエアで、CM本編にはサザエのほか、カツオとワカメが登場している)。
2024年4月よりP&Gの「レノア オードリュクスサンデー」のテレビCMに原作のサザエが起用されている。ただし声の担当は加藤みどりではない。
=== 商品化 ===
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=== サザエボン問題 ===
{{出典の明記|section=1|date=2016年3月}}
1995年 - 1996年頃、サザエと[[バカボンのパパ]]を合成した「天才サザエボン」や、波平と[[鉄腕アトム]]を合成した「鉄腕波平」、波平と[[安室奈美恵]]を合成した「アムロ波平」などといったキャラクターグッズが無許可で制作され、修学旅行生が集まる全国の土産物店に卸して販売したものが有名になった。これに対し1997年夏に長谷川町子美術館や[[赤塚不二夫]]、[[手塚プロダクション]]など(原告)が[[著作権]]・[[著作者人格権]]などの侵害として、グッズを企画・製造していた[[福岡県]]春日市の衣料品会社「大成」を相手に訴訟を起こした<ref>{{Cite web
これに対し会社側は「大阪固有のギャグ、パロディー文化を踏襲したものであり、著作権侵害の意図は全くない」などと反論した<ref name="nikkei970809">日本経済新聞朝刊1997年8月9日35面</ref>。
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* [[ダウンタウン (お笑いコンビ)|ダウンタウン]]の[[松本人志]]が『[[4時ですよーだ]]』で披露した絵がオリジナルで<ref>遊タイム出版編集部『なにわのおもろい商人たち』遊タイム出版、1996年、156-157頁。ISBN 4-946496-24-6。</ref>、それを子供が真似て描いた絵を、[[阪急電鉄]]・[[十三駅]]前西[[商店街]]の[[露天商]]「TOY魔人」がさらに真似て、単独で売っていた「サザエさん」や「バカボンのパパ」の[[キーホルダー]]を「サザエボン」に仕立てて販売していた<ref>「十三にTOY魔人現る」遊タイム出版編集部『なにわのおもろい商人たち』遊タイム出版、1996年、140-162頁。ISBN 4-946496-24-6</ref>とする説。
[[大阪商工会議所]]新淀川支部では、後者の説にちなみ、TOY魔人が商っていた西商店街を「波平通り」と名づけた。さらには[[1999年]]頃、合成キャラクター「鉄腕波平」の街路灯を同じ通りに設置した<ref>{{Cite web
TOY魔人の活動は、著名人や関係者からは一般人による二次創作の範疇だと判断されていたため、当初は特に追及はされなかった。しかし、先述の企業「大成」がTOY魔人を模倣し、明らかな商業目的で全国的に販売するようになったことで社会問題化した。この問題が報じられたことを受けて、オリジナルのTOY魔人は販売を自粛した。
▲== その他 ==
▲* 単行本の第1巻はB5判の横綴じだったが、書店の店頭に並べにくいということですべて返品され、自宅は返品された単行本に占拠される事態となった。そこで判型をB6判に変更した第2巻を出したところ読者には好評で問題の第1巻にも注文が入るようになり、この事態は解消された。姉妹社の廃業までこの判型が踏襲され、第1巻も後にB6に変更された。詳しいエピソードは『サザエさんうちあけ話』で紹介されている。また、このB5判横綴じの第1巻を再現した復刻版が、2013年4月27日より長谷川町子美術館の売店で販売された。
▲* 連載時期により家の造りが異なり、連載初期は二階建ての日本家屋、東京での載再開時の磯野家は平屋となっており<ref>朝日文庫版23巻171ページ掲載話、24巻139ページ掲載話</ref>、漫画では洋室も登場している。
▲* 1954年の文藝春秋により出版されたスピンオフ作品の中で10年後を描いた「サザエさん一家の未来予想図」の中でフグ田サザエとフグ田マスオの子[[ヒトデちゃん]]が登場する。漫画ではこの一話にしか登場しておらず、アニメにも登場していないため幻とされている{{Efn2| 2019年にフジテレビ開局60周年特別企画 サザエさん放送50周年を記念してフジテレビで放送されたスペシャルドラマ” 磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜」のみに高校生になった姿でヒトデが登場している}}。
== 関連書籍 ==
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* [[サザエさんうちあけ話]]
** [[マー姉ちゃん]]
* [[サザエさん旅あるき]]
* [[新やじきた道中記]] - 作者の別作品。[[スターシステム]]として磯野家の面々が登場する。
* [[長谷川町子美術館|長谷川町子美術館・記念館]]
* [[福岡県]][[福岡市]][[早良区]]
* [[東京都]][[世田谷区]][[桜新町]]
* [[桜新町駅]]
▲* [[サザエさん旅あるき]]
* [[磯野家の謎]]
* [[嘉門タツオ]] - サザエさんを題材にした「NIPPONのサザエさん」を歌う。
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* [[サザエさん効果]]
* [[Be (朝日新聞)]] - 2004年4月より「サザエさんをさがして」というタイトルで毎週土曜日に1話ずつ掲載している。
* [[サザエ食品]] - 社名は「サザエさん」に由来している。そのため、かつてアニメを火曜日に再放送していた際は、[[北海道文化放送]]でローカルスポンサーとなっていた。
* [[サカスさん]] - 当作品名が基となった[[TBSテレビ|TBS]]の情報番組。
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| redirect1 = サザエさん (観月ありさ)
| 1-1 = 2009年のテレビドラマ
| 1-2 =
| redirect2 = 磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜
| 2-1 = 2019年のテレビドラマ
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[[Category:日本のホームドラマ]]
[[Category:日本のコメディドラマ]]
[[Category:江利チエミ]]
[[Category:江利チエミの楽曲]]
[[Category:楽曲 さ|さえさん]]
[[Category:TBS金曜9時枠の連続ドラマ主題歌]]
[[Category:ニッポン放送のラジオドラマ]]
[[Category:めばえ]]
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[[Category:三谷幸喜の戯曲]]
[[category:実写とアニメのコンプレックス番組]]
[[Category:継続中の番組|アニメ]]
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